十夜一夜...Marizo

 

 

さよなら、池ちゃん(仮名) - 2006年02月28日(火)



総務で9年間頑張っていた
池ちゃん(仮名)が本日退職。


夕方に「お世話になりました」と言って
おせんべ持って、一人一人に挨拶してた。

まぁほんの少し嫌な予感はしてたんだけどさ。
でもまぁ私ももう大人だし
多分大丈夫だろうと思っていたんですけどね。


最初に反則したのは池ちゃん(仮名)なんだもーーーー!!


「MZOさん。お世話に・・・」と言ったきり
俯いて泣き始めるからさぁ。


思いっきりもらい泣きして
大変でしたよ。だんな。


全然知らなかったんだけど
もう6年越しの彼氏がいたんだって。
しかもね・・・2歳年下なんだって。

彼が19歳から付き合い始めて
やっと25歳ならそろそろいいかって感じで
結婚することにしたんだって。

お互い実家暮らしだから
結婚当初ってほんと、きっと楽しいだろうなぁと
グフングフン勝手に想像膨らませてますよ。いやん。


池ちゃん(仮名)が抜けた後の総務は
間違いなく大変な状況になるのは
目に見えているけれど
彼女の幸せの前には そんなものは
どうでもいいって感じだよなぁ。


池ちゃん(仮名)お幸せにね!!
Marizo



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ならぬことは、ならぬ。 - 2006年02月26日(日)

ここ最近、日記も書かずに
何をしていたかというと
棚からボタ餅で手に入れた図書券で
読書三昧の日々だった。


ドラマから夢中になった
「白夜行」  東野 圭吾著


月に一度の本読みの会のための
「せつない話」  山田 詠美選


やっと出た新作
「神の手(上下)」 パトリシア・コールウェン著


増版待ちしていたバイセクシャルなSM嬢の日記
「Fuckin' blue Film」  藤森直子著


芥川賞受賞作
「沖で待つ」  絲山 明子著


これ以外にも何冊か・・・
おそらく二日で一冊ぐらいのペースで
読み漁った。


その中で皆さんに紹介したいのは


「国家の品格」  藤原正彦 著
             新潮新書  680円



今、そしてこれから子育てに入る予定の人に
是非読んでいただきたい一冊です。


詳しく書くことは差し控えますが
題名の「ならぬことは、ならぬ」が
今の世の中、非常に大切なのではないかと
思い知った一冊でした。
Marizo





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最後の晩餐 - 2006年02月25日(土)



深夜のテレビ番組で芸能人を相手に
「あなたの命はあと24時間です」


問一
どこに行きますか?


問二
誰に会いますか?


問三
何を食べますか?


問四
どこで死にますか?



ボケーっとしながら見ていたのだが
ふと自分に置き換えて考えてみた。

あくまで作り事だから
自分の都合のいいように
明日の朝8時から24時間の命だとしたら・・・


「どこに行きますか?」

行きたいところは山ほどある。
最後にこの目に焼き付けておきたい場所。
いい景色とか、思い出の場所とか・・・
多分、九州かなぁ〜。
鹿児島のおばあちゃんの家。
山のふもとの古びた一軒家。



「誰に会いますか?」

会いたい人は一人いる。
でも、自分が逆の立場になったら
すっごい後味悪くない?(←おいっ)
そう考えると「一目会いたい」と思う人にほど
絶対会いに行かないだろうなぁ(笑)



「何を食べますか?」

これ、私にとってかなり重要(爆)
テレビでも題名になっているくらいだから
まぁやはり重要ポイントなんだろう。

人生最後の食事に何を選ぶか?
やっぱりお寿司?和食懐石?蟹?

いろいろ考えたけど結局いきついた先は

「豚玉丼」と「ナスの味噌炒め」
それに「白菜と海老と卵スープ」


昔々からずっと食べてる「家ご飯」
やはり最後まで貧乏舌だなぁと
思いつつ(笑)



「どこで死にますか?」

えーっと、24時間の間で九州なんかに行ってたら
どう考えても部屋の掃除をする時間はない。
そうすると必然的に部屋では死ねない(←おいっ)

許されるならファルコンで走りながら
そのまま天国へ(←行けると思っている)の
道を登っていけたらいいなぁと。



現実には自分の命があと24時間と知らされたら
平然と「家ごはん」なんか食べる余裕もないだろう。
呆然としたり、泣き喚いたり、運命に逆らって
逃げ惑い「おっことぬし」のように
「祟り神」になっちゃうかもしれない。


その番組では最後に「遺書」を書く。
テレビ番組用の遺書だから
財産はこれだけあって、借金もこれだけあって
保険の証書は二段目の引き出しに
入っています。なんつーことは一切書いてない。


遺書を書き終わった後に画面が真っ暗になり
白い字で「他界」と浮き出てくる。
そこだけはなんともちょっと
おどろおどろしい感じである。



深夜番組なので時間はもう夜中の1時を回っていた。
寝る前にトイレに行こうと思ったのだが
なんだか怖くて我慢して寝た(←バカ)

夜中に見る番組は選ばなくては。
Marizo







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水も空気もただじゃない。 - 2006年02月22日(水)





午後一時半から健康診断。

「お昼ご飯は抜いて来てください」と言われたので
健康診断が終わってから
ちょっと奮発して ステラプレイスの上に行く。


「和風ロコモコ丼」

豆腐ハンバーグでとってもヘルシー。
健診終わってからヘルシーしたって意味ねぇって
思ってもいいけど、絶対言うな(笑)


しかもねぇ・・・まぁ写真のこれに
オニオンスライスサラダがついて












980円 ですよ。だんな。




ああ、ヘルシーでお高いのよね。
Marizo



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盆暮れ正月、そして - 2006年02月14日(火)



みんな




ハッピーバレンタインかーい!!!






一年に一回ぐらい
大事な相手に






「ちゃんと好きだよ」







って言ったところで
罰は当たらないさ。





恥ずかしいけど言った方がいいよ。
きっと。
うん。
Marizo








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信じるものは救われる - 2006年02月11日(土)



先々週ぐらいかなぁ
会社にN浜ちゃん(仮名)が来た。


彼女はもともとうちの会社で働いていて
入社後三年ぐらいでやめちゃったんだけど
同期のシマちゃん(仮名)がいたので
ちょくちょく店頭に来ていた。


その同期のシマちゃん(仮名)も今から3年前に
結婚退職してから しばらく会っていなかった。

三年ぶりに会ったN浜ちゃん(仮名)は
ちょっと顔が変わっていた。
プチ整形とかそんなんじゃなくて
なんとなく雰囲気というか表情が
違って見えた。


「MZOさん、まだいるのかなぁと思って」


と、会社に来た理由を言ったが
それはもちろん口実で
今、彼女が働いている仕事の
営業で来たのだった。


そのこと自体は別になんとも思わなかった。
私自身も営業の仕事をしているし
もっともっと私が仕事に貪欲であれば
ちょっとした顔見知り程度でも
友達面して営業に押しかけることもあると思っているから。



N浜ちゃん(仮名)は一枚の紙を私に見せた。





「MARVELOUS ヒーリング」

マーベヒーリングは体の動きを活性化し、
自然治癒力を高めることによって
いろいろな体のトラブルを解消していきます。
ココロ・体が健康を取り戻すことによって
よりよい人生に変わっていきます!




その紙にはお試しモニター券1000円がついていた。



「マッサージ系?」と聞くと違うという。

服も脱がないし、体に触れることはない。

「気功なんです」





私の中で気功というと

「かぁ〜めぇ〜はぁ〜めぇ〜




はぁぁぁっぁあああっつつ!!」



しか、思いつかなかったのだが(←無知)




N浜ちゃん(仮名)いわく


「おしゃれな気功って感じです」



私自身はストレスのない人間だけど
会社の子達に紹介しておくねと
その紙を何枚か受け取った。



その翌週、ばったりと地下鉄駅の構内で
N浜ちゃん(仮名)に会った。


いっちゃってる人間と思われるかもしれないが
私はこの世の中に偶然はないと思っている。

私におきるいろんな出来事や
出会う人は今の私に必要なんだという
「必然説」を信じている。


ばったりとN浜ちゃん(仮名)に会ったあと

「ふぅ〜ん。なんかあるのかもしれないなぁ」と思い立ち
昨日、隣の席のN澤っち(仮名)を誘い
お試しモニター券を握り締め行ってきた。

「マーベヒーリング」




結論から言うと題名のとおり

「信じるものは救われる」の世界。



スーパーで100円で売っている水に
「素直」とか「目標達成」という気を入れて






1600円で売っていた。



カウンセラーが自らの体をフィルターとして
森や大地や大自然からの気を私にチャージするという。



チャージされたエネルギーは
一週間から十日間ぐらいで無くなるので
またチャージを繰り返すことによって
よりよい人生に変わっていくらしい。



このヒーリングによって一時期
悪いものが体から出ようとするので
私の場合、胸のところに悪いものが溜まっているので
(言いたいことを言えなかったりしてるそうで)
むせるような咳やゲップが出る事があるらしい。


森林浴や大自然の持つ癒しの力というものを
けっして軽んじるわけではないが
はっきり言ってうさんくさい。



帰り道、N澤っち(仮名)との結論は

「ああいうものが必要な人はいるかもしれない。
 けれど今の私たちには必要がない」

というものであった。



N浜ちゃん(仮名)大丈夫かなぁ。
ちょっと心配。
Marizo







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年下の男の子 - 2006年02月10日(金)



ハウッ♪ってな感じでMarizoです。


なかなか日記の更新がままならない日々。
三年半も毎日書き続けることができたなら
きっともっと他の商売してるよなと
自らを納得させる日々。


ああ、ご訪問いただいている皆様。
すいません。すいません。






この日記には何回も三回も書いていますが
私は思いっきり「男尊女卑」な人間なので

男はえらくいて欲しい。
男は格好良くいて欲しい。
男は強くいて欲しい。

私よりも背が高く、頭がよく、心が広く、酒が強く
私よりもすべてが大きい男でいて欲しい。

と、まぁそんな風に思っているので
年下の男なんてゼロ意味なわけ。


いや、「だった」という過去形に
なっちゃうかも・・・
いやん♪








毎週木曜日の習い事の教室に
今年から(先月から)専門学校生の男の子が来ている。
18歳か、19歳か。小柄な体型と幼さの残る顔で
まだまだ「少年」といった風貌である。


初回は講義が終わると
そそくさと教室を後にした彼が
二回目のときは、みんなが帰っても帰ろうとしない。
私とたまちゃん(仮名)と先生の
馬鹿話を少し後ろで聞いている。
用事があるという先生を教室に残し
結局三人で地下鉄の駅に向かった。

彼は自分から話はしないけれど
こちらが話しかけるとちゃんと答えは返してくる。


他人と生身で関わる事が面倒くさいという
多分そういう年代ではないかと思うのだが
そんな感じでもない。


「不思議な子だなぁ」と思っていた。



そして三回目の昨日、「自分の名前について」という
課題で提出した彼の文章がテキストとなった時
たまたま私の横に座っていた彼は
机につっぷすようにうつむき
耳まで真っ赤にしながら

「恥ずかしいから読まなくていいですって」と
身悶えていた。


大袈裟ではなく本当に





身悶えていた。




その姿を見た私は可笑しくて
ほほえましくて笑っていたのだが
ふと今までにない感情が湧き上がってきた。



「かわいい」という感覚ともちょっと違う。
「せつない」という感覚ともちょっと違う。



恥ずかしい事をわざとさせて
身悶える男の子を見て楽しむ私という図式。




年下の男の子と付き合う利点(←というのも変だが)は
これなのかもしれないなぁと思ったんだけど
どうなんだろ?



「うっひっひ。かわええのぉ」って
デブハゲアブラギッシュオヤジの専売特許だと
思っていたセリフが口から出そうになっちゃった。
グフグフン♪
Marizo


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今更・・・「ケイゾク」 - 2006年02月08日(水)



今週月曜日の午前中にY課長が
私たちFA課全員を集めこう言った。

「みなさん、どうも接触件数(お客様と)が
 少ないですよ。こんな事ではいけません」と。


思わず腹の中で


「テメー、ソンナコトイウナラ
 ドニチニウチニキテ、ユキカキシヤガレッ!!」


良いよね、課長は単身赴任のマンション暮らし。
車も保有してないから駐車場も無いわけで
雪かきなんかと無縁な人。


土日にめっきりと雪かきした
私たち課員は会社にくるので精一杯。
もう疲れ果ててますよ。だんな。


そんな月曜日の朝でございました。
Marizoです。








火曜日のお昼ごはんは家から持ってきた
「やきそば弁当」
ロッカー室でムグムグと食べていたら
向こうのロッカーでお喋りしている
秋山ちゃん(仮名)と林君(仮名)
どちらも二十台のオンナノコ。


秋「アンアンとか思わず買っちゃうよねぇ」
林「わかる、わかる・・・」



林「でもさぁ〜。アンアンって負け犬系だって知ってた?」








林「勝ち犬はJJ読むんだってさ」





秋山「あ〜なんかわかるぅ〜。しかもさぁ」










秋山「アンアンってネクラ系だよね」









秋山「あたし、ネクラだからさぁ。他のネクラの人を
   察知できるさぁ」









林「え”〜〜〜、ほんとっ??」





秋山「わかるよ、わかる」













秋山「ミポ(←林のこと)ってネクラでしょ?」









林「えっ!すごいぃ〜。やっぱわかる?」
林「あたしさぁ、すっごいネクラだよ。」







ここから、彼女たちの会話は
会社の同僚たちの名前を次々に挙げ
「ネクラ」「ネアカ」と分別していった。

おそらくは自分たち以外の人間が
同じロッカー室にいるとは
これっぽっちも思っていなかったのだろう。

突然に林君(仮名)がこう言った。












林「MZOさんはネアカッ!」






そうですか。ネアカッ!!って
ものすごくはっきりと断言されました。



幸せなネアカの人生を
ひたすら歩もうと心に決めた火曜日。








今更だが 5、6年前に放映された
テレビドラマの「ケイゾク」に嵌っています。

DVD一気借りで見続けています。


きっかけは同僚の佐藤さん(仮名)とのランチ。
昔よく見ていたドラマの話になった時に
「トリック」というドラマは結構好きだと言った私に
佐藤さん(仮名)はわが意を得たりと
セツセツとそのトリックの原点はケイゾクなんだ。
同じプロデューサーなんだ。
渡部篤郎のいっちゃってる目がすばらしい。
しかも最近離婚したから
私にもチャンスがあるというような事を
聞かされたからですよ。だんな。





チ、チ、チャンスってねぇ(笑)




まぁともかくそんなんで
面白いですよ。「ケイゾク」


見てない方は是非にどうぞ。
Marizo


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引きこもったら、ますます・・・ - 2006年02月01日(水)




「雪」というテーマで600字のエッセーを
書こうと思っている。


本日、家の周りは大掛かりな排雪が入ったので
いままで車一台がやっと通れる程度の
道幅だったのが一面雪野原のような風景となっている。

しかし、しかし、夜の天気予報では
明日は北海道全域に於いて
大荒れの予報が出ているという。

やはりそういう時は
降りしきる雪の中で天を仰ぎ
眉間に皺をよせうらめしそうに

「て、て、天は我々を見放したっ!」と
叫ぶべきでしょうか?


と、ここまでで169文字。

ぜんぜんたらない。



しかも最後が疑問系ってねぇ。


って、明日の宿題なのに
ぜんぜん進んでない。


日記書いてる場合じゃない。








今週、ちょっとショックな事実に直面する。



今月会社で健康診断の予定。
事前に配られた問診表やアレコレに
去年のデータがのっていた。

丁度一年前、私はなんと






今より








8キロも痩せていた







いや、うそでない。






すげーショック。




そうなのだ。ちょっとどころじゃないほどショック。




なんだろう。



やっぱり兎たん(仮名)が言うとおり
ふくらはぎにトシオ君がいるのかも。
両足だから二人も。



って、そんな冗談言ってる場合じゃない。


いや、ほんとに。
一年でなんで8キロも太ってるんだべ?
引きこもりになりそう(笑)
Marizo






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