「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2007年04月30日(月) 大人の科学マガジンVol.13

大人の科学マガジンVol.13
大特集 博士の愛した万華鏡
学研
2006年10月

読了。

敬愛するこゆきさんの
ご紹介で
購入した
この雑誌
ようやく読み終えました。

付録の投影式万華鏡は
3月に組み立てを終了していましゅが
まだ本格的には
投影していません。

雑誌のほうは
万華鏡の大特集。

興味津々で読み終えました。
以前から万華鏡に
魅せられていましたが
本格的には不勉強でした。

約50ページにわたる
大特集で
かなり知ることができました。

万華鏡以外にも
東京タワーなど
興味深い内容が
ぎっしり。

子どもの頃読んだ
「子供の科学」以来の
熱中でした。

万華鏡
寝室に2本置いてあり
時々寝る前に
覗いてみては
悦に入っておりましゅ。

万華鏡の収集も
今のところ
休息中でしゅが
また珍しい
未収集のものに
遭遇すれば
コレクションに
加えたいでしゅ。

この大人の科学Vol.13には
L.A.S.Ponderの
コレクションにない
万華鏡も紹介されており
収集欲をそそられましゅ。

一本で無限の映像を
展開してくれる万華鏡
興味は尽きません。

この雑誌を
紹介してくださった
こゆきさんに
感謝でしゅ。



2007年04月29日(日) 2007年 自治医科大学管弦楽団第32回定期演奏会

2007年4月29日
自治医科大学管弦楽団第32回定期演奏会
会場:栃木市文化会館大ホール

指揮:神永秀明
ヴァイオリン:大久保修

招待券が手に入ったので
カミさんと栃木市へ。

曲目はオール
メンデルスゾーン プログラム

序曲「フィンガルの洞窟」作品26
ヴァイオリン協奏曲ホ短調 作品64
交響曲第4番イ長調 作品90 「イタリア」

恐ろしく遅いテンポで始まった
フィンガルの洞窟
オケがまとまらず
大丈夫かぁと思いつつ聴く。

後半何とか持ち直し無事終了。

甘納豆コンチェルト
L.A.S.Ponderのイメージでは
若い女性ヴァイオリニストが
弾いてこそこの曲
なのでしゅが
大柄なおじさんが
小さいびよりんを抱えて登場。

演奏は無難でしゅが
びよりんそのものが
あまり良い楽器ではないようで
鳴りは今ひとつでした。

イタリアは
かなり練習を積んだことが
偲ばれる演奏で
安心して聴くことができました。

ティンパニは
L.A.S.Ponderが
グローリア アンサンブル&クワイアーで
いつもご一緒している
Iさんで
とっても効果的に
叩いていました。

イタリア
L.A.S.Ponderお気に入りの交響曲でしゅ。

あくまで明るい第1楽章
フーガ的展開もすばらしく
心地よいでしゅ。

第4楽章の
サルタレッロとタランテラ
奇想でもありましゅ。
ちょっとあっけない終わり方も
好きでしゅ。

十数人の学生と数人の教職員
それに多数の団員、団友
お隣の独協医大からの助っ人も交えて
何とか管弦楽団になっていましゅ。

アンコール
パッヘルベルのカノンの出だしから
井上陽水の少年時代に
とっても心に沁みる
編曲、演奏でした。

実はL.A.S.Ponder
自治医科大学管弦楽団
第2回演奏会に
ヴィヴァルディ作曲
グローリア・ミサ
宇都宮短期大学の
学生さんたちと一緒に
合唱団で共演していましゅ。

この時は
宇都宮の栃木会館小ホールでの
演奏でした。
なつかしいでしゅ。



2007年04月28日(土) DVD シュトゥットガルト州立劇場 ジークフリート

DVD
リヒャルト・ワーグナー作曲
舞台祝典劇〈ニーベルングの指輪〉第2夜
楽劇〈ジークフリート〉
演出・ドラマトゥルギー:ヨシ・ヴィーラー
            セルジオ・モラビト
指揮:ローター・ツァグロゼク
演奏:シュトゥットガルト州立管弦楽団

配役:
ジーク・フリート:ジョン=フレドリック・ウェスト
ミーメ:ハインツ・ゲーリヒ
さすらい人:ウォルフガング・シェーネ
アルベルヒ:ビョルン・ワーク
ファフナー:アッティラ・ユン
エルダ:ヘレーン・ラナーダ
ブリュンヒルデ:リサ・ガステーン
森の鳥:ガブリエラ・ヘレラ
2002年10月1日、2003年1月5日
シュトゥットガルト州立劇場ライヴ収録


を図書館から借りて鑑賞。

初めてのジークフリート体験。

現代服、現代的舞台装置での
古代神話劇
すごい違和感でしゅ。

第1幕と第3幕は少し眠気が・・・
でもジークフリートと
ファフナーが対決する
第2幕は興味深く鑑賞。

特に第2幕の音楽はすばらしいでしゅ。

予習不十分での鑑賞で
あまりよくわかりませんでした。

もともと4夜からなる
ニーベルングの指輪
もっと深く予習してから
また鑑賞したいでしゅ。



2007年04月27日(金) ラローシュ著 グレゴリオ聖歌の歌い方

テ・ラローシュ著 
岳野慶作訳
グレゴリオ聖歌の歌い方
ソレム楽派による
音楽之友社
1990年


を図書館から借りて読了。

いやあ専門的でしゅ。
勉強になりましゅ。

後半は専門的過ぎて
理解困難なところも多々ありましゅ。

今年
L.A.S.Ponderが
わらじを脱いでいる
グローリア アンサンブル&クワイアーで
グレゴリオ聖歌の
キリエ第1番を
歌いましゅが
グレゴリオ聖歌
奥が深いでしゅ。

97人で歌うグレゴリオ聖歌
一体どうなることでしょうか?

まずは6月10日(日)
栃木県合唱祭で
披露することになりましゅが
反応が楽しみでしゅ。

少人数の混声合唱で
グレゴリオ聖歌
歌ってみたいでしゅ。



2007年04月26日(木) VHSビデオ レヴァイン メト トゥーランドット

図書館から借りた
VHSビデオ
プッチーニ作曲
歌劇「トゥーランドット」全曲
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
演出:フランコ・ゼッフィレッリ
メトロポリタン管弦楽団・合唱団
合唱指揮:デイヴィッド・スティヴェンダー

配役
トゥーランドット:エヴァ・マルトン
王子カラフ:プラシド・ドミンゴ
リュー:レオーナ・ミッチェル
皇帝:ユグ・キュエノー
ティムール:ポール・プリュシュカ
ほか

日本語字幕:小瀬村幸子
1987年 メトロポリタン歌劇場


を鑑賞。

アルファーノ補筆版134分
第1幕はちょっと眠かったけど
第2幕以降は目が釘付け。

古代中国風の衣装
舞台装置
違和感ありません。

タイトル・ロールのマルトン
絶世の美女とはいきませんが
気品のある顔立ちで
納得できましゅ。

王子カラフのドミンゴは
安心して観ていられましゅ。

黒人のミッチェル
リューの可憐さ、純情さを
よく出していましゅ。

大合唱の迫力も十分で
群集シーンも
見ごたえがありましゅ。

カラフの余計な一言で
リューが死なざるを得ない展開。
リューの死が涙を誘いましゅ。

以前観たベリオ補筆版より
最後の展開が
スピーディーで
助かりましゅ。

レヴァインの指揮もさることながら
ゼッフィレッリの演出が素晴らしく
大変よくできた舞台でした。

プッチーニの最後を飾る
歌劇にふさわしい劇的な作品でしゅ。



2007年04月25日(水) 1926年 トゥーランドット初演

1926年4月25日
プッチーニ作曲
歌劇「トゥーランドット」
ミラノ・スカラ座にて
アルトゥーロ・トスカニーニの指揮で初演。


プッチーニ最後の歌劇
トゥーランドットでしゅが
彼が喉頭癌=タバコ病により
65歳で頓死したため
第3幕の最後が未完のまま残されました。

そこで
彼の草案に基づき
弟子のフランコ・アルファーノが
補筆完成させました。

彼の歌劇は
悲劇が多いでしゅが
トゥーランドットは
ハッピーエンドなので
助かりましゅ。

L.A.S.Ponderは
2007年4月6日
ベリオ補筆版の
トゥーランドットを
DVDで鑑賞していましゅが
近未来的舞台装置で
ちょっぴり違和感を
覚えたことを思い出していましゅ。

明日以降
時間があれば
アルファーノ補筆版の
ビデオ鑑賞してみましゅ。

楽しみでしゅ。



2007年04月24日(火) 2007年 飯田善國 -版画と彫刻-

2007年4月24日
飯田善國 -版画と彫刻-
距離の風景〜矢場川・HITO・クロマトポイエア
会場:足利市立美術館

会期:2007年4月14日〜6月10日

を鑑賞。

飯田善國(1923-2006)は足利出身、旧制館林中学から
慶応義塾、東京藝術大学に進み、
昨2006年逝去した。

没後1年の追悼展でしゅ。

油絵から始まり
ヨーロッパ留学中に
彫刻に転向し
後半生は版画に
取り組みました。

幼いころ遊んだ
矢場川の風景画が
美しいでしゅ。

鋼鉄による彫刻は
美しいものもありましゅが
それほどおもしろくもないでしゅ。

晩年の
ローマ字による言葉遊びと
色彩を結び付けた
作品が
目を惹きましゅ。

遊びの精神が横溢していて
観ていて楽しいでしゅ。

もっとゆっくり
観たかったのでしゅが
途中爆睡して時間を失い
じっくり観られなかったのが
少し残念でしゅ。



2007年04月23日(月) DVD ザンクト・マルガレーテン・オペラ 魔笛

DVD
モーツァルト作曲
歌劇「魔笛」
演出:ロベルト・ヘルツル
指揮:ミヒャエル・レスキー
演奏:ユンゲ・ブンデスレンダー・フィルハーモニー
合唱:スタジオーネ・ドペラ・イタリアナ、
   ホンベッドアンサンブル・ブダペスト
オーストリア、
ザンクト・マルガレーテン・オペラ・フェスティバル
1999年

製作:株式会社アシスト
発売:株式会社コスミック出版

を鑑賞。

こゆきさんが
この500円DVDの
存在を教えてくださったので
高崎にあるなら
宇都宮にもあるだろうと
早速宇都宮市内の本屋を探し回り入手。

日本語字幕無し
88分の短縮版ながら
存分に楽しめましゅ。

劇場は大きな岩山を
背景とする大野外劇場。

岩山を存分に活かした
大がかりな舞台装置と
照明、火炎装置、噴水で
スペクタクル効果抜群でしゅ。

衣装は一部違和感があるものの
王女パミーナと
鳥刺しパパゲーノは
まずまず。

大野外劇場なので
王子タミーノや
パパゲーノの額には
マイクロフォンが
張り付いていて
ちょっぴりおかしいでしゅ。

重唱、独唱はなかなか
合唱はもう少し
人数が多ければ良いと
思われましゅ。

字幕がないので
歌の細かい意味は
とぎれとぎれでしゅが
魔笛は何度も観ているので
あらすじはno problem。

王女パミーナが
ちょっぴり魅力的でしゅ。

88分があっという間で
もう終わってしまうの?
という感じ。

夢のような1時間半でしゅ。

ジャケットに
独唱者の名前がないのも
残念。

もっとも本編の最後に
クレジットで
独唱者の名前が流れましゅが
はやいので読み取れないでしゅ。

それにしても魔笛のDVDが
500円とは。

2007年5月19日には
何と60分の超短縮版
「アイーダ」が
発売されるようでしゅ。
これも楽しみでしゅ。

教えて下さった
こゆきさんに感謝でしゅ。



2007年04月22日(日) 2007年 サン・セレッソ バレエ スパニッシュ コンサート

2007年4月22日
サン・セレッソ バレエ スパニッシュ コンサート
会場:佐野市文化会館大ホール
主催:サン・セレッソ Ballet Spanish Studio


コール・エッコの
S.K.さんが出演されるというので
行ってきました。

H.S.さんも出ていたのには
ちょっとびっくり。

カミさんは
「どうせ子ブタの踊りじゃないの?」と
以前観たバレエ教室の
発表会を思い出して
いぶかっていたけれど
「プロのダンサーも
出演するようだから。」
と言って
出かけました。

第1部は
ボレロ、フラメンコ、
モーツァルト、プッチーニ、チャイコフスキーなどの
音楽によるバレエ、フラメンコ。

第2部は
ミンクス作曲、長谷川秀介演出・振付
ジェロビンスキー作曲 井上浩一演出
バレエ ドン・キホーテ全幕


オムツが取れたばかりかと思われる
幼児から70歳とかいう老婦人まで
総勢40数名+6人の特別出演者

3時開演6時15分終演の
長丁場でしたが
退屈するどころか
あっという間でした。

不ぞろいの幼児たちのかわいらしさは
抜群でしゅ。

中年女性たちの
パワー炸裂の
フラメンコ。

女性たちの
エネルギーと
迫力と妖艶さに
圧倒されましゅ。

フラメンコギターの
演奏もなかなかでした。

ドン・キホーテも
よくできており
主役級の特別出演者の
できもさることながら
町の人、ジプシーたちを
演じたバレエダンサーも
実に楽しそうに踊っていました。

あまり気乗りしていなかった
カミさんも
若い男性ダンサーの
もっこりタイツに
目が釘付け。

夫の体には興味を失っているのに
現金なものでしゅ。

久々に観るバレエの実演
たっぷり楽しんできました。



2007年04月21日(土) VHSビデオ 秋川雅史&アンサンブル・プラネタ

2007年1月25日放映の
NHK-BSシブヤらいぶ館 シング・シング・シング
-秋川雅史&アンサンブル・プラネタ-


を鑑賞。

紅白歌合戦「千の風になって」でブレイクしたという
秋川雅史と
女声アカペラグループ:アンサンブル・プラネタの
共演ということで
大いに期待して鑑賞。

アンサンブル・プラネタのアカペラは
初めて映像で観ましたが
「ハンガリー舞曲第5番」と
「浜辺の歌」の
2曲だけで
ちょっと物足りないでしゅ。

CDではもっといろいろ
良い曲を録音しているだけに
残念でしゅ。

共演は伴奏付きで
「見上げてごらん夜の星を」と
「カロ・ミオ・ベン」の2曲。

カロ・ミオ・ベンの編曲が
ちょっと素敵でしゅ。

秋川のソロは
「初恋」(石川啄木)と
「千の風になって」の2曲。

初恋は
L.A.S.Ponder
最もお気に入りの日本歌曲で
しっとりと歌い上げてくれました。
L.A.S.Ponderも
こんな風に歌いたいでしゅ。

最後は当然
千の風になって

秋川の歌う姿が端正で
好感が持てましゅ。

45分間があっという間でした。



2007年04月20日(金) 1813年 ベートーヴェン 交響曲第7番、第8番 非公開初演

1813年4月20日
ベートーヴェン作曲
交響曲第7番 イ長調 作品92
交響曲第8番 ヘ長調 作品93
ルドルフ大公の私邸にて初演。


連続して作曲され
双子の交響曲とも呼ばれるこの2曲
実に明るくていいでしゅ。

ということで
先日買ったばかりの中古CD
を繰り返し聴きました。

指揮はラファエル・クーベリック
演奏はクリーブランド管弦楽団

姉の第7交響曲は
やはり第4楽章。

明るい太平洋の怒涛のような
反復波状攻撃。

何度聴いてもしびれましゅ。

この曲は
L.A.S.Ponder
大好き交響曲ベスト3に
いつも入っていましゅ。
(他の2曲は第5とジュピター)

妹の第8交響曲は
あまり聴いていませんでしたが
今回繰り返し聴いて
その良さを実感。

特に第1楽章の華々しい出だしが
すばらしい。

全楽章が明るさで貫かれており
暗いところがまるでありません。

今まで4つの不滅の交響曲
(3,5,7,9)と
思っていましたが
偶数番も捨てがたいでしゅ。

特に気分が滅入っている時には
偶数番が効きそうでしゅ。



2007年04月19日(木) DVD メルビッシュ音楽祭1993 メリー・ウィドゥ

図書館から借りた
DVD
メリー・ウィドゥ
作曲:フランツ・レハール
台本:ヴィクトール・レオン、レオ・シュタイン
指揮:コンスタンティン・シェンク
演奏:ブラティスラヴァ・フィルハーモニー管弦楽団
合唱:ブラティスラヴァ・フィルハーモニー合唱団
演出:マイケル・モラー
監督:クルト・ポングラーツ

出演
ハンナ・グラヴァリ:エリーザベト・カーレス
ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵:ペーター・エーデルマン
ヴァランシェンヌ:マルティナ・ドラック
カミーユ・ドゥ・ロシヨン:ローレンス・ヴィンセント
ミルコ・ツェータ男爵:ギデオン・シンガー
1993年 メルビッシュ音楽祭


を鑑賞。

2007年2月14日にも
メルビッシュ音楽祭2005年の
メリー・ウィドゥのDVD-Rを
鑑賞していましゅが
それにもまして
夢のようなメリー・ウィドゥでしゅ。

強気でちょっぴり高慢そうな
ハンナと
いかにも色男のダニロが
メリー・ウィドゥ・ワルツに合わせて
踊る場面
思わずため息が出ましゅ。

ハンナ以上に魅力的なのが
マルティナ・ドラック演じる
ヴァランシェンヌ。

中年女性の
色気、憂愁、惑いが
何とも言えません。

そしてすばらしい名曲の数々、
目を見張るダンスシーン。

終曲「女たちの研究は難しいもの」
にはまいりましゅ。

ノイシードラー湖畔の野外劇場で
公演される
メルビッシュ音楽祭。

夏とはいえ
出演者の衣装をなびかせる夜の風が
涼しさを超えて
少し寒そうでしゅ。

湖上の舞台を観る観客も
寒さに震えているのではないでしょうか。

でもオペレッタの楽しさは
そんなことを吹き飛ばしてしまう。

またしても
いやなことどもを
一瞬すっかり忘れて
至福のひと時を
過ごしました。

一寸先は闇の現実生活、
いやなことだらけの
この世の中。

明日のことは
どうなることか
わからないけれど
こんな素敵な
オペレッタを観ると
今までの疲れが吹っ飛び
明日もまた
何とか生きていけそうな
気がしましゅ。



2007年04月18日(水) 1824年 ベートーヴェン 荘厳ミサ初演

1824年4月18日
ベートーヴェン作曲
荘厳ミサ曲 ニ長調 作品123
ペテルブルクで初演。


ベートーヴェンの
歌劇「フィデリオ」に次ぐ大作でしゅ。

彼自身
自信を持って
自己の最高傑作と
思っていたようでしゅ。

ベートーヴェンの手紙には
「この荘厳ミサ曲は
私の最大の作品である」
とたびたび書いてあるそうでしゅ。

全曲で75分から
80分以上かかりましゅ。

このような長いミサ曲は
L.A.S.Ponder
バッハのロ短調ミサ
ロッシーニの荘厳ミサ
以外には思いつきません。

というわけで
昨日と今日
車の中でしゅが
このミサ曲のCD
3種類聴きました。

1番すごかったのは
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
ロバート・ショウ合唱団
NBC交響楽団
のCDでしゅ。

グローリア、クレドの
合唱の圧倒的迫力
古めかしい演奏ながら
ぐいぐい心に迫りましゅ。

折りしも今年は
トスカニーニ
生誕140年(1867年生まれ)
没後50年(1957年没)の
記念すべき年でしゅ。

この曲も
L.A.S.Ponder
歌ってみたい曲の一つでしゅが
機会はないと思われましゅ。

ベートーヴェンの没後180年に
トスカニーニの演奏する
この曲のCDを
聴ける幸せ
身に沁みましゅ。



2007年04月16日(月) 1972(昭和47)年 川端康成 自殺

1972(昭和47)年4月16日
川端康成が逗子の仕事場でガス自殺、72歳。

 1899(明治32)年6月11日 誕生

自殺の原因はいろいろ言われていましゅ。
L.A.S.Ponderが与(くみ)したいのは
お気に入りのお手伝いさんに
振られたためという説でしゅ。

72歳になって女性に振られて
自殺するなんて
かっこいいでしゅ。

川端の作品は
あまり読んでいませんが
「掌(てのひら)の小説」文庫本を
若い頃
正月になると
読み返していた時期がありましゅ。

一編が1〜数ページの超短編小説集、
掌編小説というのでしゅね。
とっても読みやすく
繰り返し読んでも
飽きないものでした。

またまた読みたくなってきました。



2007年04月14日(土) ビデオ 香港映画 君さえいれば

以前安く購入しておいた
中古ビデオ
「君さえいれば」
He's a woman, She's a Man
金枝玉葉

監督:ピーター・チャン
製作:エリック・ツァン
脚本:ジェームズ・ユェン、チー・リー
撮影:ヘンリー・チャン
主題歌「追」作曲:ディック・リー

配役
サム:レスリー・チャン
ウィン:アニタ・ユン
ローズ:カリーナ・ラウ
1994年 香港 106分


を鑑賞。

サムとローズのカップルの間に
入り込んだ男装のウィン。

3人の不思議な生活。

香港を舞台にした
ロマンティック・コメディ。

いいでしゅ。

結局最後は
ローズはサムの元を去り
女性に戻ったウィンと
サムはめでたく結ばれるのでしゅが・・・

最後の最後まで
ウィンは男として行動するので
ウィンに心惹かれるサムは
自分がゲイではないかと
大いに悩んでしまい
とってもおかしいでしゅ。

男装のウィンを演じた
アニタ・ユンの中性的な魅力が
とってもすてきで
夢中で観てしまいました。

香港行きたいでしゅ。



2007年04月13日(金) ゆきやなぎれい詩 やなせ・たかし絵 うたをうたってあげたい

ゆきやなぎ れい 詩 
やなせ・たかし 絵 
うたをうたってあげたい
装丁:やなせ・たかし
サンリオ 
1978年 初版 1979年 4刷


を読了。

今混声合唱団コール・エッコで
ゆやなぎれい作詩
萩原英彦作曲の
混声合唱組曲「深き淵より」を
歌っているので
この曲の元となった詩画集
「うたをうたってあげたい」を
日本の古本屋のサイトから
見つけ出して購入。

ようやく読むにいたりました。

想い出にならない想い出
雪の音
夜ふけのコーヒーのかおり
いえすへの こうぎ
うたを うたって あげたい

の5曲は
いずれもこの詩画集から
採られていましゅ。

今「いえすへのこうぎ」を
練習していましゅが
この詩集の中では
異色の詩でしゅ。

「わたしは あなたに こうぎする
あなたの とくべき こと なすべき ことは
あなたは ひとりの おとめをこそ
だれよりも けんめいに あいして みせるべきでは なかったか」

と結ばれていましゅ。

この詩があるので
あるクリスチャン(カトリック)の団員は
歌いたくないといい
別のクリスチャン(プロテスタント)の団員は
この組曲を強く推しました。

ところで「ひとりのおとめ」とは
マグダラのマリアのことでしょうか?
誰か教えてください。

それはともかく
この詩画集
全編素敵な詩で
あふれていましゅ。

第3回「詩とメルヘン」賞を
受賞したゆきやなぎれいを
やなせ・たかしは手放しで
ほめちぎっていましゅ。

そして彼女の詩集の絵を
自ら描いていましゅ。

この詩画集を読める幸せ
かみしめていましゅ。



2007年04月12日(木) DVD バイエルン クライバー こうもり

DVD
ヨハン・シュトラウス2世作曲
喜歌劇「こうもり」

出演
ロザリンデ:パメラ・コバーン
アイゼンシュタイン:エバハルト・ヴェヒター
アデーレ:ジャネット・ペリー
ファルケ博士:ヴォルフガング・ブレンデル
フランク:ベンノ・クッシェ
オルロフスキー公爵:ブリギッテ・ファスベンダー
アルフレート:ヨーゼフ・ホプファーヴィーザー

指揮:カルロス・クライバー
演奏:バイエルン国立管弦楽団
合唱:バイエルン国立歌劇場合唱団
バレエ:バイエルン国立歌劇場バレエ
台本:カール・ハフナー、リヒャルト・ジュネ
監督:オットーシェンク
映像:ブライアン・ラージ
製作:1987年ユニテル ドイツ作品


を図書館から借りて鑑賞。

テレビ、ラジオ、CD、コンサートで
おなじみの序曲や数々の
アリア、合唱が次々に繰り出される
喜歌劇。

喜歌劇として全曲を
鑑賞するのは初めてでしゅ。

ロザリンデ、アデーレが
少しふけているのが
残念でしゅが
歌唱力は抜群でしゅ。

オルロフスキー公爵を演じた
メゾソプラノのファスベンダーも
男装が決まっているだけでなく
歌唱もなかなかでした。

ストーリーは
単なる大ドタバタ恋愛劇でしゅが
音楽のすばらしさで
155分を一気に魅せましゅ。

最後は夫の浮気がばれて
妻に許しを請い
妻(実は不倫をしていた)が
夫を許して
大団円という
フィガロの結婚の
アルマヴィーヴァ伯爵と
伯爵夫人ロジーナを
思わせる展開。

昼間のうんざりする仕事や
いやなことをすっかり忘れさせ
一時でしゅが
幸せな気分に
浸りきりました。

音楽の偉大さ
喜歌劇の力を
思い知りました。

このDVD値段はわかりませんが
買って手元においておきたい
DVDでしゅ。



2007年04月11日(水) 1814年 ベートーヴェン作曲 ピアノ三重奏曲「大公」初演

1814年4月11日
ベートーヴェン作曲 
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調作品97「大公」
ウィーンのホテル「ローマ皇帝」で初演。


この時のピアノは
ベートーヴェン自身が
弾いたとのことでしゅ。

そしてこの時の演奏が
ベートーヴェンの最後の
公開ピアノ演奏になった
ということでしゅ。

今まできちんと聴いたことが
ありませんでしたが
今回ながら聴きではなく
パソコンに向かって
じっくりと聴いてみました。

CDはずいぶん以前に買った
中古CDで演奏は
スーク・トリオによるものでしゅが
すばらしい曲でした。

40分近い大曲でしゅが
ちっとも長さを
感じさせません。

ピアノトリオといえば
シューベルトかモーツァルトの
聴きやすい曲ばかり
聴いてきましたが
この重厚で雄大な曲
まさにピアノトリオの
最高傑作かもしれません。

今まで聴かずにいたことを
後悔させられましゅ。



2007年04月09日(月) DVD 歌劇「3つのオレンジへの恋」

セルゲイ・プロコフィエフ作曲
歌劇「3つのオレンジへの恋」フランス語版全曲
仏語版台本:プロコフィエフ&ヴェラ・ジャナコプロス

配役
クラブの王:ガブリエル・バキエ
王子:ジャン=リュック・ヴィアラ
トルファルディーノ:ジョルジュ・ゴティエ
ニネッタ:カトリーヌ・デュボスク
料理女:ジュール・バスタン
クラリーチェ王女:エレーヌ・ペラガン
レアンドル:ヴァンサン・ル・テキシエ
ほか

合唱:リヨン歌劇場合唱団
合唱指揮:ドナルド・パルンボ
演奏:リヨン歌劇場管弦楽団
指揮:ケント・ナガノ
演出:ルイ・エルロ
美術:ジャック・ラップ
衣装:フェルディナンド・ブルーニ
収録監督:ジャン=フランソワ・ジュング
総監督:ジャン=ピエール・ブロスマン
1989年


のDVDを図書館で借りて鑑賞。

この歌劇については
管弦楽曲「3つのオレンジへの行進曲」
しか知りませんでした。

うつ病の王子が笑い出して
ちょっとした冒険の旅に出る
というなんだか分からないストーリーでしゅが
105分間
何となく観てしまいました。

音楽もそれほどおもしろいものでは
ありませんが
広いスタジオで
シンプルなセットを利用した
ステージ展開が
見物でした。

お伽話の世界なのに
衣装が現代風なのも
ややそぐわないものの
それはそれで良いのかもしれません。

心に残るアリアや合唱曲はなく
一度観ればしばらくは
もうういいやと
思われる作品でした。



2007年04月08日(日) 2007年 ふれあいコンサート 栃木一水会絵画展 わたしにも描けました展 第2回小学館アカデミー美術倶楽部宇都宮校作品展

2007年
ラ フォンテ ふれあいコンサート
花〜すべての人の心に花を〜
出演:音楽集団Andante
   田中結子ソプラノ
   篠崎佐和子ピアノ
   横山紀子ピアノ
会場:テプコ・ラ フォンテ宇都宮


東京電力の宣伝スポットでの
ミニコンサート

出演者は宇都宮短期大学音楽科の卒業生。

ソプラノの田中結子が素敵でした。
花〜すべての人の心に花を〜を
無伴奏で歌ったほか
エーデルワイスと
朧月夜を
ピアノ伴奏で歌いました。

伸びやかな声で
人をひきつける何かがありましゅ。

ほかに
一青 窈のハナミズキと
チャイコフスキーの花のワルツを
ピアノ連弾で
これもなかなかでした。

第3回栃木一水会絵画展
会場:栃木県総合文化センター第4ギャラリー

会期:4月6日〜12日

一水会は1936年有島生馬、安井曽太郎らによって
創設された西洋絵画の団体。

栃木の会員13人による
絵画展。

100号の大作が並ぶ錚々たるもの。
かなり見ごたえがありましゅ。

第16回キミ子方式宇都宮わたしにも描けました展
会場:栃木県総合文化センター第2ギャラリー

会期:4月6日〜8日

誰にでも描けるというキミ子方式
植物画を中心に
初心者の作品が並びましゅ。

初心者がよく観察して
丹念に描いていましゅ。

保育園児の作品もありましゅが
やはり大人の作品に
観るべきものがありましゅ。

第2回小学館アカデミー美術倶楽部宇都宮校作品展
会場:栃木県総合文化センター第4ギャラリーC

会期:4月5日〜8日

これまた大人のための絵画教室
絵を描き始めて2年目の人たちの作品。

稚拙な作品からなかなかの作品まで
力作が並びましゅ。

カミさんもわたしにも描けるかしらと
熱心に観覧しておりました。

音楽への誘い2007年スプリングコンサート
主催:宇都宮ピアノ研究会
会場:栃木県総合文化センターサブホール


無料のコンサートで
行ってみましたが
無料でなければちょっと
引いてしまうコンサートでした。

聴いてよかったのは
品田紀子演奏
シューマン:「子どもの情景」作品15

土山晶子演奏
ショパン:夜想曲 嬰ハ短調 遺作

大伍園子演奏
ショパン:バラード 第1番 作品23

期待していたピアノ連弾による
ビゼー:「アルルの女」第1組曲は
やかましいばかりで
期待はずれでした。

全体に衣装も地味で
華々しさに欠ける
ステージでした。

最後まで聴きたかったけれど
カミさんがもういいというので
最後の2曲は聴かずに退出し
宇都宮ララスクエアへ
カミさんへのバースデイプレゼント
フォークギターを買いに
行ったのでした。



2007年04月07日(土) 1805年 英雄交響曲 公開初演

1805年4月7日
ベートーヴェン作曲
交響曲第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」
ウィーンのアン・デア・ウィーン劇場にて
ベートーヴェン自身の指揮で公開初演。


この交響曲についてはいろいろ言われていましゅ。

初めナポレオンにささげるために
表紙に書かれていたものの
ナポレオンが自ら皇帝の位についたために
ベートーヴェンがナポレオンの
俗物根性に激怒し
ナポレオンの名を
「英雄」と書き直したとか
諸説ありましゅ。

ベートヴェンの作曲の経緯と
フランス、ヨーロッパ情勢
当時の時代と
興味は尽きません。

そのあたりの事情も面白いのでしゅが
この曲そのものも
そうした事情とは別に
すばらしい音楽に仕上がっていましゅ。

L.A.S.Ponder
以前はあまり好きな曲では
ありませんでしたが
段々聴きこむにつれて
好きになってきました。

というわけで
昨日は
ズデニェク・コシュラー指揮
スロヴァキア・フィルハーモニック管弦楽団の演奏
今日は
ユージン・オーマンディー指揮
フィラデルフィア管弦楽団の演奏の
CDを自動車の中でしゅが
鑑賞しました。

第1楽章の勇壮な出だし、
第4楽章の華々しいフィナーレ
好きでしゅ。

第2楽章の葬送行進曲
ナポレオンの末路を暗示しているかのようで
おもしろいでしゅ。

50分前後という長さも
飽きさせません。

実際の演奏会で
聴いてみたいでしゅ。



2007年04月06日(金) DVD ザルツブルク祝祭劇場2002年 トゥーランドット

DVD 
ジャコモ・プッチーニ作曲
歌劇「トゥーランドット」

台本:ジュゼッペ・アダーミ、レナート・シモーニ
ルチアーノ・ベリオ補筆完成版(2002年)
演出:デイヴィッド・パウントニー
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
合唱:ウィーン国立歌劇場合唱団
   テルツ少年合唱団
合唱指揮:ルーベルト・A・フーバー
衣装:マリー=ジャンヌ・レッカ
照明:ジャン・カルマン
装置:ヨハン・エンゲルス
ビデオ演出:ブライアン・ラージ

配役
トゥーランドット:ガブリエーレ・シュナウト
アルトゥム:ロバート・ティアー
ティムール:パータ・ブルチュラーゼ
カラフ:ヨハン・ボータ
リュー:クリスティーナ・ガイヤルド=トマス
ピン:ボアズ・ダニエル
パン:ヴィンチェンテ・オンブエナ
ポン:スティーヴ・ダヴィスリム
ザルツブルク祝祭劇場大ホール ライヴ収録
2002年


を図書館から借りて鑑賞。

衣装・装置が奇抜でしゅ。
ロボット風の役人・民衆は
面白いでしゅが
カラフ、トゥーランドット、ティムール、リューの
現代風の衣装はいただけません。

巨漢のカラフ王子
こわもてのトゥーランドット姫
可憐さの少し足りない奴隷リュー
いささか不似合いでしゅ。

しかし音楽はすばらしい。
プッチーニの遺作
未完成版でしゅが
現代作曲家ベリオの補筆完成版
よくできていましゅ。

音楽がすばらしく
装置も見事なので
あとは
こちらの想像力で
補えば
すばらしいオペラになりましゅ。

初めて鑑賞する
トゥーランドット
十分楽しめました。



2007年04月05日(木) 1803年 ベートーヴェン交響曲第2番 初演

1803年4月5日
ベートーヴェン作曲
交響曲第2番 ニ長調 作品36
ウィーンのアン・デア・ウィーン劇場で
ベートーヴェン自身の指揮により初演。


リヒノフスキー侯爵に献呈された。

この曲は
朝比奈隆指揮
大阪フィルハーモニー交響楽団の
CDでリハーサル風景と共に
聴いているのでしゅが
明るい曲というほか
特に強い印象は
残っていません。

1802年のハイリゲンシュタットの遺書の
あとに書かれた曲で
再起したルートヴィヒの
暖かい希望が
あふれていたような気がしましゅ。

朝比奈=大フィルのCDのほかにも
アンドレ・クリュイタンス指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の
CDもあるので
明日聴いてみることにしましゅ。



2007年04月04日(水) 2007年 現代スペイン絵画展 イングリット・フジ子・ヘミング版画展

2007年4月4日
歴史と伝統の流れを今日に
現代スペイン絵画展
〜スペイン大使館経済商務部後援〜
会場:宇都宮東武百貨店7階美術画廊

会期:4月4日〜10日

ちょっと時間ができたので
いつも東武デパート美術画廊へ。

名も知らぬ現代スペインの
画家たちの作品30数点を鑑賞。

取り立てて目を引くものはないものの
スペインの風景を描いた作品に
なぜか心惹かれる。

ゴヤの国スペイン
ベラスケスの国スペイン
エル・グレコの国スペイン
カルメンの国スペイン
フラメンコの国スペイン。

闘牛は御免だけれど
スペイン
行ってみたいでしゅ。

ついでに
イングリット・フジ子・ヘミング版画展
会場:宇都宮東武百貨店5階アートステーション

会期:4月4日〜17日
も鑑賞。

フジ子の版画以前にも
どこかで鑑賞したけれど
今回はさらに多数の版画を鑑賞。

猫の版画多数。
どれも似たり寄ったりの
感がなきにしもあらずでしゅが
それなりに楽しめましゅ。

結構たいそうな値段がついていて
驚きましゅ。
フジ子の作品でなければ
売れるかどうかわかりませんが
彼女の作品というだけで
買う人もいるのでしょう。

黒猫のどれもこれもが
なんとなく意地悪そうなのは
L.A.S.Ponderの
気のせいなのでしょうか。



2007年04月03日(火) ゆきやなぎ れい詩 やなせ・たかし絵 あなたへのひとりごと

ゆきやなぎ れい詩 
やなせ・たかし絵 
あなたへのひとりごと
サンリオ 1980年


を読了。

今年混声合唱団コール・エッコで
ゆきやなぎ れい 作詩
萩原英彦作曲
混声合唱組曲「深き淵より」
を歌うので
ゆきやなぎ れいについて
調べようとしたら
彼女が全盲に近い視覚障害者ということ以外
ほとんどわかりませんでした。

現在発売されている本は
無いようなので
日本の古本屋
のサイトを検索したところ
4冊だけ見つかったので
早速購入。

その一冊がこの
あなたへのひとりごと。

ほとんど全盲に近い少女から
ほとばしる言葉の数々。

新鮮でしゅ。
深き淵よりの歌詞からも
作詩者が視覚障害者であることが
うかがい知れましゅが
彼女の詩の中には
いろいろな色彩が出てきて
それがなかなか決まっていましゅ。

そして愛する人への
そこはかとなく熱い思い。

やなせ・たかしの絵とも
ぴったりマッチングしてましゅ。

79ページの短い詩画集。
あっというまに読み終えてしまいました。
なんだか切ないでしゅ。



2007年04月02日(月) 1800年 ベートーヴェン交響曲第1番 初演

1800年4月2日
ベートーヴェン作曲
交響曲第1番 ハ長調 作品21
ウィーンのブルク劇場で
ベートーヴェン自身の指揮で初演。


この日のコンサートでは
交響曲第1番のほか
ピアノ協奏曲第1番
七重奏曲
ハイドンとモーツァルトの
作品も演奏されたということでしゅ。

30歳になったルートヴィヒ
ピアニストとしては
すでに評価の高かった
彼でしゅが
いよいよ
満を持して
交響曲作曲家として
打って出たのでしゅ。

L.A.S.Ponder
この交響曲のCDは
1〜2枚持っており
何度か聴いているはずでしゅが
メロディーが思い浮かびません。

ベートーヴェンの交響曲の中でも
最も聴く機会の少ない曲でしゅが
CDを引っ張り出してきて
聴いてみることにしましゅ。



2007年04月01日(日) 2007年 清原ジュニアマーチングバンド 第4回定期演奏会

2007年4月1日
清原ジュニアマーチングバンド
第4回定期演奏会
会場:宇都宮市文化会館大ホール


を鑑賞。

この日独協医科大学管弦楽団の
演奏会とバッティングしたが
結局
自治医大構内の桜を愛でたあと
宇都宮へ。

久々の本格的マーチングバンドの
ステージ。

小中学生のステージとは思えない
練り上げられたステージワーク。

ブラス(金管)と打楽器のだけの演奏は
もうひとつのところで
感動するまでにはいたらないものの
全曲を暗譜し
舞台狭しと分列行進をする
子どもたちの姿に
来てよかったと思わせる
すばらしい展開。

かつてマーチングバンド王国といわれた
栃木県も今や息絶え絶え。

人口50万の宇都宮で
小中学生のマーチングバンドは
2つだけという惨状。

そんな中で孤軍奮闘する
清原ジュニア。

どうかマーチングの灯を
絶やさずにがんばって欲しい・・・


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