どんぐり1号のときどき日記
DiaryINDEX|past|will


2007年07月31日(火) 売れ残りメーサー

 先日購入したメーサー車は、さすがに66式はすぐに品切れ状態になったようだが、70式(と言われるどーでもいいモデル)はまだ店頭に並んでいるらしい。まあこうなるのは事前に判っていた事だ。

 しかしネット上では「実は違いが判らないから、売れ残っていた70式を買った」なんて声も聞く。こういう人は、一体何を考えているのかりよく判らない。と言うより理解できない。何も考えず、話題になったから買ってすぐに転売、なんて輩なのかも知れないが、なんだか腹が立つ。

 そもそも「サンダ対ガイラ」を見てメーサー車に惚れた人なら、今回は66式以外の選択肢は考えられない。
 70式というのは、あくまで当時の特撮在庫一掃のやられメカでしかない、はっきり言ってどうしようもない物なのだ。
 まあアオシマとしては、それでも売れてくれれば良いのだろうが、ファンにすれば売れると考える方がどうかしているのである。

 こういう戦略上のミスから経営が破綻しなければ良いのだが、他人事ながら心配になってしまう。


2007年07月30日(月) ネコミミと野党

 そう言えば土曜日に行った利府のJR車輌基地で、俗称ネコミミ新幹線を見たのだった。
 結局、効果があまりないという事で搭載は見送られた装備なのだが、これを動かして見せていた訳である。
 しかし本当に猫の耳である。これは効果がなくとも客寄せには充分効果がありそうなだけに、なかなか惜しい装置だろう。
 もっとも、冬の東北で上部に隙間がある構造は、確かにやばいとは思うが。

 ただ、説明にあったように本当に効果がないのだろうか。時速200〜300キロでのあのサイズの板の抵抗はかなりあると思うのだが、新幹線の車体重量と鉄の線路と車輪と言う構成では、車体のスピードを抑えるだけの制動は無理なのだろうか。いずれにせよ、なかなか残念な結果になったネコミミである。

 さて、気になる参院選は自民の大敗だそうだ。まあこれで安倍首相が辞任するとは考えられないし、そもそも過去に参院選の敗北で辞任した首相はいない。
 そして今回野党に入れた人は、ちゃんとその意味が判っているのか疑問ではある。現在の様々な問題は、野党では絶対に解決不可能だからだ。仮に政権交代したところで、まともな政治運営が出来る党はとっくの昔になくなっている。もちろん自民党の方が多少はマシというレヴェルではあるが、それでもゼロよりはマシなのだ。

 なにせ早くも鳩山君は勘違い発言の嵐で、現与党を攻撃する「だけ」の能無し行動である。政権交代が出来るような体質にする事が重要だときちんと理解しているのは、どうも小沢氏だけのようだ。
 これでは野党が過半数をとっても、何も変わらないどころか、必要な事も妨害して現状がさらに悪くなるだけだ。
 日本では、政権経験のない党は与党どころかまともな野党にもなれないのだ。


2007年07月29日(日) 「みちのくSF OB-CON」始動

 福島の飯坂温泉へ行く。
 別に温泉に入るためではなく、「(仮称)みちのくSF OB-CON」のために宿の予約である。9時に家を出てチュウジさんを拾い、福島でJemさんと合流、そのまま飯坂温泉の「おきな旅館」まで行く。

 何だかんだと打ち合わせで90分程経過。なかなか良好な結果となる。少なくとも60人確保できれば旅館は貸切となるのだ。これはラッキー。
 そして当初からの懸案だった宴会場の夜間使用は、小宴会場なら一晩中OKとなった。これで色々と企画をやる環境は整いつつある。テレビも25インチオーヴァーの物が隣の部屋にあったので、移動許可をもらう(後で同じ場所に戻して置くのが条件である)。

 という訳で、
  期日:2007年10月27日(土)〜28日(日)
  場所:福島県飯坂温泉・おきな旅館
は確定してしまったので、もう後戻りは出来ない。
 ちなみに今回はなんとなくトントン拍子で話が進んだような感じがするが、実はJemさんのおかげである。やはりコネクションは大切なのだ。

 そして今回は、ESIFCONも同時開催でやった方が良さそうだ。少なくともメインはここで開催し、必要なら後でアフターESIFCONでもいいだろう。年2回開催した事が以前にもあるのだから。

 しかし帰りは国見近辺で豪雨に遭い、久しぶりに前が見えない高速を走ったのだった。霧で見えないのは時々遭遇したが、雨というのは余りない。これは本当に怖いものだ。


2007年07月28日(土) 世の中の行く末は

 新幹線祭りで利府のJR車輌基地へ行く。
 流石に東北最大の整備基地だけあって、内部はなかなか見ごたえがある。本当に重工業の工場そのものである。残念ながらあまり時間がなかったので全ては見られなかったが、来年はもう少しゆっくり見たいものだ。
 そして車輌基地内4キロを新幹線のMAXで往復するというのは、思ったほど面白くはなかった。まあお子様向けのプログラムだから、仕方がないのだろう。

 しかし小さい子供も多かったが、静かな子、普通に動く子、あまりにうるさい子とあって、特にうるさい子と言うのは迷惑以外の何ものでもない。このあたりは親を見ていると瓜ふたつの行動パターンである事が多く、教育の成果が良く出ていると判る。

 話は変わって。
 いよいよ明日は参議院選挙だが、青森で民主党の鳩山由紀夫幹事長が得々と「参院を(与野党)逆転させて、民主党が主導権を取ることができたときに天下りを認めない法案を参院で通していく」と演説したそうだ。

 この人、物忘れがひどくなったのか、はたまた国民を愚弄しているのか…。
 これは小泉前首相の時から自民党が着々と行っている政策の一つだろう。これを行うために色々と手を打ってきたのに、野党である民主党ががんばって妨害してきたのは、一体何だったんだ?
 こういうのを見ていても、結局今回の選挙の結果がどうなろうとも、何も変わらないのは明白だ。そもそも参議院だけで政治の流れを変えることが不可能なのは、制度上そういうシステムになっているからであって、それは国民も判っている。判っていないのは鳩山君だけではないのか?

 ちなみに、参議院選挙で負けたからと辞任した首相は存在しないそうである。それは衆議院を確保していれば法案は通せるから、政策上何の問題も起きないからである。野党もそれが判っている上で騒いでいるのだろうし、小沢君は最後の賭けに出たから、ああいう態度をとるのは当然なのだが、鳩山君を見ていると本当は何も判っていないのではないかと不安になる。


2007年07月27日(金) 労働時間是正

 会社に、勤務時間が異常に長い支店があるという事で、監督署から是正依頼(命令じゃないのか?)が来たそうだ。別にどの支店も大して変わらないのだが、流石に役所からの通達では何らかの対応が必要になる。
 という訳で、とにかく20時には電気を切るという処置をとるそうだ。面白い発想である。

 そんな事をするなら、仕事の総量を減らす工夫をしなければならないし、無理なら人を増やす算段もしなければならない。だがそんな事は一切せずに労働時間だけを減らせという。まったく呆れてものも言えない(言ってるくせに)。
 こんな対応では早々に破綻するのは目に見えている。業務の改革をせずにどうしようと言うのだろう。まあ労働時間は多い方が良いと思っている奴が多い会社だから仕方がないか。

 そして一部の人は、早く電気を消すのならその分早く出てくればいい等と戯言をほざいている。何故監督署が入ったのか、その意味を全く理解していない。
 これだから頭の悪い奴は困る。仕事の絶対量の削減と、効率の良い仕事環境が必要なのに、それすら理解できないとは。


2007年07月26日(木) ガチャピンの名はガチャピン

 ネットのQ&Aサイト「YAHOO!知恵袋」で、ガチャピンに関する話題が出たらしいのだが、それについて「回答中にガチャピンさんの名前を記載するにあたっては、必ず『さん』付けでお願いします」という制限がつけられているのだそうだ。

 なんと言うか、人をバカにした態度だし、そもそもガチャピンをバカにしている。このヴァカどもに問いたい。「君らはドラえもんを、さん付けで呼ぶのか?」と。

 愛着ゆえに呼び捨てるという事が全く理解できないとは、本当に愚かだ。ガチャピン、ムックは30年以上にわたって子供たちを楽しませてきたアイドル以上の存在だ。子供たちだってイヴェントで呼ぶ時は「ガチャピ〜ン!」である。当然の事ながら、誰もそれを無礼だとか失礼だとかは言わない。それが愛情から出た言葉だと誰もが判っているからだ。
 さん付けでなければならないというのは、戦後の間違った教育の産物だ。少数とは言え迷惑な存在である。

 この問題に対して、フジテレビ側は「ガチャピンからの回答」という形で答えている。

 「スタッフの人はだれも『さん』付けはしてないし、みんなに会ったときも『ガチャピーン』って大きな声を出して手を振ってくれたりする。たぶん、インターネットだけじゃないかな?みんな、『ガチャピン』って呼び捨てでいいよ」。

 きわめて正常な回答であり、これが普通の姿だ。これについてはフジのスタッフの態度を素直に褒めたい。
 そもそも、さん付けでなければならないというのは、ある種の偏執狂と言えるだろう。誰にでも必ず「さん」を付けると言うのは、逆に軽蔑感を強調したり、差別している事を隠す事にもつながる。そのくらい重大な事なのだ。

 ネットの拡散と浸透による弊害の一つは、このように少数の偏執的資質を表に簡単に出してしまった事だと言える。それが社会の総意だと勘違いされては困るのだ。


2007年07月25日(水) ついに「メーサー殺獣光線車」

 新世紀合金シリーズの最新作、「メーサー殺獣光線車」が届いた。もちろん買ったのは66式の方だ。

 思えば、これがガレージキット以外で一定のレヴェル以上の模型になるのは、ウェーブの1/87まで待たなければならなかった。それまでで30年である。結局今回の発売まで、我々はほとんど40年待たされたのだ。

 その間に模型化の話が出ては消え、の連続だった。あのバンダイでも模型化の話はあったのだが、あまり売れないだろうという間違った予測と複雑な形状から、結局は見送られてしまった。三面図まで引いていたようだが、当時のレヴェルでさえバンダイはかなりのものになっていたのだから、本当に惜しまれた。
 フジミも海底軍艦などを出したが、やはりこの複雑な形状だと大量に売るには難しいと判断したのだろう。実際、小さい子供には難しすぎるのは間違いない。
 それが今回、完成品として出たのだ。しかも電飾まで再現するという凝りようで、これを買わない訳にはいかない。

 しかし箱を開けると、あまりに細かいパーツが多く、出すのが恐ろしいのだった。ヘタに触るとあちこち壊れそうである。これは休みに腰を据えて取り組まなければならないだろう。

 ちなみに今回は、2台買ったのだった。どうせバカだよ。


2007年07月24日(火) 葬儀前日

 山形まで、KCとお通夜(?)。
 今日は支店長に話して、17時に速攻で出かける事にして、KCには会社まで来てもらう事にした。合流して私の車で行くのである。

 行く先は比較的判りやすい所だが、山形駅に向かうと西日が真正面からあたり看板等が見えず、曲がる所の確認に非情に苦労してしまった。
 いずれチャウチャウの実家からそう遠くない、本当に駅の近くだ。ただし斎場などではなく、一階に故人の安置所と応接間、二回に家族が寝泊りできるスペースがある。狭い家が多いので、なかなか良いシステムと言えるだろう。到着まで70分だった。

 香典はまっちゃん、済さん、つばきの分も用意する。竜男さんは送るそうである。香典返しはまだ用意されていないというが、正式の通夜でなければそんなものだろう。我々は別に気にはならないから良いのだ。
 そしてチャウチャウの妹さん、母親ともに非常に喜んでくれた。私にしてみれば行くのが当然と言う間柄ではあるが、喜んでくれると行った甲斐があると思ってしまう。
 本葬が明日だし、正式には通夜という形ではないためか、訪問客も少なく皆で話し込んでしまう。ただしチャウチャウの電話はかなり頻繁に鳴っていた。

 しかしチャウチャウの母親の記憶力は凄い。と思ってみると、妹さんもチャウチャウも記憶力が良いではないか。長い付き合いだが、全員の記憶力が良いという事に初めて気がついた。彼の記憶力は遺伝だったのだ。これは大発見である。

 葬儀の前日なのに、なんだか皆で楽しんでしまった2時間だった。帰路につくのが名残惜しいくらいである。
 本当は葬儀の時も手伝えれば良いのだが、月末直前のこの時期では、ちょっときつい。いずれ本人たちはとても大変だが、むしろ全部片付いてから疲れが出るのが怖い。その辺だけが気がかりである。


2007年07月23日(月) チャウチャウ家の訃報

 昨夜、橋詰から「父親が亡くなった」との連絡があった。
 しばらく前から入退院を繰り返していたのではあるが、今日になって様態が急変したらしい。なんにせよ、葬儀は忙しくて大変になるだろう。

 月末が迫ってきついところだが、通夜には顔を出す方向で色々と動く。あちこち知らせるのも大変なので、竜男さんにはメール、mixiは「みちのくSFコミュ」に載せておく。

 そして夜にまっちゃん、済さん、椿の香典を預かりに行き、明日はKCと行く事になった。一人で行くより同行者がいた方が助かる。
 当事者ではないのにこれだけパタパタと忙しいのに、当時者はさぞかし大変であろう。

 今から心配しても仕方がないが、葬儀などが全て終わったら、倒れないように家族全員でのんびりして欲しいものだ。


2007年07月22日(日) 初の「アビイ・ロード」

 カメラ雑誌の立ち読み。
 最近のカメラマンやCAPAがつまらない理由のひとつが判った。メインの新製品紹介やテクニックの写真が、軒並み水着やその辺のグラビアのような写真ばかりだからだ。
 実際にそんな写真を撮って楽しんでいる人など、カメラ人口からすれば少数派であり、そんな写真のテクニックは、ストレートには参考にならない。

 ただし今月のCAPAは、シャッター関連の説明がかなかな面白かったので買ってしまった。今月はシャッターの原理と、耐久性能の話がメインだ。
 なにせデジカメになってから、普通の人が押すシャッター回数は飛躍的に増えたそうだ。フィルムがいらないのだから、それは当然だが、実は普及機を低価格にする要因の一つにシャッターの耐久性がある。上位プロ用とは耐久性能が桁違いなのだ。
 その他にも色々な要因があって、フィルム・カメラ以上に耐久性能の向上が求められている。これはなかなか面白い内容である。

 そしてCDを探し回る。
 本来は、エイジアのライブ・イン・ジャパンと、アネクドテンのライヴ・イン・ジャパンを買うつもりでいたのでが、どちらも見当たらず、色々見ているうちになんだか懐古モードに突入してしまった。
 結局ビートルズの「アビイ・ロード」とピンク・フロイドの「おせっかい」のCDを買う。実はどちらもLPで持っていて、信じられないかもしれないが、オリジナル・アルバムのCDは「聞いた事がない」のである。

 特に「アビイ・ロード」のLPは、1971年に買ってから擦り切れるほど聞いたので、2004年に限定発売された時にもう1枚買ったが、CDが主流となってからはラジオ等でもビートルズは聞いた事がないので、なんだかんだでビートルズのCDは買った事も聞いた事もなかったのである。もう本当にオリジナル・アルバムをCDで聞いたのは、今日が初めてなのだ。

 という訳で聞いた感想だが、何かが少し違う…。リマスターされている訳ではないのに、なんだか微妙に違う。これは各トラックのバランスが、LPとCDでは本当に微妙に違うためなのではないだろうか。というか、CD化の時に少しだけ調整したのではないだろうか。
 もしかしたら、最初のCDでは音が悪すぎて多少メリハリをつけたものの、現在はそれなりに再生能力が高いカッティングができるようになり、そのため違和感が強調されたのかもしれない。

 まあビートルズの最高傑作、というよりロック史上に残る傑作である「アビイ・ロード」が手軽に聞けるのだから、我慢しよう。そのうちCDの音方に慣れてしまうのだろうし…。


2007年07月21日(土) 日本に野党は存在しない

 今日も粗仕事。天気も悪いし、面倒である。

 ところで参院選挙は、野党が与党の足を引っ張るだけの無策選挙の様相を呈してきた。もっともこれは予想通りの展開だが、それを変に煽るだけの新聞もどうかしていてる。

 そもそも現在の野党には与党に対抗するだけの政策、実績を持つ政党はない。もしくは小沢のように、やりたい事は全て自民党の頃に提案していたのだが、これは全て小泉にやられてしまい、もう何も打つ手がないという状態だ。
 その民主党は、参院で多数を取って内閣を退陣させると息巻いているが、参院に内閣の退陣要求は出来ない。仮に出したとしても衆院が与党多数なので、覆されるのは明白だ。なんだかんだ言っても、参院と衆院との関係はそういうシステムで動いているのだ。

 まったく日本の野党はどうしようもない。なぜまともに政策で対抗して、与党に変われるだけの力をつけないのだろう。だから与党である自民党内部から小泉と言う異端児が飛び出しあれだけの事をやったが、本来は野党の仕事である。

 まともな野党なら、民主だろうが共産だろうか、社民だろうが、どれでもかまわず応援できるが、現在の野党はあまりにも無能だ。しかも主義主張が極端に異なる連中の集まりなので、信用も出来ない。
 本当に困ったものだ。


2007年07月20日(金) とってもサンダーバーディ

 会社の隣の建物が無人となり、現在解体撤去作業中なのだが、これが見ていて面白い。
 「エイリアン2」に出てくるパワーローダーの手のような機械に換装したパワーショベルで壁や床、階段等を徐々に破壊していくさまは、飽きずに延々見てしまうくらいだ。

 大きな柱はこの部品でつかみ、徐々に捻りながら破壊していくのだが、つかんで圧力をかけると、その部分から周囲にまるで爆発のように砂埃が飛び散る。オーソドックな特撮を見ているようで、須藤真澄言うところの「とってもサンダーバーディ」な光景である。

 そして砂塵の飛翔防止のため、常にポンプで水をかけているのだが、やはり遠くからは白砂をかけているように見える。実際にミニチュアの特撮では水ではなく砂や塩をかけているのだが、まさにそのままの光景だ。

 とにかくこういうのを見ていると、良い特撮映画は工事現場を丹念に観察した結果だと判って楽しい。見ているだけで仕事を忘れて安らいでしまった午後であった。


2007年07月19日(木) 大放出

 ニューヨークで高圧水蒸気のパイプが破裂し、水蒸気が盛大に放出されていた。
 ニュースを見た時点で死者も出ているようで、だべささんもすぐ近くにいたらしいが、とりあえずは無事で良かった。

 元々アメリカは機械化が早く、老朽化したときの事故も盛大だ。今回のパイプは1924の産物だが、このシステム自体は1882からスタートしたそうで、日本では明治時代にあたると考えると、非常に驚いてしまう。
 しかし高圧水蒸気のパイプって、何のためにあるのだろう(まさか町中で戦闘機を飛ばすためのカタパルト?)と思ったが、やはり基本は暖房や冷房だが、温水供給や病院の器具殺菌用、クリーニング店のスチームアイロン用等、多岐にわたって利用されているため、夏でも止まる事はないそうだ。

 全長160キロのこのパイプの中を、高圧下で170℃以上になっている熱湯が最高時速120キロの速度で流れているというのだから凄まじい。破裂したらちょっとした惨事だというのが良く判る。

 機械は、いつか必ず壊れるものなのだ。


2007年07月18日(水) 災害出動〜

 今朝は通勤時に自衛隊のトラックが次々と走っていくのを見た。途中に交通整理(?)の隊員が立っていたくらいなので、かなりの数の車輌が走っているようだ。
 もちろん車体の脇には「災害派遣」の幕が付いている。こういう時の自衛隊は頼りになる存在だが、どこの国でも大規模な災害時には、臨機応変に動けて、しかも災害時の対応訓練も行っている軍隊が出動となる。
 自衛隊の存在に反対の人は、災害時に動けるこういう組織を作ってから騒いで欲しいものだ。

 ところで。
 中国の食品輸出について、輸出禁止処置となった会社が現在52社だそうだ。まあそんなものだろう。実際はもっと多くの企業が危険な存在のはずなのだが…。
 今回の輸出禁止は規定以上の農薬使用という事になっているが、そもそも中国は水がまともではない。ソウルオリンピックも、飲料水の問題が不明瞭だが、それ以上に水泳競技のプールがまともに使えるようになるのかすらも不安な状態である。

 それが判っているので、欧米の一部選手は参加するべきか躊躇しているくらいだ。
 もちろん水泳選手がボイコットなどしたら中国の面子にかかわるので、彼らも必死になって水質改善に取り組んでいるが、元が悪すぎる。間にあうのかどうか…。
 間にあっても、今度は建造物の強度の心配が…。


2007年07月17日(火) 台風と選挙の間

 連休明けの会社は、本当に憂鬱だ。しかも忙しいときているから、尚更疲れる。

 ところで今回の新潟の地震は、予想以上に人的被害があるようだ(とりあえずTAMは無事のようで一安心)。
 しかしこの地震、台風の直後と参院選挙の直前だったのが、不幸中の幸いだろうか。もちろん台風が去ったからといって影響がすぐになくなる訳ではないが、台風の通過中だと倒壊する家も増えるし、避難や救助活動も容易ではなくなる。少なくとも避難、救助という点では台風通過後の方がやりやすい。
 そして参院選挙の運動期間中というのは、被災地にすればラッキーなのだ。与党は票のためにも必死で援助活動のスピードアップを図るだろうし、野党も同様の理由で積極的にパックアップを名乗り出るだろう。
 こういう時の被災地は、票のためだろうがなんだろうが、とにかく利用できるものは利用するべきなのだ。それで助かる人が増えるのだし、復興も早くなる。

 もっとも首相レヴェルならともかく、それ以下の議員の現地視察だけというのは止めて欲しい。あれは被災地側にしてみれば、邪魔でしかない存在なのだ。
 もちろんマスコミも同様だ。ほとんどのマスコミは過去の例を見ても判る通り、ちゃんとした事実の報道、必要な報道をリアルタイムで行ってこなかった。新聞社、民放局、NHKを問わず全て同列だ。これはひとえに勉強不足の一言に尽きる(芸能レポーターのようなバカは語る価値すらない)。

 そしてそろそろ邪魔をするマスコミは、徹底的に叩くべきだろう。二次災害ならぬ、報道災害で人が死ぬようでは、シャレにならない。極端な話、被災地の取材など、一社で充分なのだ。


2007年07月16日(月) 風に語りて、狂気のコピー

 昨日までの台風が去った途端に、今度は新潟で地震である。しかも3年前とほぼ同じエリアだ。被災地の人にしてみれば、泣きっ面にハチだろうか。
 春から新潟に転勤になったTAMは無事だろうか。それも気になるのだった。

 そんな中、「クリムゾン・キングの宮殿〜風に語りて」を引き取ってくるあたり、実に呑気な話であろう。もっとも、いつまでも預けておく訳にも行かないので、ある意味仕方がない。
 受け取った本は、流石に値段だけの事はあるぶ厚さだが、各ページの構成は味も素っ気もないものだ。これでは立ち読みで間違って買う人は少ないだろうし、そもそもクリムゾンに興味のない人は立ち読みすらしないと思われる。
 それでも待っていた人はそこそこいるのだが。

 この時ついでに「ドリーム・シアター」のライヴDVDも買ってしまう。
 題名は「DREAM THEATER OFFICIAL BOOTLEG DARK SIDE OF THE MOON」で3,190円也。
 これはなんと、ピンク・フロイドの「狂気」の完全コピーなのだそうだ。こんなのをライヴでやっていたとは全然知らなかったので、つい買ってしまった。

 元々彼らはライヴで他人の曲を良くやっているのだが、特にアルバム「ア・チェンジ・オブ・シーズンズ」では、後半が丸々他人の曲で、「エルトン・ジョン」から始まり、「ディープ・パープル」「レッド・ツェッペリン」「ピンク・フロイド」「カンサス」「クィーン」「ジェネシス」等の曲が続く。そもそも最初に日本に来た時など、さりげなく「スパイ大作戦」のテーマをやっていたりする。
 こういうところが、彼らが真面目一辺倒ではないと思わせるところだ。

 帰宅してざっと聞くと、本当に完全なるコピーである。元々ハイ・テクニックの彼らが本気でコピーしただけあって、油断しているとオリジナルと区別がつかなくなりそうなくらいそっくりである。唯一の違いはラブリエの声だけになってしまう。

 今回これを聞いて思ったのは、アルバム1枚丸々コピーするなど最初で最後になるのではないかという事だ。音楽的、商業的にあまり大きなメリットはないだろうからだ。
 単純に言えば「一度やってみたかった」というのがこのライヴの意味だろう。いろいろと方向転換の時に、過去を振り返ったり自分たちの立ち位置を確認するのは良くある事である。

 しかし大物になれば、何でも出来る訳だなぁ。


2007年07月15日(日) ジャーマン・ロック

 ネット上のとあるコミュを見ていて、ふと疑問になった。「ジャーマン・ロックの定義」である。

 一般的にジャーマン・ロック(現在ではクラウト・ロックという言い方も存在するらしい)といったらプログレのカテゴリーで語られる事が多く、流れとしてはサイケデリック・ムーヴメントの一環から派生していったグループが多い。
 具体的な例としては「タンジェリン・ドリーム」「クラフトワーク」「ファウスト」「ポポロ・ヴー」「アモン・デュール」「グル・グル」「カン」「クラウス・シュルツ」「アシュ・ラ・テンペル」等々、この辺は聞けばなんとなくその共通性が判るであろうグループだ。

 だがここで「エデン」や「ノヴァリス」といった、いわゆる叙情派といわれるグループがこれらに含まれるのか、と言う話が出てくる。プログレというくくりで考えた場合、大概は含まれているようなのだが、音楽からすると、やはりちょっと異質になるかもしれない。
 さらに「スコーピオンズ」はどうするのだ、と言われると困ってしまう。彼らは元々ハード・ロックであり、現在ではヘヴィ・メタルで語られる事が多いのだが、少なくともジャーマン・ロックに含んで考える人はいない。いや、いなかった。だが最近の若い連中には、とにかくドイツなら一緒なのではないかという愚かな言い方をする者もいる。
 日本のグループだからと何でも同じジャンルに入れる人はいないのから考えれば、これは変な考えだと容易に判るはずなのだが。

 それでもこうして考えていくと、例えば「ネクター」や「エニワンズ・ドーター」はどうなるのか、という素朴な疑問にはなる。
 確かに「ネクター」は活動の場はドイツだが、中身はイギリス人だし、そもそも音楽の傾向が一作毎に異なるというのが特徴で、もはやジャーマン・ロックというカテゴリーには収まらない。これは古参のリスナーにはあまり問題にはならないだろう。
 だが問題なのは「エニワンズ・ドーター」である。彼らは純然たるドイツのグループだし、基本的にドイツ語で歌っている。
 叙情派と考えればジャーマン・ロックにカテゴライズしても良いのかもしれないが、実は彼らはかなりポップな面も持っている。その部分だけを聞くと、どうしてもジャーマン・ロックと考えるのは無理がある。代表曲は大長編なのだが、小気味良いポップの佳作も多いという、実に不思議なグループなのだ。イタリアで言えば、「ニュー・トロルス」のようなものだろうか。

 やはり「ネクター」や「エニワンズ・ドーター」はノン・ジャンルであり、「ネクター」は「ネクター」であり、「エニワンズ・ドーター」は「エニワンズ・ドーター」でしかないのだ。
 そういう唯一の存在だと言えるのかもしれない。


2007年07月14日(土) あっという間の土曜

 今日はT沢氏からブツが届く。
 開けてみると、なかなか面白いものばかりである。感謝感謝。たまには何かお返しをしなければ。

 ところで。
 南極観測船は初代「宗谷」から「ふじ」「しらせ」と交代を重ね、次の船が4代目になるが、現在その船の名前を募集中らしい。「しらせ」の時は「きょっこう」で応募した事があるので今回も考えたいが、この流れで行くと人名や地名から選んだ方が良さそうだ。でも「しょうわ」なんてのはちょっと嫌である。
 いいのが思いつくだろうか。

 夜にKCと会う。
 泉のキャスロンで合流したが、色々と話していると時間の経つのを忘れてしまう。
 しかしこうして人と話していると、自分の考えをまとめなおすのに効果がある。今回も自分の不充分な部分を補完できそうだ。

 実は転勤前には、このジャンルならこの人に話せるという相手が結構いたので、それで自分の考えを再構築していく事が出来た。不充分な所は補い、話している過程でおかしい部分は修正する、こういう作業が日常でできる環境だったのだ。
 残念ながら現在の職場でそれはできない。あまりに皆物を知らなすぎるので、話しても相手には通じないのだ。これは別にマニアックな話ではなく、政治、経済、社会情勢という営業なら必要な部分なのである。
 やはりこの業界、所詮は土建業だった訳だ。

 そういう意味でも友人と話せるのは助かる。ただのバカ話だけでも充分自分の役に立つし、少し真面目な話をすると、やはり自分の不充分なところが見えてくる。
 人に話をする時には、やはり構成力が必要なのだな。


2007年07月13日(金) 常識、非常識

 毎日新聞によると「児童や生徒の親から理不尽なクレームや抗議が公立小中学校に寄せられている問題で、主要都市の教育委員会のうち、19教委が支援チームや職員研修などの対応策に乗り出している」との事だ。
 以前は明らかにバカ教師に問題のある例が多かったが、最近は親もどんどんバカになり、確かに何らかの対策も必要になるだろう。
 ここで「保護者の非常識なクレームの例」が挙がっていた。

 ・写真の中央に自分の子供が写っていない…もうアホですか、としか言いようがない。
 ・給食が必要だと言った覚えはないので、給食費は払わない…これは犯罪だよ。それも判らない親に育てられる子供はヤクザになるしかない。
 ・登下校時に友達とトラブルになるので、学校が送り迎えしてほしい…一体どういう思考回路をしているのやら
 ・クラスに気に入らない子がいる。その子を別のクラスに替えてほしい…気持ちは判るがそれを皆で解決するのが集団生活というものだ。

 確かにこんなクレーマーにあっては、学校側も困るだろう。だがその「非常識なクレームの例」に、こんなのが混じっている。

 ・休んだ1週間分の給食費を返してほしい

 私にはこれのどこが「非常識」なのか理解できない。もちろん規則とかで給食費は原則返却しないというのなら、そう説明してもらえば良いが、「食べていない分を返す」のは一般社会では常識だ。こんなのを非常識というような教育委員会はおかしいと誰もが思うだろう。
 元々は教育委員会や日教組の考え方が、一般常識からすると非常識だったのである。だからクレーマーが増えたのだ。発端は自分達にあるという認識が欠けている。この辺は社会保険庁とまったく同じである。

 こんな指針を出されては、困るのは現場だろう。


2007年07月12日(木) 採血と通訳と

 会社に献血車が来た。
 聞くと現在の採血量はほとんどが400ccだというので、当然私は断った。どうも400ccだと微妙に具合が悪くなるのだ。
 だったら200ccでやれば良いと思うかもしれないが、現在200ccの採血は行っていないのである。それは色々な人の経験から判っている事実である。それを周囲にも教えたが、信用していない。年寄りのいう事は聞いた方が良いのに…。

 そして今回、200で申し込みをした人がいたが、いざ採血という段になってベッドに寝たとたん「実は200はやっていないのですが、400でお願いできますか」と来たそうだ。普通そこまで来たらまず断れない。相手もそれを見越しているのである。
 流石は法人組織である。一般人をなめきった態度は素晴らしい。

 そんな今日。
 西山千氏が亡くなったそうである。我々の世代ならアポロ11号の実況中継で有名な人だ。まあ老衰だというから、良い人生を送ったのだと思いたい。
 そう言えば、後を継いだ鳥飼久美子氏はどうしているのだろう。同時通訳はとっくの昔に引退しているはずだが、当時本を2冊出しており、なかなか面白かった覚えがある。
 こういう人たちを思い出すと、そろそろ本当に当時を懐かしく思ってしまう。


2007年07月11日(水) 雪女、雨女

 今日も遅くなったので、「クリムゾン・キングの宮殿〜風に語りて」は引き取りに行けなかった。こうなると休みになるまで待つしかない。

 ところで、ある人の日記を読んでいて思ったのだが、東北で冬の間は「雨女・雨男」という言葉を使わない。少なくとも北東北エリアでは聞かない。これは冬の間は基本的に雨ではなく雪しか降らないからなのだろうか。

 そもそも「雨女、雨男」という言葉自体が一般化したのはそんなに古い話ではないと思うのだが、元々北東北エリアは冬に娯楽で遠くに行く習慣がなかったので、冬の言葉としては意味がなかったのかもしれない。
 実際私の幼少の頃ですら、冬の遠出は必要があっての事であり、純然たる娯楽で冬に遠出をするというのはあまり聞かなかった。

 やはり北東北エリアは、冬といったら「雪」であり、かといって「雪女・雪男」ではしゃれにならない言葉になってしまうし、そもそも冬の間はほとんど天気が悪いのだから、「雨女・雨男」という概念自体が必要のない地域だったのかもしれない。


2007年07月10日(火) お布施は2800円

 ようやく「クリムゾン・キングの宮殿〜風に語りて」が出版された。
 これは以前、シド・スミスの著書を「ストレンジ・デイズ」で翻訳連載されていたものだが、その頃は八戸にいたので買い逃す事も多く、そもそもほとんど書店に置いていなかったので、おそらく半分も読んでいなかったと思われる。したがってこの出版をずっと待っていたのである。
 連載終了後もなかなかアナウンスがなく、延々待たされていたのだ。

 早速今日、HMVに電話して取り置きしてもらう(取り置き期間は二週間だそうだ)。こういう一般向けではない音楽関係書籍は、一般書店よりCDショップの方が入手しやすいのだ。
 しかし価格が2800円と少し高めで、相変わらずのクリムゾン商法ではあるが、例によって買う方も買う方だ、というやつなので仕方がない。直接フリップ翁が書いた本ではないが、これもまたお布施である。

 今度の土曜か日曜には取りにいけると思うが、いずれにせよ早いところ読みたいものである。


2007年07月09日(月) ようやく切り替え

 今日から会社のOSがOS/2からウインドウズXPに変わる(一部の機械は何故か2000だ)。多分OS/2を使っている企業は、東北ではうちの会社だけではないだろうか。
 なにせメーカーであるIBMがメンテナンスを打ち切っている位で、それでも使い続けるのはかなりの冒険である。
 これでようやく外部から来たエクセル・データ等が簡単に見られるようになる。

 ちなみにOSが切り替わる事で過去の資産は全く使えなくなるのだが、「レガシー・フリー」の思想を完全に逆行しているあたり、いかにもこの会社らしいところだ。

 しかし操作方法が完璧に変わってしまったので、みんな戸惑っているのは判るが、総じて50代以上の人間は、理解できないのではなく、理解しようとしていない。初めから理解しようという努力を放棄しているのがみえみえなのである。
 それが判っているから、質問しても皆避けるのだが、当の本人はおそらくそれを理解していない。

 パソコンの初心者にものを教えるのは、素人には無理な話で、教えるには教えるためのノウハウが必要なのである。それが判っていないと説明してもムダというものだ。


2007年07月08日(日) 平凡な日曜日

 午前中は駅前まで出て本を買う。
 『カーリーの歌』ダン・シモンズ
 『スニーカー』ダン・シモンズ、スティーヴン・キング他
 『瞬きよりも速く』レイ・ブラッドベリ
 『「世界征服」は可能か?』岡田斗司夫
 しかしダン・シモンズは、肝心のハイペリオン・シリーズにはまだ手をつけていない。読むとはまるといわれているので、ちょっと警戒しているのだった。

 この時立ち読みしたロータスの本に、『世界でもっとも有名なロータスの車は「ロータス・セブン S2(シリーズ2)」で、これはレースで優勝した訳ではなく、また販売台数が多い訳でもない。単に毎週テレビーのオープニングを飾っただけである。』とあった。もちろんプリズナー�癸兇了�で、紹介写真は1ページの大きなものだった。
 だが続く文章が、『妙にすいているロンドンの町を走り抜け、スパイの本部へ辞表を提出し、新たな素晴らしい冒険が始まる』って…。この著者はテレビを見ていなかったと思われる。

 午後はチュウジさん宅へ行く。今日は「仮称OBCON」の軽い打ち合わせである。
 まず連絡先をある程度確認するための名簿のチェックをしたのだが、なんと100名近い。しかも抜けている人もいるし、親子の場合子供が書かれていない。長年連絡が取れずに住所不明の人も多いし、さらに「この人は誰だ?」というのまである。
 誰に確認すれば判りそうかをピックアップして順次連絡するのと、パンフの製作について相談する。宿の仮押さえは今月中に行った方が良いだろう。
 そして「パール・ハーバー」のDVDを借りてきたのだった。

 帰宅後は実家へ行き、捜し物を少々。
 ある廃盤CDを捜しているのだが、在り処は判ったので、近いうちに色々やる事になるだろう。問題はきちんと再生できるかどうかだが、早めに確認したいものだ。
 この時「サブウェイ・パニック」を見たくなったのでDVDを捜したが、見つからなかった。しかし捜している途中で色々と発見して面白い。先日買おうと思っていたCDが、今日探していたらしっかり出てきたりして、笑ってしまう。やはり箱にしまっていると、すっかり忘れてしまうので良くない。

 意外だったのは、爆笑問題の「増長」が出てきた事だ。持っていたのをすっかり忘れていたが、これはジャケット・デザインが「増殖」そっくりだったため、それと勘違いしていたのだ。今回はたまたま子どんぐりが自分の部屋で聞いていたので「なんで実家にあるんだ?」と疑問に思って良く見たので判明しただけである。

 あとは捜していた「Anyone's Daughter」の1981年ライヴが出てきたので持ってくる。やはり彼らは聞いていて楽しい。なんとかオリジナル・アルバムを再版して欲しいものである。彼らのならオリジナルがライヴを含めて6枚しかないから、出たら全て買うつもりでいる。
 出るかどうかは不明だが。

 夜はいわさきさんから電話。OBCONの件だが、やはり皆そろそろ気になり始めたという事だろう。まあ10月27日開催と言う予定で動いているのだから、そろそろ真面目に動かないといけないのだ。
 とりあえず彼には案内用パンフの原稿を依頼する。いつもESIFCONで楽しませてもらっているあのセンスを期待しての事だ(実際面白いんだな、これが)。


2007年07月07日(土) 開発はカラシニコフ

 先日、AK47第1号完成から60周年の記念行事がモスクワの軍中央博物館で開かれ、ミハイル・カラシニコフ氏が記者会見したそうだ。
 マスコミが同氏に、この銃が結果的に今も世界各地の紛争で多くの犠牲者を生んでいる事についての質問をしたが、「よく聞かれるが、私は安らかに眠っている。戦争は政治家の責任だ」と強調した上で「この銃を作ったのは、祖国を(第二次世界大戦当時の)敵であるナチス・ドイツから守るためだった。それが今、必ずしも正しい目的で使われていないのは痛ましく、つらいことだ」と述べたそうである。

 確かに彼がこの銃を開発した動機は上記のとおりだし、誰でも簡単に扱え、メンテナンスがしやすいようにパーツのクリアランスを大きくとるという、それまでの銃器設計思想とは正反対の事をしたおかげで、軍はもちろん、軍以外での評価も絶賛に近いものだった。
 だがこれが災いして、コピーすらも簡単に出来る事からゲリラ、テロリスト、果ては子供の兵士にまで利用されるようになってしまった。

 だがそれでも銃器である。ここまで拡散したのは彼の責任ではない事も事実だ。それを彼の責任であるかのような質問をするマスコミは間違っている。これは核兵器ではないのだ。銃と核兵器では、兵器としての思想がまるで違う。開発者である一個人に責任を押し付けても意味がない。

 マスコミがやるべき事は、開発者を悪者にするような質問をするのではなく、ここまで拡散した現状を理解してもらうために、どうすればこの事態を打破できるのか、それに関する情報を提供し世界中に対策を考えてもらう事だろう。

 あえて言うが、カラシニコフ氏は単に一つの銃器を開発しただけである。それが罪だと言うなら、ユージン・ストーナーやジョン・ブローニング、果てはピエトロ・ベレッタだって責められなければ不公平だろう。
 ちなみに日本製の銃器、アクセサリー・パーツが海外で使われている事は周知の事実である。スモール・アームズの世界とは、そういうものだ。


2007年07月06日(金) YMOはイモと読む

 某準国営放送のプレミアム10で「YMOからHASへ 高橋幸宏+坂本龍一+細野晴臣 音楽の旅」というプログラムを流していた。
 とりあえず子どんぐりと一緒に見たのだが、番組自体の構成や演出が下手なせいもあるが、結論から言って現在の彼らに魅力がない。やりたい事は理解できるが、音楽としての魅力がないのだ。子どんぐりも「いまいち面白くなかったし、RYDEENは昔の方が良かった」とほざいていたくらいだ。

 結局YMOのメンバーは、純粋に年齢のせいもあるのだろうが、物理的にパワーをなくしているし、曲も短調な繰り返し部分が長すぎる。2ndアルバム「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」の頃にあった、音楽のはったり、あざとさ等が微塵もない。
 「RYDEEN 79/07」など、その最たるもので、多分「ミニマル・ミュージック+環境音楽」をポップの方向で表現しようとして余計なものを削ぎ落とすという手法を使っているのだろうが、必要な部分までも落としすぎである。
 これでは「過去に成功した人ほど、年とともにライヴでは苦労しないで済むような曲作りが多くなる傾向がある」という私の持論を証明しているようなものだ。

 ライヴでの映像を見ると、実際のサウンド・セクションは、バックでサポートしている連中で、YMO自身には動きがあまりない。これではライヴを見ていてもあまり面白くはないだろう。
 キース・エマーソンやキング・クリムゾンのライヴが面白いのは、新しい曲自体からあまりパワーがなくならないし、過去のパワフルな曲も可能な限りパワフルに、しかも自分自身でやっているからだ。それが無理な部分はサポートを上手く使い、基本は自分自身だと見えるようなはったりをかまして、観客を楽しませている。
 またミニマル・ミュージックであっても、クリムゾンは非常にパワフルであり、また微妙な変化をつけて飽きさせない。
 つまり現代の音楽は、エンターテナーの1ジャンルだという事を忘れてはいけないし、YMOは一つの時代とジャンルを築いた存在なので、特にその辺の事を忘れてはいけないのだ。
 少なくとも当時は「初期タンジェリン・ドリーム等のジャーマン・ロックを、日本の歌謡界独特の換骨奪胎でポップ化し、デヴィッド・ボウイの味付けをして、独自のファッションにも気を配った」存在である。これで売れない方が不思議なくらいだったのだ。

 なおインタビューで、細野が「後半は止めたかったが、周囲がそれを許してくれなかった」と言っていたが、これで後期YMOが歌謡曲サイドにくっついてしまい、全然魅力がなくなった理由が明白になった。彼らのサウンドは、少なくとも純粋な歌謡ヒット曲には不釣合いなのだ。それを理解していない音楽産業にいいように使われ、結果として彼らも時代に踊らされてしまったという事である。
 そういう意味では、T.REXのような「準一発屋」と言えるかもしれない。むしろ「エイジア」の方が判りやすいかもしれないが。

 なお「増殖」は、YMOとスネークマン・ショーの、本当の意味でのコラボレーション作品である。最近のマスコミはこの言葉を安易に使いすぎるし、そもそも意味を勘違いしているとしか思えないが、これは純粋にコラボレーション作品としての大傑作だ。
 私はこれ以上の傑作コラボレーションを、寡聞にして知らない。大概は勘違いか金儲けなのである。


2007年07月05日(木) 鉄腕バーディ

 「鉄腕バーディ」16巻購入。
 ようやく1980年代に描かれていた部分に、仮にではあるが、区切りをつけたというところだろう。だがその後の展開を見ると、とり・みきの「石神伝説」のような話になりそうな予感がする。
 この手の伝奇物は、上手く作ればかなり面白い話になるのだが、事前の勉強がかなり必要なのもあって最近は傑作がない。そもそも一つ間違うと、エヴァンゲリオンのようになってしまうし、もっと間違うとただのドンデモになってしまう。この辺のさじ加減が難しいテーマである。

 ただ、個人的にはバーディ自体にあまり魅力を感じないが、ゆうきまさみというのは群像劇を書かせるとうまいのであり、結局「作品」として楽しんでしまうのだ。
 それだけに、書いている雑誌の性格もあって、どうしてもバーディが前面に出てしまうのが惜しまれる。彼の作品は敵も味方もそれなりに魅力的な書き方をするので、中心人物だけに集中してしまうとつまらなくなってしまう恐れがある。

 代表作である「パトレイバー」は、押井監督の映画と同じで、主人公よりも周囲の人物の方がはるかに魅力的な作品だった。
 逆に「クニエ」は周囲に魅力的な人物がおらず、話の方向性が定まらなかった事もあって、結局打ち切りになってしまった。

 バーディは周囲に面白い人物を配していたが、新しい展開でそれがどうなるのか、非常に気になってしまう。少なくとも方向性は定まったようなので、ある程度期待はしているのだが。


2007年07月04日(水) つまらん宴会

 今日は支店長が取締役へ就任した事のお祝いで、社内の食堂で会費1,500円/人の宴会である。まあ宴会というには無理がある集まりだが。
 でもこういうのは、主催側が反対じゃないのか? ほとんどが平社員なのに、なんだかおかしいと思うが、こういうのがご機嫌取りにぴったりの場なのだろう。

 しかしいつも思うが、平日にこういうのは止めて欲しい。翌日ヘロヘロで仕事にならないアホウがかなりの数にのぼるからだ。

 そしてしばらくすると若手ですら「話す事が特にない」と言い出すし、グループも「年齢でまとまる」傾向が強くなり、延々と酒を飲むだけのつまらない集団となる。幸い会社での宴会なので、さっさと下へ降りネットを覗いて時間を潰す。困った事に、終わったら後片付けがあるのだ。
 そんなここんなで、流石に仕事をする気は起きないのだった。


2007年07月03日(火) 少し心配

 今日の日記に検索できた人が、なんと60件以上になっていた。つまり常連を含めると80件弱である。かなり驚いたが、一体どうしたと言うのだろう。
 雪でも降らねば良いが…。あ、雨が降ってきた…。

 ミラクルハウスの「メーサー殺獣光線車」は、結局7月下旬発売と「正式に延期」が決まった。
 でもどういう訳で遅れるのだろう。今までは中身はプロダクト・エンタープライズ製でイギリスからの製品を受け取り、日本でボックスを作って出荷という流れだったので、ちょっとした事で送れるのは判るのだが、今回は国内企画なのに…。

 というところで気がついた。試作はすべて国内だが、一般向け量産品はメイド・イン・チャイナである。これならちょっとした事で遅れもするだろう。
 あの国は、きちんと管理していればマトモな物を作るが、管理を誤ると、それこそ際限なく手が抜かれてしまうのである。物作りを依頼するには多少問題がある国なのだ。

 ここに来て心配になってしまったではないか。


2007年07月02日(月) ダーティ・ハリー・ポッター

 そろそろ映画の「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」が公開される。
 このシリーズは映像的にも良く出来ているし、演出もそう悪くない(ストーリーはちょっとばかり強引だが)ので、私も少しは期待している。

 だが今回の公開で非常に驚きかつ呆れたのだが、なんとこの映画は全国の1/3のスクリーンを占拠するのだという。これはかなり馬鹿みたいな話である。上映するべき映画は他にも沢山存在するのに、一気に国内の1/3を潰してしまうとは、もはや映画上映は金のための経営でしかない訳だ。
 これはシネコンというシステムの悪い面がもろに出てしまったケースになる。これで同時期に良質の映画があっても、上映はほぼ絶望的だ。

 話は変わって。
 最近の6インチ・ドールは出来もかなり良いものが増えた。ケルベロスなど非常に欲しいのだがなかなか買えないので困ってしまう。
 そんな中、「帰ってきたウルトラマン」の団次郎がフィギュア化されるという情報があり、とある模型雑誌で写真を見たのだが、とにかく激似で感心してしまった。
 普通、実在のモデルがいる場合、どうしてもどこかに不満が出てしまうもので、「岸田森」「桜井浩子」「菱美ゆり子」などは、どうも顔の造形が今ひとつ気に入らないため買わなかったのだが、今回の顔は素晴らしいほどに似ている。

 ここまで似ていると、私としては「誰かこれでMGCの広告ジオラマを作らないだろうか」と思ってしまうのだった。この出来なら充分に可能である。
 安ければ私がやるところなのだが…。


2007年07月01日(日) 復刻にも色々ある

 これは全然知らなかったのだが、「金太の大冒険」が復刻されていたのだそうだ。もちろんつボイノリオの放送禁止歌として有名な、あの曲である。
 収録しているアルバム「ジョーズ・ヘタ」が、2006年の5月に復刻されていたのだそうだ。もちろん現在でもアマゾンで買える。
http://www.amazon.co.jp/dp/B000F6YUFK

 だがこれは、時代が変わって発売されるようになったという事ではなく、放送禁止歌と発売禁止歌は別なので販売はいつでも可能なのだが、放送禁止歌に指定されると「アルバムが売れなくなるし、そもそも会社自体があちこちから叩かれる恐れもある」と販売会社上層部が弱腰になって廃盤にするケースがほとんどなのである。したがって彼の曲で未だに発売されていない曲も存在する。
 現在の日本で発売禁止になるのは、極端に下品か、皇室をおちょくったものくらいだろう。それだけ平和な国なのだ。

 いずれ販売情報を注意して見ていれば、色々な物が復刻されているのだとは思うが、なかなか全部は調べきれないし、復刻しても「一部の曲だけ未収録」というケースもある。
 最近で特に残念だったのは、次の二つだ。
 1.『「ラジオ・スネークマン・ショー」アルバム全部の発売中止』
 2.『「空手バカボン ナゴム・コレクション」への「バカボンと戦慄−starless & バカボンblack」未収録』

 前者は最初の3枚が、それこそ一瞬だけ流通してすぐに回収されたようだ。まあ今聞けば、当時のスポンサーは良くこんなのを許したものだと感心する。感心するがそのままほおって置いて欲しいものだ。
 いずれかこの名作傑作が出せないというのは、日本の音楽文化が音楽産業に惨敗したと捉えるべき事態である。

 そう私は思っているが、一般的な人種にとってはどうでもいい事で、そんなのより野球の結果の方が大事なのだろう。


どんぐり1号 |MAIL |HomePage