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やすみ日記
梅子
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2009年12月29日(火)
このニアホモがすごい! 2009

今年は、一般作品に萌えた一年でした。
というわけで、個人的な「ニアホモ・オブ・ジイヤー」を挙げてみます。

**********小説**********

■「鉄の骨」池井戸 潤
仕事に生きる、熱い男達。
主人公は、彼女と別れて、先輩とくっつくべきだ(超私見)。

■「チャイルド44」トム・ロブ・スミス
「苦難に見舞われ続ける、不屈のエリート」がツボだと気づきました。
周りの男達に、執着&憎しみを向けられまくる、美形の主人公に萌え。

■「沈まぬ太陽」山崎豊子
同じく、不屈のエリート萌え。行天と恩地の、同期ライバル萌えもプラス。

■「ボックス!」百田尚樹
私の理想の「幼なじみで同級生(同期)でライバル」作品。もやしっ子と不良の、高校生ボクシングの話です。

■「隠蔽捜査」今野敏
理想の「幼なじみ作品」パート2。
竜崎が伊丹の家を訪ねるシーン。BLだったら、絶対結ばれてるところだ(笑)

■「オリンピックの身代金」奥田英朗
おじいさんと青年の、友情のような共犯関係が良かったです。最後泣けた。

**********ノンフィクション**********

■「磯崎新の「都庁」―戦後日本最大のコンペ」平松剛
ドジっ子・青木君(今や売れっ子建築家)と、磯崎新の師弟愛が良し。

■「サンデーとマガジン 創刊と死闘の15年」大野茂
両誌編集長のライバル関係&友情にトキメキ。

**********映画**********

■「重力ピエロ」
美しい映像と兄弟愛に涙。辛いときの笑顔が身にしみる。

■「南極料理人」
おっさん達が、きゃっきゃっと仲良く暮らす日々。超かわいい。

■「クライマーズ・ハイ」
萌えは映画、感動はドラマ。
主人公は、孤高の一匹狼の割に、部下・上司・同期と慕われすぎです。

**********ドラマ**********

■「ハゲタカ」
いずみさんに「社会派のBLないですか?」と聞いたら、自信を持って勧められました(笑)
最終回は、BLも顔負けの、ホモのハッピーエンドだった…。

■「官僚たちの夏」
オヤジパラダイス(笑)原作も萌え。

**********漫画**********

■「坂道のアポロン」小玉ユキ
精神的BLだと思う(笑)短編が個性的で、すごく良い。

■「まんが道」藤子不二雄A
良い友情ホモ(笑)創作に対する熱い気持ちに、胸を打たれる。

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<自分語りです。苦手な方は飛ばして下さい>

去年の日記を見てたら「今年は投稿できなかったので、来年は出来ると良い」と書いてあった。
全くしてない!!
「新聞記者の話と、俳優さんの話が書きたいです」と、来年の自分に言っておく。
(今年、何に萌えたかが、丸わかりのラインナップだ ^^;)



2009年12月28日(月)
「ハゲタカ」上・下  真山仁

「ハゲタカ」上・下 (真山仁)を読みました。
外資系企業による、企業買収の話です。

ドラマとは、鷲津の性格も、展開も全然違いますが、面白かったー。

視点が次々変わるので、話の進み方が遅くて、最初は流れに乗りにくかったんですが、たたみかけるようなラストは良かったです。

・サンデートイズ(太陽製菓)入札の顛末は、原作の方が痛快。

・ドラマよりも、経済について、突っ込んで書かれていて興味深い。

・芝野さんが、ドラマよりも頑張ってて、好感もてる。
 スーパーえびす屋の立て直しで、親友である前社長を追い出すくだりが好きだ。

・老舗ホテル社長・貴子と、それを買収しようとする鷲津が、互いの身分を知らずに出会って惹かれ合う、という場面にキュンキュンした。
 BLだったら、最高の萌えシチュです!(笑)

・ドラマと違って、仕事の出来る女子が沢山出てきて、うれしい。
 リンが、貴子に嫉妬して「嘘ついたら、あんたのあれをちょん切る!」と鷲津を脅すところは、スゴイ(^^; 女子強えー。

・ドラマほど萌えないけど、鷲津と芝野のライバル関係も格好いい。
 互いの力を認め合ってる感じで。

・ミカドホテル買収劇、かなり面白かったんだけど、ドラマでやってくれないかなー。
 西野屋とかぶっちゃうから、ダメか。



2009年12月27日(日)
「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」

「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」(兵庫県立美術館)に行ってきました。

11時に美術館に到着。
結構人は多かったですが、大混雑というほどではなかったです。

絵の点数が多くて、見応えありました。
美大出身のミヅキさんと回ったので、感想が細かくて面白かったです(笑)「この光の差し込み方が凄い」「こんなに似たような絵ばかり描いて、大変だなぁ」とか。

どれも美しい背景なのですが、アニメだと一瞬しか映らない上に、彩度をだいぶ落としてる&上からキャラクターが被さるので、勿体ない〜。
今日は、じっくり見られて良かったです。

最後に、撮影方法を解説した展示&その場面のアニメの上映があって、面白かった。

男鹿さんは、美大とかで専門的に学ばれた訳ではなくて、現場で腕を磨いていった方なのですね。凄いなぁ。
しかし、アニメーターって長生きできなさそうな、大変な職業だ(^^;

トトロの住処を立体で表現したコーナーとか、子どもが喜びそうだなぁと思いました。
グッズ売り場がもの凄い充実っぷり!! 飛行石も売ってた(笑)

帰りは、ミント神戸2Fの「ル・バタクラン」でランチ。
内装が可愛い、女子らしいカフェでした。

※※※※※
今日の着物。
5年くらい前に骨董市で買って、「派手かなぁ」と思って、一度も着てなかった小紋です。
寒いかと思って、超厚着していったら、暑かった(^^;
(ババシャツ3枚+カイロ+スパッツ2枚+別珍足袋+ベルベットコート+ショールでした)

※※※※※
私のサブバッグと、ミヅキさんの服が、紫+緑という組み合わせでした。
それを多紀さんが、「エヴァ初号機の色ですね」と……。
その考えはなかったわ!!(笑)

oga



2009年12月23日(水)
アニメ『雲のように風のように』

BSで放送してた、アニメ『雲のように風のように』を見ました。
酒見賢一の小説『後宮小説』が原作。
中華風の架空の国で、お后候補の女の子の成長と、国の存亡を描いた作品です。

子どもの頃に一度、見たことがあったのですが、内容がよく分かってませんでした(^^;
今見ると、面白いですね。

反乱軍のリーダと参謀に、ちょっと萌える(笑)
渾沌は、顔さえ良ければ、いいとこ取りの格好いいキャラなんだかなぁ(笑)

あと、銀河、そこで双槐樹に銃渡しちゃダメー!! と思った。ああなるの、分かってるやん! そこらへんがまだ子どもなのか…。
あんなに声低い双槐樹のことを、女性だと思ってたのもビックリ(^^; 確かに美青年やけど。

絵がジブリっぽい。けど、スタジオぴえろなんですね。




2009年12月19日(土)
小野竹喬展

「生誕120年 小野竹喬展」大阪市立美術館 に行ってきました。

良かったですー!
しかし、公園を通るとき、凄い寒かった(笑)

本日11時頃着きましたが、結構人いっぱい。
絵の点数も多くて、見応えのある展示でした。

色が綺麗。
形はシンプルなので、印刷で見ると、良さが分かりにくいのですが、実物は色彩が美しいです。
夜明けの空の色とか、水田に映る雲とか。

茜空の絵が可愛くて、こんな柄の着物あったら、欲しい! と思いました(笑)
もこもこした雪とか、雲の描き方もかわいい。
なんか、見終わって、ほわーっとした気持ちになりました。

常設展は、中国美術。
銅鏡が多くて、鹿男あをによしを思い出した(笑)
陶磁器・漆器の部屋は人少なかったのに、石仏の部屋は人が多かったです。


帰りは、あべのandに寄りました。
マリメッコとか遊 中川(和雑貨)とか、可愛いお店がいっぱいでした。
甘党まえだは行列が出来てた! 機会があったら、一度行ってみたいな。



2009年12月13日(日)
「キモノ、アレ。コレ。」

「キモノ、アレ。コレ。」に行ってきました。
元西陣小学校で行われた、着物のイベントです。

ワークショップ、面白かったです。
Tシャツ型染めと、しみ落としをやりました。

Tシャツは、前が象、後ろがウサギ柄。
柄が小さいと、アラが目立たなくて良いです(笑)
指導して下さったのは、室町きものフェスティバルで出店してはったのと、同じ組合の方でした。
今度は、8月の「鴨川 友禅流しファンタジー」でも、型染め体験をされるとか。

しみ落とし。
絹についたファンデーションの汚れを、ベンジンで落とす、という体験をさせてもらいました。
私のは、「だいたい薄くなった」程度でしたが、前で同じ作業をしてはった専門家の方は、どこにシミがあったのか分からないくらいになってました。
こんなにきれいに取れる物なのか! とビックリ。
勉強になりました。

着物ステーションさん出店のカフェで、コーヒーを頂きました。
総絞りの長襦袢を着ていたら、スタッフの方に話しかけられ「長襦袢に絞りってあるの!? 下も見せて下さい!」と3人くらい集まってこられて、珍しがられました。
この長襦袢は長いこと着てますが、こんなに反応があったのは初めてです(笑)

カフェになってた校長室は、レトロで素敵でした〜vv 天井の照明も可愛い。
廊下を通る人が、みんな着物なので、明治時代にタイムスリップしたような気持ちでした(笑)

元西陣小学校は、木造で趣のある、素敵な校舎でした。
思う存分、建物の写真を撮ってきました。

あと、帯と帯締めも買いました。かわいくて安かった。
店員さんが、少し寂しそうにしてはって「売れ残ったら、この帯買おうかなって思ってたんです」とのこと。すみません(^^;


※※※
帰りは、西陣織会館に寄りました。
ちょうど着物ファッションショーやってる時間でした。
周りが中国語だらけだった…団体ツアーのお客さんかしら。

西陣織の製作工程を、実際に見られるブースがあるので、見に行きました。
職人さんに「かわいい柄の着物を着ているね」と話しかけられたのですが、続いて「でも着方がなってない! ショルダーバッグは着崩れるからダメ。姿勢も良くしないと」とだめ出しをくらい、ビビって逃げてきました(笑)
もっと、作業工程をガン見したかったです。次来るときは、コートを着てきます!(外から着付けが見えないように/笑)



2009年12月12日(土)
妹と河原町に

妹と河原町に行ってきました。
お互いの誕生日プレゼントを買うためです。

私は、まず、ロフトに行って、夜会巻きコームと髪飾りを買って貰いました。
この夜会巻きコームが、恐ろしくよく留まる!
リトルムーンの、三つ又になった黒いコームなのですが。
髪飾りの方も、夜会巻き用のとても可愛い物です

あと、SOU・SOUで、三角バッグも買って貰いました。
と思ったら、妹も同じ物を柄違いで欲しいというので、買ってあげました。
私のは花柄で、妹のは「糺の森」柄。
明日、早速使います

その後、カネタカフェへ。
町家を改装したカフェで、私たちが行ったときは、空いてて静かでした。
居心地の良いお店で、抹茶と和菓子のセットが美味しかったです。
妹が茶碗を回しているので、「お茶席じゃないから回さなくてええねんで!」と言いました(笑)

妹は、ほかにも「抹茶って、家で点てられんの? 免許がいるんじゃないの?」と言ってました。いらんで(笑)

あと、妹には、急須と霧吹きとネックレスを買ってあげました。
面白い一日でしたー。



2009年12月10日(木)
ハゲタカ 5話〜最終回

芝野さん、最終回で盛大にデレてましたね(笑)

まさかのプロポーズに吹いた。
リハビリ施設で、芝野さんが、鷲津の目線までしゃがんで「俺とお前は同じだ。一緒にやろう」って。
鷲津が全てを無くそうとも、鷲津への気持ちは変わらないって事ですね!
鷲津が動揺して、目線彷徨ってるのが可愛い。

これだけでも凄いのに、最後、芝野さんは、記者会見で大いに愛を語ってましたね(笑)
「彼との出会いで全てが変わりました。出会えて良かった」って。
三島さんもさすがに(適わないわ…)と鷲津争奪戦から身を引いたように見えた(笑)

鷲津が三島製作所を守ろうとしていたことが発覚したとき、三島さんと鷲津に恋愛フラグが立ってもおかしくないのに、全くそんな気配がないんだもんな…。さすがNHK。硬派だ。

あと、西野君は、どんだけ鷲津に執着して追っかけてるんですか(笑)
ホライズン解雇後、三島さんですら連絡着かないのに、鷲津の前に現れるし。

やたらと男同士が真剣に語り合い、感動的な音楽が流れる、というドラマだったなー。
6回っていう短さが良いですね。内容がギュッとつまってて。



2009年12月09日(水)
「四畳半神話大系」アニメ化

「四畳半神話大系」(森見登美彦)がテレビアニメ化するそうです。
フジテレビ系「ノイタミナ」枠で2010年4月から。

「夜は短し〜」とか「有頂天家族」の方が、アニメ化に向いてそうなのに、何故!? でも、うれしいです。

「四畳半神話大系」は、主人公が、大学でどのサークルを選ぶかによって変わる、4つのパラレルワールドを描いた話です。
どの世界でも、悪友・小津に振り回され、結局二人は運命の相手でしたという話(個人的見解)。
十中八九妖怪(見た目が)という小津を、どんな風にビジュアル化してくれるのか、気になる。

絵は、中村祐介氏のデザインみたいです。
脚本は、ヨーロッパ企画(京都の劇団)の上田誠さんらしい。
どんなんになるのか、想像もつかん…!






2009年12月08日(火)
「ハゲタカ」1〜4話

多紀さん推薦ドラマ「ハゲタカ」第4話まで見ました。

妄想する必要がないくらい、男同士が、憎しみと執着の太い絆で結ばれたドラマですね(笑) 
美人が出てるのに、本筋に絡みもしない。

鷲津は、昔、融資を断って自殺させた相手に、泣いてわびるような人間だったのに、今や超非情な外資系ファンド代表。
アメリカに渡った5年間で、一体何があったんだよ。

鷲津は、アメリカで成長して、やっと対等な立場で芝野さんに会える! と思ってたら、芝野さんに忘れられていて、可愛さ余って憎さ100倍になってしまったのか? と思いました。

三島さんには「昔話なんてくだらない」と言ってる割に、芝野さんには、しつこく昔のこと覚えてないか、訊いてるし。

芝野さんが会社を辞めた日に、鷲津が車まで待ち伏せして、自分の会社に誘うシーン。吹きました。
どんだけ情報が早いんだ!
鷲津は、いつも「時は金なり」って言ってるくせに、芝野さんをストーキングする時間は惜しまないんだな(笑)

大空電機会長が、社員に「40年間、レンズ磨き一筋でやってこられた原動力は?」って訊くシーン。
「社長への愛です」という答えが返ってくるかと思って、一瞬期待しました(笑)

4話ラストで、鷲津は、ITベンチャー社長になった西野(息子)と再会してましたが、西野→鷲津→芝野の片思いループに発展することを期待したいです(笑)

********
腐感想は置いておいて。

凄く面白い脚本でした。
「プロキシーファイト」って何だろ? と思ってたら、ちゃんと説明してくれるし。経済ど素人にも親切なドラマだ。

各回の脇役も、凄い上手いですね。西野旅館のオーナーとか、サンデートイズ社長とか。

最初に、鷲津が撃たれるシーンから始まって、時間を遡っていくので、この先どうなるんだろうと興味を惹かれます。

鷲津の、5年前の純朴ぶりと、現在の冷酷っぷりのギャップの演じ分けも素晴らしいです。



2009年12月07日(月)
ドラマ「鹿男あをによし」

ドラマ「鹿男あをによし」を第9話まで見ました。

エンディングの音楽、格好良すぎ。
歌無しのBGMに合わせて、鹿が大勢走ってくるという…斬新なエンディングだな(笑)

原作は、話は突拍子もないけど、登場人物が地味な印象だったのですが、ドラマ版は良い風にアレンジしてますね。

同僚・藤原君が女の子になってるので、主人公が、他校のマドンナ先生に惚れるのが不思議。
遠くの柴本幸より、近くの綾瀬はるかだろう、普通! 

綾瀬はるかが、天然だけど、強気なところがあって、可愛い。
鹿は、藤原君に対してツンデレやな(笑)

「かつて、倭の国と呼ばれた〜」というオープニングの映像も格好いいですね。



2009年12月06日(日)
アニメ青い文学「走れメロス」

どう見てもBLでした。
悲恋っぽく、昭和初期のレトロ感が好みだ。

動きがすごいなー。
演技は「人間失格」が一番良かったけど、絵は「走れメロス」が一番かも。

後編予想。
実は城島は亡くなっていて、高田のことを思って身を引いた的な遺書が出てくるんじゃないだろうか。

**********
後編見ましたー。
両思いでしたね!(笑)

ネタバレ城島が、駆け落ちの待ち合わせ場所に行かなかった理由、詳しくは語られてなかったけど、病気が悪化したから、なのかな。
それとも、最初から、高田だけを行かせるつもりで、一芝居打ったんだろうか。高田の才能を田舎で埋もれさすのが惜しくて。



2009年12月05日(土)
カラオケに行ってきました

先週の日曜日、ダリMさん、いずみさんとカラオケに行ってきました。

フリータイムを使って、6時間。
喉がかれました(笑)楽しかったです。
ダリMさんは普段、オフ会でおしゃべりするために、フリータイムを利用することが多いそうです。個室だし安いし、それも良いアイデアですね。

ラブサイケデリコ「Last Smile」。
息継ぎ出来なくて、ひいひいなってると、ダリMさんが「君は」の「は」で、出すフリして息を吸えば良いんですよ」とアドバイス下さいました。なるほど! 
ダリMさんは、その後、もっと息継ぎしにくそうな、MINMIの曲をなめらかに熱唱。さすが!

いずみさんは、奥華子を、春風のように可憐な声で歌ってはりました。かわいい〜。
けど、「私は、NO MUSIC NO LIFEじゃないんで!」と言ってはって、笑った。
私たちは、どちらかというと「NO BOOK NO LIFE」ですね(笑)

次があれば、中村一義の「犬と猫」をちゃんと歌えるようになりたいです。
色々、自分の好きな歌を歌ってみましたが、ちゃんと歌える歌がほとんど無い(^^; 難しいなぁ。