singersong professor KMの日記

2004年10月29日(金) 今日(昨日?)も失敗

 今朝研究室に入ってみると,電気がついていた。昨日帰りに消し忘れたらしい。どうもこのごろミスが多い。気をつけなくてはいけない。

 確かに昨日は大阪のセミナーにむけて研究室を出たのは4時過ぎだから,明るかった。それも失敗の原因だろう。



2004年10月28日(木) コンパ

 昨日は4回生ゼミ・コンパ。今朝はまだ少し昨日の酒が残っている感じだった。ついつい飲み過ぎたようだ。とにかくW君による大量発注。いくら飲み放題だからといってそんなに発注して大丈夫なのという具合だった。で,こちらも少々飲み過ぎた感じだ。

 でも今朝はいつも通りの電車に乗ったが,京都駅では,またまた,JRが15分遅れの表示があった。でも,結局はいつも乗る電車の前の前の電車が,いつも乗る電車とほぼ同じ時間に来たので,私にとっては問題はなかった。南草津からのバスも,判断が良かった。しっかり座れた。こういう具合にうまく行くと気分がよい。

 でも,今日も4回生ゼミ,それから夜は大阪での「専門セミナー」と忙しい。終了後,去年の専門セミナーのメンバーのお一人からお誘いを受けている。余り時間はないけれど,お話が楽しみだ。

 今週末は,研究会や校友大会を控えており,忙しさが続きそうだ。原稿の締切や講演の準備が気にかかる。



2004年10月27日(水) 昨日もびっくり

 先週土曜日に,大切な行事をブッチしたというのを書いた。果たして昨日は,あやうくブッチしかけた。インターンシップの「事後研修」を午後6時からの予定で組んであった。ただし,提案レベルで事務局に投げておいたのだが,事務局の方で学生には連絡したが,私に確定情報を知らせるのを忘れていたらしい(これは今朝になってわかったことだが)。

 教授会を終えて研究室に戻り,メールを開けたら,インターンシップに行っていた,私のゼミ生Sさんからたまたま「どうなっていますか」というメールが入っていて,そういえばそういう話をしていたことを思い出し,少し遅れたけれど,「事後研修」を行った次第。

 こういうのは冷や汗ものだ。精神衛生に大変悪い。だから,昨日は大変疲れた。精神的な疲れは大変体に悪い。今朝まで引きずってしまった。通勤途上の電車で興味深い本を読み始めて,精神の平衡が戻った具合だ。それに,私がポカをしたというわけではなく,事務局との「共犯」だということがわかって,精神的負担も軽くなった。

 どうもこういうことが続くと,何か不安になってくる。何か忘れてはしないか,という強迫観念につきまとわれる。今朝の精神状態はまさにそのようなものだった。きっとこういうのが続くと,神経を病むのだろう。私の場合,前述の通り,ようやく心の平衡を取り戻したが。

閑話休題。

 私のゼミの卒業生が務めている大学での出来事,やっぱりという感じです。

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平安女学院大キャンパス統合問題 在校生が提訴「経営ミス、なぜ学生に」 /滋賀

 「経営失敗のつけを、どうして学生に払わせるのか。司法の場で明らかにしてほしい」。平安女学院大がびわ湖守山キャンパス(守山市)を大阪府の高槻キャンパスへ統合する問題で、同大学3年の川戸佳代さん(21)が26日、大学を運営する平安女学院(京都市、山岡景一郎理事長)を相手取り、在校生の卒業まで守山で授業をするよう求める訴えを、大津地裁に起こした。記者会見で川戸さんは、大学側への不信感をあらわにした。
 川戸さんは存続を求める署名活動などを進める「平安女学院大学守山キャンパスを守ろうの会」の代表。会が求めた山岡理事長との直接対話の場は、いったん設定されたものの実現せず、今月8日には理事長あてに、署名受け取りを求める内容証明郵便を送付。この日までに返事はなく、提訴に踏み切ったという。
 川戸さんの代理人、吉原稔弁護士は「展開によっては仮処分なども検討したい」。川戸さんは「全国でも経営難の大学は多い。私たちと同じ思いをする学生が出なくなれば」と話している。
 平安女学院は27日、山岡理事長が出席して記者会見を行う。山田亘宏・守山市長は「平安女学院は学生の切実な思いを真摯(しんし)に受け止めてほしい」とのコメントを出した。【阿部雄介、深尾昭寛】

10月27日朝刊 
(毎日新聞) - 10月27日17時40分更新



2004年10月26日(火) 並びました

 今日もJR神戸線内でトラブルがあって,京都駅を10分余り遅れて発車。南草津からの近江鉄道バスではバス待ち行列となった。だいたい時間を見計らって電車に乗るようにしているので,そういう行列をいつもは避けているのだが,今日はそういうわけには行かなかった。で,行列。

 こういう行列やちょっとした時間の時に,本に集中するのは難しい。軽い思索程度がよい。来月,ちょっとした集まりで講演を依頼されているので,こういうときに,その内容を考えることになる。もちろん,その前に電車の中で考えていたことを反芻しながら考えただけだが。このように考えるのも,余り先の話ならそうはならない。後1月足らずだから,そろそろ考えておく必要がある。

 こういう場合,まずはストーリーである。そのストーリーの切り口が決まれば,それにあわせて話を展開すればよい。ある意味で,論文を書くときと,それは同じだ。そのアイデアは,何かを読んでいたり,時にはテレビを見ていたりするときに,ある一言などからひらめいて展開を考えることがある。ケース・バイ・ケースだが,結局,日頃言っていることがベースになる。突拍子もないことを言えるはずもない。

 昨日,ゼミで教えたS君が来室し,考え方の「秘訣」を聞かれたが,うまく答えられなかった。一言では言えない。いろいろ読んだり,書いたりしている中での経験,年季がそれを可能にする,としか言いようがなかった。



2004年10月24日(日) 暗険殺?

 昨日は,新潟中越地震で,今朝もそのニュースで持ちきりだった。私自身,昨日も書いたように朝の行事をブッチしてしまった。おまけに,最終バスにも乗り遅れた。最近バスの時刻表が変わったようだ。いつも通り,バスを待っていたら,知らない学生が,「もうバス来ないようですよ。時刻表が変わったようです」と教えてくれた。やむなく「南草津」の駅まで歩いた。

 先週末からバスの時刻表が変わっていたのだが,考えてみれば,先週はいつも通りバスで帰った日は一日もなかったことに気がついた。先週土日は東京出張だったし,またT君の自動車で帰ることが多かったし,台風で職員のNさんの自動車に乗せて貰って帰った日もあるし,大阪での専門セミナーのために早くバスに乗った日もある。だから時刻表改正以来,一日もいつも通りのバスに乗っていないことに気がついた。平日も遅い時間にはバスの時刻表が変わっている。

 まさに,昨日は暗険殺。余り良い日ではなかったようだ。いろいろあらーな,と言ってしまえばそれまでだが。どうも最近,良い話題に巡り会えない。「good news」を書けるようにしたいのだが。ま,環境が悪い方が仕事ができるそうだが。

 かつて,N教授と話したことがあるが,何せ奥様とは家庭内離婚。そこで,家へ帰っても勉強するより他ないとのこと。確かにN教授,次々と業績を発表されていた。しかしそれももう20年くらい前の話だ。ただし,わが家は家庭内離婚ではありません。至極円満です。ご心配なく。



2004年10月23日(土) ついにブッチ

 どうやら近頃忙しくて,自分の能力からすればオーバーフロー気味なのだろう。今日は重要な行事をブッチしてしまった。台風で日程変更になったというのも原因だろう。気がついたときは時間が過ぎていた。

 私の場合,何年かに一度,こういうのがある。これまでも冷や汗をかいたことが何度かある。今回もその一つではある。いろいろな問題が重なっているときにこういうことが起こる。こういうことが起こると,しばらく落ち込む。ゴメンナサイ,としか言いようがない。



2004年10月22日(金) 専門セミナー,JR遅延

 木曜日は,3時間目の「卒業研究」指導の後,午後7時から大阪・梅田で始まる「専門セミナー」に間に合うように,ここBKCの研究室を出る。昨日も同様。で,セミナー終了後,助手をしてくれているN君と食事(呑むというべきか)。例によって帰り着くと12時前後。これも社会的活動の一環というべきだろう。CSRなど企業の社会的責任がいわれるが,これなども,こちら大学人の社会的責任の一環だと思う。昨年も行ったが,毎年データを入れ替える必要があって,結構大変だ。

 今日金曜日は,またまた,JRが嵯峨野線,びわこ線共に遅れた。前者は7分遅れ,後者は10分あまりの遅れというところだろうか。京都駅での乗り継ぎの悪い電車に乗る予定だったが,さらにその乗り継ぎ時間が長くかかった。本を読んでいたから苦にはならなかったけれど,連日の電車の遅れだ。慌てず騒がずで構えたいと思うが,駅のアナウンスには気を取られてしまう。電車も混んでいた。ともかく座れたので良かったが,近江鉄道バスは座れなかった。1番乗場(?)と2番乗場(?)のどちらから乗るのが良いか迷ってしまった。で,結局立ちんぼで,何となく損をしたような気になる。

 



2004年10月21日(木) 台風,台風余波

 昨日の台風。上陸10個という記録更新とか。昨日はしかし,大変な目にあったというべきか。何せ台風接近中の午後3時半からの会議招集。終わったら5時半ころだった。それから激しい雨の中を帰ることになった。JRもうまく乗れるかどうか心配だったので,とにかく京都まで帰れれば何とかなるというので,職員の人Nさんの自動車に便乗し,激しい雨の中市役所前まで送って貰った。

 そこから,地下鉄でJR二条駅へ。そしてJR。これもダイヤが乱れており,かつ,園部には行かない。吉富まで行ってその先はバスで代行輸送しているというアナウンスがあった。遅れてきた超満員の電車に乗って帰った。帰り着くと,風雨も少し弱まっていた。一番風雨の激しい時間に移動していたようだ。もっとも,夜遅く吹き返しの風が強かったが。

 今朝はまた,JR嵯峨野線のダイヤが乱れていた。いつも8時59分発というのに乗るのだが,そのつもりでホームで待っていたら,やや遅れて,それも8時42分発というのが来た。京都駅での乗り継ぎのびわこ線も同様,遅れていた。無理をしたらぎりぎり乗り継げそうな電車があったが,それが満員の気配。あわてず次の電車でゆっくり座った。

 とにかく,台風に翻弄された,昨日今日である。



2004年10月20日(水) JRの話題で恐縮ですが

 またまたJRの話題で恐縮ですが,今朝は嵯峨野線,「園部−嵯峨嵐山」間が停電で,「京都−嵯峨嵐山」間の折り返し運転中だった。わが花園駅では,問題なく電車に乗れた。ただ時刻表は乱れていたかもしれない。私は問題なかった。しかも,京都駅では,東海道線が急病人発生とかで乱れていた。それが幸いして,少し遅れてきた電車に乗り込めたので,大学への所要時間はいつもより短かったくらいだ。ラッキーというところ。

 今日は,台風接近で,夜までは大学にいられないだろう。余り長居をすると,帰宅できないかもしれないので,早めに切り上げるべきだろう。本当に今年は台風の当たり年。アメリカでもハリケーンが連続的に襲来して大被害が出ているという。地球温暖化の影響だろうか。

 中国などの経済発展が早まれば,地球環境悪化はますます深刻になるに違いない。中国で開発が進んで砂漠化が進んでいるらしく,日本でも黄砂がしばしば観察されるようになった。これなども環境破壊の影響だろう。困ったものだ。

 で,12時前に暴風警報が発令され,今日は午後休講となった。前回書いたように,振り替え授業と言うことになるのだろう。幸か不幸か,今日午後私の担当している科目はない。学内アナウンスでは,学生に対し安全に下校するよう注意している。われわれも時期を見て帰った方が良さそうだ。下手をすれば帰れなくなりそうだ。



2004年10月19日(火) 10個目の台風,休校?

 今年は台風の当たり年,次の23号が上陸しそうだ。上陸台風10個目となり,イチロー同様,記録を更新しそうだという。うっとうしい天気が続く。明日夜にこちらに接近しそうだ。

 昨日も学生が話していたが,以前だったら休校を喜んでいたが,今は,そうなったら別の土曜日か何かに振り替えがあって,スケジュールが狂ってくるので困ると言っていた。コンソーシアム京都の土曜日の講義を取っているU君の場合,完全にバッティングするという。そこまで考えて振り替え授業が行われているわけではない。

 今は世知辛い,というべきか?昔はおおらかだった言うべきか?どちらの方がよいのだろう。



2004年10月18日(月) 金,土,日,月

 先週金曜日,午後の講義を終えて急ぎ,京都駅から新幹線に飛び乗り,東京へ。そして,経営財務研究学会だった。夜の特別講演をだいたい聴くことが出来た。ただし,最後のディスカッションは遠慮して,卒業生諸君と神田淡路町で呑んだ。今回も「話題」が出来てしまった。行く予定のカレーの店が,超満員で,結局その近くの居酒屋で格安晩酌セットから入って,ホントに格安だった。とにかくにぎやかになった。東京出張中のN君まで参加と相成った。

 土曜日は学会の2日目,午後は私もコメンテーターを務めた,総会,懇親会と続いた。日曜日は統一論題に最後までおつきあいした。評議員に選出されたこともあって,昼休みに新評議員会での議論に出席するなど,予定はびっしりだった。少々疲れた。ウィークエンドの出張は疲れる。

 おまけに,月曜日l時間目は非常勤で同志社大学。休みなしに働くのは,やっぱり疲れる。さて,これから3回生のゼミとなっている。



2004年10月15日(金) なぜJRの話題になるのか

 昨日の続きですが,留学中,この日記を楽しんだという話でしたが,そのとき,なぜJRの話題が多いのですかという質問を受けた。理由は簡単,いつも大学到着後すぐメールチェックなどをするのだが,そのときについでにこの日記を書くことが多い。そこで自分にとって直近の話題として,JRの話題人ることが多いわけだ。

 で,今日もJRの話題。京都駅で雑誌を夢中に読んでいて,目の前に来た電車に,何となく乗ってしまっていたようだ。石山駅をでてから,次は草津,という。えっと言う感じ。そうか,うっかり目の前に来た「新快速」に乗ってしまったようだ。そこで,行き越して草津で降り,南草津へ引き返した。何度目だろう。

 とにかく,昨夜は大阪で「専門セミナー」,助手をしてくれるN君と大阪駅で食べて呑んだので,帰ったのは午前様。嵯峨野線の最終電車だった。今日は,講義をした後,東京出張だ。また,東京の卒業生有志の諸君と呑むことになりそうだ。



2004年10月13日(水) 日記の読者

 意外なところに,日記の読者がおられるようで,留学から帰ってきたTさんが,留学先でこの日記を読むのが楽しみだったとか。これで日本の,かつ,立命館大学の状況などがある程度わかるからのようでした。確かに海外から戻ると,「今浦島」になってしまうもので,そうならないための防止策に役立つようだ。

 閑話休題。

 昨日の教授会で,またまた,学部長候補になってしまった。投票だから文句は言えない。3人の内の1人だが,最後も東京で決まるわけで,ま,民主的。民意のままに動かざるを得ないわけで,何回かのダミー候補であり続けている。ま,なすがままに任せようと思う。誰かのように,いつもダミー候補だからといって,候補を辞退するのも角が立つ。すべて成り行きに任せるのが「オレ流」,いや「私流」だ。

 またまた閑話休題。

 今週末の東京出張。ゼミ卒業生の掲示板にも書いたが,望月さん紹介のカレーを楽しみたいと思う。ここにも書いておこう。

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 15日,明治大学(アカデミーコモン3階)での講演終了が21時ですから,
それから「トプカ」に向かいます。軽くお話&ドリンクというところでしょう
か。ご都合のつく人だけで,いかがでしょう。今回は「少数精鋭」(?)とい
う所でしょうか。

 最近,カレーが流行しているのを「日経ビジネス」で知りました。このお店
もそういう流行の最先端でしょうか。

< 望月行夫 motizuki@blue.ocn.ne.jp >wrote:
>松村先生、皆さん、こんにちは。
>
>先生のサイトでは
>何故か「探題」と呼ばれている望月です。
>
>10月15日(金) 21時 私大丈夫です。
>
>御茶ノ水ですと駿河台下を靖国通り左に折れたところに
>「トプカ」という http://www.topca.co.jp/
>不思議なカレー専門店があります。
>一人3000円ぐらいで、とにかくメニューがユニーク。
>東京Ritsの間で密かに流行っています。
> # もっぱら看板娘がお目当てだったりして (~_~;;;



2004年10月11日(月) 今日は一日

 今日は一日科研申請書づくり。まだ完成しない。お金を貰うのは簡単ではない。貰ったら貰ったで,これも簡単ではない。研究しなければならない(当たり前でしょ)。

 お金を貰ったら無理にでも研究をしなければならない。そういう意味で怠惰な自分を追い込むのにはもってこいかもしれない。お金を貰って研究をする。贅沢な悩みだ。だからこの仕事,3日やったら止められないのだろうか。



2004年10月10日(日) 学会お手伝い

 9日,10日と「会計理論学会」が立命館大学を主催校として行われた。メンバーの一員として「お手伝い」した。裏方として雑用係を務めた。懇親会の司会,が大きな役割だった。ま,大過なく終わったと言うべきだ。とくに,昨日9日は台風接近で開催が危ぶまれたが,「幸い」関西地方は直撃を免れ,少し雨が降ったくらいで荒れることはなかった。

 台風上陸必至ということで,私が出席しなければならなかった大学の行事が中止されたので,たっぷり「お手伝い」できた。その代わり大学行事の方は23日に延期されたので,仕事が増えた感じだ。忙しい大学において,行事や会議がバッティングすることがある。バッティングしたら物理的に1つの仕事しかできないわけで,ある意味,省力化できる。変な話だ。

 2日間の学会,それに主催校だから,少々疲れた。メインで担当されたM先生はもっとお疲れだろう。ここ数ヶ月ほとんどおひとりで,ずっと関わってこられただけに,きっと,2,3日ダウンされるのではなかろうか。そういう予感がする。

 学会の方は,ま,予想通り。詳細は聞かれたら話すことにしよう。



2004年10月06日(水) 強い大学?

 今週号の「東洋経済」に立命館大学は日本一「強い大学」だという記事が掲載されていた。私は丁寧には読んでいないが,「ホント?」などと思ってしまう。

 「他が弱いだけじゃないの」とも思ってしまうが,立命館大学が「強い」とすれば,その原因は,一つには,自由闊達な意見が出せると言うことだろう。権威主義的でないということだろう。二つ目は,職員を中心に,組織力が強いと言うことだろう。やるとなったらやりきる力,というべきだろう。

 これまでの大学の多くが「象牙の塔」にこもっていて,しかも,大学教員は良い意味でも悪い意味でも「わがまま集団」だ。それがそれなりにコントロールされてきたことが「強い大学」と評価されている点だろう。問題は山積しているが。

 良く,凄い大学ですねといわれることがあるが,それだけに,内部の人間は大変なのですよ,と答えることが多い。ま,「強い」ことは悪いことではないけれど,行き過ぎが怖い。自戒の心を持ち続けるべきだと思う。



2004年10月03日(日) 何事もなく

 昨日の倉木麻衣コンサート,事故もなく終わって良かったと思う。これに動員された職員は何人にのぼるのだろう。一体これは業務なのかボランティアなのか,明らかに半ば(以上)業務だけれど,そのように評価されるのか,昨日H先生と話したことだ。最終バスには乗れたけれど,JRにはぎりぎりだった。そのJRも超満員。京都駅までその人波は続いた。わが花園駅でもいつもより大勢だった。

 閑話休題。

 それにしても,イチローの快挙は見事だ。今朝は一通り(というほどでもないが),ニュースを見て気持ちよかった。新聞も読んだ。こういう大リーグ新記録を才能と努力で生み出すイチローに拍手を送りたい。どちらかというと華やかさがない分,「通好み」の活躍だといえる。記録がでたときだけ騒がれる。大リーグで活躍する日本選手の中でも,松井ほど騒がれていなかった。地味だけれども凄い。こちらの方がはるかに凄いと思う。



2004年10月01日(金) 倉木麻衣コンサート

 倉木麻衣コンサートを明日,BKCクイーンズ・スタジアムで行うという。ここのところ,スタジアムでの準備が急ピッチで進んでいる。昨夜など大音響で音響効果を試していた。騒がしいことだ。何せ,2万5千枚(?)もチケットを売ったという。3,000円で,これでも準備その他の費用の方が大幅に上回るという。

 先日来エポックの宿泊施設が教員でも使えないと言う。スタッフが泊まり込みで準備をしているという。スタジアム周辺に囲いを張り巡らして,只見を防ごうというわけだ。周辺の建物,とりわけわれわれの研究棟からはスタジアムが見下ろせるが,ここに外部の人間が入り込まないか心配だ。もっとも部隊はこちらの建物からは見えない構造にはしてある。

 それにしても,大赤字を出して,いくら***記念かどうか知らないが,これがよいことなのかどうか,疑問なしとしない。おまけにスタジアムに人を入れることで,踏み荒らされてそれの修復にも金がかかるだろう。2万5千人もの人間が集まって,事故が起こらないか,それも心配だ。警備は十分なのだろうか。過去のこの大学での経験からすれば,やや心許ない。

 なにせイベント好きな大学だ。大きな花火を打ち上げるのが好きだ。成金趣味といえばそれまでだが。そんな風情を感じる。われわれの学生時代と様変わりだ。良いことなのかどうだかわからない。結果オーライだ。結果が良ければ,それでよかったと言うことになるだろう。心配の種は尽きない。


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