どんぐり1号のときどき日記
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2007年08月31日(金) 経済的限界

 キャノンからEOS 40Dも出た事だし、そろそろ本気でデジタル一眼タイプの検討を始めたいと思っているのだが、調べれば調べるほど、デジタルとフィルムではその特性に大きな隔たりがあると判ってくる。
 あまり本気になるといつまでも買えなくなるのはどんな製品でも同じだが、ことカメラに関しては全くの別物なだけに困ってしまうのだ。つまりフィルム・カメラの感覚で撮ってはダメなシーンが意外と多いのである。それをテクノロジーでカヴァーしてくれるのは、まだまだ高級機種になってしまう。

 例えば最近知ったのだが、映像素子にCCDを使っている機種は赤外線の影響を受けやすいとの事で、つまり赤被りしやすいため、青が紫へ、黒は赤茶へシフトしやすくなるのである。ただし赤や黄などはあまり影響を受けないので、色のバランスが大幅に崩れる可能性があるという事だ。こういう変な崩れ方をすると、フォトショップなどで修正するのも簡単ではない。
 そのためにも赤外線をカットするフィルターが必要になるのだが、これがまた異様に高い。フォーカス・フィルターの感覚で言えば倍はするのだが、私は貧乏だから、これはかなり高いと思ってしまう。

 それでもEOS 40Dあたりなら映像素子がCMOSなので、このあたりは多少強いのだろうと思うが、実際はどうなのか使ってみるまで判らない。

 実はデジタル・カメラという物は、作品として真面目に写真を撮ろうと考えた場合、かなりの金食い虫になってしまうのである。本体が15万円で買えたとしても、単純にデジタル用レンズが必要になるし、それに合わせたフィルターなども必要になる。三脚やストロボは当然だが、デジタルだから、処理用のPCやソフトなどが必要になり、またデータ保存用の媒体もバックアップを含めて増強しなければならない。

 本来私のような貧乏人が手を出すような趣味ではないのだが、写真を撮ると言うのは、困った事にかなり楽しいものなのである。
 あまり難しく考えずに撮ってしまうというのも、ある意味正しい姿勢ではあると思ってしまう。


2007年08月30日(木) 三面図はいずこ

 うちの会社は建設資材の卸から工事まで色々やっている。当然その辺に関してはベテランが多いのだが、そんな中で「ガードレールの三面図が欲しいのだが」と聞くと、一様に「三面図ってなんですか」という答えである。
 聞くと建設業界では「三面図」という言葉を使わないのだそうだ。私は工学部出身なので、これはもうかなり相当に驚いてしまった。
 やはりちょっとばかり業界が異なるだけで言語が違うのだから、相互理解など無理なのである。これが今の日本社会を歪めている原因の一つなのだ。

 もっとも図面を扱う仕事なのだから、普段使わないにしてもその言葉自体を知らないというのもかなり問題ではある。その辺が全くの勉強不足というものだ。

 そんな中、今年大卒で入った女の子が「健診で身長が2センチ伸びた」と大騒ぎしていた。それでなくとも大きいので、本人はちょっとばかり悩みのタネになってしまったらしい。
 確かに最近大きくなったと思っていたし、友人からも「伸びた?」と言われていたらしいから、元々大きいとなおさら目立つのかもしれない。
 しかし、この年でまだ伸びるのか。


2007年08月29日(水) 退職金は1200万円

 結局昨夜の月食は、見事な暗雲にはばまれて、まったく見る事はできなかった。残念也。

 ところで。
 例の「ストーカーのあげく相手を射殺した警官」には、死亡退職として1200万円の退職金が出るそうだ。
 前回も書いたが、これは「借金をして踏み倒し、勤務中に相手を射殺してすぐ自殺すれば、もうそれだけで1200万円」と同じなのである。
 死亡退職だろうが、拳銃の使用に関しては、明らかに服務規程違反だろう。それだけでも退職金をカットする理由に、普通ならするだろう。それすらやらないのは、そういう例が過去に沢山あったからだ。
 そしてはっきり言っておくが、この退職金も税金である。警察は犯罪者に税金から金を払う訳で、まさにお役所仕事の鑑と言える。素晴らしいものだ。

 この場合一番良いのは、彼の上司すべて、つまり直属上司から警視総監までの退職金から一律1000万ずつ差し引いて遺族に渡す事かもしれない。もちろんこれは犯罪の賠償金とは別だ。それはそれとして関係した警察官の退職金からでも取らない事には、今のところ警察組織に危機感はゼロなので、改善などされるはずがないし、そもそも被害者救済法で支払われる金額など、スズメの涙でしかないのだ。
 近年、警察は加害者の人権保護に躍起になっていて、被害者の人権はほぼ無視されていたと言ってもいい。その典型的パターンが今回の事件であり、退職金である。

 当然批判する電話、メールが殺到したのだが、その中に「悪いのは一部で、萎縮せずに頑張ってください」などという激励もあったというが、それは明らかに知能の低い身内からだ。
 例え一部であっても国家権力をもった警官が犯罪とは関係のない一般市民を、よりによって勤務中に射殺したのである。これはもう不祥事などというレヴェルではない。そんなのが警察組織に「一部」でもいては困ると判らないのだろうか。だから知能が低い身内の意見だというのだ。
 つまり、今回の被害者の親に向かって「たまたまバカな警官がお宅の娘さんを射殺しましたが、こんな警官はごく一部です」と言えるのだろうか。よほどのバカでもそんな事は言えない。
 そんな状況を想像すら出来ないのだから、バカ以下なのだ。

 何度でも言うが、日本の一般警察官に拳銃は不要だ。それでなくとも、犯罪に巻き込まれた一般市民を警察が積極的に助ける例は稀なのだから、拳銃など意味がない。よく考えれば、彼らは自分を守る時以外に銃は使わないのである。
 自衛隊なら災害時に活動するが、警察は緊急時の知識も装備もないので、全然役には立たない。つまり現在の警察は、無能集団と化している。
 日本にも特殊部隊があるのだから、そちらの活用を考えた方が税金も有効に使われるというものだ。

 いずれ今の警察組織は、国民のためには全然役に立っていないのである。その辺を彼らには反省して欲しいが、多分数ヶ月すれば、忘れるのだろう。
 もちろん、マスコミも含めて…。


2007年08月28日(火) 射出成形機のプラモ

 注文していたが、いつ来るのかすっかり忘れていた「1/60電動式4色射出成形機」のプラモが届いた(ただしプラモ自体は電動ではない)。

 これはバンダイ静岡工場にある、単純に言ってしまえばガンプラのパーツを成形している機械である。以前はタミヤかどこかの工場見学時にも成形機のプラモがもらえたらしいが、今回は限定での販売だったので、予約しておいたのである。

 やはり売上の主力であるガンプラを意識したカラーリングは、私としては今ひとつだが、見学者からすれば楽しい物になるのだろう。そもそもこういうのは現物を見るに限るのだから、見てしまえば私にとっても楽しいプラモとなるだろう。
 できる事なら射出成形機を見たいし、それ以上にスライド金型が見たい。大学の時にこういうのがあれば、簡単に見られたのだが。ならせ静岡に住んでいたのだから。

 いずれこの手のプラモの問題点は、どうしても数量が限られる事だ。それで入手しそこなう物も結構ある。例えば広島の原爆ドームでのみ販売されていた「原爆ドームのプラモ」などはその最たる物だ。
 やはりここから広島は遠すぎるのだ。


2007年08月27日(月) 宇宙のランデブー

 ネットでのニュースによると、クラークの「宇宙のランデブー」の映画化が進んでいるのだという。

 デビッド・フィンチャー監督とモーガン・フリーマンの両氏によるプロジェクトらしいが、フリーマンによれば「この原作はとても知的なサイエンス・フィクションで、映画化するのがとても難しい小説だという事は分かっている。銃も爆発も出てこない。フィクションではあるが、全て科学に基づいている。映画化する価値がある作品だと思うからこそ、その準備を進めている」との事だが、この発言だけからすれば、まともなSF映画になりそうではある。

 だがアメリカで世界を相手にする映画を作る時、必ず「娯楽性」が重視される。しかも現在は頭の悪い方の娯楽性だ。そんな状況で小説に近い「宇宙のランデブー」など作れるのだろうか。
 もし仮に作ったとしても、それこそ「2001年宇宙の旅」が初公開された時と同じ騒ぎになるのではないだろうか。いわく、「訳が判らない」と…。

 現在のハリウッド、あるいはそれ以外でも、まともなSF映画など作れる環境にない。観客にそれだけの知性がないからだ。
 少しだけ期待した「惑星ソラリス」のリメイク版「ソラリス」も、結局は「男女の愛情物語」でしかなかった。アクションがなければ恋愛ものでしかない、それが世界のSF映画の現状なのだ。

 いくら企画者が頑張っても、最後は金、すなわち出資者のいう事を無視する事は出来ない。それが映画ビジネスというものなのである。
 あまり期待しなければ、もしかしたら楽しめるかもしれない。


2007年08月26日(日) DVD三昧

 今日はなんとにくダラダラと過ごす。

 まずは昨日買った「対戦車戦1943」のDVDを見る。
 これは思った以上に面白い映像だ。一瞬ドキュメンタリーかと思ったが、砲撃されている戦場であんなカメラ位置を取れる訳がないし、そもそもクレーンかドーリーを使用した動きがあるから、宣伝用映画だとすぐ気がつく。
 だが宣伝用だけあって、映像が非常にクリアで、珍しい物が色々と見られる。例えば地雷にしてもドイツ軍独特の使い方を手順を踏んで見せてくれるし、後半の工兵部分など、実にサンダーバーディである。ここまで丁寧な描写だと、マニュアル映像だと言えるだろう。
 しかし状況をマップ上のアニメーションで説明しながら徐々に高度を下げていくと模型になり、最終的に実写へ繋がるという映像は面白い。コンピューターが発達しはじめた頃に、宇宙空間から人間サイズまで一気にズームする映像が作られたが、概念はここでもう作られていた訳である。さすがはゲッペルスを生んだ国の軍隊で、宣伝にかけては天才的だ。

 その後、「キートンの探偵学入門」を見る。もちろんバスター・キートンの1924年の作品だ。
 これは「カイロの紫のバラ」の元ネタだと言われていたが、見て納得する。だがそれ以上に1924年にこんな面白い作品を作っているキートンに感服する。やはり代表作は一通り見ておいた方が良さそうである。
 私の寿命もそれほど残っていないのだし。

 続いて「アット・ラスト・ザ・1948・ショウ」を見る。
 これはジョン・クリーズとグレアム・チャップマンがモンティ・パイソンを結成する前にテレビで放映していた作品である。時期的にもモンティ・パイソンのベースになったと思われるスケッチもあるし、ストレートなモトネタ・スケッチすら存在する。
 笑いとしては少し古さを感じさせるものもあるにはあるが、放送局自体をおちょくったり、職業自体を差別したりというパイソン的スタンスは、もう立派に確立している。
 しかしグレアム・チャップマンが患者としてカウンセラーを受けるネタでは、異常な医者が異常な質問を繰り返すので患者がキレてしまうのだが、その中で「酒はまあ、結構飲みます」というのと「私は女なんかに興味はないっ」というセリフが、スケッチとは別の意味で笑ってしまう。これは本人も死んでしまった現在だから別の意味で笑えるのだが。
 いずれモンティ・パイソンのメンバーは凄い事をしていたのだと判る映像だ。

 そして「トルク」である。
 これはもう、おバカ映画の見本である。全員がワルのバカ・ストーリーである。でもバイクのシーンはちょっとワクワクしてしまうのだ。
 結局、下の文章(特に最初の方)が恐ろしいほど的確にこの映画を説明している。もう付け加えるべき事はほとんどない。

http://hakaiya.web.infoseek.co.jp/film/2004/torque.html
http://www.combridge.co.jp/contents/cinema/archives/2005/07/post_3.html

 こういう、本質を的確に突いた文章を書ける人が羨ましくなってしまう。


2007年08月25日(土) 名取で高い本

 名取のダイヤモンドシティへ行く。
 以前行った時はあまりに混んでいて駐車場にすら入れなかったので、今回は10時前に着くように出かけたのだった(専門店外と三越は10時開店だが、ジャスコは9時に開店しているそうだ)。ちなみに駐車場が3900台収容で、1日の来場者が4万人との事で、これでは駐車場が足りる訳がない。

 中は広く、ワーナーマイカルの映画館からラーメン屋まで、確かに色々あるのだが、なんだか全体に今ひとつである。どうも一般向けにし過ぎているように感じてしまい、私の目からすると物足りないのである。

 ただ未来屋書店は、ジャスコに入っている中では格段に大きいと言えるだろう。
 残念ながら捜している本は全然なかったが、代わりに大日本絵画の「対戦車戦1943」を買う。
 これはMG・DVDブック・シリーズの1巻目で、30ページしかない本なのに、47分のモノクロ映像が付いているだけで3800円もするのだ。しかも2004年の発行なのに、全然知らなかった。
 こんなコストパフォーマンスの悪い本を買ったのは、メインの6ページが押井守だったからだ。彼が書いていたとはこれまた全然知らなかったのだが、書いてある内容は少ないながらも、相変わらず面白い。

 そして「キーボード・マガジン」を立ち読みする。
 今回はドリーム・シアターのキーボーディスト、ジョーダン・ルーデスのインタビューが載っていたからである。内容は、最新作のシステマティック・ケイオスの製作についてで、これが意外なほど面白かった。
 そして最後に彼のソロ・アルバムが9月に出ると書いてあったのだが、なんと1曲を除いてプログレ系のカヴァーなのだそうだ。しかもイエスやEL&P、ビンク・フロイドといった大御所のものらしい。これは買う事になるだろう(やはりマーキーからだろうか。そうすると高いんだよなぁ…)。

 ちなみに彼らはライヴの時、同じ都市で二日続けて行う時は、必ず二日目に影響を受けたアルバムをフルカヴァーするのだそうだ。このあいだ買った2005年の「狂気」もそのオフィシャル・ブートだった訳である。ちなみに前回日本に来た時は、パープルの「ライヴ・イン・ジャパン」をフル・カヴァーしたそうで、ジェイムズ・ラブリエのヴォーカルによる「紫の炎」は、是非とも聞いてみたい。

 ちなみに以前出ていた「アンコールズ、リジェンズ、アンド・パラドックス〜トリビュート・トゥ・ザ・ミュージック・オブ・ELP」はこのジョーダン・ルーデスも参加しており、これはやはり買ってみた方が良さそうだ。


2007年08月24日(金) 気ちがいに刃物

 警視庁立川署地域課の友野秀和巡査長が拳銃で一般人を殺して自殺した(40歳にもなるこんなのが巡査長だというのだから、素晴らしい)。

 調べると、要はの警官自身がストーカーという事らしい。しかもストーカー殺人事件ではいつものことだが、被害者が事前に警察へ相談したが、身内をかばう奴らによって門前払いをくらっている。彼らも射殺犯と同罪である。
 本当に今の警察は役に立たないどころか、害にしかなっていないようだ。

 拳銃の訓練もロクにやっていないシロート以下の警官が、一般人を自分の利害のために殺害したのである。こんな危険な状況を、昔の人は「気ちがいに刃物」と言ったのである。
 以前から言っているが、普通の警官に拳銃は不要だ。そもそも使えない人間に拳銃など、危なくて仕方がないのに、こうやって人を殺すようでは百害あって一利なしである。
 イギリスのように特殊部隊を充実させて、警官は丸腰で良い。それでは今の犯罪に立ち向かえないというのなら、そこまで放置したのは誰だと問いたい。

 そしてこういう事件の後で必ず言われる「そんな警官は極々一部だ」というマヌケ以前の発言があるが、その一部が拳銃で人を殺したのである。そんな気ちがいが、たった一人であっても警察組織にいては困るだろう。

 ちなみにたかが国家試験のペーパー・テストで受かっただけなのに、堂々と町中でしかも個人の判断で人が殺せるのは警官だけである。
 自衛隊は特別に管理されているので、銃器による単独での一般人殺害は起こせないようになっているし、そもそも結成以来、一般人へ銃口を向けた事は、実は一度もないのである。ここが警察と違うところだ。
 現在の警察の仕組みでは、一般人を簡単に殺せるのである。だから昔、「拘置所内で暴発による事故で容疑者が死んだ」という事件が何度かあったが、良く言われるようにあれは多分警官による殺人だ。拘置所内で暴発が起きる状況など、きちんと訓練された警官なら起こりうるはずがない。明らかに悪意があったとしか考えられないのだ。

 そしてそういう状況があるから今回のような事件が起こる。「不祥事があっても、組織が何とかしてくれる」という思い込みがあるため、簡単に一般人へ銃口を向けるのである。
 警察もそろそろ分割民営化が必要なのではないのか?

 そして警察側が殺人事件のあったその日に発表したが、退職金は死亡退職なので満額出るとの事だ。拳銃で人を殺して退職金が出るとは、今時素晴らしい組織である。
 これは例えば人から1億円を借金して返せなくなったら、相手を勤務中に射殺して、その直後に自殺すれば良いのである。そうすれば退職金が出るし、死亡退職という事は警官としての経歴には傷がつかない事を意味する。
 勤務中に自分の都合で一般人を拳銃で射殺しても、関係者は万々歳で丸く収まるのである。

 ヤクザは犯罪だと判っていて拳銃を撃つが、警官にそんな感覚はないまま、なんの罪もない一般人を殺しているのである。自殺しようが殺された人は帰らない。
 意外と世間は軽く考えているようだが、警察はもはや気ちがいの集団に成り下がって、ヤクザと同じになったという事だ。
 今回の事件はそれほどに重大なのであり、もしかしたら氷山の一角である。


2007年08月23日(木) EOS 40D

 ネット上でキャノンのEOS 40Dの発売がニュースになっていたので、メインのカメラ雑誌を立ち読みしたが、さすがに何も載っていない。
 カメラ業界もカメラ雑誌の締め切り後に正式発表するので、実際のインプレッションは一ヶ月後になってしまうし、実際にカメラを操作しながらのインプレッションはさらに一ヵ月後になる。
 まあ安い買い物ではないから出てすぐに買う訳ではないので、むしろ時間をかけてカメラマンのためのインプレッションになる事を望みたい。

 だがこの機種の本質は、ネットの記事を色々と読むと、それなりに見えてきた。
 まず最初に、本体価格15万円という少し高めの価格帯だが、ようやく総合で合格点のデジタル・一眼カメラが出たといえる。この場合の合格点とは、「全ての点で70点以上」という意味である。今までのデジタル一眼は、ある部分は90点だが他のある部分は50点、という非常にアンバランスなものだったのだ。これは全てのデジタル一眼がそうで、特に「基本性能としてはほぼ合格点だが、使い勝手の点で落第点」という機種も多かった。
 したがってまだまだ直して欲しい部分はあるが、とりあえずフィルム・カメラに近い使い勝手のカメラが出たと言ってもいいだろう。
 防塵・防滴性の向上、画像処理エンジンはDIGIC IIからDIGIC IIIへ、ライブビューやゴミ対策機能も付いたし、使い勝手の細かい部分の改良も進んでいる。また14bit ADコンバーターも搭載して、そろそろ安心して使える「カメラ」と呼べるデジタル製品になったようだ。

 問題点としては、画角が35mm判換算で約1.6倍相当になるのはAPS-CサイズのCMOSセンサーを使う都合上仕方がないが、これだと28ミリを使うためには17ミリを買わなければならなくなる。ただしこれは現在のほとんどのデジタル・カメラの「仕様」になっているからどうしようもない。
 もう一つの問題だが、シャッターの耐用回数が10万回というのは少なすぎる。これでは私の場合、10年でダメになる計算だし、普通の人でもデジタルになってからのシャッター使用回数は桁違いに増えたので、20年は絶対に持たない。

 もっとも日本の企業としては、本当に長持ちするデジタル機械など作る気はない。デジタル機器の性能は5年もすれば陳腐化するし、そもそも30年も使える製品など作っていたら、間違いなく企業は潰れてしまう。
 だがここで日本の企業が勘違いしているのは、工業製品という物は「30年使えるだけの耐久性があるという事は10年間ハードに使っても壊れない」という事を意味しているのを理解していない。
 恐らくほとんどの消費者は10年も使えば買い換えるか、あるいは数年使って後はお蔵入り、というケースが圧倒的多数だから、耐用年数を10年に設定するのだろうが、実際は30年使えれば10年で買い換える人でも安心して使えるし、それより長く使った人は「丈夫で長持ちするカメラ」という評判を広めてくれる。そういう事実を根本的に忘れているのである。

 こうした企業の勘違いを広げていった犯人は、誰あろう団塊の世代なのだと私は考えている。世間一般が認識しているような「良い物の価値を判っている」というのは幻想でしかない。
 彼らの世代は、当初は上部で長持ちな製品を作ったが、管理職になるにつれてその必要性を忘れていったのである。みんなが10年で買い換えるから10年持てば良い、と言う誤った概念では、良い工業製品は廃れていくだけなのである。

 それが露骨に表れているのが現在のデジタル製品であり、それが業界の構造欠陥でもあるのだ。


2007年08月22日(水) 今月の「映画秘宝」

 近所に本屋が全くなくなってしまったため、月刊誌を立ち読みするのに本当に不便である。
 さしあたって毎月20日発売の「映画秘宝」が発売日に買えなくなってしまったので、とりあえず遠くの本屋まで行って「映画秘宝」を買う。今月の表紙はきわめてまともな「映画秘宝」である。ただし只者ではない映画を持ってきているが、この雑誌としてはきわめて普通であろう。

 どうも町山智浩氏の連載が終了してから、かなりおとなしい雑誌になってしまったが、やはり情報としては他の映画雑誌と異なるので、これはこれで貴重な存在である。もっとも買ってきてから2時間もあればほぼ読み終わってしまうのも問題ではある。

 そしてこの雑誌の中では平凡な部類に入る作品だが、DVD情報に「シシリアン」と「刑事マルティン・ベック」が出ると載っていた。これはもう素直に嬉しい。この頃のフランス映画は実に良いのだ。
 ただし「シシリアン」は英語と日本語吹替えのみである。フランス語ヴァージョンはどうなっていたのだろうか。そもそも公開当時の音声は何語だったのだろう。とても気になってしまう。


2007年08月21日(火) 政治家不在の国

 自民党の中川秀直幹事長が21日の記者会見で民主党との大連立の是非について問われ「よりよい日本を作っていくための改革を中心に考えれば、与党、野党が(共に)歩んでいくことが民意に応える道だと思う」と述べたそうである。

 結局この人は、野党の本当の役割も、議会制民主主義も全然判っていないと見える。この考えではただの社会主義になってしまうではないか。本当に頭の悪い発言だ。こんな事を言えば国民から褒めてもらえるとでも思っているのだろうか。もっとも国民も不勉強な連中が多いから、仕方がない発言なのかも知れないが。

 そもそも正しい議会であるなら、国民のために協力するところは協力する、暴走したと国民が判断した時にはこれをキチンと止められる、そういう存在でなければいけない。だが現実には自民党の一党支配のまま、対する野党はいつまでたっても反対のための反対しか出来ない情けない存在でしかない。
 今回の参院選もただの雰囲気という「風」で勝っただけであり、本当の政策部分は自民党に勝るものではなかった。結局のところ、本当に必要な時に与党に勝つだけの実力は皆無なのである。一体戦後60年というもの、彼らは何をしてきたというのだろう。

 毎回毎回同じ事を書いているようだが、本当に日本の政治家は、田中角栄の金権政治万能時代以後、どうしようもなく質が落ちてしまった。


2007年08月20日(月) ファン泣かせ、乗客泣かせ

 mixiの方で、9月に出る「空想科学潜水艦史」を紹介した。
 これは世界の艦船シリーズでシークレット扱いだった小沢さとるの「サブマリン707」と「青の6号」をまとめた、文字通りファン泣かせの商品である。しかも以前のシークレットを改修しているので、持っていてもあまりダブるという感覚はない。
 例えばジュニアは1号艇がグリーンになったし、707号2世は以前はアニメ版がベースだったが今度は漫画版に近くなり、プロペラの数が4枚になった。青の6号は艦底色が変わったし、コーバックは艦の色自体が変わった。
 そして最大のウリはノボである。もうコレだけでも「買った」と言ってしまえる価値があるのだ。

 mixiに書いた当初はほとんど反応はないだろうと思っていたのだが、意外な事に予想以上の反応があった。そしてやはりノボは人気者である。
 しかしまさかこんな年になってまで、707号の話題で楽しめるとは思ってもみなかった。やはりいい作品は歴史になるのだ。

 だがこうした「趣味の世界などの限定された部分だけが妙に豊か」な日本というのは、ある意味デカダンと言える。もしかしたら世紀末的退廃というのは、こんな感じに近かったのではないだろうか。

 ところで。
 中華航空の旅客機の炎上事故はなかなか派手だった。滑走路に降り立ってから燃え始めて、結局全焼してしまったのである。
 元々、中華航空といえば事故が多く賠償金も少ない事で有名で、料金の安さと命を秤にかけて乗るような会社だったのである。だから今回、全員が90秒ルールに従って無事に脱出できたというのは信じられない事だ。他の会社ならともかく、ここに限って言えば奇跡と言っても良いだろう。
 まさに不幸中の幸いとはここで使うための言葉だ。

 でも旅客機を全損するような事故を起こしたのも、やはり中華航空だったからなのだ、と言いたくなってしまうのも事実だったりする。


2007年08月19日(日) 郡山の美術館

 郡山へ行く。
 どんぐり2号が「リカちゃんキャッスル」なる物を見てみたいと言うのだが、私はちょっと触手が動かずにいたのである。だがおりよく郡山美術館で「ウルトラマン伝説展」をやっているので、郡山から別行動を取るという事で出かけたのだった。
 ただ基本的に円谷プロ主体ではあまり興味もなかったのだが、ある程度まともな美術展示らしいという事なので、とりあえずどの程度のものなのか確認したくなったのである。

 場所はそれほど判り難いものではなかったが、駅方面からゆるい傾斜になっており、この暑さでは駅から歩くのは無謀というものだ。車だから関係ないが…。

 展示は美術館という事で見ると、今ひとつで、どうも中途半端な感じがしてしまった。
 これでは小さい子供には向いていないので、やはり大人向けに徹底するべきだったろう。そうでなければ美術館でやる意義が半減する。個人的には館内が非常にうるさかったのが問題だと思う。七戸では、子供もいたのにこんな騒ぎにはなっていなかった。
 そしてこちらでは子度向けを意識するあまり、資料が少なくなっている。それとも借りられたのがこんなものだったのだろうか。
 さらに映像は別エリアで見せるべきだ。狭い場所でみせているから、当然のように子供たちが展示物の前に集まってしまい、邪魔なのだ。これは子供の責任ではなく、美術館側の不手際だ。

 それはともかく、とても気になっていた成田亨氏の扱いだが、どうも展示を見る限り、成田亨側の遺族と円谷プロは和解したように見える。何せウルトラマンの原形は成田亨だと明言した文章があったのだ。七戸で「成田亨展」をやった時は、もう裁判でも起こすのではないかというくらい、遺族は憤っていたので、なんだか拍子抜けしてしまった。
 まあ正式に成田氏の功績が認められたのであれば、それはそれで喜ばしい事だ。

 しかし「ウルトラマン」「ウルトラセブン」の美術に関係した人は、まともに美術を勉強した人ばかりだが、一貫してシュールレアリズムに傾倒した時期があるという共通点があるようだ。だからこそ自ら「子供にも納得できる造形」を意識しつつも、独特の説得力をもった物が作られたのだろう。
 この辺のインパクトは、今の怪獣造形でまったく見られないのが残念だ。

 しかしジェットビートル2号の最初の案は、ほとんどブリキのオモチャだが、第二案を経て、翼の角度などをいじっただけで全くの別物になっている。この辺のセンスは凄いと思う。ちょっとした変更でイメージががらりと変わってしまっているのだ。だからウルトラマンのデザイン遍歴を見ると、よくまあここまで変えられるものだと感心してしまう。

 見ていてちょっと笑ったのもある。
 キングジョーは最初はジャミラそっくりだったり、ウルトラセブンは宇宙服のイメージから始まっていたが、これが宇宙刑事ギャバンそっくりである。

 そんなこんなで、結局ゆっくり見ても1時間程で見終わってしまった。
 帰りにパンフを買ったが、1260円と200円の二冊が用意されており、結局は両方買ったが、少し高いだろう。こういうのは、もう少し安く設定するか、もっと豪華にするかして欲しいものだ。


2007年08月18日(土) 気象庁よ、お前もか

 ニュースから。
 民間の気象情報会社「ウェザーニューズ」が新潟県中越沖地震の被災者向けに無料で提供している「がけ崩れ予測メール」が気象業務法に違反しているとして、気象庁が16日、同社に業務改善命令を出したそうである。気象庁は一体何を考えているのだろう。

 同社によると、がけ崩れ予測メールは、新潟県上中越、長野県北部地域の希望者を対象に、7月19日から8月末まで提供するもので、約1700人が登録している。あらかじめ携帯電話のメールアドレスと地域を登録してもらい、その地域の予想雨量やがけの高さなどの情報に基づいて、がけ崩れの危険性を「注意」「警戒」「厳重警戒」の3段階で判定。利用者の携帯電話に、随時メールで知らせる仕組みになっているそうだ。
 これに対して気象庁は、「このサービスが同社に許可している予報業務の範囲を超えており、被災地に混乱を引き起こす恐れがあると判断し配信中止を求めてきたが、同社が応じなかったため命令を出した」と言っているのである。

 つまり気象庁は相変わらず秘密主義だった訳で、雲仙普賢岳の教訓が全然生かされていない。
 あの当時の気象庁は、火砕流という存在を一般に知らせる必要はないと一切啓蒙活動をしておらず、結果として世間一般の人は火砕流の恐ろしさをまったく理解していなかったため、必要以上の人が亡くなったのである。
 当時は気象庁の怠慢だと思っていたが、あれから何も変わっていないところなど、まさにお役所仕事だ。

 この手の情報は多少の混乱を引き起こしてもかまわないのである。万が一の時、それによって無駄に災害にあう人が少なくなれば、それで充分役割を果たしていると言えるだろう。
 今回の処置について、気象庁は明らかに対象を勘違いしている。変に影響力のあるマスコミが無責任にワイドショーで垂れ流す情報と、被災地の人の安全を第一に考えた真摯な姿勢の情報を、全く同じだと思っているのだ。
 これでは今後も災害時に無駄な被害者が出るだけだ。気象庁も所詮は役所であり、上にいる連中は社会の役に立たないという訳だ。

 昨日書いた石屋製菓にせよ、どうも組織のトップは教訓を生かすという事を知らないようだ。
 もっとも役所は新しい事を嫌うので、そんな概念すらないのが普通なのだが、いずれ交通事故をなくせない警察と根は同じで、気象庁といえども所詮はただの役人の集まりなのである。


2007年08月17日(金) 辞任ですか

 昨日とうって変わって涼しい。ただしかなり激しく雨が降ったので、湿度はそこそこ高かったが、そんな中で粗仕事である。いくら今日は涼しくなったといっても、昨日までが暑すぎてだるいのは変わらない。

 そんな中、ついに石屋製菓の社長が辞任を表明したそうだ。
 「賞味期限を延長して出荷する行為は11年前から行われ、石水社長も了解していた」というニュースが流れていたのだから、これは当然の流れだろう。
 最初は取締役の伊藤道行統括部長の独断のような表現だったが、ふたを開けてみれば全社グルという事になった。内部告発があったという時点で、トップは全員が荷担していたと考えるのが普通なのである。

 そもそも内部告発を黙殺して「魔が差した」という言い訳はできないし、本来食品を扱う者にとって魔が差す事すら許されないのである。
 そして内部告発を黙殺した時点で完全なる犯罪になったのである。実際に健康被害が出ていないとしても、一般消費者を殺しかねなかった「殺人未遂の犯罪者」といわれても仕方がないのだ。そしてそのくらい言わないと、ああいう連中は判らないだろう。

 結局、食品関係企業の経営者は「雪印の事件」から何も学んでいなかった事になる。こうなると彼らの知能指数を検査した方が良いのではないだろうか。ネット上で「人として賞味期限切れ」という表現があったが、これは秀逸である。

 ちなみにウチでは雪印の事件以来、雪印及びメグミルク関係は一切買っていない。特にこんな猛暑では心配しない方がどうかしている。食品の信用とはそういうもので、一度なくすと回復するのは難しい。特にそれが事故ではなく、意図的な事件、というより犯罪というレヴェルであれば尚更だ。本当の事故なら是正可能だが、犯罪なら再発する可能性の方が高い。

 つまり今回の石屋製菓は、愚かにも雪印と同じ轍を踏んだ訳で、トップを全てすげ替えても、いずれ同じ事をするのは目に見えている。企業の体質、特に中間管理職より上の人間の意識は、そう簡単に変わるものではないのだ。


2007年08月16日(木) みんなで仲良く

 昨日のニュースから。
 超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」が、みんなで仲良く参拝したそうで、会長の島村氏は参拝後の記者会見で、安倍晋三首相の参拝見送りについて「安倍さんらしくない。参るべきだ。(秋の例大祭での参拝を)当然、希望している」と強調、閣僚が参拝しないことに関しても「頼りない。堂々と参拝すべきだ」と批判したそうである。

 この人はヴァカですか。堂々と参拝するなら、1人で行くべきだし、人に強要するものではない。いかにも全体主義である。こういう人間がもし戦争などを起こすと、簡単に間違った方向へ向かうのだ。

 そもそも会の名前が「みんなで参拝」という時点で腰が引けている。こういう間違った考え方が、戦争になった時に戦争反対を唱えると「非国民」と罵り、戦争に負けると「アメリカ万歳」と意見をコロコロ変える、ただの長いものに巻かれろ主義の、何も考えていないただの愚か者になる。
 こういう人間は、とにかく周囲の意見で簡単に自分の立ち位置を変えてしまうから、まったく信用できない。

 小泉前首相や石原都知事は、良くも悪くも自分の主義主張に関しては一貫しているところだけは立派である。その点についてだけは他の政治家も見習うべきだが、多分マネする事は不可能だろう。そういう意味でも珍しい人材だったのである。
 普通の政治家は、例えば野中氏のように、昨日と今日では相手によって意見が180度変わるようなのが普通だったし、またそうでなければ腹黒い政界で生き延びるのは難しかったのである。
 そういう意味でも小泉という人物は異端児であり、日本においては珍しい政治家だった。残念なのは彼の手法をマネできる政治家がいないという事だろう。

 いずれにせよ、「人は人、自分は自分」という立場を貫けず、靖国参拝を他人に強要するような奴は信用できない。そういう奴が戦争を起こすのだし、平気で特攻などという戦術的戦略的にも全く無意味な消耗戦を強いるようになるのだ。
 つまり自分の目的のためには、それが法律や憲法に違反しようが、自分の中では全てが正当化されるのである。

 そして今の日本社会では、企業のトップがそういう考え方をしているから、いまでも企業の不祥事が後を断たないのである。


2007年08月15日(水) 37度以上

 今日は37度以上あったようで、本当に暑い。仙台でここまで暑いのも珍しい。その暑さのためか、育英は負けてしまったようだが。

 昼は子どんぐりの祖父母と食事。
 子どんぐりに何か食べたい物があるかと聞くと「お寿司」という返事だったのでこんなセッティングになったが、多分他にこれという食事が浮かばないのだろう。
 今回は近所の寿司屋に初めて入ったが、ランチメニューが意外とあたりであった。ただこのセットにかんぴょうは似合わない。せめてカッパにして欲しかったところだが、それ以外は1050円としては立派なものだろう。

 その後実家の冷蔵庫を買うためヤ×ダ電器へ。19年使ったし、例の「出火の恐れにビンゴ」である。それでいて修理が盆明け以降になるらしいので、買い換える事にしたのだ。やはり1年目でガスが漏れるというトラブルを起こしたくらいなので、かなり不安なのである。
 最近はどの業界もこういうトラブルが多くなったが、これはすべて売上至上主義からきている。経営陣が売上の増加という数字しか見ていないから、そのしわよせは全て下部組織(直接の部下や、下請け孫受けの会社)に行く訳で、そんな締め付けをしていればいずれミスが出てくるのは当然の事だ。結局は「お客様のため」に動いている経営陣などいる訳がない。
 だが石屋製菓の問題とは多少異なる。「白い恋人」の製造日改竄は、悪意を持って行われたのだから、もう犯罪以外の何物でもない。こういうのはミスとは言わないし、ましてや魔が差したなどというふざけた問題ではない。
 もっとも、紙一重の問題ではあるが。

 そして夕方、チャウチャウと合流、済さんへ留守電の伝言を残し、富田さんのところへ行く。
 富田さんも相変わらず元気だったが、ここにも66式メーサー殺獣光線車があった。「もしかして2台?」と聞くと「もちろん」という答えが返ってくるあたり、同志である。

 しばらくして済さんも来て色々と話が盛り上がり、実に賑やかである。久々に押井、宮崎両作品について色々と語る。

 映像はフルCGIの「NEW キャプテン・スカーレット」を見たが、なんだか止めがなく、淡々と画面が動いているように感じる。ストーリーはもう少しだけ練れば、そう悪くはない出来だけに、映像の見せ方にはもう少し注意を払って欲しいものだ。
 メカの動きは、エンゼル機の機動は実際の戦闘機をトレースしているためか自然に見えるのだが、SPVなどの地上メカの動きは全然良くない。重量物特有の動きが見られず、まるでゲームセンターの画面を見ているようだ。何故こんなに地上メカの動きが良くないのだろうか。不思議ではある。
 肝心のCGIは、映画版「ファイナル・ファンタジー」のような感じである。好き嫌いはあるだろうが、制作費を考えた場合、こんなものだろう。少なくとも昔は良かった、という単純な比較は避けたい。

 チャウチャウが12時前に帰るというので、全員同時に退去する。とりあえず、みんな元気でなによりなひと時だった。


2007年08月14日(火) 暑い一日

 今日も暑い。ひたすら暑い。とにかく暑い。これはもう「熱い」と書くべきだ。

 そんな暑い中、実家の家電が色々と交換時期に近づいているので、電器屋巡りをする。
 冷蔵庫とエアコンを色々とチェックするが、ヨドバシ、ヤマダ電器、テンコードーでは、価格も品揃えも、得意ジャンルも全然違っている。当然ではあるが、全ての商品が他の店より安い店というのは存在しないのである。もしそんな店が理論的に存在可能なら、他店が1円でも安ければ対応するという宣伝は成立しないのだが、多分そういう事実に気づく人も少ないだろう。
 結局今年は、冷蔵庫を買い換える事になる可能性が大きくなった。例の「出火の可能性のあるナショナル冷蔵後」が見事に該当してしまった事もあるし、実は買って2年目に一度ガスが抜けるというトラブルを起こしている。
 そもそもフロンガスの冷蔵庫だし…。

 夜は昨日と今日の日記をまとめつつ、CDを聞く。やはり「ネクター」はいい。特に活動期前半のアルバムは、何度聞いても何かこう胸にくるものがある。
 この辺の感覚はキャラヴァンも同じだし、UKのような音楽もその感覚に近い。

 こうしてみると、結局自分には1970年代が一番性にあっているのだろう…、等という安直な結論にはならない。いくら1970年代の音楽であっても、名盤もあれば駄作もある。そして名盤であっても自分の好みではないアルバムも多いのである。
 つまり、別に1970年代だから合っているのではなく、単にこの時代に自分に合っている名盤が多かったというだけの事で、だから1980年代であっても、琴線に見事に触れる作品も立派に存在する。
 ちなみに大好きなプログレ四天王を聞いた場合は、こういう感覚とは多少異なるから、やはり「時代」だけで片付く問題ではないだろう。
 ただしこの辺の勘違いと言うのは、意外と一般マスコミが好んで利用しているが…。

 そして明日は富田さんのうちへ、チャウチャウと行く事になったのだった。以下次号…。


2007年08月13日(月) 安比への旅

 安比へ向かう。例によってT寺家と遊ぶためだ。
 途中、高速道路が多少は混むだろう思い、9時出発12時着を予想していたのに、実際は2時間遅れとなってしまった。
 自然渋滞で止まったのが2回、極端なノロノロ状態が数回、トドメは通行止めである。

 下りの西根−松尾八幡平が通行止めだという案内があり、仕方がないので滝沢から降りて282号線を通ったのだが、これもまたとんでもない渋滞である。ヘンだと思ったら、こちらはこちらで正面衝突の事故のために迂回しながらのノロノロ運転である。
 現場を通るとまだ事故車輌がそのままの状態で、これはどう考えてもヴァカとしか思えない状況の事故だったが、やはり運転に不向きな人間は確かに存在するのだ。今の日本の交通事情を考えた場合、あまりに免許は安易に交付されすぎている。

 しかし帰ってから両方の事故状況を調べたが、ネットにも全然情報がない。
 死傷者がいれば絶対にニュースになるので、怪我人すらなかったと言う事なのだろうか。だが少なくともあの正面衝突で怪我人すらないと言うのは信じられない。あるいは、もしかしたら事故を起こしたのが「どこかのお偉いさんのバカ息子」というケースだったのかもしれない。特に警察なんかが関係していると、簡単にもみ消されるのは周知の事実だ。
 いずれにせよ、2時間以上に渡って通行止めがあったのだから、その事実は何らかのアナウンスがあってしかるべきであり、この辺でもマスコミの存在意義が問われるのだ。

 それはともかく、こちらは無事にT寺家別荘へ到着。去年は来ていないので、久しぶりである。
 しかし暑い。33度である。今年は東北一円どこも暑いが、安比が33度では他も暑いのは当然だ。そんな暑い中でも色々とバカ話、バーベキュー、花火といつもの光景で楽しく過ごしたのだった。しかし例年の3倍の花火を用意したのだが、これもあっという間に消費されてしまった。今年は湿気も少なかったようで、花火は実に快調だった。

 しかしこれとは別に安比の花火を見ていたら、近くでバーべキューをしていたグループが車をハイ・ビームにして自分たちの周囲を照らしていたのだが、これが我々を直撃するのである。流石にJamanyaが注意しに行ったが、こういう事を迷惑だと感じない連中の神経には恐れ入る。一言、ヴァカ者だとしか思えない。

 そして21時30分に退去するが、この時点での気温は22度だった。実に11度も下がった訳で、ちょっと涼しく感じる。流石は安比である。
 途中で実家へのお土産を買ったりして、帰宅は結局0時を少し回っていた。行く途中で色々とトラブルに巻き込まれた形にはなったが、まあ楽しい一日を過ごしたと言える。


2007年08月12日(日) 検証映像

 明日は安比に行く予定である。という訳で、花火や虫除けろうそくを買う。しかし花火も高くなったものだ。

 Youtubeで色々な映像を見る。
 CDの「スネークマン・ショー」や「子供たちを責めないで」に映像を当てているのは、かなり見事である。ついつい見入ってしまう。中にはちょっとグロイのもあるが…。

 そして昔から話題にのぼっていた、ピンク・フロイドの「エコーズ」が「2001年宇宙の旅」のジュピター・ミッションからラストのスター・チャイルドまでぴったりと一致しているという話の検証映像を見つけたので、これまたついつい見てしまう。
 確かに終わり方は見事で、まさに合わせて作ったと言ってもいいくらいだ。ピンク・フロイドのエコーズが収録されている「おせっかい」は1971年発表(狂気の2年前である)なので、2001年の映像に合わせる事は出来ただろう。だが多分偶然の一致である。時間は確かにまったく同じだが、映像的にもシンクロしているかと問われれば、それは「否」といわざるを得ない。

 少なくとも映像的なシンクロと言うのは幻想である。「2001年宇宙の旅」を良く知っていれば、雰囲気が合っているかどうかは主観的な誤差の範囲だと判るだろう。この映画は決して薬物による幻想的な映像ではない。それぞれの映像にきちんと意味があり、エコーズの抽象的な音とシンクロしている部分はあまりないのだ。
 あまりない、というのは、ラストのスターチャイルドのシーンが見事にはまってしまうから、結局他はどうでも良くなってしまうのだ。冷静にみれば、途中は何もシンクロしていないのたが、あの感動的なラストの映像と相まって、本当に全体があっているような錯覚に陥るのである。

 しかし現在ではYoutubeで簡単に検証できるのだから、いい時代になったものだ。

 夜にHMVに電話して、9月17日発売予定のボートラ付きCD「UK」「Danger Money」「Night After Night」を予約する。これでようやくUKもLPではなくCDで聞ける。嬉しい…。

 そして竜男さん、チャウチャウと電話。
 竜男さんは明日帰るというので会えず、チャウチャウとは富田さんと会えるような日程調整をする事にする。さて、済さんとも会いたいが会えるだろうか。


2007年08月11日(土) 優秀な政治家はどこへ行った

 今日も粗仕事。暑いし疲れる。

 ところで、民主党の西岡武夫参院議院運営委員長が9日の理事会で、「(参院では)次の国会から『クールビズ』の申し合わせを廃棄したい」と述べ、次期臨時国会から本会議、委員会でのネクタイ着用を義務づけることを提案したそうである。
 理由について、「制服を着た国会参観の子どもがいる中で、大人がリラックスした格好でよいのか」などと述べたそうで、まさかここまで頭が悪いとは思わなかった。もうさっさと引退するべきだろう。

 さすがに与野党とも困惑顔で、西岡氏の事務所には「温暖化防止に反対なのか」「時代に逆行する」などの意見がファクスや電子メールで寄せられたというが、当然である。
 総スカンを食らった形の西岡氏は「本会議や委員会でのネクタイ着用は当然のことで、賛否が分かれると思っていなかった」と当惑気味だそうだが、ここからして彼の頭は腐っていると断言する。
 多分彼はクールビスの意味をまったく理解していない。そればかりか地球温暖化については何も心配していないだろうし、もしかしたら地球温暖化という言葉次第を知らないかもしれない。

 民主党とは様々な人間の集まりで、数を揃えるために主義主張は無視して、ひたすら数を集めた寄り合い所帯である。これは旧社会党と同じであり、だから国民から社会党は見捨てられたのである。
 そんな集団だから彼のような訳の判らない人間が大量にいるのも当然で、まともな政策一つ立てられるはずもないのは容易に想像がつく。

 どこかの聞き取り調査で、自民と民主の連立が望ましいなどと言う意見がかなりあったというが、そんなふざけた事態は起きる訳がない。民主内部でさえ意見の調整は無理なのに、仮に自民と連立などしてしまったら、まとまる物もまとまらなくなり、議会政治が成立しなくなる。

 さらに小沢党首が例のテロ防止法案に反対するのも、イラク戦争とテロ対策を同一視するという大きな間違いを犯した上での発言だ。イラク戦争とテロ防止法案は次元が違う話である。
 イラク戦争への協力を拒否するのはかまわないが、世界中が行っているテロ対策はそれとは別なのである。それが判らないとは、なんと頭が悪いのか。なんと不勉強なのか。

 今の日本はこんな奴等が政治家なのである。実に情けない。そして小沢は人気取りで動いているだけで本心ではないのは判っているが、日本人の多くはそんな彼らを応援しているのだから、本当に終わっている。
 日本に議会制民主主義制度は似合っていなかったという事だ。


2007年08月10日(金) 売れ残る

 太陽光発電のノベルティとして「ソラえもん」を買う必要があり、電話しまくった上でようやくノダヤで3個確保でき、引き取りに行く。
 しかし会社でこういう物が模型屋にあると誰も知らないと言うのは、もはや異常だと思うのだが…。

 それはともかく、店に行くとサンダーバード2号のプロップ・レプリカが飾ってあった。もちろん10万円以上する物なのだが、一目見るなり「これは酷い」と思ってしまう。
 表面の汚しがヘタだというのもあるが、それ以前に塗装があまりにもお粗末だ。そして決定的なのは、造形が良くないのである。ベスト・プロポーションと言われた2号(「ニューヨークの恐怖」で撃墜されたタイプ)をベースにしていないという事以前に、一体ベースは何だ? という出来である。これは売れないなぁ…。
 こんなのに10万円以上出すなどキチガイ沙汰であろう。私なら仮に1万円に値下げしても買わない。

 以前出たイーグルのプロップ・レプリカは約14万円という価格だったが、こちらは高いなりに価格相応の出来だっただけに、今回はかなり残念な結果である。


2007年08月09日(木) 人間以下

 今日はグループの宴会である。
 支店長から行うように言われたらしいが、たかが宴会も指示がないとできないとは情けない連中である。まあグループ内の宴会なので、それほど悪い雰囲気ではなかったが、今日は平日である。こういうのは勘弁してほしいものだ。

 午前中にとある会社から電話がかかってきた。
 取った人によると、「以前から言っているが、配達には××運送を絶対に使うな」というクレームの電話だったらしい。
 夕方になって担当の営業が話すには、数ヶ月前にこの運送会社の社員が新築物件の一般住宅に資材を運んできたのだが、玄関先に投げ落とし、最期には玄関を叩きつけて閉めたそうである。
 流石に現場監督が注意すると、「今は配達途中だからおとなしくしてるが、仕事以外で会ったらただじゃおかねぇぞ」という暴言を吐いて、いかにもケンカがしたいと言う雰囲気だったのだそうだ。流石に周囲に人もいるし、この現場監督は現場で喧嘩する事の愚を充分認識しているので、おとなしくしていたが、そいつが立ち去った後、運送会社の社長を呼びつけたのは書くまでもない。
 そういう事情なら充分判るが、それ以前に担当者は早めに全員に告知しておくものだ。説明されるまでほとんどの人が知らなかったのだから。この辺が営業のダメな点だ。

 しかしさらにそれ以前に、そういうキチ×イを飼っている会社と言うのも不思議だと思うが(未だにクビにしていないらしい)、実はそういう運転手は別に珍しくないのだそうだ。だから営業もあまり気にしていなかったらしい。
 やはり職業運転手の9割はマトモではないという持論は正しいようだ。もうヤクザというよりチンピラである。だから交通事故は絶対に減らないのだ。


2007年08月08日(水) 篠山紀信もいい年だ

 今日は健診である。
 だが健診を受けると、その日一日はどうも体調が良くない。やはりあのバリウムと言うのが体質的に合わないのではないだろうか。

 ところで。
 とある雑誌で、篠山紀信のミニ特集を組んでいた。その中に「クライハダカ」からのセレクトが載っていたのだが、少し見て驚いた。これは20年前にやっていた事の焼き直しではないのか。
 もちろん20年前では様々な制限があり、紀信本人のインスピレーションをおおっぴらに公開できなかったのは想像がつく。それを改めてやり直したいと言うのであれば、それはそれでかまわないだろう。だがやっている事に進歩が見られないのでは、何も意味がない。確かに技術や表現方法は格段にうまくなっているのは判るが、ただそれだけである。
 やはり紀信も年をとったと言う事なのだろうか。

 ちなみにアイデアや行動力は認めるが、それほど好きな写真家ではないので、別に今後の彼が過去の焼き直しに走ろうが別にかまわない。むしろ彼は「時代を読む」能力に長けていたと思われるので、もしかしたら今のやり方が世間に受け入れられているのかも知れないし、その可能性が高いだろう。
 そういう意味では、大衆芸術家というのが彼のスタンスに一番近い言い方なのかもしれない。

 ちなみにちょっと調べたら、いわゆるヘア・ヌードという物が宮沢りえのヌード写真集「Santa Fe」からだと思ったら、その数ヶ月前に出した樋口可南子の「Water Fruit 不測の事態」が事実上の解禁作品だったのだそうだ。どちらも知っているが、やはり「Santa Fe」は全国紙に全面広告をうっただけあって、強烈に記憶に残ってしまったのだろう。
 なお「Santa Fe」はその年のベストセラー7位、「Water Fruit 不測の事態」は10位の記録を残しているのだそうだ。どちらも持ってはいないが…。


2007年08月07日(火) 赤字は続くよ

 人事院は6日、2007年度の国家公務員一般職給与について、2001年以来、6年ぶりに引き上げを勧告することを決めたそうで、初任給と10〜20歳代の給与の引き上げを求めるらしい。
 まあ若い連中の給与を多少引き上げる必要性は認める。だが本来は上の連中の給与をもっと減らすべきなのだが。
 税金を払っている民間の一般的給与所得者の収入は減っているのに、公務員だけがのうのうとしているのは納得できないのだ。

 そもそも月々の給与の法に様々な、例えば期末・勤勉手当などと言う訳の判らないものまである。あまりに甘やかしすぎだろう。支払う財源は全て税金からであり、それでなくとも公務員に対する支出は多すぎるのだ。
 もちろん公務員とは言え、とても給与に見合った額をもらっているとは言えない職種もあるが、大概の年寄りには支払いすぎだ。とにかく税金からもらっているという認識が全くない連中ばかりなのに、なぜ税金から大量に支払わなければならないのか、サッパリ理解できないのである。

 端的に行って、仕事に見合った額ではないと言う事だ。民間の仕事を知らず、甘やかされてきた連中ばかりなのに、なぜ赤字が続く財源から垂れ流さなければならないのか、実に不思議だ。


2007年08月06日(月) トップが終わっている

 人材派遣大手「フルキャスト」(東京都渋谷区)が3日、全支店の事業停止命令(1〜2カ月)という一企業としては過去にも例がない厳しい処分を受けたが、これは労働者派遣法で認められていない港湾運送や警備業などに労働者を派遣して今年3月に事業改善命令を受けていながら、その後も同様の違反を繰り返したためだという。
 これに関して業界大手のグッドウィルで支店長だった20代男性は「業務拡大する中で、労働者派遣法や労働基準法などの知識も欠けたまま業務を取り仕切る支店長も目立つ」と指摘していたという。

 しかし、こんな事態になる事は何年も前から判っている事だ。
 そもそも現在の企業のトップのほとんどは、営業出身者である。つまり「営業の知識しかない」者が圧倒的なのであり、法律等の知識どころか、一般常識すら怪しいのが実態だ。
 そんな連中が例え異業種間の連絡会を持ったところで、何も知らないのだから知識の交換にはならない。つまりいくらこんな集まりを開催したところで、何の役にもたたない、文字通りの時間と金の無駄なのである。

 そしてそういう物を知らない連中の下についた人間は悲劇なのだが、現状では全ての労働者が悲劇なのである。下の人間がいくらそれを指摘しても、そもそもその指摘を理解できないので無視されるだけで意味がないのだ。
 だから現在の日本は終わっていると言うのである。
 企業のトップに普通に物を考えられる人間がいないのだから、これはもうどうしようもない。少なくともこれから日本の企業のモラルが良くなる事だけは絶対にない。
 結局いくら法整備をしたところで、上に立つ連中がその必要性どころか意味すらも理解していないのだから。


2007年08月05日(日) 紙ジャケもワゴン行き

 お中元の送付作業で地元大手デパートへ行く。
 色々あるという事は、逆に目移りしてしまい時間はかかるが、きちんとした物を送ろうと思う時には、なかなか便利な存在だ。それなりの値段にはなるが…。とにかく何とか午前中には終了したのだった。

 そして帰りに新星堂へ寄ると、限定のはずの紙ジャケCDが、2枚で20%オフという事で、なんとワゴン・セール扱いである。以前定価で買ったものも多く、なんだか虚しい。
 何せ、キング・クリムゾン、クイーン、キッスなんてのが大量に置いてあるのだ。数は少ないがニュー・トロルス、アトール、タンジェリン・ドリーム、UKまである。
 困ったものだと思いつつ、結局2枚買ってしまった。アトールの「サード」と、タンジェリン・ドリームの「ルビコン」である。ニュー・トロルスは元値が約3000円なので、値引きされても高い。こういう高いのはしばらくは諦める。一応LPを持っている事だし。

 しかし「ルビコン」は、CDの盤面が初期ヴァージンのレーベルだった。そもそもこれは彼らのヴァージン・レーベルにおける2枚目だったのだが、それが再現されているのは当時を思い出させてくれて嬉しい。やはり当時は印象的なラベルだったのである。

 で、帰宅後は色々なCDを聴きまくる。
 アトールとタンジェリン・ドリームを聞いたら止まらなくなってしまったのである。そしてピンク・フロイド、ドリーム・シアター、ビートルズ、キース・エマーソン、エニワンズ・ドーター等々…。
 平和である。


2007年08月04日(土) 摩訶不思議な会社

 今日も粗仕事である。熱いので全然やる気が出ない。私はとにかく夏が嫌いなのである。

 会社では相変わらず本を読まない奴らが、文庫本ってどんな本?(そもそも大きさが判らないらしい)等と言いあっていた。なんだかなぁ。そして本屋ではどういう分け方で置いてあるのか、と議論していたが、そんなのは本屋の勝手である。図書館ではないのだ。どうしてそう意味のない事だけをムキになって言いあうのだろう。そんなヒマがあったら、もっと本読め。君らはあまりに物を知らなすぎる。

 しかし彼らは文庫、新書、単行本といった種類の違いすら判らないのだが、今はこれが普通なのだろうか。
 もしそうなら世も末である。いずれ本は廃れていくという予測は、多分正しいのだろう。

 そんな彼らに、昨日のモータータンクコレクションの話をしたら、夕方になって早速2名が買いに行くと言ってさっさと帰ってしまった。この会社でそんな物を買う奴が、私以外にいるとは驚きである。そもそも彼らは戦車の種類すら知らないと言うのに。
 だが、それだからとさっさと帰れるのなら、普段のあの退社時間の遅さは何なのだ。

 色々と不可思議な会社だ。


2007年08月03日(金) 見たいのに売ってない

 実に暑い。
 こう暑いと、夜とは言え帰宅後に本を読むのも面倒になる。こんな時はDVDで映画の気に入ったシーンをサラッと見るのが楽で良い(逃避である事だよなぁ)。
 例えば「RONIN」のカーチェイス・シーン、例えば「マトリックス」のモーフィアス救出のビル襲撃シーン、例えば「ワイルドバンチ」のラストの大量殺戮銃撃シーン等、心が洗われるようだ(どこが? という突っ込みは不許可であ〜る)。

 しかし今は色々な映画が簡単に見られるようになってきつつあるが、昔ビデオで出た事はあるが、未だにDVD化されていない傑作、佳作、歴史的価値のある作品などは多い。版権、内容、販売数の予測等の問題があるのだろうが、本気で出す気があれば何とかなるものだ(キングのユーロ・ロック・シリーズがその好例だ)。
 やはりコピーを犯罪とみなしているのだから、市場に映画ソフトがないという状況は許されない。常に市場へ対して補充するのはメーカーの責任であり義務である。
 これを怠っている現状は、メーカー側にやる気がないとしか言いようがない。

 という訳で、早いところ加山雄三主演の「狙撃」や、岡本喜八監督の「殺人狂時代」をリリースする事。


2007年08月02日(木) T4と87式と74式

 仕事で石巻へ行く。
 途中、あまりの暑さに(車のクーラーはガスが抜けているんじゃないのか?)お茶を買うためスーパーへ寄ったら、上空をT4が飛んでいた。松島基地のブルーインパルス機である。そう言えば今月下旬には松島基地で基地祭があるのだった。
 そんな訳で駐車場に止めてしばらく見ていたら、5機が白のスモークを出して上昇、そこから「上方開花」を行った。そして直後にスモークを切り散開、少ししてスモークを出しつつ今度は「スタークロス」である。スモークがすべて白の演技は初めて見たが、まさか町中でこんな物を見られるとはラッキーだ。うるさいというのは棚の上の奥に押し込むとして…。

 しかしスモークを切ると、途端に機体が見えなくなる。視認性の低さは現代の軍用機に必要だが、ショーの時はちょっと考えて欲しいものだ。

 そしてこのコンビニでとある食玩を見つける。
 エフ・トイズから出た「モータータンクコレクション 第1弾 陸上自衛隊編」である。なんと今回は食玩史上初のモーターライズである。という訳でとりあえず2個買ってみたら、74式と87式である。

 物自体は1/87のHOゲージ・サイズでそこそこの出来だが、スケールモデルとしては少し物足りない。
 だがこのサイズなら走るだけでも凄いので許してしまうが、実はもっと凄いのはその走行スピードである。このサイズでこれだけゆっくり走るとは、走行ユニット担当者はかなり苦労したのではないだろうか。
 通常は小型になればなる程、内部に仕込めるギアに制限が出て、スピードを落とすのは難しくなる。あの大傑作R/Cフル・アクション・ジェット・モグラの唯一の欠点は、速すぎる走行スピードだったのだ。スケール換算すれば、優に60キロ以上で走っている感じになってしまい、実に不安定になってしまう。
 だが今回のモータータンクコレクションのスピードは本当に見事で、スケール換算すれば実際の時速30キロか、それ以下だろう。そしてこの減速が効をなして、障害物を乗り越える能力もかなりのものである。300ページくらいの文庫本なら、何の問題もなく楽々踏破してしまう。
 とにかく走らせるのが本当に楽しいスピードで、ちょっとお勧めモデルだ。

 ちなみにシークレットは「冬季迷彩塗装仕様」だが、どうやら3種類全てがあるらしい。ネット上で少なくとも90式と87式は確認されている。まあこれは別に欲しいとは思わないが。


2007年08月01日(水) 白牡丹は生きていた

 近所に白牡丹が出来た。仙台では老舗のおもちゃ屋である。
 数年前に一番町とS-PALから撤退した時点で、てっきり会社もつぶれたものだと思っていたのだが、つい先日大和町まで「プレステージ」を観に行った時、そこのショッピング・センター内にあるのを発見して本当に驚いたのだ。
 ただしこの時が閉店セール中だったので、いよいよ終わりだと思い、まさかこの後新規で出店するとは想像すら出来なかった。
 さらに驚いたのは、名取のショッピング・センター内にも開店したのだという。こちらはS-PAL店だった時の雰囲気に似ているようだ。

 という訳で、とりあえず近所の店を覗いてみたのだが、先日の閉店セール時に投売りしていた物がそのままシフトしており、それでいて価格は元に戻っている。これでは誰も買わないよなぁ。

 はたしてこのスタイルとこの場所で、1年もつのだろうか…。


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