どんぐり1号のときどき日記
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2009年03月31日(火) 政治家は気楽な稼業

 年度末の師走である。明日は正月か?

 ネット上で、社民党の某福島瑞穂が韓国からの帰化人だという記述をよく見かけるようになった。
 その記述を見ると、本人の部分はともかく他の人の部分でガセっぽく感じてしまったので調べてみると、どうやら本当にガセらしい。だが普通のガセ・ネタと違って、この某福島ならそうかも知れないと、誰もが思うような事をしているから、ある意味で仕方のない事かも知れない。あまりにも某国寄りの発言、行動か多く、拉致問題では完全に北朝鮮寄りの発言をしていた程なのだから。
 もっとも、そういう某国寄りの言動を抜きにして考えてもこの人の発言は異常だ。根本的に政治家としての知性があまりにも欠落している。あれではウーマン・リブと言われたヒステリック集団の一員と何ら変わらない。この人を見てまともだと思う人間は、明らかに普通の日本人の感覚ではない。

 元々社民党の前身である社会党は、数を揃えるために様々な思想の人間を集めたのだが、自民党の対立野党という性格上、旧左翼系を集めてしまったのである。しかしそういう連中が同一の方向性を持って政治を動かすなどあり得ない。右翼でさえ考え方が異なるのに、左翼に至ってはもはや思想はバラバラだったのだ。
 統一見解を全く持たない政党が政権を取るとどうなるか、彼らはそれも示してくれた。政治的経験値が著しく欠如している状況では、今の日本社会を動かすために自民党と全く同じ事をするしかなく、結局は何も変えられなかった。当然である。
 かくして社会党は崩壊した。そのままの党員で結成した社民党など、もはや日本には不要である。

 そして現在、民主党が全く同じ轍を踏んでいる。だが党首の小沢は元々自民党員であり、田中と金丸という政治を金儲けのためと捉えた人間の下で学んでそれを継承しているので、まともな政治信条を持っているはずもなく、常に相手を恫喝する事しかできない、ある意味ヤクザと同じ方法論で政治を動かそうとする。
 最後の古いタイプの政治家であり、日本には不要の政治家である。早いところ引退して欲しいが、金の亡者なので、死ぬまで政治にしがみついている事だろう。


2009年03月30日(月) 企業の変化

 いよいよ年度末である。会社では誰もが非常にバタバタしているのだった。バタバタすると、それでなくとも能力が低い連中なので、なにかと仕事が滞ってしまう。別にいいけど。
 そういう訳でいつもより遅く帰宅する。

 乙戸さんからしばらく前に借りている「人間椅子」を、早くダビングすればいいのに、ついつい聞き込んでしまう。やはり色々な意味で面白いバンドであり、しかもテクニックもあるからどんな曲であっても安心して聞けるのだ。
 そんな中の「羅生門」に入っている「青森ロック大臣」は、彼らにしては珍しくストレートな原子力政策への批判だ。ここまでストレートな曲も彼らには珍しい。こんな曲があると、東芝の息がかかっているレコード会社なら、アルバムの発売中止か曲のカットという自体になるだろう。
 実は東芝は世界でも有数の原子炉メーカーだし、軍需産業でもレーダー関係の車輌などを作っている、意外と国策寄りのメーカーなのだ。だからテレビでのサザエさんではその手のネタは絶対に作られないし、東芝系の音楽会社も同様だ。これは国から利益を搾取する(つまり税金を回収している)企業としては当然だろうし、大手のメーカーは似たり寄ったりの事をしているのだ。

 さて、そんな大企業の話とは関係ないが、カールの新製品で明太子味なる物が出た。
 試しに食べてみたのだが、香りがチーズというのはいかがなものか。どこにもそんな記述はないのに、香りだけは間違いなくチーズのそれだ。そして肝心の味は、確かに少し辛いが、明太子の辛さと言うほどでもない。結局は中途半端な製品だと言わざるをえない。
 最近のお菓子を作る会社というのは、どうも変な方向に走りすぎて、スタンダードなおいしさの製品を作らなくなっているようだ。多分スタンダードな製品を出し続けている限りでは、売り上げが右肩上がりにならないというのが理由のような気がする。だから目先の変わった物を出して瞬間的に売り上げが伸びる物を出し続けるうちに、訳の判らない物に変貌していくのかもしれない。
つまり利益を追求するあまり、売り上げと味は連動しないというのが判らなくなっているのだろう。


2009年03月29日(日) デジタル一眼が欲しい

 午前中は、歩くのに不自由している母親をスーパーマーケットに連れて行く。さすがに松葉杖で買い物は大変だし、そもそもそこまで歩いて行くのすら大変な状態なのだ。これで雨でも降った日には、完全にアウトであろう。

 午後になって、昨日買った「BIG SHOT 日本映画のガン・エフェクト」を読んでいたら、またまたとんでもない記述があって驚く。
 多分モデルガンの歴史に残るであろうGM-7を出したタニオ・コバでは、年内にエア・ガンのM4を出す予定なのだが、なんとこれをモデルガン化もするのだという。これには本当に驚いた。私としては是非M4をフルオートで遊びたいものだが、きっと価格は70,000円はくだらないだろうと予想される。1挺が70,000円となると、貧乏で小心者の私ではおいそれと遊べない。でもきっと快調な動作なのだろうし、反動もそれなりに面白いものになりそうだ。

 その後、食玩などの写真を少し撮ってみる。
 色々とネタはあるのだが、スケールが微妙に合わなかったりして苦労している。カメラは子どんぐりのコンデジを使っているのだが、これが実に使いにくい。いや、自分で選んだのでコンデジとしては使いやすい方だとは思うが、所詮はコンデジである。自分の思ったイメージの写真が撮れないし、そもそも自由にピントを合わせる位置を選べない。やはりデジタル一眼が欲しいところである。
 しかしエヴァンゲリオンは大ヒット商品だけあって、様々なスケールでフィギュアがある。それで1/18に合うものを探しているのだが、実際にセットしてみると微妙にスケールがずれてしまう。実に残念だ。

 後は先日ようやく入手した90式メーサー車を撮ってみたが、やはりこれを入手すると66式メーサー車も欲しくなる。
 だが66式は全く見かけない。1,000円くらいまでなら躊躇なく買うのだが、人気のあるモデルだけあってそもそも市場に出て来ないのだからどうしようもない。市場原理が見事に働いている例だ。

 しかし「TOYOTA 2000GT オープンカー」は色々と重宝するモデルだ。もう製造していないらしく、もし壊れたら困ってしまうが、やはり持っているからには色々と活用しなければ意味がない。そういう意味でもデジタル一眼が欲しいと思ってしまう。
 そんな日曜日だ。


2009年03月28日(土) ついに「BIG SHOT」の本が出た

 両親の病院への送迎で、意外と時間が取られる。結局一日仕事になったが、母親が歩くのに不自由している状況では仕方のない事だ。

 待っている合間に、発売されたという情報があった「BIG SHOT 日本映画のガン・エフェクト」を入手するのと、最新の世界地図と日本地図も頼まれていたので、ジュンク堂へ行く。あまり時間がなかったので、うっかりと映画秘宝を買い忘れてしまったが、最近はTSUTAYAでも売っているので、慌てなくても良くなった。もっもとそんな状況になると買い忘れてしまう可能性も高くなるが…。

 ちなみにこの本の題名にある「BIG SHOT」とは、納富貴久男氏が代表を務める、日本映画界で銃器のエフェクトを専門を担当している会社で、かなり質の良い自然なガン・アクションを提供できる素晴らしいぎじゆつを持った集団の会社である。それもこれも納富氏が多方面に体する素晴らしい才能を持っているからだ。この会社が現在は日本のトップと言って異論は出ないだろう。というか意義がある人がいたら、それは異常だ。

 なにせ昔はメジャー系の日本映画で、ガン・エフェクトがまともに映画に組み込まれていると感じられる映画はほとんどなかったのだが、1984年に「お葬式」を観た時、同時上映の「チ・ン・ピ・ラ」ではストーリーの核心部分を銃器に頼って撮影していたのに非常に驚いたものである。まさかここまでガン・エフェクトの質が一気に向上していたとは思いもよらなかったのだった。この時にガン・エフェクトを担当した「てっぽう屋」が「BIG SHOT」の前身である(関係ないが、メジャー系の日本映画でガン・エフェクトがまともに映画に組み込まれていると私が最初に感じたのは、1975年の「東京湾炎上」だった。ブローバックしてカートが排莢されるフル・オートの銃器というのは、当時非常に珍しかったのである)。
 これ以後、映画を見るたびに気にしていたのだが、やはり彼らが担当した銃器はその効果が非常に素晴らしいものだった。

 この本は納富氏の仕事だけでなく、BIG SHOTやその周囲の人達の仕事内容までがかなり詳しく書かれているし、ガン・エフェクトの歴史も判る。つまりBIG SHOTという存在を気にしていた人には、非常に楽しい内容に仕上がっているのである。
 また監督としての北野武や押井守へのインタビューもあって、特に北野武については、彼のガン・アクションに対する姿勢がきわめて良く判る秀逸な内容だった。実は過去、彼にガン・アクションについてインタビューした記事はほとんど存在しないのだが、そういう事もふまえて、実にお買い得な内容の本であろう。
 多分この企画は、メジャーな出版社では難しかったはずだ。そもそもBIG SHOTの存在を気にしていた出版界の人間など、まず皆無だったと言っても良いのではないだろうか。だからこそこんな本が出版されたのは喜ばしいし、内容を考えれば2,500円という価格は決して高くはない。

 なお納富氏は以前、横浜のMGCに勤めていたと言うから、時期的に考えると私がここでプラ製のM16を買った時は店にいた可能性が高い。ちなみに横浜店で買ったのは、上野や新宿から1メートル以上ある箱を持って帰るのが面倒だっただけという、実に情けない理由だ。それ以外は大概上野で買っていたのである。
 そんな事も思い出した本だった。


2009年03月27日(金) 歓送迎会も疲れる

 日中、会社を抜け出して、母親を銀行へ連れて行く。
 実は両膝が炎症を起こしているためひざを固定してあり、松葉杖がないと段差を越えられないのである。いずれ手術が必要らしいが、色々と問題があって厄介な事になっている。さて。

 そんなこんなでバタバタした今日は、会社の歓送迎会である。この忙しい時期に良くやろうなどと考えるもので、できれば欠席したいところなのだが、やはり定年で退職する人がいるとなれば、おいそれと無視する訳にもいかない…。
 まあ他人の忙しさを知らない連中ばかりなので、こんな事になるのである。しかも親睦会は手際が悪いし、初めから酔っぱらっている。幹事は酒など飲んでいてはいけないものなのだが、そういう部分が全く判っていない連中ばかりなので、ただただ呆れてしまう。

 そんな宴会の途中で、モデルガンの件で高橋君へ電話する。お互いに忙しいが5日あたりに訪問ではどうか、とあたりを入れる。とりあえず後日返事をもらう事にした。

 帰りは中締めの後で早々に退去する。明日は色々と忙しいので、付き合ってはいられない。
 でも途中のTSUTAYAで立ち読みだけはしていく。要は翌日の負荷にならなければ良いだけの事なのだが、とかく酒が好きなこの会社の連中は、翌日の事は考えないで痛飲している。ご苦労な事だ。
 いずれ時間もそれほどないので、Comicリュウに連載している押井守のエッセイ「勝つために戦え」と伊藤伸平の「大正野球娘。」をじっくりと読む。
今月の押井は北野武監督がテーマである。押井監督としては、映像作家としての北野監督を非常に高く買っているためか、今月は全体にトーンが優しい。先月の樋口監督への口調とは桁が3つ位違う優しさだ。なにせ樋口監督へは期待するが故の辛口だと公言して、情け容赦のない書き方だったのである。本人曰く、「愛の拷問」だそうだ。
 それはともかく、押井監督のエッセイの特徴だが、北野監督への遠慮で優しい雰囲気の文章になったのではなく(遠慮があるなら最初から取り上げない)、本当に北野監督作品が好きでその才能を高く買っているからこそ、きちんと普通の口調で分析し、褒めているのだ。押井監督の文章には、元々お世辞があまりないのだ。
 だから信頼できるというよりは、非常に判りやすいのである。だからその内容が信頼できるのである。

 早く単行本に纏まって欲しいと首を長くして待っているのだが、そもそも一冊に纏まってくれるのだろうか、という不安も未だにある人だったりする。


2009年03月26日(木) 目の前だった

 通勤途中で車とスクーターの事故に出くわす。
 右折しようとしていた車にスクーターが突っ込んだのだが、私に言わせればどっちもどっちの事故だ。このへんの連中は信号が黄色になると、スピードアップして突っ切ろうとする。今回も同じで、黄色になってからスクーターが突っ込んできたから、すでに交差点内にいて待っていた車輌には、迷惑だったと行っても良いだろう。

 そもそも、このように黄色で突っ込むと交差する歩行者用信号が青の状態で車が飛びこむ事になる、というのが判らない知能がきわめて低い連中が多いので、こういう事故は無くならないのだろう。そしてそんな連中でも免許が取れるのだから仕方がない。もしかしたらスクーターは無免許だったかも知れないが、いずれ事前に危険を予測しながら走るのが、二輪の鉄則である。それが判らない奴は二輪に乗る資格はない。これは教習所で教える以前の問題であり、二輪には明らかに向き不向きがあるのだ。

 いずれ今朝の事故では、周囲に通勤途中の自衛隊員がたくさんいてテキパキと救助作業に入っていたので私はさっさと会社に向かったのだった。スクーターに対しては自業自得という文字が頭に浮かぶのだった。

 ところで。
 先日、スター・ウォーズの食玩パート2が出たとチュウジさんが言っていたが、最近はコンビニに置いていないので、なかなか現物を見る機会がなくなってしまった。コンピ二なのに不便なのである。
 もちろんコンビニで置かなくなったのは、当然ながら売れなくなったからなのだが、売れなくなったのは明らかに入荷のセレクトが悪いためだ。誰がこんなのを買うんだ? というようなモノばかり置いているから売れ残る。これがあれば箱買いするのに、というような重要アイテムを置いていないから、売れ残るのも当然だ。
 要は店主が勉強不足なのである。けっして不況だから売れなくなったのではない。売れる物の選択を誤っているだけなのである。


2009年03月25日(水) 犯罪天国

 会社で架空請求に引っかかりかけた奴がいる。
 自宅から職場まで、全ての電話番号を教えてしまったので、なかなか厄介な事態になっている。最終的に上司と警察へ相談に行き、いくつか対応策をアドヴァイスしてもらったとの事だが、その中に「NTTに着信拒否を依頼すると良い」というのがあった。
 しかしうちの会社は、コスト削減とかでソフトバンクとの回線契約を結んでいるので、116にかけてもNTTではなくソフトバンクへつながるので、まずはそちらと話をしてみた。調べて後から電話するとの事だったが、一日経ってから「ソフトバンクとしては着信拒否の取り扱いは出来ないので、NTTに相談してくれ」との回答があった。なんとなくそんな気はしていたので、とりあえずNTTにかけてみる。
 しかしNTTに電話すると、これまた一日経ってから回答が来た。曰く「途中から他社の回線になっているので、NTTとしては着信拒否の処置は出来ない」との事だ。要はNTTだけと契約していないと何も出来ないぞと言う婉曲な脅しである。困ったものだ。
 まあ警察が言うには、1週間不在を決め込めば大概はそこで諦める、というので社員全員にナンバーを教え本人は不在の旨を言うように指示したが、これでそこそこうまくいっているようだ。

 しかし電話会社とは役に立たないものだと実感する。所詮は利益追求のみの株式会社なのである。個人の被害などどうでも良いのだろう。そして警察も通り一辺倒の事だけ教えて、あとは面倒だからとやりたがらない。
 これではオレオレ詐欺などの犯罪がなくならないのも当然なのだ。個人で防衛する事が不可能だと判っているから、そこにつけ込んでいるだけなのである。
 もちろんだまされないようにするのは、ある程度は自己責任だが、実際に被害に遭ってしまってからの対策がないというのは、やはりお役所仕事をしているのだと感じる。犯罪の加害者に対して甘い国なのである。


2009年03月24日(火) 飛ぶ物

 なんだか世間一般は野球で大騒ぎしているが、そのせいか成田空港での墜落事故の扱いが妙におとなしい。貨物輸送機の墜落だから死亡したのは2名なのだが、死亡者が少ないからニュースの扱いが小さいのか? などと勘ぐってみたりする。そもそもマスコミも株式会社だと考えればそれも判るが、本来は野球どころの騒ぎではないだろう。
 しかも事故で使えなくなったのは長い方のA滑走路なのだから、影響は計り知れない。本当に日本のマスコミというのは不思議だ。報道というものの本質を完全に取り違えているとしか思えない。

 そんないい加減なマスコミだから、『北朝鮮が長距離弾道ミサイルとみられる「人工衛星」を打ち上げた場合に備え、政府がミサイル防衛システムによる迎撃を準備していることについて、政府筋は23日「突然撃ってきたら当たるわけがない」と述べ、迎撃は困難との見方を示した。』などという本当に小学生並みのニュースを流したりする。
 まず、政府筋とは誰の事を指しているのだろうか。政府と政府筋と議員と役人とを使い分けるのは良いが、こんな重要な問題のソースを曖昧にするとは、社会を動揺させようとしているとしか思えない。もしかしたら予算獲得のために行われる役人得意のリークなのかも知れない。多分その可能性の方が高いだろう。

 そもそも現状のミサイル防衛システムを使って飛来するミサイルを無力化させる確率が低い事は、軍事関係では常識だ。特に相手が多弾頭だった場合は、かなりの被害が及ぶ事を覚悟しなければならない。北朝鮮というすぐ隣からの発射を確認してからこのシステムを稼働したところで、ミサイルを発射する前に着弾している。
 北朝鮮のシステムだから精度は甘いだろうが、だからこそ逆にどこに落ちるか判らない恐怖がある。例えば三沢を正確に狙えば、周囲には防衛部隊があり迎撃用の兵器もそれなりにあるので墜としやすいが、軍事施設の全くない地域に「間違って」飛んでいけば、もはや迎撃する事は不可能となる。

 こういう事情なのだから、当る訳がないと公表するのは、社会情勢に不安要因を注入してそれにより関係各省が予算を獲得しやすいようにする常套手段であると言わざるを得ない。昔から政府も役人も、本当に必要な情報は絶対オープンにしないものなのである。実際、1980年当時の旧ソ連に対する脅威論は、こういう不安材料の宣伝に他ならなかった。これは色々とその宣伝を見てきたから断言できる。今も昔も相変わらず、意味のない事で騒いでいるだけなのだ。
 いや、もちろん北朝鮮からの飛来には備える必要はあるが、それ以前に外交手段と諸外国を味方にするというその部分の方が大事だ。なにせ北朝鮮は非常に危険な独裁国家なのだから。


2009年03月23日(月) スパルタカスはつおい

 先日、古本で安永航一郎の「頑丈人間スパルタカス」1〜2巻を買った。全4巻らしいが、2巻までしか置いていなかったのが残念だ。いずれ残りはどこかで探さなければならない。
 元々彼の作品は「県立地球防衛軍」をリアル・タイムで読んでいて好きだったのだが、さすがに「火星人刑事」の頃には私の好みからだいぶ離れてきたので読まなくなっていた。しかしこの作品は各所のギャグも含めて、往年の安永節が色濃く残っており、かなり気に入ってしまった。多分現在の彼の作風との境目ギリギリの作品に位置するのだろう。

 それはともかくとして、この作品内で一番驚いたのが、「シュート・フェンシング」の話だ。
 知らない人のために補足すると「シュート・フェンシング」とはフェンシングと射撃をミックスし、どちらかが死ぬ事で勝負かつくというとんでもないスポーツだ(言っておくが、ギャグ作品である。当然主人公は当たっても死なない)。これは安永作品には良くある異常な設定だが、その何に驚いたかと言えば、主人公が相手の弾をよけるシーンである。よけるための方法が理論的(彼の作品なりに、だが)に書かれているのである。つまり「リベリオン」の先駆けである。
 なにせ「リベリオン」の日本公開は2003年で、「頑丈人間スパルタカス」は1993年から連載が始まり、この話が何年だったのかは不明だが、本の発行年からすればリベリオンよりは確実に前だ。偶然とは言え、これはなかなか面白い。

 しかしこの作品、当時としてはかなりヤヴァいネタも多く、DOS-Vパソコンを売っている謎の集団なんてネタは、地下鉄サリン事件の前だから出せたネタだろう。あるいは、見る人が見ればキャラクターのモデルが誰か容易に判るというのも良く通ったものだと感心する。
 こういう恐れを知らないかのような捨て身のギャグが彼の持ち味の一つであり、私はこういう部分が大好きである。もちろんモンティ・パイソンの精神と通じる所があるのだ。

 安永作品の問題点は、下品なネタがエスカレートしすぎるという部分だろうか。この辺のさじ加減で、私も好みが分かれてしまう。それがなければ、彼のセンスは好きなのだが。

 品性の問題と言えば、話は変わるが、昨日バスの中で化粧をしている高校生らしき女の子を見た。バスの中での化粧など、精神的にはもう崩壊しているとしか言いようがないが、電車以上に揺れるバスの中で良く化粧など出来るものだ。その点だけ素直に感心する。ある意味、曲芸の域に達していると言えるかもしれない。
 そして言わせてもらえば、服のセンスが悪すぎて、あれでは全体のイメージがジャージと大して変わらなくなっている。いくら顔を直しても、あのセンスではどうしようもないなぁ。


2009年03月22日(日) 雨の日曜日

 雨が降っているが、本屋に用事があるのとT寺と会うので、駅前に出る。なにせ20日頃と25日頃には色々な雑誌が出るので立ち読みだけでも大変なのである。

 とりあえず探していた「アニメーション映画の演出術」は確保、ついでに「ストレンジ・デイズ」も買っておく。他にも何冊か面白そうな本があったが、重くなるので後回しにする。雨の日に多くの本は買いたくない。
 そしてカメラ雑誌4誌をざっと立ち読み。やはりこの業界ではデジタル・カメラの性能はいくら画素数が上がろうと画像処理エンジンの性能が上がろうと、カメラとしての成熟度が低すぎるという部分では一致しているようだ。何度も言うが、カメラは写真を撮る機械であり、残るのは写真という作品なのである。
 そんな中で、フィルムの運命を握っているのはアマチュアであるという記載があった。元々プロはそれほど大量のフィルムを使わないし、現在では時間と費用の問題から特別な理由がない限り使っていない。むしろ趣味として写真を撮っている人が大量のフィルムを使用しているのであり、それは過去も現在もそう変わりはないのだという。
 自分たちは使わないが、アマチュアはどんどん使ってくれとは、随分と勝手な意見ではある。

 あとはコミック・リュウの「大正野球娘。」も立ち読みするが、ますます伊藤伸平らしくなってくる。危なく店頭で笑うところだった。なんというか、ますます野球とは関係ない部分での笑いがパワーアップしている。そして多分小説では表現できない、漫画ならではの笑いもある。
 こういうマンガの連載がされるコミック・リュウの編集部は、現在の出版界の中ではかなり異質な存在なのかも知れない。いずれ今後が楽しみだ。

 15時を過ぎたあたりで、T寺と駅前で会う。赴任先へ戻る前に、「ホット・ファズ」の返却である。次はKCに貸してあげよう。
 とりあえず30分ほど茶店で雑談。やはりお互い、デジタル一眼の選択には悩むところだ。色々と写真というものが判っているし、カメラに対する要求もある程度しっかりしているだけに、満足度はまだまだかなり低いのだ。これが成熟度が低いと言われる所以なのである。フィルム・カメラではここまで悩みはしなかったもので、悩むのはむしろレンズの描写性能の方だったのだが。
 もしかしたら今のデジタル・カメラの世界は、本来レンズの性能が写真の質を左右する、という事を忘れているのかも知れない。というより、そもそも知らないのかも知れないが、これはこれで恐ろしい事ではある。

 夜になって、昨日見た「サンシャイン2057」のオマケで入っていた「ボーンズ」の第一話を見た。
 内容は往年の「科学捜査官」(これもソフト化されない)のようで、これは私の好きなジャンルだ。ただし骨格から事件を解決するので、「科学捜査官」のような多様性は多くはなさそうだ。
 しかしなんというかアメリカのテレビ・ドラマの演出は、基本的に昔とあまり変わっていないのだと変なところで感心する。いや、作りが上手いし先を見たくなる構成だから、テレビとしてはこれで正解なのだが、もしかしたら最近のドラマのフォーマットはすべてこうなのかも知れないが、だからこそヒットし続けるのかも知れない。これは言ってみれば水戸黄門である。もちろんあれほど極端ではないが、フォーマットが同じという部分で安心出来るのかも知れない。
 判りやすく言えば、「Q.E.D.」も「ロケットマン」も「コナン」も、基本的にフォーマットは全て同じだと言うのに似ているのである。
 それでも、機会があったら先を見てみるか。そう思わせるのも確かなのだ。


2009年03月21日(土) 「サンシャイン2057」は惜しい

 今日は粗仕事。
 しかし出社している人間は少ない。いい加減に全土曜日を開けるというのは止めて欲しいものだ。モチベーションは下がるし、建物もそこそこある大きさなのだから、光熱費もバカにならないのだ。

 そんな午前中にT寺からメールが来た。現在仙台にいるのでDVDを返したいというのだが、残念ながらこちらは夕方まで粗仕事なので、明日帰る前に駅で会う事にした。今日会えれば多少はゆっくり出来たのだが。
 しかしケータイでのメールとは面倒なものだ。キングジムのpomeraのようなキーボードが付いたケータイなら、多少サイズが大きくなっても欲しいところである。

 夜に先日KCから受け取った「サンシャイン2057」を見る。
 題名からは「クライシス2050」を連想してしまったが(見てないけど)、意外とSFとしての範疇に収まる良い雰囲気の作品になっている。監督は「トレインスポッティング」や「28日後...」のダニー・ボイルだ。
 前半は宇宙空間と宇宙船内という閉鎖感が比較的良く現れており、比較的まともにSF映画をしていたが、特別難しい内容でもなく、むしろSF者には判りやすい内容だろう。ただ精神科医の存在は、あの描写なら不要だろう。
 いずれ前半は「2001年宇宙の旅」や「サイレント・ランニング」の雰囲気で、悪く言えば数々のSF映画のイメージを利用しているに過ぎない。だがここまでうまく監督が消化していれば、それは許される範囲内である。

 ただ「5人いる…」から後のホラー的な展開は失敗だろう。これは監督の好みなのだろうが、このおかげでSF映画というカテゴリーから外れて、「エイリアン」風のホラーになってしまったのは残念だ。
 しかし「宗教はクソの役にも立たない」とさりげなく、だがしつこく表現しているのはいかにもイギリス的な映画で、この辺は評価できる。
 結局の所、傑作になり損ねたSF映画だろう。実に惜しい事ではある。

 ちなみにキャパは「バットマン・ビギンズ」でスケアクロウを演ったキリアン・マーフィではないか。こんな感じの役も出来るとは、ただの役者ではないと見直した。
 そしてキリアン・マーフィ、真田弘之、ミシェル・ヨーという役者が一本の「SF映画」に主演しているというのは、実に珍しいと思う。多分SF映画での共演は二度とないだろう。


2009年03月20日(金) ついにPPKが来た

 某所(と言ってもあそこしかない)へPPKを引き取りに行く。
 引き取る前に実物をチェックするが、グリップ感はCMC製よりはMGC製に近い感じがする。見た目の感じでは、もう少しバレル先端にはエッジを効かせて欲しかったが、いずれにせよ待ち望んだPPKだ。文句は言うまい。ちなみにダミー・カートの出来も良い雰囲気になっている。
 なおカートの予備も販売するという事だったが、とりあえず最後の入荷と言われるマルベリーフィールドの空打ち用のダミー・カートを買っておく。ここのカートは評判が良いが、原材料の値上げに伴い、しばらく生産を中止するのだそうだ。昔なら原材料が上がってもそのまま販売価格を上げれば良かったが、デフレ・スパイラルの現在、売れなくなるからそれは出来なくなっている。色々と面倒な時代になったものである。
 この時、立ち話をしている間にもPPKの引き取り客が次々と来る。やはり待っていた人も多いのは判るが、本当に待ち望んでいたのはMGCとCMCの時代を知っている、そこそこの年齢の人だろう。

 しかし今回、改めて「PPK」と「PPK/S」を見比べてみたのだが、もしかしたら普通の人には違いが判らないような気がする。というか多分判らないだろう。違いを単純に言えば、グリップのサイズが違うだけなのだが、やはりシルエットから受ける印象は結構違っている。

 やはりPPはきちんとデザインも考えられていたし、小型化したPPKも同様である。だがPPK/Sはメリカ市場への輸出という販売戦略上決まったデザインなので、どうしてもシルエットが半端になってしまっている。
 だから我々はPPKを長い間待ち望んでいたのである。

 ちなみに今回のマルシン・モデルは未発火仕様なのだが、解説には「発火のための注意」が記されている。つまりPPK/Sのバレル換装で発火が可能になるのか、はたまた近日中に発火用のバレルが発売されるのか、今の時点では判らないが、いずれ発火させるための準備はしてあるのだろう。メイン・スプリングの交換も必要になるかも知れないが、最近のマルシンはなかなか不思議な事をするメーカーである事だよなぁ。


2009年03月19日(木) ようやく発見

 今日は暑かった。日中の気温は20度をかなり超えており、近隣の町では25度を超えたところもあるそうだ。
 もっとも朝はまだ薄手のコートを着てちょうど良かったのだが、日中のこの暑さで夜になってもあまり気温は下がらず、帰宅時のコート姿がバカみたいである。
 しかし急激な気温の変化に体はついていけない。季節の変わり目には年寄りがよく死亡すると言われるのが、この頃は実感として判ってしまう。

 そんな今日、近所の模型屋にある食玩バラ売りコーナーで、大分前から探していた物が見つかった。少し高いがなかなか市場には出てこないので買ってしまった。
 買ったのは東宝マシンクロニクルのシリーズで、「ムーンライトSY-3」と「90式メーサー殺獣光線車」である。後者は釈由美子の出ている「ゴジラ×メカゴジラ」版であり、これはこれでなかなか面白いメカなので、適当なサイズの、ガレキではなくプラモが欲しいところだ。
 しかしこのシリーズ、サイズが小さいのでどうしても作りが甘くなってしまう。もちろん価格も考慮すれば仕方のない事であり、むしろ良く出したものだと感心する。だが写真で見る限りは「海底軍艦」の出来は今ひとつという感じがするし、他のメカもこのサイズでの立体化はかなり難しいのだろうという感じがする。そんな中で今回入手した「ムーンライトSY-3」は、このシリーズで一番上手くできていると思う。作りがシャープだし、可変翼も再現されている。これでブースターがあったら…。

 ちなみにこのシリーズ、実は「海底軍艦」と「66式メーサー殺獣光線車」が未入手なのである。意外と見つからないものだ。

 さて、明日はいよいよPPKを取りに行く予定である。


2009年03月18日(水) 明日、入荷予定

 夕方になって、携帯に「明日、例のブツが入荷する」という連絡があった。いや、単に某NODAYAから、ワルサーPPKが明日入荷予定だとの連絡が入っただけの事である。
 しかし今回は、PPK/SではないPPKだ。中学の時にMGCのPPKを買い、大学の時にはCMCのPPKを買ったが、それ以来である。なにせモデルガンもエアガンも、何故か出るのはPPK/Sばかりで、実に長い間待たされた事になる。

 元々PPK/Sは、ケネディ暗殺に絡んだアメリカでの小型銃販売規制の産物であり、いってみれば中途半端な物なのである。
 つまり「銃の全高と全長が合計4インチ以上必要」という規制をクリアしないとアメリカへ輸出できなくなったワルサー社がPPのメイン・フレームを利用したもので、妥協の産物だからシルエットが美しくないのである。
 知らない人のためにPPKの成立の経緯を書いておくと、元はワルサー社のPPであり、このスライドとグリップを短くした(つまりクルツ・モデル)物がPPKである。従って設計自体は同じで、アメリカの規制をクリアするためにメイン・フレームを利用する事にはなんの問題もなかったのは当然なのだ。
 だが販売戦略上の産物であり、デザインという点からは半端物であり、また持った感じもPPKの小ささというのはクリップしやすいのである。つまりPPもPPKも、もとはデザインをきちんと考えられていたのだが、PPK/Sにはそれがないのである。だから我々のような極一部の年代にとって、特にPPK/Sは半端なモデルなのであり、シルエットが美しくないのだ。

 という訳で、マルシンからの発売アナウンスを聞いた時にさっさと前金で予約したのだが、それも随分と前の話になる。残念ながら今回は未発火モデルのみとなるが、発火させるならPPK/SやPPがあるから、我慢はできるだろう。

 ところで今日、郵便局で「サンデー・マガジンの50周年記念切手」を見かけた。なかなか面白いデザインだが、これだと買っても使えないではないか。
 ちなみにこの中では、やはり8マンが一番良い。リアルタイムで見ていた訳だし、この頃の桑田次郎の絵は本当に素晴らしいと思う。マンガはヒットすると、大概似たような絵のフォロワーが出てくるものだが、桑田次郎と水木しげるにはフォロワーが存在しない。水木しげるの場合はあまりに特殊であり、また描けるジャンルが制限されてしまうからある程度は仕方がないが、桑田次郎の線は、かなり繊細でありながら強さと美しさが両立している希有な絵だ。1970年の初め頃にはもはやその田土も崩れてしまったが、やはり真似をする事が見た目以上に難しいようだ。
 いずれ彼の最後の傑作は「デス・ハンター」だろう。連載当時、非常に興奮したものである。


2009年03月17日(火) ケルベロス・サーガ

 本屋ではなく、TSUTAYAで偶然「ケルベロス東京市街戦首都警特機隊全記録」を見つけたので、即購入。2,100円也。
 しばらく前の情報では3月下旬頃の発売予定となっており、それより遅れて4月になるのではないかと思っていただけに、もう出たのかと驚いたのだった。
 ちなみにこれは学研からのムックで、そこから想像できるようによくある戦争物ムックを真似て、ケルベロス・サーガを紹介している内容だ。もちろん真似ているだけあって、基本は歴史物ドキュメンタリー風の内容になっており、これはこれでなかなか楽しめる。
 もちろん目玉として押井守のインタビューも巻末に載っており、これだけでも楽しめるのである(ただしこれだけで2,100円は、いくらなんでも高いが)。内容を考えるとファンのお遊びという部分が強いが、ケルベロスのファンなら買って損はないだろう。

 話は変わって。
 政府が突然訳の判らないETCの助成金制度を発令したが、正確な情報も知らないままセットするアホウもいるせいか、機械が不足しているという。これは当然の事で、不足する事を考えつかなかった政府関係者というのは、かなり低レヴェルの知能しかない事になる。
 そしてこのままでは、4月以降に機械があり余るのが目に見えている。なにせ企業のトップも知能が欠落しているから、今不足しているからと増産体勢に入っているからだ。このままではだぶついた機械の処理に、販売店が四苦八苦するのは目に見えている。
 一体政府はどうする気なのだろう。本当に最近は思いつきだけで行動しているが、これなら政治の運営は小学生で充分だ。


2009年03月16日(月) エルシノアのCM

 J.Rさんの相変わらず楽しい日記で話題になっているマックィーンだが、その昔、ホンダのCMでエルシノアを乗り回しているものがあった。去年はちょっと見つからなかったのだが、youtubeにないかと改めて探してみたらあっさりと見つかってしまった。しかも当時は見た事がないロング・ヴァージョンである。

  http://www.youtube.com/watch?v=J8nJvgSlSiM

 おそらくこれは、ホンダのショー・ルームなどで流していたものだと思う。当時のテレビではあまり長いCMは流さなかったからだ。
 しかしマックィーンは実に楽しそうにバイクを駆る。見ているとこちらまで乗りたくなるくらいだ。しかしこの当時は「バイク=不良」というイメージが強い時代だったためか、学校関係者等の強い圧力から短期間で放映中止に追い込まれたのは本当に残念だった。日本にはモーター・スポーツという概念が全くないから仕方がないのかも知れないが、やはり異常である。
 そもそもバイクも自動車もモーター・スポーツだという概念があれば、きちんと訓練しないとまともに乗り回す事はできないと容易に判るはずだ。事故が減らないのは、スポーツの一環だと誰も考えていないからであり、まともに走れない連中が大部分だから、事故などなくなるはずもないのである。
 結局のところ、警察が自分たちの利権として免許制度を独占している限り、絶対に事故は減らない。金の亡者が免許制度を管理しているのだから、当たり前だ。

 ちなみに私はこのCMの影響で、後年エルシノアを中古で買った事がある。ハスラーも半年ほど所有していた。だが250ccの2サイクル・エンジンは私の手に余った。色々な面で私には合っていなかったようだ。
 その後4サイクルのXL250を買い、その後「ユア・アイズ・オンリー」を見てヤマハのXT250を買い(ミーハーだ…)、そしてXL250Rを買うという、4サイクルのオフロード車で長く過ごしたものである。
 長距離も乗ったし、川原で乗り回しもしたし、とにかく楽しいバイク達だった。

 自分で乗れば、マックィーンも本当に楽しかったのだと容易に判るのである。


2009年03月15日(日) うだうだ、だらだら

 昨日切れていた事に気がついたワイパーを買うために、近所のホームセンターへ出かける。
 切れたのは助手席側だけだが、念のため運手席側も購入して交換する。これはどちらかが切れれば、いずれ反対側も切れるのは確実だと経験上判っているからだ。特に運転席側が切れると厄介なので、早めの交換が必要だし、車に乗るというのはそういう事にも気を遣うものなのだ。たから金がかかるのは当たり前なのである。
 しかし新品のワイパーに交換したら、そこだけが異様にきれいに見える。やはり車自体はかなり塗装が色褪せてきたという証拠である。

 そして午後はのんびりとうちにいたので、本を読んだり乙戸さんから借りているCDをダビングしたりで過ごす。これは借りている枚数が枚数なので、まだ時間がかかりそうだ。
 その合間に、ネットを徘徊したりyoutubeで捜し物をしていたら、面白い映像が見つかった。

  http://www.youtube.com/watch?v=msA0OiAPOe4

 これはアテネの衛兵交代なのだが…、やっぱりどう見てもシリー・ウォークの元ネタだとしか思えない。
 実際問題として、彼らか見聞きしていた可能性はあるので、そこからインスパイアされた可能性は否定できないだろう。もっとも仮に知っていたとしても、モンティ・パイソンとしてのシリー・ウォークは全体を通して素晴らしいスケッチに仕上がっているのだから、別にかまわないのである。インスパイアとはそうしたものだ。

 あとは2004年にあの「リングにかけろ」がアニメ化されていたのだという。
 1クールという短い話数だが、上手くまとまっているらしい。アニメとしては珍しく、原作ファンにも評判が良いと聞くと、いつも見開きで展開される必殺技の描写はどうやっているのか、つまりあの静止画にどういう動きと演出を付けているのか、非常に興味がわいてしまう。

 ところで夜になって胃の具合がおかしくなる。仙台に来てから、時々起こるようになったのは、やはり今の職場が良くないのかもしりれない。3時間ほど横になっていたらかなり良くなったが、ちょっとばかり厄介である。
 そんな日曜日だった。


2009年03月14日(土) 一日しゃべりまくり

 暖かくなったり、寒くなったり、厄介な天候が続いている。しかも雨が降っている。

 今日は紫山でKCと密会予定なので車の準備をしていたのだが、ワイパーを動かしていたら異様に残る部分がある。もしかしてと確認すると、やはりブレードの根本が一部切れていた。助手席側の3センチ位なので、今日はとりあえず我慢して、明日買いに行く事にする。

 という訳で9時に出かける。バイパスは予想通り混んでいたが、一部で事故らしく渋滞まであり、結局紫山に着いたのは10時ギリギリである。なんで1時間もかかるかなぁ。
 すぐにスタバでKCと合流したのだが、中が思っていた以上に狭いのに驚く。これでは待ち合わせには使えない。そんな狭いところに3時間以上いた我々も我々だが、とにかく喋り始めたら止まらなくなったので仕方がない。やはりなんだかんだ言っても、お互いストレスが溜まっているのだろう。内容は映画やマンガから始まって、政治、経済まで話が飛んだ。やはりお互いが持っているこの国への憂いはほぼ同じなのだ。

 ちなみに今回は貸していたCDを受け取り、DVDを貸す。貸したのは「ダークナイト」「アンダーワールド」「アンダーワールド2:エポリューション」「GUN DVD Vol.4 マシン・ピストルの世界」の4枚だ。後は伊藤伸平の「大正野球娘。」も貸しておく。これはなかなか面白い展開になってきたし、いかにも伊藤伸平という展開になってきたのである。

 さすがに13時半くらいになるとお腹もすくので、アウトレットの中も見ながら最終的にフードコートで遅い昼食。結局はここでも延々喋りまくる。よくまあお互いつきないものだと思う。結局16時くらいまでここにいたのだった。

 帰りは、パイパスまでの道が渋滞である。ここができる以前はガラガラの道だったのに…。結局うちにたどり着くまで1時間もかかってしまったのだった。
 例によって楽しい時を過ごしたが、話していただけなのにそれなりに疲れている。やはり体力は衰えているのだろう。その辺が問題である。でも楽しかったのは事実だから、別にいいか。


2009年03月13日(金) モデルガンという物

 某氏からモデルガンを処理したいとのメールが来た。
 デジカメを購入するにあたって、手持ちで残っている10挺ほどのモデルガンをオークションで処分しようと考えているのだが、欲しい物があれば先に譲るという内容だった。もちろん安い物ではないが、一般的な価格よりは安めであり、やはり古くからの友人とは、ありがたいものだと思う。もちろんAK47やM73等のように、すべて売買可能な合法的モデルだ。

 そのリストを見ると、長年欲しかったハドソンのPPSh41が残っており、優先順位からすると真っ先にこれは欲しい。
 もちろんこの銃自体はそれほどかっこ良いモノではないし、ホールドもかなりしにくい。しかもモデルガンとしての性能もどちらかと言えば良くないという評判だ。時期的にもガス・エスケープはない可能性が高い。つまり現在の市場から考えれば、一般的には不人気モデルなのだ。
 だがメーカーがあえてこの不人気モデルを出した理由と、私が欲しいと思うのは、やはりこの銃がペキンパー監督の「戦争のはらわた」で使われたからだ。なにせ主役のスタイナー軍曹がPPSh41を持つと、それだけで格好良いのである。もちろん格好良いのは、ジェームス・コバーンが持っているからであって、自分が同じ格好をしたところで格好良く見えるはずもないのは判っているのだが、やはり欲しいアイテムだ。
 昔、マックィーンの「ゲッタウェイ」を見て、MGCのM31を購入、乱射して遊んだのと同じ理由である。我々の世代にはそういう人が多いのではないだろうか。

 というか、そもそもモデルガンというのはそういう部分と切り離せない趣味でもある。純粋にその銃が好きだという理由もあるだろうが、やはりきっかけは映画などの映像から入るのが多いのではないだろうか。そしてその場合、使用した俳優の演技も大きく影響してくる事になる。私が高校の頃は、マックィーンやアラン・ドロンの銃の扱いにしびれたものだ。とにかく扱いに慣れた動きが素晴らしかったのである。こういう自然な動きは、当時の日本の俳優では有名無名を問わず、皆無だったと言っても良い。唯一の例外はやはりトビー門口という事になってしまうが、彼の場合は色々と特殊だから、当然と言えば当然なのかもしれない。

 とにかくこの当時、日本の俳優で銃の扱いが素晴らしいと思った人は本当にいなかったのだが、映画関係者のほとんどが勉強不足だったという証拠だろう。エンターテナーという物が判っていないのである。


2009年03月12日(木) 安かろう、悪かろう

 政府の決定で、休日に地方の高速道路料金を上限1000円に引き下げる割引制度が、2年間の時限立法だが実施されるのだが、それに伴いETC車載装置の補助制度が発動した。結局料金引き下げの対象がETC搭載車のみなので、黙っていたら文句が来るからという単純な発想だろう。実際表立った大きな文句はどこからも発生していないから、政府の目論見は成功しているという事だ。
 いずれ今回の時限立法も、そもそもは高速道路の人員削減のための手段なのであり、それ以外の何物でもない。景気対策だと言うが、実際にこれで遠出をする人は増えるかも知れないが、だからといって購買量が増えるとは考えにくい。景気が悪い時にホイホイ買い物をする奴などそうそういないという事に、肝心の政府が気づいていないのだろう。

 それ以上に、こんな優遇策をとったら連休時の高速道路がどれだけ混むのか予想がつかなくなる。いくら料金が安くなっても、動かない高速道路には何の意味もない。それでなくとも、今までみていれば判るとおり連休の高速は渋滞するのだ。いつもの事だが、小泉以降の政府のやる事は、本当に一時しのぎの付け焼き刃でしかない。長期展望のある人間は一人もいないようだ。
 もちろん誤解のないように言っておくが、無能さでは野党も全く同じである。

 もっとも安くなるからといきなり飛びつく大量の小市民側にも大いに問題があるから、野党もまともな策を立てられないのである。安ければ良い、金をばらまけば良いと単純に考え、財源の問題を完全に放棄している(小沢党首は自民党時代からこの方法を使っている)。与党は特別財源なんて物に手を付けているが、日本の財政は赤字なのだ。
 そして今回の割引制度にしても、ETCの機械を取り付ければそれで終わりだと考えているバカな奴が多すぎる。クレジット・カードが必要なのは常識だろうし、その手数料だってかかる。安い、補助金等の言葉に騙される奴がなんと多い事か。詐欺というものがなくならないのも道理である。

 今回の特例法案は、あらゆる階層の問題点が一気に出てしまったという典型的な例だろう。


2009年03月11日(水) サンダーバーズの予定

 先日も書いたアメリカ空軍のサンダーバーズ極東ツアーだが、予定がだんだんと見えてきた。

 ツアースケジュールによれば9月19〜20日がハワイのヒッカム空軍基地、21日〜10月21日までTBA(To Be Announced)、10月23〜25日が韓国のソウル空軍基地となっている。このTBAになっている所で日本国内航空祭が組み入れられるのではないかと言われているのだが、そうすると三沢基地でのショーはないという事とが確定してしまう。この時点でTBAに該当していると思われるのは、小松基地、小牧基地、浜松基地の3か所になるが、どこも遠い…。

 ただ浜松は昔、ブルー・インパルス最大の墜落事故を起こしているので、過激な機動を信条としているサンダーバーズのショーを簡単にやるとは考えにくい。
 残りは小松、小牧となるが、やはり遠すぎる。確実に晴れれば行く価値もあるが、天候次第というのが日本の航空祭の最大の問題点でもあり、遠距離ではやはり行くかどうかの決断が難しくなる。

 もっとも前回中止となった三沢は、元々の予定が平日で航空祭とは無関係の日程だったので、まだ一抹の希望はある。また三沢の予定も発表されていないから、TBAに合わせる可能性がないとは言えない。もっともその可能性はかなり低いが…。
 いずれ自分勝手ではあるが、やはり三沢で何とかして欲しいものだ。


2009年03月10日(火) �癸韻寮蟻�

 mixiでもやはり話題になったが、佐川の対応には以前からみんな呆れている。
 まあ世の中、安ければいい、結果さえ出ればいいというのが定着したから、当然の結果だ。これからどんどん住みにくくなるのも、一般大衆の求める物が間違っていたという結果に過ぎない。いずれそんな事はどうでもいい。一般大衆が世の中を悪くする方向を選択しているのだから、もう変らないのである。

 ところで、下は私の大好きな「プリズナー�癸供廚離�ープニングである。有名な�癸兇鉢癸欧硫駭辰任△襦�

 Where am I?
 In The Village.

 What do you want?
 Information.

 Whose side are you on?
 That would be telling. We want information... information... information

 You won't get it.
 By hook or by crook we will.

 Who are you?
 The new Number 2.

 Who is Number 1?
 You are Number 6.

 I AM NOT A NUMBER, I AM A FREE MAN!
 WAHAHAHAHAHA...

 これについて、某所で面白い解釈があると知った(偶然拾ったので、どこだか忘れてしまった。知っている人は教えて欲しい)。つまりここで�癸欧廊癸兇亮遡笋飽豈�は答えているのに、最後の「�癸韻話�だ?」に答えていないのは、筋としては奇妙だというのである。
 そしてここから、�癸欧諒崚�が実は「お前は�癸兇�(You are Number 6)」ではなく、「お前だ、�癸�(You are, Number 6)」なのではないか、という解釈が生まれているらしいのだ。これはカンマの位置で意味が大きく変るのである。
 つまり謎とされた�癸韻寮蟻里�最終回では�癸脅�身だと示唆されているが、時はその手がかりがオープニングで毎回明らかにされていたと言う訳だ。なるほど、これは気がつかなかった。
 面白い指摘であるが、実は正しい指摘であるように思う。やはりまだまだ私は未熟である事だよなぁ…。


2009年03月09日(月) セット・リスト

 ネットで、先日行った「人間椅子」のセット・リストを見つけた。
 この他にもいくつか違うものがあったが、多分これが一番正しいのではないかと思う。ただ一曲、自分の記憶と違うのがあったが、それは単なる私の勘違いだろう。
 いずれ演奏は次々と間髪を入れずに繰り出され、演る方も大変だが、聞く方もそれなりに大変なのである。まあそれがロツクというものなのだが。

  鉄格子黙示録
  膿物語
  りんごの泪
  狂ひ咲き
  肥満天使
  幻色の孤島
  夜叉ヶ池
  陰獣
  暗い日曜日
  洗礼
  相剋の家
  PURPLE HAZE(Jimi Hendrixカバー)
  幽霊列車
  賽の河原
  猟奇が街にやってくる
  道程
  針の山

 EN1
  人面瘡
  地獄

 EN2
  地獄風景

 しかしネットが普及したおかげで、こういった個人レヴェルで作成されるセット・リストが比較的簡単に入手できるようになった。昔は月刊誌などを待ち望んでも、そもそもそれが載っている保証などない訳で、つくづく良い時代になったものだと思う。
 こういうのは、せっかく挙げてくれた人のためにも積極的に利用しなければいけないのである。


2009年03月08日(日) 酷いもんだ

 ふと気がつくと、外のドア・ノブに荷物が引っかかっている。
 別に留守だった訳ではないのに、佐川が確認もせず引っかけて置いて行ったのである。もちろん受け取りのサインなど存在しない。中はアマゾンからの荷物で、長年待っていた「北国の帝王」のDVDソフトだ。
 最近になってアマゾンが配送業者を佐川に代えたのだが、それから一度たりともサインをして受け取った事がない。すべて勝手に置いて行かれるのだ。いくらメール便であってもこれで不安にならない方がどうかしているだろう。というかこういう商品メール便で送ろうと考える方がどうかしている。

 こんな呆れた置き方をして、もし盗まれたらどうするのだろうか。というかこれで盗まれた例を何件か知っているのだが、それでも改善しない佐川という会社は、どういう精神構造なのだろうかと呆れるばかりだ。
 さすがにこの辺は昔のままの佐川である。個人相手には実にテキトーなのは昔から何も変っていないという事である。多分佐川は、なくなっても返金すればいいと簡単に考えているのだろうし、限定品だったらなんて事は微塵も考えていないのだろう。いや、そもそも返金しようなどとは考えていないのかも知れない。元々そんな事を考える頭などあるはずもない。
 やはり政治献金で大きくなったヤクザな企業だという本質は何も変っていないという事なのだ。かなり消費者をなめた会社であるのは間違いない。
 こうなるとコンビニ受け取りの比率を上げるしかなくなるが、そもそも未配送であってもコンビニには届けたと主張するかも知れない。ここまでいい加減な企業ならそれは充分あり得る。
 もちろんこんな会社を利用しているアマゾンも同罪なのは言うまでもない。おそらく価格だけで騙されて、こちらに変更したのだろう。金だけを考えれば評価を落とすという良い見本になりそうだ。
 
 そしてクロネコは、佐川を反面教師として利用し、彼らの欠点を突けば自然と利用者は増えると踏んだのだろう。そして事実、その通りなった訳である。
 今時佐川のような企業が存続するというのが恐ろしいが、これで日本の不況の本質が見えてくる。つまり悪貨は良貨を駆逐するのである。企業の首脳が腐っているという良い見本だ。


2009年03月07日(土) ワサビとど根性

 今日も粗仕事。しかし昨日の仕事が大量に残っているので、けっこう忙しい。相変わらずヒマしているヤツも多いが。

 昨日町中に出た時、「中春こまわり君」をようやく立ち読みした。
 はかせのところで存在を知ったが、立ち読みどころか、そもそも本自体を全然見かけなかったのである。
 立ち読みしただけでも、かなり感心してしまう凄まじい内容だ。その昔、リアルタイムで「劇画オバQ」を読んだ時は文字通り衝撃が走ったものだが、今回のこれもかなり凄まじい内容に仕上がっている。一見ギャグ仕立てにしつつも、内容はかなりシリアスにまとまっているのだ。
 そもそも中年になったこまわり君がどうなるかの設定からしてシリアスだ。若い頃にバカをやった人間の本質などそうそう変るものではないのだが、それを明確に表したばかりか、そのバカさ加減と中年のシリアス加減の采配を、こまわり君というキャラクターをフィルターにして実に見事にまとめてしまった。それでいてギャグの配置もなかなか良い。

 山上たつひこは、多分このテーマで小説を書きたかったのだろうと思う。だが同じテーマの小説は昔から数多く存在し、そんな中で目立つ事はかなり難しい。だから一度は止めたと言っていたマンガに舞い戻り、こまわり君を主人公にしたのは正解である。これなら山上たつひこにしか描けない作品になるのだから。
 立ち読みだけで買っていない私が言うのもなんだが、これはお勧めである。

 そして先月の20日に出ていたと一昨日知った「大正野球娘。」の1巻目も買っておいた。
 原作があるせいか、伊藤伸平にしてはストーリー展開が曖昧で、キャラクター設定がおかしい部分がある。だが雰囲気は明らかに彼の作品だ。出演陣もハイパードール化してるし(木暮さんがいない)、特に若い読者を遙か彼方に置き去りにしてしまうギャグの連発など、このままいけばかなり面白い作品になりそうだ。
 しかし原作からのテレビアニメ化が決定しているそうだが、そちらの絵は見事なまでにダメだ…。これでは大正の娘の雰囲気が微塵も感じられないのである。いや、伊藤伸平のマンガもそういう意味では大正を正確に描いている訳ではないのだが、少なくともスカートの丈が長いし、服装も多少は古い時代を表現している。少なくとも現在を露骨に意識させるパーツがあまりなく、これはかなり重要な部分だろう。
 もっとも彼のマンガだという雰囲気が非常に色濃く出ているのが好ましい、というだけかもしれないが、とにかくうまく最後まで続いてほしいものである。

 なおその昔、「侘びと寂び」を略して「ワサビ」というネタがあったが、このマンガには「努力と根性」を略して「ど根性」だと主張する件があり、これには笑ってしまった。しかもわざわざ注意書きで「ウソです」と書いてあるので、二度笑ってしまったではないか。かなり大きなお世話だが、妙に笑えるのも確かなのだ。
 でもこう書いておかないと、信じてしまうヴァカ者もいるのだろうなぁ…。


2009年03月06日(金) 人間椅子のライヴ

 今日は仙台マカナで「人間椅子」のライヴがある。
 そのため午後から会社を休んで町中へ出る。朝から降っている雨は夜もそのままらしく、かなり鬱陶しいが、こうすれば万が一呼び出しが来ても「今外出先ですから」と断れるのだ。まったく難儀な会社である事だよなぁ。
 という訳で、本屋へ行ったり中古CD屋へ行ったりしているうちに、あっという間に18時30分である。

 店の前に行くと、入り口が狭いせいか、かなりの行列になっていたので、10分くらい歩いてから戻ると楽に入場できた。入ってしばらくしたら乙戸さんも来る。中は狭いのですぐに判るのだった。
 以前来た時も感じたが、この狭さで本当に立ち席定員250人なのかと思うが、確かに少し数えてみると200人は入れるだけのスペースはある。ぎりぎり詰めれば確かに何とかなりそうではあるが、その状態でずっとロックを聴き続けるのは年寄りにはかなりきつい状況だろう。
 ライヴは19時を少し過ぎたあたりから始まったが、音がひどく大きいのはともかく、残念な事に割れてしまっている。確かにロックには轟音も必要だが、ここは音が割れる直前でセーブして欲しかった。なにせヴォーカルの音も割れてしまい、歌詞が全く聞こえないのである。やはりロックも音楽であるからには、全ての音が聞こえなければ意味がない。歌詞が聞こえないのは、別に意味が聞きたいのではなく、全体の雰囲気として必要だからである。ヴォーカルも楽器の一部なのだから、全ての音が聞こえなくては、全体を構成する雰囲気が判らなくなってしまう。

 キース・エマーソンのライヴは音が大きかったが、全ての音がきちんと聞き取れたし、メタル・クレムゾンと呼ばれた時のクリムゾンは、音を聞き取らせるためなのか、わざと絞ってあったので非常にクリアな良い音が聞けた。仙台でのイエスの時も、すさまじい音量だったが、決して音が割れる事はなく、全てがきれいに聞き取れたものである(終わってから2時間くらいは耳鳴りがしていた)。それがいくら小さなライヴ・ハウスであっても、全ての音を聞き取れる状態にするのはプレイヤーに対する礼儀だろうと思うのだが。

 それでも内容自体は非常に楽しいものだった。やはりライヴ・ハウスでのロックは、こういう親密感とグルーヴ感にある。こんな雰囲気は大きなハコではなかなか体験しにくい。ただし浅草国際劇場で行われた1981年の初来日キング・クリムゾンは、いきなり全員を前に呼んだので、結局はライヴ・ハウス的な雰囲気になり、楽しかったものである。私がこの時のクリムゾンを高く買うのはそういう理由もある。
 それはともかく、今回の人間椅子は、結成20周年記念の狂い咲きツアーである。基本的には先日発売されたベスト盤なのだろうが、やはり新旧色々演奏しても、根本はほとんど変っていないというのが良く判る。基本はブラック・サバスから動いていないのである。もっともそのおかげで、我々の世代には聞きやすくなっているのも確かである。

 途中のMCでは、新譜の発売日が決定しているのに新曲が出来ていないとか、歌詞の問題でアミューズやレコ倫の話とか、色々ここには描けないような話も出たが、こういうのは実際に見に行った人の特権だ。
 また唯一演ったカヴァーの「パープル・ヘイズ」は歯で演奏したり、そのノリでジミヘンのイタコ・ネタまで引っ張る。ただしこれは生福のネタに近いが、やはりイタコで連想するのは皆同じ事なのだろう。

 結局終わったのは21時30分位で、なんと2時間半近く演った訳である。予想より長く、これは満足できる長さだ。ただしあの音量でこの長さである。帰宅してもしばらくは、耳が死んでいたのだった…。


2009年03月05日(木) 人間椅子のアルバム

 気がつくと、明後日は「人間椅子」のライヴである。
 きちんと最初から見られるように休みを取っているが、ろくでもない仕事が突然起こる支店なので油断は出来ない。とりあえずそんなバカにな状況に引っかからないよう、打てる手は一通り打っておく。なんだかんだ言って、この支店はガキが多いのである。

 しかし乙戸さんから「人間椅子」のCDをほぼ全て借りているのだが、全部聞くのは時間的に難しそうになってきた。
 なにせ私は、そのアルバムが気に入ってしまうとついつい何度も聞いてしまうので、結果としてなかなか先に進まなくなってしまうのだ。つまり彼らのアルバムは基本的に良くできていて、しかも自分の好みだという証拠でもある。世の中には、名盤だが自分の好みではないというアルバムも数多く存在するから、好みの問題は大きい。

 いずれある程度聞いた限りでも、やはり彼らのサウンドは初期のアルバムの通りブラック・サバスの影響がかなり色濃く出ているし、所々キング・クリムゾンの影響もにじみ出ている。元々テクニックはあるし、アルバムとしても独特のものがあって気に入っているのだが、さらにハード・ロック的サウンドが強いので、実はかなり聞きやすいのである。
 なにせ私は、ブラック・サバスのサウンドが好きではあるが、実はオジー・オズボーンのヴォーカルがあまり好きではないので、それ故むしろ人間椅子の方が馴染めてしまう部分があるのだ。そもそも人の嗜好とは、そういうものだろう。何もかもが完璧に気に入るというのは、実はあり得ないと言ってもいいのである。

 名盤と言われ自分でも気に入っている「クリムゾン・キングの宮殿」や「危機」あるいは「アビィ・ロード」等は誰もが肯定する名盤なのは間違いないし、自分で聞いた回数も3桁はくだらないほど好きなアルバムだ。
 だがこれらですら極一部だが、ここがちょっと、という部分がある。それは自分の嗜好の問題であり、決してテクニック等の問題ではないのだが、やはりそういう好みの問題があるから音楽は成立している部分が、確実にあるのだ。
 そして名盤だが好みではないアルバムがあるのと同様に、名盤ではないが好みだというアルバムもまた数多く存在するのである。もっとも駄作を名盤だという輩はどうしようもないし、好みとは別に名盤だと判らない輩にも呆れるが…。

 さて、明日までにどこまでカヴァーできるやら…。


2009年03月04日(水) 子どんぐりの誕生日

 今日は子どんぐりの誕生日である。
 どうやら17歳になったらしいが、色々な面でとてもそうは見えない。まあ私の子供だしなぁ…。いずれ期末試験真っ最中なので、当然のようにお祝いは後回しである。でもこの時期の誕生日なら、毎年そんな感じになってしまう訳だ。

 ところでジャンプSQが出ていたので、「クレイモア」だけを立ち読みする。
 この他は別に読みたいと思う作品がないし、そもそも読みたい作品が多ければ、とりあえず買ってしまうのだが、現在はそういう雑誌に会う事はまずない。なにせどの雑誌も一部の面白い作品と、数多くの駄作で成立している。多分まともな編集者だけを集める事が可能なら、現在のマンガ雑誌など5冊も必要ないだろう。

 まあそれはともかくとして、「クレイモア」はちょっとばかり意外な展開になってきた。まさか対深淵の者というべき兵器が完成していたとは。詳しい事を書いて未読の人を困らせる訳にもいかないが、なかなか面白い展開になっている。ただこの展開では逆に着地点が見えなくなってくるのだが、はたしてどこに向かっているのだろう。
 しかしイースレイの嗜好が「武装錬金」の蝶野のようになっているのには笑ってしまった。さらには心の平安まで求めるようになっているのだが、つまりこれはラストへ向けて主人公達が平和な人生を送るようになるという伏線なのかも知れない。
 いずれどの段階で、ラストへ向けての動きを見せるのか、ちょっと楽しみになってきた。

 ちなみに16巻は、5月1日発売予定との事だ。


2009年03月03日(火) どわぁ

 全国的なひな祭りである。

 気がついたら、昨年「俺がハマーだ DVD-BOX」が出ていた。なんてこった。
 しかも全話である。あの驚天動地のラストから続く前日譚もが出ていたのだ。これは欲しい…、が例によって高いのである。もちろんLDで数枚持ってはいるが、やはり全話欲しくなるのが人情というものであろう(ほんとか?)。それほどにメチャクチャな内容なのである(もちろん、ほめ言葉である)。
 少なくとも最初のシリーズでの最終回には驚いた。まさか本当にこれをやってしまうとは、という驚きである。これは誰もが出来る内容ではなく、文字通り禁断のラストである。しかも確かにこいつならあり得るという内容なので、実に笑える。
 あの時代における傑作のひとつであろう。

 ところで今日は、会社でホスト・コンピューターのトラブルがあり、請求書が3時間ほど出せない状況になった。
 それでなくとも月末締めの請求書は枚数が多いので、出力した後のチェック、追加分の処理、仕分けと続き、最後には封筒詰めという物理的人海戦術作業まであって、郵便局へ出す都合上、かなり時間的にきついのである。
 結果から言えば、一部は間に合わなかったのである。まあ物理的に間に合わないのだから、あとは翌日営業に持って行ってもらうなり、即日便を使うなり、あるいはファックスで仮処理してもらうなりするしかないので、なるようにしかならないのだが。

 しかしここで、朝にすぐシステム部門へ電話するのは判るが、その時点で何時に直るのか判らないと言われて怒っているバカ者がいる。システムというのは、原因が判らない限り、いつ直るかは見当が付かないのは当然だろう。しかも現象が起こってすぐでは致し方がない。それをギャーギャー怒るというのはただのバカだ。どうしてこの支店はこういう無知が多いのだろう。動かないのだから、最終着地点を見込んで行動予定を立てておけば良いだけの事だ。それが判らないからバカだと陰で言われているのである。


2009年03月02日(月) ハイブリット・カー

 KCをはじめとして、結構ハイブリット・カーに興味を持ち始めている。
 確かに車が好きな人間にとって、ハイブリット・カーの性能はとても気になるものだ。これは燃費だけの話ではなく、技術的な部分であり、要はまともに走ってくれるのかという部分が大きいのである。車は走ってナンボの機械であるからには、燃費んうんぬん以前にきちんと人と荷物を積んで安全に走ってくれなくては意味がない。安全に走る事を無視して燃費を良くするだけなら、バカでも出来る。たから自動車メーカーは四苦八苦しているのである。

 ちなみに私はプリウス発売当初から、ハイブリット・カーのバッテリーの問題が気になっていた。
 あらゆる動きから電気を起こしてバッテリーに貯めていくシステムを確立したのは素晴らしいのだが、問題はそのバッテリーの寿命である。判りやすいところで言えば、携帯電話のバッテリーは酷使すれば2年など絶対に持たない。会社の営業が使っている物など、三ヶ月から持って半年だ。ましてや車用のバッテリーはもっと酷使されるのだから、交換時期が来ないはずはない。問題はその交換時期と費用である。
 KCがホンダのディーラーに行き、インサイトのバッテリーの交換時期を店の女性に聞いたところ、どこかに確認した上で、交換は不要だと言ったのだという。だが工業製品である以上、交換が不要な製品など絶対にあり得ない。これが例えば寿命が20年なので実質的に交換不要だとか言われたのなら、そんなに持つとは考えられないが、少なくとも話の筋道としてはまだ納得できる。だが初代プリウスのバッテリーは10,000キロで交換、しかも費用は30万円と言われたものである。いくら燃費が良くてガス代がかからないと言っても、これでは普通の人が所有するのは不可能だ。だから一時期、ハリウッドでスター達が乗っていたのも納得できる。金持ちでなければ、所有するのは無理だったのだ。

 こうして考えると、ハイブリット・カーも地球にとっては決してエコではない。作るまでも作ってからも膨大なエネルギーが必要だ。所有者はエコだと自己満足だろうが、本当にそう考えるなら車など乗らなければ良い。だがそうすると自動車メーカーは潰れる。それは困るから、少なくとも所有者にとってはエコだと思われる物を作る。それが企業という物で、利益とエコは相反する物なのである。
 これは太陽光発電でも原子力発電でも、全く同じ図式である。


2009年03月01日(日) ゲバゲバ第七艦隊

 昨日知ったばかりだが、4月22日に「巨泉×前武 ゲバゲバ90分! 傑作選 DVD-BOX」が出るという。
 作品のほとんどのテープが日本テレビ麹町社内にて発見され、これを修復したものを2枚組150分のDVD-BOXで発売する事にしたというが、2枚組でBOXもないもんだ。そして販売される事自体は喜ばしいが、ほとんどが見つかったのなら、最初からいくつかに分けてすべて出すべきだろう。それだけの価値はある作品なのだ。youtubeに載っているのを見れば判るが、今でも充分通用する内容なのである。とりあえず、ポチッとしてしまったのは秘密だ。

 しかし当時のテープは残っていないとされていたのに、よりによって社内で発見されたとは間の抜けた話だ。「モンティ・パイソン・吹き替え版」のように個人所有のものを利用したならともかく、社内にテープがあったのを知らなかった訳である。
 まあ汐留に移転して麹町は物を探しやすい状況になっていたのだろうし、特番用に誰かが探していたのかもしれない。

 もっとも見つかったのがフィルムやテープだからリマスターできるが、これがデジタル・データだと怪しくなってくる。将来的に新しい作品ほど再生が難しくなるのかもしれない。その辺をマスコミ関係者は理解しているのか、甚だ不安ではある。なにせデジタル・データは完全にサルベージ不可になり得るというのは、カメラマンの間では常識なのだ。ディスク・メディアに保管してサム・ネイルが表示されているにも関わらずデータ自体が消えている事もあるというし、そもそもディスク自体の寿命もある。だからみんなバックアップの問題で悩み続けているのだ。
 今後、貴重なデータが次々と消えてしまうという恐怖はついて回るのである。

 それはともかく、ボックス扱いで出すなら、この番組が終わってから後番組の位置づけになった「新0011ナポレオン・ソロ」の予告編も、現存するのなら是非収録するべきだ。「ゲバゲバ90分」を踏襲した予告編になっており、かなり笑える作りになっているし、実はかなり貴重なのである。

 ちなみにNHKが作品のテープをすべて廃棄してしまった、あの傑作「天下御免」の方が、制作も公開も「ゲバゲバ90分」の後だ(「天下御免」は1971年10月から1972年9月放送、「ゲバゲバ90分」は1969年10月から1971年3月放送である)。後なのにすべて廃棄してしまったNHKは知性ゼロで将来を見据える事が出来ない、愚か者の大馬鹿集団だと、いつものように罵倒しておく。当時作った連中の努力ををすべて踏みにじった人災であり、もはや犯罪に等しいのだから。


 ところで、全然関係ないが、民主党の小沢代表が米軍再編に絡み「(在日米軍は海軍)第7艦隊で充分」と語ったという。有象無象の寄り合い所帯の当主なのに、よりにもよって防衛問題を出すとは小沢も年を取ったものだ。民主党は旧社会党と同じで、政治信条はバラバラ、文字通りまとまりに欠ける集団だ。そこでこんな話を出しては、まとまる物もまとまらなくなるのは必至だろう。この話を出せば、嫌でも自衛隊の戦力強化の話になってしまうのだ。

 しかも「第七艦隊で充分」という発言自体が、軍事に疎いという事を露呈している。第七艦隊だけでは、防衛は出来ない。あれは攻撃された時の報復軍隊としての色合いが強いのである。むしろ在日空軍の方がよほど防衛という部分では貢献している。
 相変わらず民主党というのは、お粗末だ。もっとも自民党も、最近は同じくらいお粗末になってしまっているのだが…。


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