singersong professor KMの日記

2005年05月30日(月) バス乗り遅れ

 昨夜は,院生N君を指導していたら,最終バスに乗り遅れてしまった。南草津の駅まで歩いた。で,いつもの電車の次の電車にも乗り遅れてしまい,気分転換。「西友」(知らなかったが食品売り場は24時間営業していた。新発見だ)で,缶ビール(350mlアサヒ・スーパードライ,講義でも話しているように,基本的にこれをよく飲む)とピーナッツを買って,駅のホーム待合室で,コピーなどを読みながら,飲んだ。空腹でもあったのでピーナッツを口に放り込みながら,飲んだ。待っている間に一缶飲んでしまった。

 家に帰り着いたら12時を少し回っていた。それから風呂と食事ということになった。こういうこともある。



2005年05月29日(日) 暑くて疲れる

 暑くて疲れる日々だ。もっとも金曜日,大学院講義,ゼミ,土曜日研究会と続き,で,研究会終了後も懇親会,2次会とつきあうからそうなるのだが,心楽しくても,今日日曜日あたりになると,少しぐったり。でも,日曜日朝は恒例の散歩を楽しんだ。それで鋭気を取り戻したようだ。



2005年05月26日(木) ピボットテーブル

 今日のSCDR学習会で,O君が報告してくれたが,そこで新発見。ピボットテーブルでグラフを作ったとき「ここにページのフィールドをドラックします」と出てしまう。院生のN君でもわからなかったのだが,今日O君がそれを出なくする方法を紹介してくれた。なるほど。エクセルは奥が深い。



2005年05月25日(水) ショック

 1GBのUSBストレージを壊してしまった。パソコンに突き刺したまま,体を動かした拍子に突っかかり,ストレージが歪んでしまった。高かっただけにショック。そして,気分よく使っていただけにショック。あー。

 こういう「うっかりミス」。JR運転士ばかりを責めるわけにも行かない。当分ショックから抜けられそうにない。これで壊したのは,2本目だ。小さいものだけに壊れやすい。気をつけましょう。



2005年05月24日(火) 京都駅で白煙?

 昨夜,京都駅で「地下改札口は煙が出ているから,西口改札口か中央口の改札口を使ってください」と盛んに放送していた。たまたま私の娘もJRから地下へ降りていって煙にあい慌ててJRホームへ戻ったという。

 今日,ネットでそのニュースを見たが,原因は分からず,昨夜は止まった市営地下鉄も初発から運行しているという。いったい何だったのだろう?不思議なこともあるものだ。



2005年05月23日(月) 総花的

 日本企業に限らず,官庁もそうだが,しばしば総花的予算を組む。合理的に考えれば,戦略的部門に資源を集中した方がよいに決まっている。それがどういうわけだか,しばしば,総花的な予算が組まれたりする。なぜだろう。

 そう考えていて,ふと気が付いたのは,われわれの大学でも同じ事をしている。総花的であれもこれもやる。法人全体としての方向性が見えない。要は戦略性がないわけだ。そのくせ成長すれば,経営者のステータスは上がるから,何にでも手を出す。高度成長期の日本企業がそうだったことは間違いない。

 環境が厳しくなれば,それは出来ない。戦略性,まさに「選択と集中」が必要になる。しかしそれは,よほどのポリシー(フィロソフィ)とリーダーシップがないと出来ない話だ。今日本企業が直面しているのは,まさにこういう問題だと思う。だが,大学とて,いずれそうなるに違いない。それを見越して「経営理念」を確立しておくことが必要だと思う。まずは,「建学の精神」に立ち返ることが必要なのだろう。この点は,先だってのA氏へのインタビューで痛感させられたことだ。



2005年05月22日(日) 雨模様

 今日日曜日は,朝から雨模様。天気予報では夜に雨と言っていたのだが,朝から雨。それも梅雨空のように,降ったり止んだりだ。そんな中午前中,女房殿と少し散歩したりした。春は草木が萌えて,まさに「青い香り」がする。何とも気分の良い香りだ。昨日だかの新聞にも書いてあったが,1年中で一番よい季候だ。

 ゼミ生K君に話したことだが,この季節,天気のよい日に「国立京都博物館」に行くとよい。別に博物館の中は変哲もないが,庭園というか,芝生が気持ちよい。別料金の特別展覧会を見なくても,普通の観覧料(大学生ならたったの130円とお得だし,毎月の第2・第4土曜日は無料観覧日となっている)だけ払って,簡単に博物館を見て,庭園でのんびりすることをお薦めしたい。何とも気分の良いものだ。別料金を支払って特別展覧会を観覧してもよいけれど。

 そういえば,私は長らく行っていない。



2005年05月20日(金) 遠足シーズン

 いつもの通り,嵯峨野線で京都駅へ着いたら,ホームは小学生などで一杯。沿線は行楽地が多いので,丁度遠足にもってこいなのだろう。修学旅行生とおぼしき子たちも嵯峨野線ホームに急いでいた。そしてこの好天。

 今日は最後尾車両に乗ったので,ホームを歩いて先頭の方へ行ったら,その車両は折り返し最後尾になるのだが,とにかく遠足などの子供たちで満員だった。そして,後から後へと遠足や修学旅行の子たちがホームに急いでいた。嵯峨野線ホームは,どうしてもこの最後尾車両から混み始める。先頭車両は空いているのに,最後尾は満員などということがよくある。ホームの構造が悪い。

 もちろん,京都駅2番線ホームも,朝のラッシュで12両編成の場合,5,6,7両目が満員となって,10,11,12両目などよくすいている。私などのように座りたい人間は,そのすいた後部車両に乗るわけだ。混雑解消のためには,駅の最も西側にもう一つ陸橋を造るべきだと,かねがね思っているが,今のJR西日本にそんなゆとりはなさそうだ。



2005年05月19日(木) 好天

 週間予報によると,今日は雨の「予定」だったが,晴れ。昨日も予報と違って,天気は大崩れしなかったし,好天続きで助かる。天気予報は外れるものと,かつては言ったものだが,近頃は的中率は高まっているという。そうかも知れない。ただ,外れたときの記憶の方がよく残る。そこで外れることが多いように思ってしまうようだ。

 とにかく,予想,予測は困難なものだ。われわれ「業界」では,将来利益や将来キャッシュフローを予測して企業価値を測定することができることになっている。週間天気予報ですら外れるのに,来年,さらには数年先のキャッシュフローが容易に予測できるはずがない。



2005年05月17日(火) 所得番付

 所得番付が発表されて,ファンドマネージャーの清原達郎氏が100億円もの報酬を得てランキング・トップになったという報道がなされている。これでファンドマネージャーが人気になるのではなかろうか。ファイナンスに対する関心が高まって,私が運営委員長を務める,ファイナンス・情報・インスティテュートへの入学志願者が増えるのではないかと期待させるものがある。

 ホリエモンといい,今回の清原氏といい,ファイナンス・情報・インスティテュートにとっては,追い風のように思われる。軽佻浮薄ではなく着実に学ぼうという風潮が出てくることが望ましい。学ぶべき事はいっぱいあるし,われわれにとっても研究すべき事が山積している。



2005年05月16日(月) こんな記事

 ヤフーのニュースを見ていたら,こんな記事を発見した。アメフトの今期の活躍を期待したい。

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立命QB池野が完全復活! /アメフト

<関西学生アメリカンフットボール:立命28−6関大>◇15日◇長居球技場
 3年連続学生王者の立命QB池野伸(4年)が完全復調をアピールした。関大戦に出場し、TDパス2本と自らランでTDを決める活躍。1月のライスボウル松下電工戦で右肩の骨がずれる重傷を負っていただけに「球の伸びが完全ではないけど、今日は痛みがなかった。前半で大差(18点差)がついて、油断したことがチームの反省」と振り返った。故障後、初出場した4月29日ひょうたんボウル早大戦では痛みがあった。それだけに手応えをつかんだ様子だ。「今季のテーマはパスの正確性を増すこと」。秋の本番に向け、池野がスタートラインに立った。
(日刊スポーツ) - 5月16日9時58分更新



2005年05月15日(日) 墓参り

 今朝も自転車で女房殿と散歩。これで多少とも運動不足解消になるか,というところだ。いろいろ散歩しているうちに,私の父の墓があるお寺の近くを通りかかった。「せっかくここまで来たのだから墓参りをしていったら?」というので,墓参り。「牛に引かれて善光寺参り」というが「女房に言われて墓参り」というところだ。春秋の彼岸などには参っているが,こんな時季に参ったのははじめてではなかったか。墓参りを終えたときなんだか清々しい気分になった。墓参りも悪くない。私のような信心深くない人間でもそう思った。もう少し墓参りをしてもよいのかも知れない。



2005年05月14日(土) JR事故関連

 JR事故の背景に関する記事が,日経ビジネス最近号に出ていた。旧国鉄時代の旧式のインフラの上で,私鉄との競争のために高速運転をする,いわゆるアーバンネットワークである。それまで幹線でもなく低速で僅かの本数しか走っていなかった福知山線,阪和線,関西線,奈良線,片町線などを高速化して本数も増やした。そこに問題があるという指摘がされている。

 高速で走る直線のあとに急カーブが出現するという運転士の技量に頼っている箇所がまだまだある。しかも未熟な若い運転士がそれをこなさざるを得ない人事構成ミスもある。直線から急にカーブに突入するという危険箇所として阪和線の和泉鳥取駅近く,だとか,大和路線(関西線)郡山駅近くだとかが指摘されている。怖い話だ。

 私の乗っている嵯峨野線(山陰線)にも快速が走っている。しかも単線。私の乗車している花園−京都間には,そのような直線からきついカーブに突入するという箇所はないように思う。ここでもインフラを整備しないまま,単線のまま,アーバンネットワークと称する都市型運用をしている。潜在的な危険はありそうに思う。いつも通勤でJRを利用しているだけに,気になる話だ。



2005年05月13日(金) 阪神戦

 昨日も,井澤先生と帰りの電車で一緒になった。で,井澤先生は熱烈な阪神ファン。「今度甲子園球場でセパ交流戦を見に行く」とのこと。阪神優勝の一昨年は10試合以上観戦に行ったという。昨日の車中は今年の,あるいは,最近のプロ野球の話しに花が咲いた。阪神強し。巨人弱し。きっとフロントの問題なのだろう。今の巨人のフロントは,かつてのそれの阪神のようだ,等々と話した。

 で,私はというと,関西在住者の常として,阪神が勝つと嬉しい。そしてまた,アンチ巨人ということになる。球場に足を運ぶことはない。でも,ナイター・シーズンになると,日刊スポーツのサイトやヤフー・スポーツ「プロ野球」のサイトに,しばしばアクセスする。阪神が勝ったら,帰ってからスポーツニュースを見るが,負けたら見ない。ニュースは見るから,スポーツ・コーナーになったら,チャンネルを切り替える。極めて「標準的な」ファンということになるのだろうか。



2005年05月12日(木) 久しぶりの雨

 今日は,久しぶりの雨となった。朝はれていたのに,家を出る頃には雨が降り出していた。南草津では結構強く降っていた。昨日あたりの天気予報によると遅くから降り出すとあったのに,早くから降り始めた。そんなに長く降ると思われないので,折り畳み傘に決定。

 よく大学院生諸君に言われるが,どうも私は気象情報が好きで,これは子供の頃からである。高校時代に地学を履修し,天気図を良く書いた。その気持ちが未だに持続していて,台風情報などはこまめに見る。地震なども「好き」だ。「好き」というのは,自分が遭遇する地震ではなく,対象としての地震だ。

 男性では結構そういう人も多いのではないかと思う。「鉄チャン」など鉄道マニアも男性に多い。どうもそういうのを好きになるのは男性のようだ。なぜだかわからないが。



2005年05月11日(水) 会議会議

 今朝は9時から会議。で,引き続き会議のはしご。そのあとも昼食を食べながら3つ目の会議。で,3つ目の会議はインスティテュート改革のタスクフォースで,私が提起しなければならない会議だったのに,すっかり忘れていて,大慌てでレジュメを提出した。できあがってはいたものだが,この会議自体を忘れていて,慌てて印刷して提出した次第。

 昨日一日,大証見学会引率のあと,大学院講義で提出させたレポートの読み等々で今日3つ目の会議まで頭が回っていなかった。というか,スケジュール表に書き込んでいなかった。そういえば,メールで通知が来ていた記憶があるが,スケジュール表に書き写さないと,忘れる。何か,頭の片隅には,引っかかりがあったのだが,これのことだったわけだ。

 おまけに会議で昼食を出すと言うことを決めていたことすら忘れて,弁当持参。もちろん持参した弁当を食べたが,いろいろと重なると,こういうこともある。慚愧,慚愧。



2005年05月10日(火) 大阪証券取引所見学

 今日10日は,ファイナンス・情報・インスティテュートの1回生学生を引率して大阪造幣局,新装なった大阪証券取引所の見学,そして,そこでセミナーを実施した。今回は南草津駅8時半出発と言うことで,早めに,8時頃には南草津駅に到着した。造幣局は例年行っているのと,昼食弁当配布準備などで見学には同行せずバスに居残った。

 昼食を大阪城で取ったあと,大阪証券取引所見学。新しくて気持ちの良い建物であった。例年東京証券取引所も見学に引率しているが,それと比べると1回り小さい。最近の見学コースは東証でもそうだが,立会場がないので,かつてほど迫力がない。もっともこれは以前のことを知っている人間の思いだ。若い学生諸君はどのように思ったのだろう。

 セミナーを終えてBKCキャンパスに帰り着いたのは18時頃だった。学生諸君などは「JR南草津」の駅へ向かったが,当方は残った仕事を片づけるために,研究室へ「戻った」。メールをチェックすると結構たくさんのメールが来ていたし,それから派生した用事もこなした。あとは大学院の講義(これが受講生が30名ほどもいる)で提出させたレポートを読まなければならない。1昨日あたりから,時間を見つけて読んでいるのだが,なかなか進まない。何とか読み終えたい。こういう仕事は勢いでやってしまう必要がある。



2005年05月07日(土) やっぱり

 こんなニュースがありました。すなわち「兵庫県尼崎市のJR脱線事故で、JR西日本は七日、京阪神の都市部を走るアーバンネットワーク区間全線のダイヤ改正を検討していることを明らかにした。今回の事故を受け、同区間全線の過密ダイヤ見直しを明言したのは初」だという。

 やっぱりそうならざるを得ないと思っていました。ここでも私はかねがね,ダイヤに無理があると言っていたが,ようやくにしてその見直しを明言したわけだ。「遅い」と思う。私としてはやはり「過密」ダイヤというのには引っかかる。「過密」には違いないが,ダイヤにゆとりをもたせることが必要だと思う。

 これで,毎度毎度の延着が減るだろう。延着で困るのは,接続しているはずのバスが先に出てしまって待たされたりすることだ。ダイヤ改正でその恐れは減るだろう。ようやくにしてというべきだが。



2005年05月06日(金) 久しぶりの雨

 久しぶりの雨という感じだ。今年の連休は大変天気がよい。これで景気も多少は良くなるのではないかと思わせる。休みの日に晴れて,出勤日に雨というのが,今年の連休だ。それはそれで結構なことだ。

 今年の連休。私としては,月,金の講義日はしっかり講義ということになる。通常,このときはわれわれにとっては書き入れ時,つまり,ネタを仕込む時期となる。今年は体調がややすぐれなかったのと,若干の雑用とで,十分な仕込みが出来なかった。例のホリエモン関係,M&Aに関連して少し仕込んだ。いずれ何か書きたい気分だ。財務論としては格好のネタだけれども,十分な分析が少ない。だから何か書けるのではないかという気がするが,あまりにセンセーショナルなので,誰かに先行されそうだ。



2005年05月03日(火) JR西日本の事故対応

 JR西日本のリスク・マネジメントはなっていない。事故対応をめぐって,発表が二転三転する。ある種の日本企業の悪い面を典型的に示している。事故原因をめぐっての迷走もそうだが,今回は運転再開をめぐっての発表が揺れ動いている。

 当初,連休明けに運転再開予定といっていたのが,北側大臣の鶴の一声で,新型ATS取り付け後に運転再開となった。事故原因の最大のものはスピードの出しすぎ,それと列車ダイヤも「過密」にあるというのがほぼ確定しつつある。とすれば,これに対してどうするかというのがないまま,運転再開だけ先行するということに危惧を抱くのは当然だ。

 対応策を示さぬまま,運転再開だけを発表するという手際の悪さ。一体誰が決定しているのだろうかと疑わせる。想像するところ,担当者がトップの喜ぶ対応策として早期運転再開を考えたのではないか。組織内部の論理で運転再開を急いだのではなかろうか。利用者の納得のいく対策を講じての運転再開を,なぜ考えなかったのか。対応を誤らなければ早期運転再開も可能だったと思う。暫定ダイヤ・暫定的な運転士の二人乗車などの対応が考えられたはずだ。しかしそれにはトップの判断を要する。トップは何も判断しないで,担当者が「対応策付きの運転再開」を決められるはずがない。で,結局大臣の鶴の一声で,新型ATS設置まで運転再開が出来なくなった。1日何千万円という,運休にともなう損失が続く。JR西日本は,どうしてこうも,臨機の対応が出来ないのだろうか。



2005年05月02日(月) こんな日でも

 連休中の今日5月2日も講義だ。今朝の通勤車中はすいていた。やはり休みの会社も多いようだ。連休気分に浸れない。おまけに,風邪気味だし,気分はイマイチだ。で,明後日4日も経営学部校友会紙「アクロス」でインタビューに出かける予定だ。先方のご都合にあわせて,こちらから無理に,インタビューをさせていただいたわけで,文句は言えない。考えてみると,今週月,金は休日ではない。その月,金が私の講義日なのである。世間では10連休だとか何とか言っているけれど,当方には縁遠い話だ。


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