長いお別れ
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2007年02月28日(水)

こんな私の事をずっと気にかけてくださった方がいた。
本当に嬉しかった。これからは感じた事があったらメールを出そう。
日記は毎日読みにいってるんだからその時の気持ちとか短いものでも送れたらいい。
ネットの中でしか知らない人。その人達を私はお母さんやお姉さんのように感じてる。
現実では持てなかった家族を持ちたいのだろうか。
家族の苦労も知らない癖にと言われそうだけど。
私にはもう逃げて帰る場所もないんだなあと思うとせめてネットの中だけでもと思わすにいられない。
でも、依存はしない。しないつもり。負担に思われるのは嫌だから。
いい事ばっかりを繋いで生きている人なんていない。
誰だって幼い自分を抱えて生きてる。その子供を切り離すのか抱き締めるのか。
いつもそこで迷う。だから私の中の幼い自分はいつも俯いて立ち尽くしている。
かわいそうに。かわいそうにね。でもいつか必ず顔をあげられるようにしてみせるから。
何年も何十年もかかるかもしれないけれど。
私が私を好きになるまで。待っててね。


2007年02月25日(日)

短いサイクルで絶望したり未来を夢見たりを繰り返している。
朝起きた時が絶望の始まりでそれは夕方まで続く事もあるし昼で終わる事もある。
ずっと眠っていたいと思ったり眠るのがしんどい時もある。
泣きたいのに涙が出ない時が一番辛い。
泣いて手放しで泣いてそれで疲れ果てて眠るのが次の朝には丁度いいと知ったから。
ホテルカリフォルニアが聞きたい。初めて興味を持った洋楽だから。
こうして文章を書いていても頭の中は幼い頃の断片的な記憶や
つい昨日の事や忘れ去ってしまいたいものやずっと覚えていたい事が
ぐるぐると回り続けている。記憶の洪水だ。気持ちが悪くなる。
特に性的虐待を受けていた頃の記憶が蘇ると気が狂ったかのように叫びだしてしまいたくなる。
そして自分を壊したくなる。悔しかった思いでばかり私は忘れられないでいる。そんな自分の弱さが情けなくて涙もでなくなる。
愛という形のないものを信じなければ生きていけない。
目には見えなくて触る事のできないもの。確認する手段は少ししかない。
それすらも簡単には行えない。抱き締めたい何度でも震える程愛してる。


2007年02月23日(金)

自分が死にたいのか仕方なく生きていこうとするのかそれが解らないくらいに真っ暗やみの中にいる。
膝を抱えうずくまって。声を押し殺して泣き自分を抱き締める。
どうして前向きな自分を見せられないの。
紙一重の死にどうしてこんなに惹かれるの。
絶対駄目。死んでは駄目。まだ果たせてない約束がいくつもある。
かっこいいことなんて何もできなくてもいいから。
痛いイタイ心。枯れるまで泣いたら何かが変わるかもしれない。


2007年02月22日(木)

来た。大きなうつの波が。
昨日まで書いていた楽観的な事や願望をすべてさらっていく波が。
どうしてなのかはわからない。ただいつものように起きたのに。
その時から何かが違っていた。
思い付くのは自己否定ばかり。
涙が出ない飽和した悲しみに覆われて考えがどんどん暗い方にいく。
身体が鉛でもつけられたかのように動かない。
3歩あれば行けるトイレまでずるずる這っていく。
頓服を飲んでみても効かない。
心臓が早鐘をうって眠る事もできない。
気がつくと過呼吸の発作が出てる。慌てて紙袋を探す。
ただただ苦しい。
昨日と何が違うのか解らない。
でも心がどんよりとしていて何も前向きな事が考えられない。
夜になって少し落ち着いてきた。
水も菓子パンもある。明日は外出しなくてもいい。
外に出るのが怖い。部屋の中にいるのも辛い。
何をどうすればこのわけの解らない苦しみから逃れられるのだろう。
幸せになれないのは幸せになろうとしていないからだと言われた事がある。
好きで不幸とか不運とかそんな言葉であらわされる環境にいるわけじゃない。
抜け出したいと思ってる。だから薬もまじめに飲んでるんだ。
お守りになった本を読んで眠気が来るのを待とう。


2007年02月21日(水)

1人きりで強くならなきゃいけないんだって思い込んでた。
どう生きても結局はひとりじゃないかと思ったりした。
でもこの頃、人を頼ったり甘えたりすることができることも強さかもしれないと思いはじめてる。
離れてても一緒に生きてる、痛みを分かちあう事ができるかもしれないと。
傍にいる温もりには負けちゃうかもしれないけど心、繋いで生きていけるかもしれない。
それほど強い人間じゃないから足を止めては悩み、足を止めては悩み、そんな生き方だけど。
それでもいいよって言ってくれる人がいる事を知ったから。
誰かを求めてもいいのかもしれないと本当の意味で気づいた気がする。
後戻りできない迷路の中でも声を掛け合ってここにいると強く叫んでいいのかもしれない。
友情も愛情も幻かもしれないと思う夜もくるかもしれない。
やっぱりどうあがいても1人かもしれない。
それでも信じてみたいから。もう一度、自分も人も信じてみたいから。
うつの波が襲ってくるとこんな考えは一瞬で消えてしまうけど。
消えてしまったらまた思い描けばいいんだと思いはじめてる。
愛の意味も最近になってそのはしっこに触れた気持ちだ。
愛され方を教わらなかった。人は見た事の無いものは望めない。
でも私は今、体全体で愛されたいと叫んでいる。震える程、強く。
誰も彼もに好かれたいわけじゃない。ほんの一握りの人でいいから。


2007年02月20日(火)

今日、美容室でプチエステだったんです(先月から予約していた)。
また「行くの嫌だ病」が出てたんだけど今より悪くなる事はないと
ウキウキとまではいかないけれど久しぶりに自分の意志で自分の為に
なにかしてもいいんじゃないかと思って怯えつつ行ってみたら
すごくいい時間を過ごす事ができました。
肌も現在の食生活の酷さ薬の副作用にしてはましだし、食生活を見直せば
まだ綺麗になれると言われて、営業トークでもやっぱり誉められると嬉しかったです。
薦められた基礎化粧セットはお値段があまりにも高くて諦めましたけど。
安いものでも綺麗になる綺麗になるって思って使えばなるかもしれない。
それをほんのちょっと期待してる。
ただうつの大きな波がきた時、お風呂にさえも入れなくなる時がある。
今度はそこで諦めないでせめて化粧水までとか頑張ろうと思う。
彼氏を作ったりそういうことはもうこの歳ではかないそうにないから。
誰に見せるわけでもないけど。本当に自己満足の世界だけど。
いつか会うお姉さんやメル友さんに会った時に「肌綺麗ね」と言われる為に。
綺麗な指をしてる。と言われたのは嬉しい反面自分がいかに洗剤に触れてないかが解って恥ずかしかった。


2007年02月19日(月)

明日でかけなければいけない所があるから早めに眠剤いれたのに。
上の階の人がたぶん組み立て式家具を組み立てているんだろうけどもの音がすごい。
確かに夜の10時半過ぎっていえば小学生でも眠らないかもしれないけれど。
ちょっと常識がなさ過ぎるんじゃないかなと思う。
私が神経質になり過ぎてる所もある。
前住んでたぼろいアパートではシャワー浴びてる音まで聞こえてた。
夜中でも平気で大声を出すし。あの頃から音に敏感になってしまった。
ここも、こんなに上の階との間にクッションがないとわかっていたら入らなかっただろう。
高速の音もうるさいし。薬が効いてしまえばそんなこと何も気にせず深い闇に落ちる。
そしてスイッチが入ったかのように目が覚める。
これを睡眠と呼ぶのだろうか。はあ。眠たいって思って寝たい。


2007年02月16日(金)

人の性格ってなんで決まるんだろう。
遺伝?教育?環境?
もしも性的虐待を受けていなかったら?
私は全然別の人になっていただろうか。
もしもやりなおせるならゼロから。
どうか一番最初の暗闇から。
ゼロに。
何もかも無かった事に。
だけどそれはできない。
私はもう中年のおばさんなんだ。
思春期の傷つきやすい子供のような甘えは許されない。
やるなら失敗をしない方法で。
心とは無関係に時間は流れ懐かしく新しい季節がくる。
伝えたい事は沢山あるのに言葉がそれに追い付かない。
贈ってもらった本を何度も読む。
ページを繰る度に贈り手の人の香りがする。
それに私は安心しゆっくり薬を飲んで眠りにつく。
明日も明後日もこの先ずっと手放さないだろう本を片手に。


2007年02月15日(木)

友達とか親友とか呼び合った事はないけれどあなたが好きだ。
だからいつか会えるまで長生きしてください。私も頑張ってみるから。
努力するのは苦手だけどあなたに会う為に努力するから。
もしかしたら会う時はお互いしわくちゃのお婆さんかもしれないけれど。
きっと「この人だ!」って解ると思う。その時は、手を繋いで歩きましょう。


2007年02月10日(土)

色んな人がそれぞれに正しい事を私に言う。
「仕事をしなさい」
「恋人を作りなさい」
「家庭を持って一人前だよ」
「そんな薬飲んでるから病気だって思い込んでるだけよ」
「やる気がないだけでしょ」
「結局人より楽して生きたいんでしょ」
「根性座ってないから何もかも中途半端なんじゃないの?」
それぞれに正しい事を言う。それぞれに私は何も言えない。
根性とかやる気とかそういう次元じゃないんだ。
本当に心の中が真っ暗になってそこで叫んでも声は届かない。
真っ暗やみの中。自分の手の先すら見えない場所で必死でもがいてる。
でもその姿が見える人は少ない。だって真っ暗だから。
床に這いつくばって手探りで探し当てた人の声は優しくて悲しい。
産まれて来ちゃいけない人間だったのかもしれない。
だからといって自分を殺す事は出来ない。それだけはしちゃいけない。
正しい事をいくら聞かされても悩みは消えないし余計に迷うだけ。
私はどこへ行こうとしてるのだろう。
何の為の時間なんだ?何の為の感情なんだ?何を手に入れれば楽になるんだ?
自分に問いかけてもわからない。何をどうすれば私は「私」を取り戻すんだろう。
群れからはぐれてしまうのが怖くていつも居場所を探してる。
だけどどこも満席で私の座る場所はない。立っていたら邪魔になるだけ。
そうしてまた真っ暗やみの中へ帰る。泣きつかれて眠る。
どんな事情を抱えていようと夜は朝へと続いていてまた目覚める。
そしてどうしていいのか解らない心を持て余したまま一日が過ぎる。
今より悪くなる事はないだからなんにも怖くない。
そう言って言い聞かせて少しづつ何かを手に入れると信じて真っ暗やみの中から手を伸ばす。
生きていく事は悪い事じゃないよと笑って言えるようになるまで。


2007年02月05日(月)

声ってあったかい。
たとえそれが電話越しでも耳に残って勇気をくれる。
話したかった人と話せて、その上会話も盛り上がって
ああ、こんなにも飢えて乾いていたのかと思いながら
優しい声音に心は揺りかごのように揺れた。
好きなものが同じだった事。
本当に驚いた。けど嬉しかった。
あんまり嬉しくて興奮して寝そびれてしまった。
だから今から昼寝をしようと思う。
夢の中では距離を越えてぎゅっと抱き締められたらいいな。
本当に嬉しかった本当にありがとうございました。


2007年02月01日(木)

今日医療券の事で役所に電話をしたら「じゃあこっちから送っておきます」と言われた。
「取りにいかなくていいんですか?」
「いいですよ」
膝から力が抜けていった。
なんだ。こんな簡単に出してもらえるのか。しかも取りにいかなくてもいいのか。
あんなに緊張して電話をしたのに。結果はこれで。
なんでもかんでも難しく考え過ぎてるんだろうか?
「3月も受診するようだったらまた電話してください」
「はい。ありがとうございます。失礼いたします」
単に今の担当の方が優しい方だからなのか定期的に通っていると確認が取れたからなのか。
どちらにしても役所に出かけずにすんだ事にほっとしている。
人の群れに入る事が怖い。なんだか誰も彼もが本当は心の底で私を憎んでいるような気がする。
愛される資格なんかない。きっと、ない。あったらこんな日記書いてるはずがない。
1人きりで強くならなきゃいけないのは神様が与えた試練なのか。
何故私を選んだのか。それとも選ばれなかったのか。
なんでだろう。なんで生きている事それじたいを喜べないんだろう。
何かに夢中になればいいのかな。でも心の底でそれさえも否定する声がする。
きっと夢中になったふりをする事だけ上手くなるだろうから。
本当になんで生きてるんだろうか。誰の邪魔にもならないようにするにはどうすればいいの。


志乃 |MAIL

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