どんぐり1号のときどき日記
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2009年02月28日(土) お買い物、お買い物

 アマゾンでキャンセルした『スネークマンショー「楽しいテレビ」』を買いにタワー・レコードまで行く。ここでは定価販売だが、入手できなくなるよりはマシなので仕方がない。
 ついでなので、日記でJ.Rさんが取り上げていた「さらば友よ」のDVDも買ってしまう。これはアラン・ドロンとチャールズ・ブロンソンの競演作品だ。ただし映画としてはあまり良く出ている訳ではないが、銃や車といった、本筋とは関係ない部分がかなり面白い作品なのである。特にシトロエンDS19が面白いのである。
 しかしJ.Rさんの日記は、読んでいるとその映画をついつい見たくなってしまうのである。困ったものだ。

 この時、なんと「ヘルムート・ニュートン」のドキュメンタリーDVDを見かけてしまう。内容としては当然ながら写真撮影の背景を紹介しているようだが、こんな物が出ていたとは全然知らなかった。約\6,000という価格ではおいそれと買う訳にはいかないが、かなり興味のある映像なので、近いうちに何とかしたい。
 しかしこういう作品ほどレンタルにおいて欲しいと思うのだが、そういうのに限って絶対に置いていないのである。

 ここのCDコーナーを見ていたら、マイク・オールドフィールドの輸入盤2枚組の「Music of the Spheres」があった。
 オリジナルの単体ではすでに持っているが、これは同じ内容をライヴでやった「LIVE at the Guggenheim Museum」とのカップリングなのである。彼のライヴについては公式盤が少ないのでこれも欲しいところだが、本当は公式に出して欲しい音源は他にたくさんあるので、そちらを何とかしてほしいものである。

 その後本屋に行き、「ストレンジ・デイズ」を買う。
 一瞬古いのが置いてあると思ったら、サイズが元に戻っていたのだった。クリムゾンの特集は時々やっているから、同じサイズでは一瞬区別がつかない事もある。いずれ大きい版の方に色々と事情があったらしく、そのうち内情は報告すると編集後記に書いてあったので、期待せずに待っておこう。
 この時、文春の文庫版でとり・みきの「時事ネタ」があった。オリジナルは持っているのだが、文庫描き下ろしが2ページあるというので、泣く泣く買ってしまう。まったく商売がうまい。でも少し前なら、どんな本であっても描き下ろしなどの追加はもう少し豪華だったように思う。要はどの出版社も不況で冒険はしないし、ケチになっているという事だ。

 しかしあっという間に金がなくなるなぁ…。


2009年02月27日(金) ようやく「スカイ・クロラ」

 ようやく「スカイ・クロラ」が届いた。
 しかしアマゾンの配送が佐川に代わってしまい一抹の不安があったが、これは予想通りだった。なにせポストに入れたままにしていったのである。当然受け取りのサインなどしていない。相変わらず個人に対してはいい加減な会社である。
 元々佐川急便は、企業を相手にして大きくなった会社であり、個人は冷遇していた。だからこそクロネコのヤマト運輸はその間隙を突き、個人をメイン・ターゲットにする事でここまで大きくなれたのである。最初から佐川が個人を大事にしていたら、クロネコもここまで成長できたかどうかは怪しい。なにせ佐川は政治家をバックにしていたのだから。
 という訳で今後、アマゾンには限定品や壊れ物は頼まない方が良さそうだ。佐川はあまりに信用できない。

 そしてもう発売になっている『スネークマンショー「楽しいテレビ」』が、アマゾンからいつ発送になるのかさっぱり判らない状態になっている。状況の連絡がないので、在庫切れなのかどうかすら判らない。
 結局どんぐり2号がタワーレコードで見つけたというので、、『スネークマンショー「楽しいテレビ」』はキャンセルした。価格は高いが明日買いに行く事にしたのである。入手できないよりはその方が絶対に良い。

 という訳で、「スカイ・クロラ」を見る。いずれこの映画は、映画館では3回しか観られなかったので、本当に待ち遠しかった。
 ただDVD発売の宣伝でも戦闘シーンがメインで、もちろん動員や販売の都合で戦闘シーンが強調されるという事情も判るが、見れば判るとおり本質はとても静かな映画である。絵も止まったシーンが非常に多く、もちろん止まってはいても単なる止め絵にはしておらず、何らかの動きを加える努力はしてあり、その動かない動きという部分で、押井監督の意図が人物描写にあったのがはっきりと判る。要は実写の演技がアニメーションでどこまで出来るか、という挑戦だ。ただし優秀なアニメーターが育っていない現在、この挑戦にどれほどの意味があったかと言えば、それはかなり疑問ではある。
 いずれ原画はさぞかし大変だったろう。

 それはともかくこの映画、日常のシーンが自分の好みに合っていて、最近の映画としては珍しく何度も見るタイプのアニメーション映画に仕上がっている。最近の若い人はフランスをはじめとするヨーロッパ映画など見る機会は少ないと思うが、その雰囲気を見事に表している作品なのである。映画とはこういうものだという、一つの見本だ。

 ただ、予想はしていたが、うちの再生環境では音の問題が明確になってしまった。
 映像の再生については、今のブラウン管テレビを買った時にそれなりの物を選んだから今でもあまり不満はないし、普通の映画なら音もそこそこきれいに再生してくれていた。いや、そこそこというのは失礼で、かなりきれいに再生していたのである。
 だがこの映画に関しては違っており、静かなシーンでの音が本当に小さく、うちのシステムでは多少潰れて聞こえるのだ。これではコロナで観た時と変わらなくなってしまう。やはりMOVIXで観た程度の音の再生が出来ないと、押井監督のこだわった本来の音が伝わらないだろう。これは良い音で観るべき映画だと、再認識してしまった。

 しかし音声解説を聞いて、最初のスタッフ・クレジットのパートに映画館で観た時には気がつかなかった意味を込めていた事が判り、驚いてしまった。これに気づかないようでは、映画を観る者としては失格かもしれない。


2009年02月26日(木) まるでDAICON FILM

 先日某局で放送された「長髪大怪獣ゲハラ」を見た。
 元々の企画が「みうらじゅん氏の遊び」という部分から発生しているので、パロディ映画としては非常に良くやっている、そこそこ楽しめる作品に仕上がっている。もちろんパロディというか、遊びだからこそ、皆が大真面目かつ丁寧に作っている。そうでなければこういう企画は成立しないのである。

 しかしまあ見事に過去の怪獣映画を彷彿させるシーンばかりだ。この映画、15分しかないが企画のみうらじゅんの意図は明らかに「大真面目に怪獣ゴッコをする」であり、そしてそれは見事に成功している。そもそも製作総指揮に樋口真嗣氏を呼んできた段階で、もうどんな作品になるかは明白だ。こういう遊びをやらせたら、旧DAICON FILMの連中がどういう作品を作るか誰でも見当がつくし、そもそも20年以上彼らのスタンスは何も変わっていないのだ。
 ポスターも開田裕治氏による昭和テイストあふれる物にしているし、出演者も呆れるくらいワザとオーヴァーに演技している。ただし昭和テイストなのは雰囲気だけで、やはり映像自体は平成ガメラ以降のものだ。もちろん予算の問題があるから比較する意味はないが、少なくとも平成ガメラ以降普及した映像表現になっている。

 今回は15分での公開だが、DVDで発売する時はカットした部分和加えて30分にするのだという。
 なんだか短い方がイメージが良いかもしれないという一抹の不安はあるが、放送した側としても制作費を回収したいのだろう。もっともその考え方は、民放ならともかくNHKとしては明らかに間違っているのだが。

 いずれこういう短い作品で遊ぶというジャンルは、やはり必要だ。今の世の中、才能があっても大作を撮らせてくれるような余裕は精神的にも経済的にもないのが実情である。そしてこんな時代だからこそ、まともな人を育てるためにも、短編枠がたくさん必要なのであり、もしマスコミが映像文化というものを考える知能を少しでも持っているら、早急に動くべきなのである。


2009年02月25日(水) こんな本が出るとは

 某所のニュースで「BIG SHOT 日本映画のガン・エフェクト」なる本が出ると知る。
 このBIG SHOTという会社は、日本映画におけるガン・エフェクトの第一人者であり、こと銃器の効果に関しては世界でも有数だろう。押井監督や北野監督では常連であり、テクニカル・アドバイザーとしても活躍している。もちろん他の映画でも良く見かけるだろう。
 本の発売は3月25日で、価格は\2,500と高めだがBIG SHOTの公式な本など今まで出た事はなかったから、期待は大きい。ちゃんと監修もBIG SHOT代表の納富貴久男氏になっているから、内容的にはまず安心できるだろう。
 あとはどの程度突っ込んだ内容になっているかだが、今までこういう本がなかっただけに、前例となるかもしれない。本当はトビー門口氏が現役だった頃にもこういう本があれば。本当に歴史の証人となる貴重な資料になっていただろう。

 ただ、出版社が株式会社コアマガジンという、私には初耳の会社なのだが、調べたらどうもアダルト系が多いらしい。まあどういう会社であってもこんな本を出してくれる大手など今となってはないだろうから、別にかまわない。逆に言うと、こんな時代だからこそコアなファン層をつかめれば、むしろ弱小出版社の方が面白い本を出してくれろだろう。

 今はどんなジャンルであっても、大手にはほとんど期待できない時代になってしまった。何故なら大手は利益の確保が第一であり、もはや絶対に冒険はしないからである。これは言い換えれば「儲ける事が第一」なのであり、社会や文化に貢献するのは、会社の体力に余裕がない限り金輪際あり得ないという事でもある。
 株式会社というのは、そういう運命にある組織体なのであり、それは出版社だろうが新聞社だろうがテレビ局だろうが、すべて同じである。だからマスコミに中立性や正義を求めるのは大きな間違いなのである。


2009年02月24日(火) マルペのエレキ

 そろそろ「スカイ・クロラ」のソフトが届いたという声が知り合いからも聞こえてくる。うちは多分明後日になるだろう。

 ところで、はかせのところで「寺内タケシとブルージーンズの『宇宙英雄ペリー・ローダン』って一度聞いてみたかったなぁ」と書いたら、意外な事にはかせもMIBさんもこのアルバムを知らなかったのだという。あれだけの博覧強記な人(もちろん本人たちはそれを決して強調などしないところが良いのである)でも知らない事があるのだという当たり前の事に、今更ながら気がついた。いつもはそんな事を感じないほどに自然だが、それほどに彼らの知識の量と質は素晴らしいのである。

 まあそれはともかく、この「宇宙英雄ペリー・ローダン」とはあのローダン・シリーズであるが、それをわざわざ寺内タケシがアルバムにしているのだ。実際に店頭で見た事はあるが、聞いた事がないので、一体どういう音楽になっているのか今更だが気になっている。
 これを売っていた1978年頃は、もちろん今と変わらず金などないし、そもそもアルバム自体が非常に高かったのもあって、どうしてもキワ物だと感じるアルバムは後回しになってしまうのは当然だった。それほどにLPという物は高かったし、それはCDに移行しても何ら改善はされなかった。

 もちろん再販制度の対象商品だからなのだが、そもそも値引き自体があり得ないし、その上で価格が高いのだから厄介なのである。当時はポイントカードも色々あったが、おそらくは何らかの圧力があったのだろうが、徐々にポイントが低くなったり、あるいはなくなったりしていったものだ。

 当時はこうして買いそびれたアルバムも多い。現在再販される物は多いが、再販アルバムというのは、昔聞いたアルバを買って再認識をするのが正しい姿である。なぜなら当時と今では感性や社会情勢などが変わっているから、当時のアルバムを初めて聞いた場合、その頃と同じ感動を得られるという保証などまったくないのである。いや、むしろあまり面白くはないと思う可能性すらあるのだ。

 文化において同時代性というのは、地はかなり重要なファクターなのである。


2009年02月23日(月) 早すぎる!

 昨日、5月にDVDで「スローターハウス5」が出ると書いたが、ちょっと気になって調べ物。
 すると「チャンピオンたちの朝食」が映画化されていたのだという。なんだか聞いたような気もするが、少なくとも完全に忘れていたのは確かだ。映画の題名は「ブレックファースト・オブ・チャンピオンズ」(そのままだ…) で1999年の公開だという。
 しかし恐ろしい事に主演はブルース・ウイリスである。ヴォネガットの世界にブルース・ウイリスというのは、全然似合わないと思ってしまうのだが、実際はどうだったのだろう。評価がとても気になってしまう。

 などと調べながら、25日発売の「スカイ・クロラ」のDVDについて見ていたら、もう届いた人がいるという。いくらなんでも早すぎないか。ショップの場合、普通は前日の昼頃の入荷だから、今回のネット発注では少なくとも3日前には発送しているという事になる。フラインクもいいところだ。
 こんな事をしているから、ますます地方の販売店は衰退していくのである。
 でも、Blu-ray豪華版のボックスはなかなか良い。もちんカンの方も手がこんでいるが、それを入れたダンボール箱が良いのである。ちゃんとロストック社の名前が入っているのである。欲しくなるが、これで4万オーヴァーは高すぎる。半額でも高いのに。

 などとグチりながら、人間椅子「無限の住人」を聞く。これは「怪人二十面相」よりストレートなロックになっていて、私としては気軽に楽しめた。聞けばすぐに判るが、実にサバスしていて、想像以上にノリが良いのである。
 しかしヴォーカルは相変わらず訛っているなぁ。大したものである。


2009年02月22日(日) 「ロック・ユー!」

 チュウジさんから借りている「ロック・ユー! 」を見る。
 「ダークナイト」でとんでもない名演をしたヒース・レジャー主演の、1670年代の騎士の話だ。作品としては非常に判りやすく良い映画で、一種の青春映画と言えるだろう。面白いのは1980年代のロックをうまく利用している点で、オープニングにクイーンを使い、ダンス・シーンにデビッド・ボウイを使ったりしている。本当にダンスの音楽として使用しているのだ。実に楽しい映画である。
 だが一番驚いたのは、この時ヒース・レジャーは21歳なのである。正直なところ、この落ち着き方からはとても信じられない。現在人気のある俳優がデビューしたあたりの作品を見ると、大概が出しゃばろうとしているのが見え見えだ。自己主張をしようとするのは良いが、そのほとんどがオーヴァなのである。だが彼は違う。本当に落ち着いて演技しているので、とても21歳の表情には見えない。若さと経験を併せ持った30歳以上の表情なのである。もちろん老けて見えるというのではなく、若さと落ち着きを併せ持っている希有な例なのだ。これは20歳そこそこの人間には簡単に表現できるものではない。本当に素晴らしい。

 脇を固める演技陣もなかなか素晴らしく、マーク・アディやアラン・テュディックが頼りになる従者を演じている。またあそこでチョーサーを持ってくるという発想も良かったし、それを演じているポール・ベタニーがなかなか良い感じだ。
 女性陣は、甲冑のメンテをするケイト役のローラ・フレイザーや、ジョスリンの侍女クリスティアーナ役のベレニス・ベジョーも良い感じだ。
 すべての人たちが楽しそうに作ったという感じがする映画で、大作ではないが丁寧に作られており、一見の価値はある。

 しかしこの作品、てっきり原題が「ROCK YOU! 」かと思ったら「A Knight's Tale」が本来の題名だ。もちろんこちらの方が内容を的確に表している。

 その後ネットの情報を見ていたら、5月13日の新譜情報に「イルカの日」「スローターハウス5」が載っていた。
 「イルカの日」はそれほど大した映画ではないが、メイン・テーマは美しい。それだけのために買う価値があるかと言えば、ちょっとばかり疑問ではあるが。
 「スローターハウス5」は多分買うだろう。おそらく現在、こういう作品は作られないからだ。1970年代はこういう不思議な雰囲気の作品がメジャーで作れた良い時代だったのである。ちなみに原作はカート・ヴォネガットJr.である。
 最近は以前から欲しかった作品が、安く出るようになった。それ自体は嬉しいが、出過ぎるのも困りものだ。自分が使える金は有限なのである。


2009年02月21日(土) 本屋と模型屋

 親を町中まで送った後、ついでに「映画秘宝」と「PLUTO」の7巻を買う。
 どうやら「PLUTO」も次で終わりらしい。てきぱきと終わらせるのは良い事だ。この辺は手塚真がバックにいるから、無用の引き延ばしは認めないだろうし、そもそも引き延ばせるような内容ではないから、多分当初の予定通りの進展になるのだろう。

 ついでに立ち読みで「HiVi」の巻頭特集にあった押井監督インタビューを見る。
 当然Blu-rayの宣伝なのだが、このシステムなら押井監督の狙いがほぼ再現できているという。だが問題なのは、そういう映像を見るためには軽く100万を超える金が必要なのである。プレイヤーを購入するだけではだめで、Blu-rayに適したディスプレィを買ってシステムを構築しないと意味がないのである。今の我々より若い世代でそんな金銭的余裕のある者などどれだけいるというのだろう。そして日本では不思議な事に、金がある人間はそういう文化的趣味には興味を示さない。もっともだからこそ金が貯まるのだろうが、そういう人間ばかりになった資本社会は、いずれ文化的には完全に破綻するのだが。

 帰りに結局、昨日模型屋で見かけたPEGASUSのプラスチック・モデル「Martian's War mchines」を買ってしまう。
 1952年版「宇宙戦争」は、このウォー・マシーンのデザインだけでも存在価値がある。もちろん当時のSF映画としては、非常に良くできている作品なので、メカだけが浮いている訳ではないから、なおさら魅力的なのである。今回買ったのは1/144スケールのジオラマという事になっており、1/48の単品デルは5,000円以上するので、欲しかったがさすがに今回は諦めた。
 ちなみにこの「Martian's War mchines」は、機体表面の正確な色が判らない。映画でも光の加減で色々な感じに変わっているのだ。私のイメージでは青みがかった黒なのだが、ネットにあがっているメーカーの作例だと、見事な光沢のカッパーなのである。確かに明るいところではそんな色に近いシーンもあるが、やはりイメージからはほど遠い。作る人はみんな迷ってしまうのではないだろうか。という訳で、とりあえず実家からLDソフトを持ってきた。

 ところで私は昔から、この「ウォー・マシーン」のデザインが、E-1B Tracerのレドームにそっくりだと思っているのだが、これを指摘した文章を見た事がない。搭載空母によって塗装が違うのだが、CVA62の艦載機はストレートにこのウォー・マシンである。
 ただし機体が配備されたのは映画より数年後なので、映画がこれを真似した訳ではないのだが、設計段階の情報がオープンになっていてインスパイアされた可能性はある。だがいずれにせよ画期的なデザインだったのは間違いない。
 なお、映画の「ハーレーダビッドソン&マルボロマン」では後半に飛行機の墓場が出てくるが、ここで大量のE1-Bが転がってるのが見られる。これはなかなか壮観だ。

 夜はまた人間椅子を聞き始める。合間に先日買ったMELLの「KILL」を聞く。
 サントラは持っているが、ショート・ヴァージョンしか入っておらず、シングルはフル・ヴァージョンのオープニンクが入っている。MELLは「ブラック・ラグーン」のオープニンクもシングルで買ったが、結局2枚でほぼ3,000円というのも高すぎると思ってしまう。


2009年02月20日(金) ニュース色々

 朝から結構な雪である。しかも濡れ雪だから重い。などと言っていたら、10時には雨に変わっていた。少なくとも道路はうっとうしい状態である。

 今日は「PLUTO」7巻の豪華版の発売日だ。私は最初からこちらで買っているので、やはり最後までこれで揃えたい。というか、そもそもマンガというものは、このサイズで見るものであり、それが正しい姿なのである。まあこんなスタイルで出版されるケースは希ではあるが。
 でもオマケはちょっと、というか不要かもしれない。いや、きちんと考えられた物なら良いのだが、どう考えてもネタ切れなのである。それが明確に見えるようでは失敗だろう。おまけなどつけず、きちんとした体裁で出せば良いのである。

 会社の近くの模型屋へ寄ったら、ペガサスホビーの輸入版で「Martian's War Machine」があった。もちろん195年版「宇宙戦争」のウォー・マシーンのプラモだ。スケールは一応1/144のジオラマと1/48の単体の両方である。
 ただ当初の発売時期は3月下旬と聞いていたので、予定よりはかなり早い。シュリンク・パックなので中は見られないが、出来と値段を考えると高い商品になっているとは思うが、数少ない宇宙戦争のモデルなので、これは欲しい。

 そんな夜。
 少し早めに退社して、実家の雪かきをしておく。雨でかなり溶けたとは言え、このまま凍ってしまっては何かとやっかいだ。

 帰宅するとSAABの経営破綻のニュースが飛び交っていた。この会社は元々航空機の会社で、特に戦闘機はドラケン、ビゲン、グリペンが有名だ。一般人には自動車メーカーとしての知名度の方が高いとは思うが、要は日本で言えば三菱のような会社である。そんな会社の自動車部門とは言え破綻したのだから、やはり世界はとんでもない時代に突入しているのが良く判る事例だ。
 もっとも、アメリカのGMの子会社になった時点で運命は決まっていたのだが。


2009年02月19日(木) CDの「人間椅子」

 とりあえず、おつろうさんから借りた人間椅子から、「人間椅子」を聞く。
 私が「人間失格」を買った時点でこのアルバムはすでに廃盤扱いだったが、昨日の話では某ブックオフに結構あったのだという。残念ながら当時八戸にはそんな店は存在していなかったので、結局入手は出来なかったのである。
 廃盤で入手困難のため、このアルバムは「ファースト」ではなく「0th」と呼ばれているとWikiには書いてあるが、この辺は人間椅子側できちんと定義しておいて欲しいものだ。いずれ入手不可であっても、ファーストはファーストだと思うのだが。
 いずれアルバムとしては初めて聞いた訳だが、私の趣味からすれば捨て曲がないのには驚いた。「神経症 I LOVE YOU」はこのアルバム内においては異色というか異質な曲なのだが、別に違和感はないし、そもそも曲として悪くない。この曲はライヴでやらないし、今までのアルバムにも収録されていないと言うが、もったいないと思う。
 この時点で、もうライヴが楽しみになってくる。

 続いて「怪人二十面相」を聞いたが、こちらは乱歩の二十面相の世界を表すコンセプト・アルバムを狙ったのは明白だが、いかんせん曲として今ひとつのものもある。やはりこれだけアルバを出していれば、すべて良い曲(つまり自分にとって、という意味で)だけと言う事はあり得ないから、正常な姿ではある。音楽には多様性と冗長性が必要なのである。

 ついでなので、昨日届いたDVDの「赤い影」をざっと見て、監督のインタビューなども見ておく。この作品を見ていない人には、事前情報なしでみる事を勧めるが、一度見た人にとってこの特典映像などは実に参考になる。この映画を初めて見た時、ラストがまるでジグソー・パズルのピースがパチッと収まったような感じがしたものだが、実際そういうこうせいを狙っていたのは間違いない。

 「赤い影」と一緒にフロイラインの「アスカ」も届いていたのだが、これは色々な手首が同梱されているので、先日買った1/12のギターを持たせるのは「綾波」より楽かもしれない。それでどうするのかと聞かれても困るが…。
 いずれこれだけ安く買えると、普通のショップが潰れていくのも判るような気がする。


2009年02月18日(水) 人間椅子が15枚

 今日は会社でバタバタと慌ただしい一日だった。それもこれも、予定を立てた連中に計画性がないからだ。言えばすぐに何でも準備ができると思っているのである。外部に依頼するのにも同じ感覚だから困るのだ。

 ゆっくりとしているとどんな用事を言いつけられるか判らないので、18時にはさっさと退散する。今日は乙戸さんから人間椅子のアルバムを借りるので、遅くなりたくはないのである。
 でもバイパスは相変わらず混んでいる。25キロ移動するのに1時間もかかってしまったが、これは想定内だから仕方がない。この時間帯は異様に混むのだ。

 で、富谷のスクラムで合流する。以前来た時とはまるっきり変わっており、品揃えもかなり充実している。だがだいぶ前からこうだというので、いかに来ていなかったかという証拠になってしまった(何年ぶりというレヴェルだ) 。
 ついでなので、MELLの「KILL」を買う。押井監督のオムニバス映画の主題歌である。

 とりあえず同じショッピング・センター内のスタバでブツの受け渡しを行う。
 今回は人間椅子のライヴに行くにあたり、彼らのアルバムを借りて少し予習をするつもりなのだが、なんと15枚も貸してくれた。何せ枚数が枚数なので、最近のは全然聞いていなかったのである。やはりライヴに行くなら多少の予習をしていた方が楽しいのは当然だ。

 そして音楽や映画、人形などについて色々と雑談する。滅多に同じ意見にならないある作品について合意した時は、なかなか驚いた。やはり少数意見であっても確実に存在するのだ。
 当然だが、SF仲間でも完全に同じ考え方ばかりする事はない。もちろん基本言語が同じだから、そこから違う意見が派生するのは話し合いになるのだが、やはりマイナーな意見でも同じ考えに行き当たると嬉しくなるものだ。つまり作品によっては、同じような考え方をしている人も少しは必要なのである。

 帰りも異様にパイパスが混んでいた。走って判ったが、年度末の意味なし工事をやっていたのだ。しかも両側の車線で…。夜中なら20分もかからずに移動できる距離なのに、結局1時間近くかかってしまう。
 予算消化の公共事業など、景気回復の役には立たない、文字通り意味のない困ったものなのに、役人は自分の予算が絡むと絶対に改善しない。ここがアメリカの不況対策と一番違う部分であり、日本が社会主義国家と言われてしまう所以なのだ。

 帰宅すると密林から「赤い影」「アスカ」が届いていたのだった。


2009年02月17日(火) 367年である

 会社で色々と不愉快な事態。どうしてこう頭の悪い奴がこの会社に居なければならないのだろうか。不思議だ。
 やはり「話せば判る」というのは幻想だとはっきり判る。育ちや教育の背景が大きく違うと、もはや理解し合うのは不可能なのだ。

 ところでバチカンのローマ法王庁は、15日にイタリアの科学者ガリレオ・ガリレイ(1564−1642年)を讃えるミサを行ったそうだ。このミサは「名誉回復」の象徴で、つまり法王ベネディクト16世が昨年12月にバチカンとして初めて地動説を公式に認めたから行えた訳である。

 ちなみにガリレオの死後367年経過している。バチカンは17世紀に、ガリレオの地動説が聖書に反すると宗教裁判で有罪として、それが昨年の12月まで公式見解だった事になる。これだから宗教は怖いのだ。一度こうと決めたら、何があっても意見を変えない。今回のは決して美談などではない。
 もっともこれは宗教に限らず、権力を得た者にはありがちだし、権力を得たと勘違いした者はほぼ例外なくこうなる。要は保身作用が強く働くのだろう。

 結局、自分に自信がなく権力しかない人間とは非常に弱いもので、これは大昔から何ら変化がない。というより、現代になる程ひどくなっているように感じる。困ったものだ。


2009年02月16日(月) ヨッパライ天国

 昨日より10℃は気温が低い。
 しかも昼頃から雪が降り始め、時々吹雪いた状態になる。積もっても数ミリ程度なのだが、とにかく寒いのであった。徐々に寒くなるのならともかく、この気温差は結構きついものがあるのだった。

 ところでもう大きな話題になっている、ローマでの先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議の後にろれつが回らない状態で記者会見した中川外務省の異常行動についてだが、日本はとにかく酒に甘い国なので、深い意味など何もないだろう。ただの酔っぱらいである。なにせ酒さえ飲んでいれば、車で人を殺しても罪に問われる事は少ない、日本とはそういうとんでもない国なのだから。
 つまり今回の彼の態度について、多分取り巻きの連中は異常だと誰も思っていなかったのだろう。いつもそうだというのもあるだろうが、酒に甘いという国民性が、他の国から見たら異常だという事を忘れさせているのだ。もちろん本人が周囲の言う事を聞かなかっただろう事は、酔っぱらいを見た事があれば誰でも容易に想像できるが、いずれ止める人がいなかったのは確かだろう。
 これで島国から出ない人ならともかく、仮にも首脳陣の会議に酩酊状態では、確かにバカ以外の何者でもない。呆れて物が言えないというのは、まさにこういう時に言葉だ。

 いずれ飲酒運転でもそうだが、とにかく日本は酒に甘い。取り締まる側の警察自体が平気で飲酒運転をしている国なので、飲酒運転がなくなる事はあり得ないのだが、何故そこまで酒に飲まれてしまうのか、その辺が私にはさっぱり理解できない。
 まあ精神異常者の言動は、普通は理解できないと言うから仕方がないか…。


2009年02月15日(日) 忙しくも充実

 昨日の強風の中を歩いて、さすがに邪魔だと思い、朝一で床屋に行く。
 前回は10月25日だから、ほぼ4ヶ月ぶりだが、やはり3ヶ月あたりから邪魔になるようだ。

 その後、車でノダヤに行き、雑談する。 
 昨日GM7が発売されたというニュースを見てその話になったのだが、今回ここではGM7を7本頼んだのに結局2本しか入荷しなかったとか。初回生産500本のうち300本はタニオ・コバ自身のショップで売ったのではないかとの事だ。いずれ予想はしていたが、初回の一般市場投入は100本位なのかもしれない。こうなると年内に触れるのは、クラフトアップルのとどちらが先になるのだろう、という話になってしまった。

 これとは関係ないが、南部14年式がネット販売では後期型が売れ、店頭では前期型が売れたのだという。私は基本的に後期型のデザインが好きだが、以外とベビー南部からの流れで前期型もファンが多いらしい。一部では、昔おじいさんが持っていたから好きだという人もいたとか。やはり時代である。
 ちなみにこの時、ワルサーPPやモーゼルHScの話になり、スタンダード・モデルとブローバック・モデルという懐かしい話題にもなった。確かに現在でも未発火モデルがあるから、これは昔のスタンダード・モデルに近いが、やはり火薬を使えるかどうかと言う違いは大きい。そもそも昔はスタンダードとブローバックの2種類がほぼ同時に発売されていたのだ。こういう物は、現在ではまずない。昔のはブローバックの性能が悪かった故の、苦肉の策なのである。

 午後は駅前に出る。
 本屋で、鳴海章の「バディソウル」を見かける。この人はデビュー作の「ナイト・ダンサー」が好きでその後色々読んでいたのだが、ある時から妙につまらなくなり読むのを止めていた。だが今回は久々に面白そうな感触があり手にすると、なんとこれは「狙撃手シリーズ」の4作目なのだそうだ。全然知らなかった。
 この手のシリーズ物は、やはり1作目を読んでおいた方が良いので、まずは「冬の狙撃手」を買ってみた。使用する狙撃銃が「六四式小銃改」というのがなんだか引っかかるが、解説によれば、色々な意味で特殊社会である日本で、相反する使用目的に一挺で対応させるためには仕方がないらしい。
 もっとも某スナイパー漫画で使っているM16よりは遙かにマシだろうから、まずはお手並み拝見である。

 いずれこの人は、うまくツボにはまると延々と読んでしまうタイプなのである。なお作者は私より一つ年下である。偉いなぁ。

 続いて中古CD屋のサウンド・ユーに行く。二軒あるが、両方へ行ってみた。、
 ここのプログレ系は、場所を考えると結構適正価格で落ち着いている。そもそも価格設定が的確なのだ。売れない物は安く、売れている物は少し高いという、ごく普通の価格設定なのである。もちろん高い物は徹底して高いが、他は1500円前後で買える。昔のユーロ・ロック・シリーズがこの価格なら、まあ悪くはないだろう。本当はもう少し安くて種類が多ければ助かるのだが…。ちなみにムーディ・ブルースは詩文が持っているLPとはジャケットが違っていた。どっちが正しいんだ?
 そして探している物については、何も見つからなかったのだった。

 帰る途中でボークスへ寄り、先日ヲタショップ周りをしていた時に見つけた1/12のギターを、結局買ってしまった。
 物はリッケンバッカーとストラトキャスターで、今年の年賀状を見た一部の人は判ると思うが、こうなるとアスカも買わないといけなくなるのだった…。
 さらに1/8のゼマイティスGZV-3700 MFも買っておいた。こちらはケルベロスに持たせる予定である。もちろん押井のケルベロスの方だ。多分こういうバカな事をする奴も、そうそういないだろうと思う。


2009年02月14日(土) 歓迎会

 今日がバレンタイン・ディだ。土曜は休む人も多いので、社内では昨日配っていたが、今日なのである。曜日という都合で右往左往するくらいなら、止めてしまえば良いのに、と思うのだが…。

 そんな今日は風が強い。かなり強い。しかも朝のうちは雨が降っている。
 それな悪天候でも今日は祖仕事があるので、行きたくはないが嫌々会社に行く。ただし祖仕事という割には忙しかったが。

 そんな悪天候だったが、夜になって風は治まった。そして社内の2部署による歓迎会である。なんと総勢21名にもなり、ヘタな支店より数が多い。とんでもないなぁ。
 いずれただ酒を痛飲するのが好きな連中ばかりなので、疲れる。もちろん一部にはそこそこ話をして面白い人もいるが、それは極々少数だ。今回は2人くらいのものである。しかし何故あんなに酒が好きなのだろう。私は話をしながらの宴会というのが好きなのであって、酒だけを飲むという習慣はないし、ましてやレヴェルが著しく低い人間とは同席もしたくない。バカはうつると言うではないか。

 この時にすぐ隣で某セクションの課長が、営業が客と話してはいけない内容を話していた。初対面で政治や宗教の話をしてはいけないという、常識レヴェルの内容なのだが、これをそろそろ40が近い人間が、知らなかったと感心している。この人は実際に全然物を知らないので、多分本当に知らないのだろう。知っていれば見栄を張るタイプだから断言できる。
 しかし40近くになってこれではあまりに勉強不足だ。いや、勉強というレヴェルではない。常識だろうに、本当に呆れる。この会社の基礎教養はどうなっているのだ。
 こんな馬鹿が多すぎるから、話していても不快になるのだ。

 という訳で、二次会には出ずに帰宅する。こんな事に金は使いたくない。


2009年02月13日(金) 今日じゃない

 会社で義理チョコをもらう。
 ブルボンの、本当に義理なチョコだ。もしかしたら今までもらった中でもトップクラスの義理チョコだ…。ここまで義理がむき出しだったら、むしろくれない方が良いと思う。せめてお歳暮的な意味合いがこもっていればまだ良いのだが。
 誰かに配りたいからついでに全員へ配る、というのは双方にとって意味がない。なんだか久々に、迷惑だなぁと思った次第である。

 でも、バン・アレン帯、もといバレンタインは明日なんだよなぁ…。


2009年02月12日(木) 意味なしマニュアル

 会社ではマニュアルという物の概念が、みんなおかしい。
 マニュアルと言われる物を見ても内容が把握できない物は、少なくとも会社内においてはマニュアルとは絶対に言わない。とりあえずそれを読む事でスムーズに仕事が進間亡ければダメだし、もし仕事が滞った時にどうすれば良いかが判る物がマニュアルである。そこでいちいち人に聞くのではマニュアルではない。このあたりを大きく勘違いしている。
 そもそも、「この処理は、この項目に入力する」としか書いていない物をマニュアルだと信じるここの連中のセンスはどうなっているのだろう。馬鹿としか思えないではないか。その項目に入らなかった時にどうすれば良いのか、何も書いていないのだ。
 だからマニュアルの修正を提案すると、「どうせマニュアルがあっても誰も見ない」という知能程度ゼロの発言になる。いい年して、ガキだ。

 そんな夜。
 昨日いわさきさんの所から還ってきたアニメ版「ブラックラグーン」をちょっと見る。久々だったので、ちょっと見るつもりが「双子編」を見たら止まらなくなり、「偽札編」まで見てしまう。やはりシェンホアとソーヤーが出てくると、楽しくなるのだから、うまくできたキャラクターなのだろう。
 でも「日本編」はあまり見る気がしない。そもそも話として嫌いなのだ。多分これは、組織の殺し合いにおける根本的な部分の動機が弱く、ただのチンピラを追いかける話になってしまっているからだ。これではホテル・モスクワが出てきても、別の話になってしまう。そもそもこういう社会のチンピラでは、下世話な低脳キャラでしかないので、見ていて不快になってしまうのだ。
 しかも「双子編」と違って、社会が作った犠牲者が全くいない。雪緒というキャラは弱い人間なので、結局は事件に巻き込まれた一般人と何ら変わらないのである。こうなってくると、結局のところ、根本的に話がつまらないという事になってしまう。せっかく日本が舞台なのに、色々と失敗している。
 さらに言わせてもらえば、レヴィの銃と銀次の刀の対決というのにも無理がありすぎる。常識で考えれば、どんなに達人であってもあれは絶対に成立しない。間合いが違いすぎて、レヴィの圧勝で終わるしかないのだ。20メート離れて乱射されたら、どんな達人であってすべて防ぐのは不可能なのである。

 それはともかく、レヴィとエダの会話は、実際に声が聞ける分、原作よりもかけ合い漫才的な雰囲気が出て面白い。また結構ボソボソしゃべるあたりの雰囲気もいいし、この辺はアニメ版の方が勝っていると言える。

 しかし先日ハセガワから出た「ブラックラグーン号」のプラモは高い。元がレベルの古い金型(PT-103らしい)を使っているようだし、レジンパーツを利用しているとの事なので、アニメを見ていて、しかも完成させるスキルのある人間がどれだけいるのやら…。是非とも普通の人が組み立てた完成品を見たいものだ。


2009年02月11日(水) 目と口は物を言う

 今日は休み。というか、本来会社が休みの日に出て仕事をしなければならない会社というのは、仕事の量や質を何も考えていないという証拠だ。もちろんイヴェントや客の都合というのは別だが、単に仕事が溜まってしまい、休みに出ないと片づかないというのは、明らかに管理職が無能である。もっとも今のご時世、中小企業が有能な管理職を育てる事など、絶望的なのだろう…。

 ところで「アンダーワールド」のメイキングを見直す。
 実はこの映画、当初思っていたよりデジタルの処理は少ない。狼男はかなりの部分がモンスター・スーツであり、壁の側面を這って走るシーンなどは、実際に吊りで撮影されている。また走行している車輌を追いかけて屋根に飛び乗るシーンは、合成なしの一発撮りだ(実に単純だが効果的である。スタッフが日常の風景に興味を持っていれば考えつく程度のテクニックなのだが、やはり日本では考える余裕がないのかもしれない)。
 その昔、1970年代末期からの「スター・ウォーズ」ブームにあやかった特撮メイキング流行りの頃に色々と見て興奮したものだが、こういう単純だが効果的な撮影方法を見せられると、やはり熱くなる。スタッフの創意工夫とはこういうものを指すのだ。

 あと、メイキングでも言っていたが、この映画ではケイト・ベッキンセイル演じるセリーンがサングラスを使わない。「ターミネーター」や「マトリックス」が使っているのは、実はスタイリッシュという理由ではなく、射撃などのアクション時に目をつぶられても大丈夫なようにしているだけだし、シーンによって表情が意図と違ってもゴマカシが効くためだ。そういう利点を充分判っていても、あえてサングラスを捨てて表情を見せているのである。したがって、そのために各人が訓練をして目の表情の変化がないように努力しているのはさすがだ。
 映画で銃を撃った時に目をつぶるのは、本当にシロートっぽく見えてしまうのである。

 ちなみに自分でも女性に銃を持たせた写真を撮っていた時、サングラスは表情を隠すには最適だと思ったものだ。
 顔をある程度アップにした時に表情を作るのは、やはり目と口である。その口については本人が意識すればまだごまかせるが、目というのはシロートにはかなり難しいので、隠してしまえばそれだけで撮影が楽になる。さらに、目の形は簡単に変えられないが、サングラスを利用する事でイメージする表情が簡単に作れるようになる。元が優しい目つきの人を精悍に見せるためには、サングラスが最適なのである。
 ただし夜間などという設定では不自然だし、衣装によっては不釣り合いになったりもするが、それを差し引いても便利な小道具である。

 こういった表情を真剣に考えた場合、コスプレイヤーが銃器を持っている写真をネットで見たりするが、サマになっている写真は少ない。というか、ほとんど無いと断言してもよい。
 これらの欠点は、まず銃器の扱いが全然ダメなところが大きい。ただ単に撮影者が用意した銃を「握っているだけ」なのである。もちろんどうすればサマになるか本人が判らないし、撮影者もあまり真剣に考えていない。
 そしてもう一つは前述した目と口だ。やはり真剣さがないし、そもそも怖い顔をすれば良いと勘違いしている人も多い。
 いずれ表情と銃器の扱い、そしてポーズのバランスが悪ければ、それは武器を持たせる意味がない。コスプレイヤーはそのへんを真剣に考えて欲しいものだ。


2009年02月10日(火) 電話、電話

 会社でまたもめる。
 どうも会社の連中は視野狭窄だ。自分で思い込んでいるから、他の意見は最初から排除する対象でしかない。それでもきちんとした考えを持っていればまだマシだが、自分の意見は持っていないので、どうしようもなく頭の悪い発言しかしていない。
 この会社もそう長くはないのだろうなぁ…。

 イライラしながら帰宅すると、いわさきさんに貸していたDVD版「ブラックラグーン」が届いていた。
 これには一緒に、貸してくれると言っていた「虚構機関」が入っている。こちらは新聞などにも載っていたので読みたいと思っていたので非常に助かる。

 そしてしばらくして、そのいわさきさんから電話。
 最近はかなり電波状況が悪いのか、会話がしにくい。ただ原因が電波なのか携帯自体なのかは良く判らないが、こちらの声は聞こえていると言うから、機械の可能性の方が少し高い。以前自分が使っていた携帯がそんな感じで、機種を変えたら直ってしまったという経緯もある。
 いずれ最近の携帯でも何でも、デジタル機器は全然長持ちしないしトラブルも多い。メーカー側も、長持ちする機械を作っていては儲からないと割り切ったのだろう。情けない…。

 それはともかく、今年のSF大会は近場だから行くのもいいかもしれないという話になった。小松の御大もそろそろだし…。色々な意味で良い機会かもしれないのである。実際、我々が親しんだ作家は高齢化しているので、これから徐々に亡くなっていくのは自然の摂理だ。不謹慎とかいう話ではない。だから会えるチャンスがあれば会っておくべきなのである。
 そんなこんなで、ちまちまと懸案事項などの話をする。色々うまく進むと良いが。

 その後、チャウチャウからも電話。
 やはり正明さんを偲ぶ会の話になる。京野さんの方で進行している集まりも楽しそうだが、あれとは別に、ある程度遠くの人も参加できるような形のものも開催したいではないか。また近郊の人を対象とした忘年会のようなレヴェルの宴会もやりたい。
 こちらもそろそろ調整しながら進めないといけないなぁ。

 しかし、夜になって立て続けに電話が入る日というのも珍しい。


2009年02月09日(月) テロである

 雁屋哲が自分のブログで「シー・シェパードはテロリスト」と書いた事が、わざわざニュースになっている。
 でも何故こんな事が記事になるのか、実はよく判らない。今更「暴力団は犯罪組織」とブログに書いたからとニュースになるだろうか。当たり前だからニュースにはならないと、誰でも思うだろう。これと同じで、シー・シェパードの行為は、資金を確保するためにテロをしているだけであり、昔のグリーンピースとまったく同じ構図である。ああいうのをテロというのであって、それ以外の何物でもない。

 極端に言えば、シー・シェパードの行動はテロ行為なのだから武力によって防御しても何ら問題はない。それをしないのは、武器を使えばシー・シェパード側がどんどんエスカレートしていくのが明白だからだ。銃器、爆弾、ロケットランチャー攻撃などと、あっという間にエスカレートするのは目に見えている。だからそんな口実を与えないように、やられる方が自重しているに過ぎない。
 おそらくシー・シェパードのような連中は、核兵器が入手できれば、ためらわずに使うだろう。それによって大量の生物が死んでも、鯨さえ無事なら気にしないはずだ。環境や動物保護を謳う連中の思考回路は、ほとんどがそういうふうにできているのだ。

 グリーンピースといい、シー・シェパードといい、環境右翼な連中の頭は単純だ。宗教絡みのテロリストと違って精神的なバックボーンがない単純思考なだけに、タチの悪さは上を行くかもしれない。いや、声明文などを読めばその頭の悪さが誰でも判るから、もはや連中はチンピラと呼ばれる存在と同レヴェルでしかないだろう。害虫である。


2009年02月08日(日) もっとひどい日本

 会社のいろいろな設備の点検や清掃があるので、立ち会いで出社。丸一日かがりであり、無駄に疲れるのだった。

 ところでバイ・アメリカンの法案は、結局一部修正項目を入れて上院を通過した。もちろんオバマは反対を表明してはいたが、現時点では大統領という立場を利用してもこのアメリカの動きを止める事は難しそうだ。一部修正というのも、単に法的な問題としてWTOに配慮しただけという結果であり、世界的な危機が回避された訳ではない。実に恐ろしい。
 オバマとしては最終的に大統領権限で回避したいところだろうが、就任直後ではタイミングが悪すぎる。ブッシュと違って彼は賢いから、今の時点での強権発動は危険だと判っているだろうし、かなり頭が痛いのは間違いない。

 しかしこれでも一国の大統領が真面目に取り組んでいると見えているだけ、まだマシだ。日本の政治家は、全員のレヴェルが非常に低く、誰も本気で国の事を考えていないのが容易に判ってしまう。さらに困った事には、与党も野党もレヴェルの低さは同じなのである。
 今の時点で政権交代などというのは争点にならないし、そんな事をしている時間的余裕など、どこにもないのが実情なのに、相も変わらず陣取り合戦に熱中している。おろかである。
 そもそも麻生も小沢も、完全に時代遅れの政治家であり、現代の時間との戦いが要求される政治にはまったく向いていない。つまり役に立たないのだが、かといって他の連中はもっと役に立たない。マスコミが幻想を持っている民主党が政権をとったところで、何かが良くなる可能性などゼロである。もちろん今の自民党も同じで、要は誰が政府の中心になっても、何も変わらないと言う事だ。

 結局、日本の政治システムは欠陥だらけであり、議会制民主主義など元々存在していない。昔から言われているとおり、いつまで経っても社会主義国家のままなのである。


2009年02月07日(土) ヲタショップ巡り

 乙戸さん、チャウチャウと3人でヲタショップ巡り。
 昼にスタバで合流して、とらのあなの入っているビルで1階3階4階6階と回る。
 1階のゲーセンでは、絵里他さんがどうやってあのバネの弱い機械で景品をとっているのか不思議だったのだが、実際やってみて納得した。要は店員とのコミュニケーションが重要だったのだ。少しやって全然とれない時、取り方を教えてくれる店員がいるのでその人にコツを聞くのである。我々は充分年寄りなので、丁寧に聞けばいろいろと教えてくれる。店としても全然取れないと思われては、客が減るから、適度に取れるようにしてくれるのである。これが判っただけでも収穫だ。
 ちなみにチャウチャウは色々とゲットして、乙戸さんに貢いでいたが、実際のところ彼は結構うまいのである。想像していた以上に集中力があるのだ。

 その後、ボークスへ行く。
 1/8や1/12のゼマイティスGZV-3700 MFやリッケンバッカーなどあり、どうしようかと悩む。いずれ1/12はいくつか欲しいのだ。どうするのかと言えば、綾波やアスカにギターを持たせたいのである。しかしこの時に乙戸さんがディスプレイの綾波を見て、私が年賀状に使ったのがこんなに小さかったのかと驚いていた。だからギターのスケールを聞いたのだそうだ。つまり私の写真の取り方もまんざらではなかったと言う事か。

 なんだかんだと言いながら、そこそこ疲れてきたので同じビルにあるビックリドンキーへ入る。
 いろいろな話をしたが、私が見せたモデルガンの写真に関して、写真として一番理解してくれているのは乙戸さんだったようだ。この辺を見抜く力はさすがだと思う。
 あとKCについて、忘年会の時にもらった、往年の映像をまとめたDVDの話題から、実はかなりアクティヴな人だという結論も出た。何かをやろうと動き始めた時のパワーは我々の遙かに上を行くし、そしてここが重要だがさりげないセンスが非常にバランス良く使われている。もしかしたら今日の3人には真似できない事かもしれない。アクティヴだけなら何とかなるが、微妙なセンスという部分が簡単には真似できないのである。

 などと話をして、結局はここに一番長く居てしまった。店を回るといっても我々の事である、茶店等に入ってダベリングの方が長いのは当然なのだ。とにかくあっという間に時間が経過してしまったのはいつもの事である。

 そしてチャウチャウの車で「火星の庭」へ行く。すぐ向かいに100円パーキングがあるとは気がつかなかった。
 ちなみに「火星の庭」は小さい古本屋だが、半分が喫茶店という洒落た店なのである。本自体の価格は少し高めだが、魅力的な本が多いのはさすがだ。こういう時は月並みだが「世の中、銭ズラ」と思ってしまうのだった…。

 その後、乙戸さんを駅まで送り、私のうちまで送ってもらう途中で、いわさきさんから電話がきた。
 やはり正明さんを偲ぶ会についての進捗状況が気になっていたようだ。現在動いているのは、なんとなく集まって何となく行うという感じなので、やはり忘年会の時のようにある程度遠くからの人も参加できるような形に整えたい。そういう意味で、私も多少動く必要がありそうだ。

 さて、ヲタショッフ巡りは楽しく終了したので、そのうちパート2も企画しなければ。


2009年02月06日(金) 「JUST Suite」届く

 予約していたジャストシステムのオフィス総合ソフト「JUST Suite」が届いた。
 一太郎、三四郎、花子といった同社定番ソフトがヴァージョン・アップされたのに伴う限定パックだ。あまりに変換効率の悪いワードなどのWINDOWSソフトに愛想が尽きたので、本当はATOKの最新版が欲しかっただけなのだが、どうせATOKを入れるなら試しに一太郎にしてみるのも一興かと思った次第である。もっとも、価格が安いというのもあったのだが。
 ただこういうソフトは、入れ替えてしばらくは慣れるまで戸惑うから冒険ではあるが、とにかく今のWINDOWS系は変換効率が悪すぎる。ソフトの開発陣が日本人だとは、とても思えないほどである。まともな日本人なら、小学生でももっとましな変換をさせるだろう。
 ワープロソフトは、いかにスムーズに頭の中の文章を形にできるかが勝負である。少しは期待しているのだ。

 ところで昨日が発売日だった事に気づいて、ジャンプSQの「クレイモア」を立ち読みしに行った。
 この手のジャブ系にはありがちなご都合主義的展開が少々気になっているが、とりあえず着地点がどうなるのか気になるマンガではある。組織を潰すというのが最終地点なのか、その後に大陸の外へ出て行くつもりのか、その辺は人気がいつまで続くかという問題と密接に絡むのだとはいえ、やはり気になる。もっともどうにでも展開できるよう、随所に伏線は張りまくってあるのだが、いずれ目が離せない展開であるのは確かだ。
 目と言えばへレンが左目をやられたが、これでもしかしたら何かに感染するのかもしれない。そうなるとゾンビか…。いずれ先月号でこれで最後かというシーンと台詞があって、その時はかろうじて回避したが、これで次に同じ状況になれば確実に死ぬだろう。いや、この台詞を生かすためには、そろそろ死なせるかもしれない。ただヘレンは簡単に死なせるには惜しいキャラで、クレイモアの中で唯一人間的な感情の持ち主なのだ。したがって死なせる時にはそれなりのステージを用意して欲しいものだ。
 しかしこの雑誌、他には読みたいと思うのがない。その辺もいかにもジャンプ系か。

 明日は乙戸さん、チャウチャウとヲタショップ巡りの予定だ。
 多分、こういうメンツで回るとまた色々と視点が変わるだろう。また一人だとどうしても躊躇するが、数人だと堂々と見られるというのもある。そういう意味でも楽しみなのだ。


2009年02月05日(木) 本当の危機

 アメリカで、バイ・アメリカンという保護貿易が上院を通ろうとしている。これは危険だ。
 第二次世界大戦の大きな原因の一つがこれである。オバマは賢いのでそれが判っているから反対するだろうが、元々アメリカ人の中で知識人が占める割合はきわめて低い。この不況騒ぎで保護貿易に反対できる知性は、多分現在のアメリカにはないだろう。

 もしアメリカがこのままバイ・アメリカンを実施したら、他の国が追従するのは確実だ。そうしなければ国自体が危うくなるからだし、選挙民を納得させる事など不可能だからだ。
 そんな現時点でアメリカに物が言えるのは、日本とEUだけで、ここで大きな声を出さないと、非常に危険だ。今までの不況騒ぎとはレヴェルが違うのである。世界経済の危機なのだから。

 今までの経済の危機は、各国の動きや状況から、実はあまり大きな心配はしていなかった。なぜなら各国の対応がきわめて論理的だったからで、アメリカや日本の対応がうまく機能していたし、危機に瀕していたヨーロッパの動きも、感情に溺れる事なく、失敗したとしてもきわめて論理的な動きをしていたのである。
 だか今回は違う。世界の中心であるアメリカがなりふり構わず保護貿易に走っては、世界の経済が崩壊する可能性がある、それほど危険な状況なのである。

 しかもブッシュからオバマへと大統領が変わった直後で、政治に一時的な混乱が起こる時期でもあり、だからこそこの時期にこの騒ぎはきわめて危険なのである。
 久々に経済で、心底怖い事態になったと思うのだった。


2009年02月04日(水) これでポータル

 最近、エキサイトにしてもヤフーにしても、ネットの記事を見ていると明らかに勘違いや不勉強という、どうしようもなくレヴェルの低いものが増えたと感じる。これは多分、上の方からコンテンツを増やせと言う命令がきて、とにかく数を稼げばいいという無能な管理職的発想で仕事をしているからなのだろう。そしてその内容をチェックできるだけの知性や教養が、もはやネット産業には存在しいないという事でもある。
 みんな、読んでいてイライラしないのだろうか。

 例えば、昨日見た記事で明らかに不勉強な記事を紹介しておこう。
 エキサイトで、「CDのジャケ買い」についての調査で、認知度が高く実践しているのは若い人ほど多いというのがあった。これは明らかにサンプリンクがおかしい。「ジャケ買い」は我々の年代のロック・ファンが1970年代から行っているものであり、今の若い連中の言うジャケ買いとは、意味合いも重さも違う。情報がきわめて少なかったこの頃は、音楽の出来がジャケットに反映されており、視聴があまりできないという環境では、きわめて重要な指針になっていたのである。
 この執筆者は、この言葉も行動も古くからあるという事を全く知らず、そもそもどうしてジャケ買いが必要だったのかという根源的な事を調べようともしていない。そんなアホウに記事を書かせ、しかもチェックすらしていないとはお笑いである。

 また「サッカーは何故、雨天決行」という記事もあったが、これは「野球が雨天中止なのにどうしてサッカーは雨でも中止しないのか」という内容で、執筆者の白痴度は99.99%であろう。
 そもそも多少の雨なら中止にはしないというのが、普通のスポーツなのである。日本の野球というのがかなり特殊かつ異常なのだという事を想像すらできないとは、これまたお笑いである。プロ野球はスポーツではなくただのショーである。だから個人的には野球がオリンピックに入っているというのが、どうしても納得できない。
 つまり、野球はただのショーであり、サッカーはスポーツだという事なのだ。

 なんだかここ一年くらいで、エキサイトもレヴェルが著しく低くなったものである。こんなのを平気でネットに流すという事は、多分中間管理職がかなり入れ替わったのだろう。こんなレヴェルでポータル・サイトを運営できるのだから、楽なものだ。


2009年02月03日(火) 予習が必要

 夜にyoutubeで「人間椅子」なんぞを探して見る。もちろん先日チケットを購入した、音楽の方の話だ。
 最近のはあまり聞いていないので、ちょっと予習がてらという感じだったのだが(さっさとベスト盤を買えよ…)、いや、これがいろいろあって面白い。キング・クリムゾンをカヴァーしたライヴ映像もあって、なかなか楽しめる。
初めて彼らのサウンドを聞いた時、ブラック・サバスの影響があるのはすぐに判ったが、要はハード・ロックが好きな訳である。ライヴではレッド・ツェッペリンなんかもやっているらしいが、個人的にはクリムゾンやサバスをやってもらった方が楽しめそうだ。

 その流れでカーペンターズやリンゴ・スターを聞いたのだが、今日はなんだか物足りない。多分現在はポップな音楽を聞く心境ではないのだろう。またダリル・ウェイやソフト・マシーンもだめだったが、これは単純にジャズ・ロックを聞きたい気分ではないからだろう。
 でもブルー・オイスター・カルトやネクターを聞いたら、楽しめた。どうも今は会社でろくでもない事ばかりだから、ロック頭になっているのかもしれない。
 それでもストラトヴァリウスなんかを聞いたら、なんだか軽くてつまらないのだから、贅沢である事だよなぁ。

 ついでに乙戸さんから借りているコヒード・アンド・カンブリアの「グッド・アポロ・アイム・バーニング・スター4 ヴォリューム1」を聞く。これはかなり面白い。曲の構成が単純ではなく、変拍子もさりげなく多用している。元々プログレを聴いていた人には楽しめるサウンドではないだろうか(でもこのアルバムの構成は「チューブラー・ベルズ」だなぁ)。
 いずれこういう複雑なロックが売れるのだから、まだまだロック・ファンは正常だと言える。もちろん海外での話だ。日本ではもうロックは失われつつあるジャンルなのだろう。


2009年02月02日(月) 「イノセンス」の失敗

 昨日見ていた「アンダーワールド」シリーズで、ケイト・ベッキンセイル演じるセリーンの吹き替えは、あの田中敦子である。
 多分スタッフは「攻殻機動隊」の素子を意識したのだろうが、実際この映画は「攻殻」や「マトリックス」の影響下にあるのは間違いない。その上で多少ベタであっても彼女を起用するのは、まあ当然の成り行きだろう。
 それほどに田中敦子という人は上手いのだ。元々単純に一つのパターンをやるだけの人ではなく、色々な演技が出来るのである。そもそも本人は結構のんびりとした感じの人で、むしろ素子をここまで演じた事に素晴らしさを感じる。

 そういえば、「イノセンス」は内容からすれば「攻殻機動隊2」という続編だったので、ベテランぞろいの声優はそのままシフトするのが当然なのだが、ここで鈴木プロデューサーは、素子の声を山口智子で行こうとしたという。もちろんこれは宣伝を兼ねた愚行なので、当然ではあるが押井監督は強行に反対してオリジナルのままになったのだが、やはり鈴俊夫という人の強引さと、作品というものを無視した物の考え方が良く判るエピソードだ。あの時点で、素子を田中敦子以上に演じられる人などいなかっただろう。

 実際「イノセンス」には、鈴木プロデューサーの提案による失敗部分がふたつある。
 一つは題名を「イノセンス」にした事。海外では当然のごとく「GHOST IN THE SHELL 2」という題名であり、日本でも「攻殻機動隊」の続きだという事は強調するべきだったのである。知らない観客には不親切であり、「前作は12万人しか見ていないのに、その続きと強調したところで客は来ない」という鈴木プロデューサーの意見は矛盾を孕んでいる。見ている人が少ないのに、その説明がなかったのだから、これは明らかに鈴木の間違いだ。そもそも12万人しか見られなかったのは、上映館が少なかったからに他ならない。ジブリのやり方は異常だという事を鈴木は忘れているのだ。
 もう一つはエンディングに「Follow Me」を流した事だ。これによって攻殻の世界がぶち壊しになってしまった。何のために川井憲次を起用しているのか、その意味が全然判っていないのである。

 所詮、鈴木プロデューサーはジブリの人間であり、ジブリを中心にしか物事を考えられないのである。というか、作品の内容は無視してヒットさせる事しか考えていない。まさに日本人には数少ないハリウッド的思考をする人だろう。
 二人位はこういう人も必要だが、日本映画という土壌ではそれほど必要性を感じない。ワールド・ワイドに売る必要性がないからだ。


2009年02月01日(日) 状況終了

 昨日の雪もやむ。
 昨日の雪はみぞれになったりしたためかなり重く、実家の雪かきをしただけで今日は腰と腕が痛い。だがある程度片付けておかないと、凍った部分が大変なのである。

 昨日異音を発していたパソコンをショップへ持ち込む。
 ただ10時開店だと思ったら11時だったので、しばらく万代書店で時間を潰す。しかしここも最近は面白い物がなくなった。やはり売れ線しか置かなくなっているのだ。特に食玩やオモチャは、自分の守備範囲であるメカがほとんどなくなり、美少女物ばかりだ。ほんとうにつまらなくなっている。
 再びショップへ行き、PCは状況確認をするというので置いていく事にする。帰り際にここで中古DVDの「アンダーワールド」があったので買ってしまう。なにせ\980と、最近あちこちで見た中では一番安かったのである。やはり中古DVDは本当に店によって価格差が大きい。意外とBOOK OFFの通常価格は安くない。某中古ショップの方がかなり安買ったりする。というか、きちんと作品によって適正な価格が付いているに過ぎないのだが…。

 帰宅して、「アンダーワールド」を見る。
 やはりスタイリッシュだが、動きは2作目の方がクールだし、面白い部分もある。もっともなんだかGUN-KATAを見ているように気分になるのも確かだが、いずれこの作品はひたすらケイト・ベッキンセイルの魅力で持っているといえる。アクションがかなり良いのだ。内容は色々と複雑に見せかけてはいるが、結局は主役たちが兄弟喧嘩に巻き込まれて右往左往する話である。

 見終わってしばらくすると、ショップから修理終了の電話が来た。やはり冷却ファンのモーターからの異音で、これは交換になったのだが、なんとゴミが入っての故障なのでモーターだけは実費になるのだという。さすがはPC業界だ。絶対に自分の非は認めないところが、いかにもマイクロソフトの影響下である。ちなみに冷却ファンモーターは\2,500也。さっさと直したかったのでこれで了解する。
 なおモーターは、少しだけ音の小さい物になった。

 かくして無事に修理は終了。何事もなかったかのように動いているのだった。


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