singersong professor KMの日記

2003年01月30日(木) マイナス4度

 今年はほんとに寒いです。今朝の最低気温,京都では予報ではマイナス6度となっていましたが,実際はマイナス4度だったようです。これをいつものサイト(http://tenki.jp/amd/ntouhoku/p40.html−−私のお薦めサイトです)で確認した次第。それでも寒い。

 ただし,雪は積もっていません。京都は西風の時は雪が降りません。北風の時に降ります。西風の時は大阪や和歌山,そして奈良あたりで降るようです。瀬戸内海を抜けてきて生駒山などにぶつかって降る雪です。

 京都は北山越えで雪雲が流れてきたときに降ります。私の記憶では小学生の時41センチ積もったのが最高です。以来京都でそんな大雪にあったことはありません。多くて10センチ(数センチか?),それも何年に1回です。近年雪はますます少なくなっています。地球温暖化のせいでしょうか。直接的には都市化の影響のようです。

 寒さの記憶では,北陸豪雪のあった1963年を覚えています。このときは,確か我が家の水道管が凍って,しばらく水道が使えなくなったと思います。あのときマイナス何度だったのか記憶にありません。

 京都気象台のウェブページに京都の記録が書いてあります。

http://www.osaka-jma.go.jp/kyoto/kyoto6.html#top

 これをみて,41センチだったのかと今更ながら感慨深いものがあります。あれが京都の記録だったからです。
 



2003年01月27日(月) 大阪女子マラソン

 昨日は大阪女子マラソンを楽しんだ。何せ上位3人が日本人で,かつ,好記録というのだから,たまらない。最後まで見てしまった。野口,千葉,坂本と好記録続出。日本の女子マラソンの層の厚さをうかがわせる。それと比べると男子マラソンは元気がない。かつてとかなり違う。

 今の日本を象徴しているようだ。女性の元気がやたら良い。大学でもそう。男子より女子のほうが元気がよい。もちろん個々に見ると違うが,全般的に,そういえる。企業も官庁ももっと女性を活用すべきだろう。もったいない。

 少子化などといっているけれど,女性を労働力としてカウントすれば,そんなに,心配することないのではないかと思う。

 そういえば,小泉首相が菅直人氏の質問に答えて,公約など大したことないと言ってしまった。「言っちゃった」という感じ。自ら公約を大したことないと言うのだから,なにをかいわんや。日本国民はいつまでだまされつづけるのでしょうね。

 今朝の朝日新聞では小泉内閣支持率が低下していたものの,まだ支持の方が不支持より多い。

 こんなに景気が悪いのに支持率が大幅低下しない。日本国民はまだまだハッピイなんだろうか。



2003年01月25日(土) パソコンダウン

 研究室のパソコンが一台ダウンした。インターネットなど用に使っていたものである。日誌を振り返ってみると,購入は99年11月。だから,もう3年以上たっている。機械のことだから,運不運はつきものだが,3年あまりなら運が良くも悪くもなかったのかもしれない。

 一昨日も大学院生のT君と話していて,かなりこのパソコンは酷使していたことは間違いない。どうもハードディスク,それもCドライブでおかしくなっているようだ。ときどき,音がし出すと,暴走・ダウン。時に立ち上がってくれない。「入院」するより他ないか,というところです。

 K君によれば,ネジがゆるんでいてそうなることもあるという。それならネジをしめればよいわけだが。調べてみなければわからない。そういうことで,インターネットもこちらの新しいパソコンからということになる。

 閑話休題。

 昨日は研究会。今日は留学生入試の面接だった。仕事は山積しているが,時間がとれない。これから採点だけでなく,卒論・修士論文・博士論文などを読む必要がある。先ほども事務室からおみやげをもらった。つまり大講義の答案だ。答案枚数は350枚余。

 とにかく採点が必要な科目が上記大講義のほか「特殊講義3」「プロジェクト研究(インターンシップ)」「プロジェクト研究(グループ研究)」「専門演習」などがある。

 締め切りの原稿などのたぐい。それに校正もある。そういえば,これから「連結財務会計プロジェクト」でのアンケート調査をまとめた「ディスカッション・ペーパー」を回答者などに発送しなければならない。

 で,どうしても,こういう仕事から「逃避」したくなる。そこでついつい,先日買った本などを読んでしまう。佐伯啓思・松原隆一郎「<新しい市場社会>の構想」(新世社)などを読んでしまう。いずれ紹介したい。良書だ。



2003年01月21日(火) 寒かった

 昨日(20日)JRが大幅に遅れました。下記記事(http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/flash/22.html)にあるような故障で,1時間以上寒い駅のホームで待たされました。南草津駅は,特に風の強い日(昨日がそうでした)は,大変寒い。実は22時5分発というのに乗ろうとしていたのですが,結局電車が来たのは23時20分頃。

 なかなか情報が入らず,ホームで待つこと30分。そのうち,次の瀬田駅から先に電車が詰まっていて,前の駅である草津駅から電車が発車できない,ということがずいぶんしてから知らされました。そこで,橋上の改札の方へ「避難」して寒さをしのいだのですが,それでも寒い。それこそ,地団駄を踏みながら待つこと1時間あまり。結局,前述のように,23時20分頃にやっと暖かい電車に乗り込んだ。

 多くの立命館大学の教職員と出会った。もちろん多くの学生諸君も寒さをこらえていた。ホームや橋上でも,少しは本を読んでいたのですが,寒くて集中できず,ほとんど何もできなかったと言って良い。電車に乗り込んでも,気力が充実せず,帰るまでただただ電車に揺られているだけでした。

 それも,京都駅に到着直前,鴨川の鉄橋の上で,またまた,15分あまり停車しました。ホームに先行電車がいて入れないとのこと。で,結局,京都駅に着いたのは深夜0時頃。最終の山陰線0時3分発に乗ろうと焦った。やっと乗り込んだと思ったら,こちらも10分ほど遅れて発車。

 やれやれ帰ったら0時半。それから風呂に入って食事をして,床に入ったのは2時をまわっていた。こういうのは初めてです。「最悪」の一日でした。

 実は今朝(21日)の朝も少し電車が遅れました。こちらは「かわいい」もので5分程度の遅れでした。ここのところ,JRがよく遅れる。どうなっているのだろう。

 そういえば,昨日読んだ,菅下さんの「株で儲かる人の30の約束」(中経出版)で,平常心やプラス思考,怒りを抑えるべし,「自分はツイている」と信じよう,などなどの教訓を得たはずなのに,なかなかそんな気になれないのも「凡人」のなせる技。いけませんね。

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信号消え、JRダイヤ大幅乱れ 甲子園口駅
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1/20 23:01

 二十日午後八時半ごろ、西宮市のJR甲子園口駅で、網干発柘植行快速電車が通過しようとしたところ、構内の出発用信号が消えていたため、同駅に緊急停止した。

 JR西日本が調べたところ、駅ホームの信号機器室内で、ケーブルの一部が落雷で焼損。このため同駅の信号すべてが消え、JR神戸線のほか、宝塚、東西線なども順次運行を見合わせた。

 同駅では、午後九時十五分から駅員による手信号で、普通と快速の一部の運転を再開。同九時半ごろから阪神、阪急、神戸高速、山陽など、私鉄各社での振替輸送を始めた。同十一時すぎ、新快速の運転を再開した。

 大幅なダイヤの乱れは二十一日未明まで続き、上下線合わせて百七十六本が運休、または遅れた。影響人員は約十二万八千人に上った。



2003年01月20日(月) 東京出張

 18,19日と東京へ出張してきました。経営学部校友会ならびに経営学振興会共催のセミナーの司会進行役としての出張でした。

 セミナーそのものは,経営学部藤田敬治教授による「これからの組織再編について----最近の商法改正ならびに目下審議中の企業結合会計を中心として----」というテーマでのお話しでした。連結会計時代と言われますが,連結経営はどうあるべきか,というお話しでした。その内容については,昨日中に「経営学振興会・アクロス速報」としてまとめましたので,いずれお目にかけるかもしれません。

 終了後,懇親会などで卒業生とも会いました。懐かしい顔ぶれと会って話すことができました。これが東京出張の目的だったと言われればそれまで。帰りには「八重洲ブックセンター」で面白い本を見つけました。いずれ紹介したいと思います。

 実は,セミナーの前に,スガシタファイナンシャルサービスの菅下社長とお会いして会食しました。その席で,菅下清廣「株で儲かる人の30の約束」(中経出版)というのをいただきました。あまりに面白いので,もう読み終わってしまいました。皆様に一読を薦めたいと思います。

 書いてあることは,きわめて当たり前のことなのですが,何ともさわやかに読めるのです。書名から判断できるようなどぎついものではありません。いわば人生訓のような内容でもあります。私にとっては耳の痛い話が沢山出ていました。その通り,当たり前のことができないのです。「言うは易し,行うは難し」なのです。ただ,この歳になると言われていることがすごくよく分かるのです。

 「よい人脈をつくろう」「「ヒラメキ」を磨こう」「時間を効率的に使おう」「約束を守ろう」「感謝の気持ちをもとう」「人のために働こう」「いつも心に笑顔をもとう」「ロマンチックな気持ちで過ごそう」「欲張るのはやめよう」「運のよい人と付き合おう」などなど,表題を見ただけなら,何と当たり前のマッコウ臭い話だろうと思うかもしれない。

 けれども,読んでみたら,実に清々しいのである。この人のファンになること請け合いです。菅下氏にはこの3月8日(土)に,京都で『デフレ不況―株安時代の儲かる投資戦略―』というテーマでお話しいただく予定です。又改めて案内したいと思っています。



2003年01月15日(水) 気に入らない

 ネットサーフィンをしていて,気に入らないニュースが目に飛び込んできた(下記参照)。小泉首相が「笑っていいともに」電話出演したという。そして「いいとも」と言ったという。

 こんな人気取りやめて貰いたい,ホント。この首相のパフォーマンスも最初の頃は,日本の歴代の首相はあまりにもパフォーマンスが悪かったので,目新しかったのだが,こうもパフォーマンスばかりやられると嫌になる。もちろん,経済が回復して明るい話題が増えている中で,こういうパフォーマンスが出てくるのなら,笑える。

 実際はそうではない。現実から目を逸らすためのパフォーマンスであることは間違いない。この所の小泉首相のパフォーマンスが現実から国民の目を逸らすために行われているものであることが見え見えだ。だから嫌になる。

 ところで,この18日(土)午後2時から立命館大学東京オフィス(東京駅八重洲口斜め向い)で,経営学振興会のセミナーを開く。私は司会進行役だ。ところが宣伝活動が不十分で,参会者が少ないという。これは心配だ。講師の先生に失礼に当たる。またまた心配の種。

 色んな心配の種が尽きないものだ。また,今日は精密検査の結果を聞いた。再検査の結果は良好だという。でも,よかったからと言って,又飲んだら,元の木阿弥だと,釘を差された。「心して飲もう」(?!)

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官邸に来て「いいとも!」=小泉首相、人気番組に電話出演

 小泉純一郎首相は15日昼、フジテレビ系のバラエティー番組「笑っていいとも!」に電話で飛び入り出演し、司会のタモリさんと生のトークを展開した。
 同番組は放送5000回を超え、昨年末、ギネスブックの「生放送単独司会世界記録」に認定された。タモリさんが認定の喜びを首相に伝えたいと語っていたことから、テレビ局側が首相に電話での出演を要請した。
 これに応えた首相は「毎日出るということは、大変目に見えない苦労が多いと思う。敬意を表します」とタモリさんをねぎらい、「よかったら今度、官邸にお越しください」と招待した。さらに「官邸に行ってもいいんですか」と驚くタモリさんに、首相は「いいとも」と番組の決めぜりふで締めくくるサービスぶりだった。 (時事通信)[1月15日19時7分更新]



2003年01月11日(土) 東海道線大混乱

 昨日の東海道線は大混乱だった。丁度5時間目(ほぼ午後4時から5時まで)に試験監督をしたので,逐一混乱対応をしなければならなかった。列車遅れでの遅刻者に別室受験を認めるなど,対応に大わらわ。下記記事を見たら分かるとおり,立て続けに2件の飛び込み自殺があった模様。遅れはほぼ最初の事故から発生したようだ。

 そうこうしているうちに第2の事故が発生した模様との情報が入った。実は,朝も新大阪駅構内に人が立ち入って遅延したことについては昨日書いたところだ。だから,昨日は朝から夜までJRは混乱していたことになる。

 昨夜,そういうこともあろうかと,早めに仕事を切り上げて「南草津」の駅に向かった。で,ダイヤ大混乱ではあったが,バスが駅に到着したら電車が来たような気配。大急ぎで階段を駆け上がり駆け下りて電車に飛び乗った。で,そのすぐ後ろから2回生の河原君も乗り込んできた。河原君の話では大学へ到着するのにものすごく時間がかかったという。

 飛び乗った電車も,「新快速」。快速や普通が運休で,新快速だけが走っていて,びわこ線内は各駅停車して乗客を拾っていた模様。私としては幸いであった。でも,車中では「100分の遅れ」だと放送していた。さすがに京都駅近辺へ来てからホームが満杯で停止状態となり,山陰線への乗り継ぎがきわめて怪しくなった。河原君と京都駅でも駆け上がり駆け下りたが,間に合いそうで,歩をゆるめた。

 山陰線ホームに向かってみると,こちらも遅れていて,電車はホームにまだ入っていなかった。大混乱はここまで波及していた模様。

 まさに,自殺者3万人。それとお構いなく「構造改革なくして景気回復なし」のノーテンキ。まさに昨日はそれを絵に描いたような一日だった。それにしても,「電車が止まることにはもう慣れました」と落ち着いた様子で話した,などという記事中の一文を読むと怖い話だ。不況慣れ自殺慣れで,この慣れが政権延命につながるとすれば,ますます怖い。この調子では,落ちるところまで落ちないとダメなのかと思ってしまう。

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JR神戸線で事故相次ぐ ダイヤ乱れ30万人影響
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2003/01/11

 十日午後、神戸市内のJR神戸線で人身事故が相次ぎ、ラッシュアワーのダイヤが大幅に乱れ乗客約三十万人に影響が出た。

 同日午後二時ごろ、同市灘区のJR灘駅下り線の線路で、うつぶせになっていた女性が、東京貨物ターミナル発福岡貨物ターミナル行き貨物列車にはねられ即死した。さらに、同四時半ごろ、同市長田区のJR新長田駅下り線ホームから線路に飛び降りた男性が、野洲発網干行き快速電車にはねられ即死した。

 これらの事故で、普通電車は尼崎―西明石間、快速電車は米原―播州赤穂間で運転を一時見合わせるなどし、JRは阪急や阪神、山陽電鉄などで振り替え輸送を行った。上下百七十一本が運休、二百九十六本が最大二時間四十五分遅れ、約三十万人に影響が出た。

 灘署の調べでは、女性は二十―三十歳、青セーターに白のジーパン、デッキシューズ姿。また、長田署によると、男性は焦げ茶色セーターに灰色ズボン、黒の革靴姿。両署は身元の確認を急いでいる。

 運転再開後、新長田駅に到着した電車から降りた無職の男性(76)は「一時間くらい隣の駅で運転再開を待っていた。ここで降りないと家への乗り換えができないので…」と疲れた表情。JR三ノ宮駅のホームでは、上下線で計約六百人が長い列をつくった。芦屋市内の高校教師(46)は「同僚より早く着いたので、状況をメールで伝えようと思う。電車が止まることにはもう慣れました」と落ち着いた様子で話した。



2003年01月10日(金) 痛し痒し

 寒い毎日である。それでも今週の初めと比べれば週末は幾分寒さがゆるんできているようだ。

 けれども,今朝はまた,JRびわこ線が延着。私は別件で京都駅で用事を済ませて陸橋上からホームを見ると普通電車が変な時間にホームに滑り込んでくるのを発見。急ぎ改札を通ってホームへ降りて,延着した電車に滑り込みセーフ。得をした気分。

 その後がいけない。南草津について,近江鉄道バスを待ったのですが,バスの方はJRの延着と関係なく正常運転。だから,バス停で10分以上,寒い中を待たされただろう。これが月曜日の寒さなら震え上がっただろう。今日はまだマシなので良かったが,それでも寒かった。

 近江鉄道バスもJRの延着にあわせてくれれば助かるのだが,そうはいかないだろ。上りと下りが同じペースで遅れてくれるわけではないでしょうし。

 延着といえば,昨日も延着したのだが,私は2分くらいの延着だったからセーフだったが,大学院生の西山君は後の電車だったので,さらに延着して,近江鉄道バスとの連携ができていなかったので待たされたと話していたのを思い出した。

 どうやら,昨年暮れに大阪で事故処理中の人をはねたという事故があったので,JRも慎重を期しているようだ。今日の場合も,新大阪駅で人が線路に降りていて遅れたと言っていたが,それで多くの電車が止められたのだろ。

 痛し痒しだ。



2003年01月06日(月) 本格始動,そして乗り越し

 今日6日より大学も始まる。本格始動だ。

 今朝は京都では少し雪が積もっていて,それが凍りついていて,つるつると滑る,危ない状況であった。その中を9時から始まる,同志社の講義で新町へ向かった。

 終了後,歩いて第二日赤へ,そして,暮れの検査の結果を聞いた。腸には問題なし。これで一安心だ。その結果を聞くだけで,1時間半以上かかった。病院というのは待たせるところとはよく言ったものだ。

 もう昼を大きく過ぎていたので,京都駅へ着いてすぐに食事。「プラッツ近鉄」で食事をして,「ソフマップ」へ。暮れに買ったドライブにメディアが詰まってしまったので,修理のためだ。説明書をよく読まずに差し込んでしまったようだ。で,裏表逆に差し込んでしまったので,取れなくなったのが分かった。何とかメディアを取り出して貰った。

 で,少し「旭屋書店」へ寄ってから大学へ向かった。ところが車中めちゃくちゃ眠くて,気がついたら「草津」。あわてて降りて,向かい側ホームへ。それでも何とか大学へ到着。午後3時50分からのゼミには間に合いました。

 何で乗り越したのだろうと考えてみて,気がつきました。昼に食べたのが,「ランチバイキング」。どうしてもバイキングとなると食べすぎるもの。腹の皮が張ると目の皮(まぶた)がたるむものです。乗り越しの原因はこれで解明できました。だからどうだというの,というところでしょうね。


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