十夜一夜...Marizo

 

 

怖い - 2006年01月30日(月)



最近、左肩が重い。

なんというか、まぁ絶対に思いたくないけど
どこかで変な物が憑いて来たんじゃないかと思うほど。


普段は絶対借りない「呪怨」という
すっげー怖いお化け映画のDVDを借りたのも
この、左肩の重さのせいなのか。
しかもしっかりと最後まで見たおかげで
自分の家なのに夜半にお風呂に入るのも
トイレに入るのも一苦労しているわけだ。
ものごっつ、怖いっすよ。だんな。


と、まぁいろいろと言い訳をしつつ
日曜日は家近の温泉へ。
入浴料1150円。
手ぶらでもOKですからとっても楽チン。


ともかく、この左肩をなんとかしたくて
マッサージをお願いする。


肩重点に全身ざっとで30分。

最後の最後で担当してくれたおばさんの手が
私のふくらはぎに触れた途端


「イタタッタ!!!」



肩より腰よりどこより
ふくらはぎが一番凝ってましたよ。

おばさんもびっくりしてて

「あららぁ〜、すごいわねぇ。特に
 アキレス腱の辺りがパンパンよ」


なんなんでしょうかねぇ。
ふくらはぎって凝るんでしょうか?

運動もしてないし(←すれ)
特に靴を新しくしたわけでもないし
なんでこんなに張っているのかしら?



もしかして・・・成長?
肉膨らんで周りの皮がパンパン?
そんなのアリ?



メチャ怖い。
Marizo










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雑感 - 2006年01月26日(木)



■21日(土)


とある、作家先生のファンの集いで開催された
「温泉祭り」に姉と二人で参加。
その先生の本を出した出版社の社長を含む
総勢12名で定山渓温泉へ繰り出す。


なぜ、わざわざ温泉なのかというと
この厳寒の時期に薄野で飲み会をすると
凍死する人間(出版社社長)が
現れてもおかしくないだろう。
とても危険。という理由であった。

そう考えると、まだお酒飲んで
財布なくしたり、記憶なくしたりなんて
たいした事ではないなと思う。


■22日(日)


温泉からの帰りに福住の
某イトーヨーカドーに寄り服を買う。
会社で着るアンサンブルやスカートなど
計6着購入し16700円であった。
1着3000円以下の服を着ている人間が
お金儲けの夢を売る商売しているなんて皮肉である。



■23日(月)


朝は今日から気持ちを入れ替えて
禁酒しようと思っていたのだが
結局、飲酒。
しかも結構。

自己嫌悪スパイラルに嵌る。


■24日(火)


朝は今日から腹筋、背筋しようと
心に強く思っていたのだが
結局、飲酒。
しかも結構。

またしても、自己嫌悪スパイラルへ。


■25日(水)


給料日であった。
実家暮らしの身であるため
家賃、食費、日頃の感謝をこめて
母にお給料の一部を渡す。

今まで私と同額であった姉が
突然「今月から2万円アップする」という
恐ろしく親孝行な宣言を
聞こえなかったふりをして
そそくさと二階の自分の部屋へ篭る。


■26日(木)


待ちにまった「白夜行」の日である。

実は先日、我慢しきれずに原作を一気読み。
直木賞作家とはこういうものかと
深く感銘を受ける。


雪穂役の子役は素晴らしかった。
オーディションでその存在感が
断トツであったという話にも多いに頷ける。


■雑感


昔はまったく思いもしなかったけれど
周りの話を聞くにつけ
私は恵まれた家庭と周りの環境で
育ったのだと思うことは多い。

確かに父は少々早く亡くなってしまったけれど
それでも「片親」で育ったという記憶は無い。
確かに父はお酒にのまれる性質だったけれど
酒乱であったわけではない。

独自の子育て五箇条を持ち

(ちなみに)
・キャンプ
・水泳
・スキー
・読書
・運転免許

これを忠実に実行していた。


私は体験しないとわからない人間なので
例えば、この白夜行の主人公たちのように
親から「子育て」というものを
拒否、放棄されて育った人の心根について
「かわいそう」とか「がんばったね」という
表面的な言葉は出てくるけれど
おそらく、本当のところは理解不能なのだ。


自分を産んでくれた親に対して
持たなくてはいけない「憎しみ」の感情は
大人でも手に余すものである。


もし今後私が親になる時があるとすれば
それは突然どこからかコウノトリが運んでは来ない。
そこには明確な「親になる」という
私の意思がある。



と、まぁ・・・ここまで書いて
またきっと中学の同級生で
すでに長男は成人しているという
やんママに「何、小難しい事言ってんだかっ!」と
一笑されそうだと気がついた(笑)


すんません。すんません。


子育て云々言う前に
まずはダイエット。


ああ、その前に部屋を片付けます。
はいはい。
Marizo






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愛することが、罪だった。会えないことが、罰だった。 - 2006年01月20日(金)



ここ最近、とんとご無沙汰していた
テレビドラマ方面ですが
今、ガツリと嵌ってますよ。だんな。


「白夜行」 原作:東野圭吾



昨夜、第二話まで終了したわけですが
初回の二時間スペシャルといい
ともかく引き込まれています。


今、原作を読もうかどうしようか思案している
最中なのですが・・・・
まぁおそらくはきっと読むのだろう。私。




昨日は主人公が
「俺は何のために生まれてきたんだ」と言って
泣くシーンがあった。




私は今の今まで自分の人生の中で
「何のために生まれてきたのか」という事を
自分やもしくは誰かや何かに問うた事はない。


みんな、考えたりするのかなぁ?



自分が生まれた理由を。



「ビールを飲むために」とか
「太るために」とか
「寿司食うために」とか



思ってもいいけど(←いいのかよ)
絶対言うな。私に言うな。
携帯メールも送るな(笑)



もし、自分が生まれた理由があるとするならば
出来れば「誰かのために」っていうのがいいなぁ。





誰かって誰?って


思ってもいいけど(以下省略)(←おいっ)


これから三月まで毎週木曜日の夜9時は
テレビの前にいます。います。
Marizo














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恐るべし - 2006年01月18日(水)



今日はなんだか大変な一日でしたよ。だんな。

「ライブドアショック」から始まった
株価暴落に東証のシステムストップが
拍車をかけた本当に恐ろしい一日でした。

まぁそうは言ってもお局ですけど
一応新人の私は、お客様への連絡に
右往左往している先輩たちをよそ目に
ゆっくりコーヒー飲んでましたよ。グフグフン♪


とりあえず、疲れたふりして(←おいっ)
喫煙室に居ると営業マンの慎さん(仮名)登場。
開口一番、私に向かってこう言いました。


「MZOさん!雪合戦の応援、来てくださいよ」


内地ではそれほど有名ではないと思われますが
ここ北海道では毎年二月の末に
昭和新山山麓で「昭和新山国際雪合戦」なるものが
開催されているのです。
どうやらそれに参加を目論んで
なんと今年、いきなりうちの会社(札幌支店限定)に
「雪合戦部」というものが創部されたのです。

昭和新山での本大会に出場するためには
道央地区予選を勝ち上がらなくてはいけないわけで
その予選会に応援に来て欲しいということだった。


「ああ、本当はとても応援に行きたいのだが
 残念ながらすでに予定が入っていて
 行けそうもないんです。でも『がんばれっ!』
 というとても強い念を送っておくから」


と、社会人らしく、お局だけれど新人らしく
非常に丁寧にお返事したんですけどね。


慎さん(仮名)は、まるで水晶玉を
覗き込んでいるかのように、こう言いました。




「何言ってるんですか、予定なんてないくせに」








「あれでしょ、休みの朝はちょっと遅めに起きて
 朝ご飯食べたと思ったら、すぐ昼ご飯食べて
 近くの温泉に行って帰ってきたら晩ご飯食べて。
 その時にビールたくさん飲んで。
 んで、寝る前に「ああ、今日もまた何もしなかった」って
 ちょっと反省するけど「ま、いっか」って
 寝るんじゃないですかっ!」







いやぁ・・・こんな身近に非常に高い確率で
他人の休日の過ごし方を言い当てられる
占い師がいるとは、今日の今日まで
気がつかなかった。
恐るべし。
Marizo






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顔の一部って言われても - 2006年01月16日(月)




15年ぶりぐらいにメガネを新調した。

中学時代から視力の低下が始まり
メガネをかけ始めた。
高校生になって色気も出てきて
コンタクトへと変えた。
最初の頃はメガネと併用していたのだが
そのうちコンタクトのみになった。


私はコンタクトと目の相性がとても良い。
朝起きて夜寝るまで一日16時間装着しても
まったく平気である。

しかしある時、眼科の先生に
「目も老化するんですよ。今はいいかもしれないけれど
 この装着時間の長さは目には良くないと思いますよ」
と、言われたため・・・
とりあえず、それまでやっすいレンズだったのを
ちょっとお高い「酸素透過性」にしてみた。


寝る寸前にコンタクトをはずすので
メガネの必要性はそれほどでもなかったのだが
休みの日にまで何もコンタクトを
装着しなくてもなぁと思い始めて
今回、新しく作ってみたさ。











「メガネはぁかおのぉいちぶぅですぅ♪」という
CMソングを歌える人は今すぐ挙手を(笑)


一応「ファルコン色」だったりする。
グフングフン♪
Marizo


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あなたの知らない世界 - 2006年01月11日(水)



プリンスホテルの別館に集まったのは
70歳台から30歳台後半の女性14名と
男性1名。それにゲストで呼ばれた
作家であり大学教授の先生(男)が一人。


「飲み放題だからどんどん飲んでね」と言われたので
お言葉に甘えてどんどんと飲んだ。
私の横に座っていたゆうさん(仮名)は
途中から「お水ください」と言って脱落。
反対の横に座っていた昇さん(仮名)は
「水割り下さい」と言って脱落。

結局、私の前にビール瓶が並ぶ、並ぶ。
いやぁねぇ。もう。


ネクストステージは来月からスタート。
どう見ても・・・私が一番下っ端という
恐ろしいぐらい年齢層の高い
集まりであることが発覚。


知らない世界に足を踏み入れた感じです。
Marizo





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織田君(仮名)の不安ごと - 2006年01月07日(土)



昨日は新年会だった。


実は・・・朝からちょっと調子が悪くて
鎮痛剤飲み続けの一日だったので
いくら金曜日とは言え・・・
三連休前の金曜日の飲み会とは言え・・・




「ほんと、今日はそんなに飲まないから
 飲み放題じゃなくていいよ」




なんつー殊勝な事を
一次会の幹事であった織田君(仮名)に
まずは言ってみたりして。

てへへ。



それがねぇ〜。ジョッキ一杯目は
確かに幹事の織田君(仮名)に
ちょっと遅れをとったものの
二杯目からは、きっちりついていくことが
出来ました。

いや、ほんとに調子悪かった筈なんだけどねぇ(笑)



いつものように飲み放題二時間を過ぎてから
二次会と称してそのまま同じ店で
飲み続けたわけなんですけどね。


遅れて来たえっちゃん(仮名)も
遅れて来て日本酒クイクイ飲んでる沖(仮名)も
里見八犬伝の髪型だったちっち(仮名)も
そしてちょっと調子が悪い筈の私(仮名)も
女子軍団はまったく酒が顔に出ないタイプなわけ。

ついでに言うと今回幹事だった織田君(仮名)も
むかつくぐらい長い正月休みの小坂君(仮名)も
ちまたでは有名人のふーちゃん(仮名)も
まったく酒が顔に出ないタイプ。

唯一ちょっとヘロヘロだったのが
恩師の先生(齢70歳)だった(笑)



ともかくどっからどうみても
そんな二時間飲み放題のあとも
ガボガボと飲み続けている連中には
見えない私たちだったんですけど
やはり「お酒」というのは
深く静かに体内に蓄積されるものなんですよね。


なぜか一次会の会計をしていた私に
「ごめんな、俺、幹事なのに」と
反省しきりだった幹事の織田君(仮名)




二次会の会計時には
張り切ってカードを店員さんに渡し
「一人千円なっ!」とみなに声をかけ

「ここは先生が」と言って差し出された
恩師からの一万円を男らしくつき返した。



素晴らしい幹事っぷりだ。



しかし・・・残念なのは
その素晴らしい幹事っぷりを
本人がまったく覚えていないどころか

「先生のお金って・・・俺、どうしたっけ?」

と、いう本当に中途半端なところで
記憶が途切れてしまっていると言うことである。



えっちゃん(仮名)から
「織田君(仮名)の不安ごと」という件名で
問い合わせのメールが携帯に来た。


もちろん私は素晴らしい幹事っぷりであったと
返事をしたわけなんですけどね。
それで多分織田君(仮名)の心は落ち着き
ああ、楽しい飲み会だったという記憶だけが
残るのでそれでいいと思うんですよ。



だから・・・・二次会の清算で
カードの請求が11000円だったのに
お財布の中には6000円しか入っていなくても
それは全然不安なことじゃないと思うのね。


とても男らしく「一人千円なっ!」と
叫んだのは織田君(仮名)だったしね。
まぁ覚えてないと思うけど(笑)
Marizo












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NEXT ステージ - 2006年01月06日(金)



同じ札幌市内でも北のほうは
雪がどん降りしているらしいけど
私が住む地域はまったく降っておらず・・・
そのせいか。耳も鼻も、もげそうに寒いのさ。



まだ、もげてないけど(笑)


■◇


さて、去年の四月から始まった私の習い事。
実は二種類同時に始めていた。

ひとつは・・・
第一、第三木曜日の午後6時半から

もうひとつは・・・
第二、第四木曜日の午後6時半から



習い事を始めるにあたって考えたのは
「ともかく一年は続けよう」という事だった。
平々凡々人の私には何事も
継続は力なりという言葉しか
すがる道はないのだから。


そう考えた時、隔週の習い事というのは
鳥頭の私にとって非常に危ういのではないか?
昨日の晩ご飯はまだなんとか覚えているが
一昨日の昼ご飯を思い出すためには
とてつもない集中力と時間をかけなくては
いけなくなっている昨今である。

あれ?先週って?習い事行ったっけ?
ほんでもって今週は?もしかして休み?


なぁ〜んて事になるのは目に見えている。


そんなわけで半ば無理やりに
毎週木曜日は習い事の日という
スケジュールにしたのだ。


その甲斐あってかなんとか
来年三月までのお月謝も支払い
あとワンクールで一年が経とうとしている。


残念ながら習い事の成果は
まだ現れていない。
ひどい。



実は今年から第二、第四木曜の講師の方から
もう一つの教室への参加をお勧めいただいた。
第一、第三金曜日の午後6時半から。


この教室は今、私が通っている教室の
卒業生というか、いわゆるもう一ランク上の
生徒さんの集まりなのだ。
残念ながら私の実力が一ランク上がったわけではなく
「同人誌発行」というイベントの為の
頭数でお声をかけて頂いたという方が正しいだろう。


ほら、今年は人間謙虚に生きようと思ってるからさ(笑)


でもね、でもね、頭数でもなんでも
実はちょっと嬉しかったりする。


どういうキッカケで人生って
どうなるかわからないものでしょう?
この年になるとなかなか仕事以外で

「はじめまして」

という言葉を使う機会は少ないし。


なんというか、NEXTステージへの
階段を一つ上がったような気がするわけだ。


フォッフォッフォッ。


来週、新しい教室の新年会に呼ばれている。


第一印象というのはけっこう大事だからな。
ガボガボと飲まないようにしないとな。



でも・・・会費5000円だから
もとはとらないとな。




っておいっ!
Marizo




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ピンチのあとにチャンス - 2006年01月05日(木)


今年の年末年始・・・と、いっても
31日の一泊だったのですが
家族水入らず、温泉での年越しでした。


『 翠蝶館 』


良かったですよ。とっても。
昨年6月にオープンしたばかりのお宿。



温泉旅館というよりは
リゾートホテルに近いコンセプトでしょう。
私達家族は三人だったので
普通の和室のお部屋だったのですが
全20室というこぢんまりした中に
「至れり尽くせり」が満載といった感じでした。


■◇


実は最初から年末年始は温泉に行こう!!と
思っていたわけではありませんでした。


年明けからローカルニュースでは
何度か取り上げられている
小樽に本社がある会社の「おせち」を
頼もうと思っていたのです。


ちょうど三人前だし
11月中に頼むと毛蟹がサービスでついてくるし
お重にお寿司に蟹で27000円だってさ!

いいんでない?いいんでない?


姉と二人で盛り上がってはいたのですが
たまたま見た雑誌に上記の温泉宿が
特集を組んでいてどうせなら
上げ膳据え膳で温泉に行こうよって事になったのです。



良かった。おせち頼まなくて(笑)



知らない方に説明しますと
この会社、年末から大々的に
新聞、雑誌などでおせちの広告を出したところ
昨今の「脱・デフレ」っていうんでしょうか。

皆さん。冬のボーナス良かったのかしら。

ともかくものすごい数の注文が殺到してしまい
生産&出荷のキャパを大きく超えたため
2000食のおせちが未配達になってしまったんだって。


冷凍なので解凍する時間を見越して
30日までに配達しなければいけないおせち。
道外の注文を優先したため
未配達は道内、主に札幌市内に集中してしまったらしい。


危なく我が家も正月そうそうから
ひもじい思いをするところでありました(笑)


◇■


もちろん被害者面して(←実際被害にあってないし)
この会社を糾弾しようなんて事は
サラサラ思っていません。


確かに経営者に危機管理能力が
欠けていたかも知れない。
末端の社員に至るまで
人生最悪のお正月になったかもしれない。


でも・・・なんとか立ち直って欲しいなぁ。

この会社が経営している
小樽にあるレストランには
若いころから何度か足を運んでいます。
トンネルの手前を右に曲がり
ログ調(その当時)のレストランで
海を見ながら美味しい食事をしました。


陳腐な言葉だけれど
ピンチのあとにチャンスあり。


頑張れ!! ふうどりーむず!!
Marizo













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200円の幸せ - 2006年01月01日(日)



2006年の幸せおみくじ。









人間、謙虚さが大切だと思います。
Marizo


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