心の呟き
時乃流

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触れないようにお願いします。



 認めたくなかったこと

自分の心に負荷を掛けていた事。
真実から目を逸らしていた事。
彼女の存在がすでに無くなっているという事に
気付いていながら、それを認めたくなかった自分。
今日はっきりとその事実を突きつけられた時、
心が軽くなった。
約束を守れなかった自分を責めて、それで自分を
自分で追い込んでいたのだと気付く。

色んな事実を聞いたが、それでもやはり彼女を
忘れることは出来ないだろう。
いや、忘れたりはしない。
彼女は確かにこの世界に在ったのだから。

2002年02月27日(水)



 記憶…

そもそも彼女を不安定な存在にしてしまったのは『記憶』である。
ここではないどこか別の世界の記憶、それを僕は幾つも持っている。
彼女とは別の世界で出会っていた。
この世界で出会った時、彼女はその世界の『記憶』を忘れていた。
なんとも言えない懐かしさを覚えた僕は『記憶』の中にあった名前で彼女を呼ぼうとしたが、その場では止めておいた。その後、電話で話す機会を得、その時に彼女の名を呼んでみた。それがキッカケで彼女はその世界で過ごした記憶を思い出してしまった。そして彼女は僕に泣きながら必死に謝り続けた。
「お兄ちゃんは何にも悪くないの、私が悪いの」と。
別の世界の僕は、彼女が目の前で生き絶えるのを助けることが出来なかった。
その事について謝っていたのだ。
そして彼女の存在は不安定になっっていった。

以前の日記で多重人格と表記していたが、それは正確ではない。
実際のところ、彼女たちは一つの器(身体)に複数の魂が同居している状態なのだ。
だからここで書いている『存在』というのは『魂』を指している。
この先の日記では自分の体験してきた神霊関係のトラブルも記していこう。
彼女との関わりも、神霊関係のトラブルが発端なのだから……。

2002年02月25日(月)



 そういえば、

彼女について記していなかった事に気付く。
すでに文面から読み取っている人も居るとは思うが一応記しておこう。

彼女はいわゆる多重人格の娘。
主人格の娘は僕とは友人になる。
僕の恋人になっていたのは主人格の娘ではなく、他の人格の娘だ。
安定していた彼女を不安定な状態にしたのはおそらく僕。
そして不安栄だったが故に彼女は記憶を失ってしまった。
存在が居なくならなかっただけでも行幸だと思う。

まだ記していないことが多々あるが、おいおい記していこうと思う。


2002年02月24日(日)



 厳しいな

目を閉じても彼女のことばかり考えてしまい、
目が冴えてしまう。
心の許容範囲ギリギリまで来てると、身体が
震えてしまい余計に眠れない。
6時間後には仕事だというのに、このまま寝
ないで居るのはまずいな……。

他の妹にでも話を聞いてもらって、少し心を
落ち着かせてみるかな?
そうすると眠れるかもしれない。

2002年02月23日(土)



 一人

なまじ昨日妹と話をしていたせいか、
一人で居る寂しさを感じている。
楽しい一時の後は、こんなものなんだろう。

眠ろうと目を閉じると、彼女との記憶が次々と
思い浮かぶ。
やっぱり忘れるなんて僕には出来そうに無いよ……。



2002年02月22日(金)



 

と言っても血の繋がった妹ではない。
WEB上で知り合った女の子で、僕を「流にぃ」とか
「流にぃさま」と呼んでくれている。
昨夜から今朝にかけて、チャットと電話で僕の話を聞
いてくれたんだ。そして涙を流してくれた。
実は、僕は今回の事でまだ涙を流していない。
だから妹が電話の向こうで泣いている時にこう思ったんだ。
(ああ、この娘は未だ泣けずにいる僕の代わりに泣いてくれてるのかな?)
と。
僕はこの妹との絆を大事にして行きたいと心の底から思った。
彼女が苦しい時、支えてあげられる存在になりたいと。


2002年02月21日(木)



 何をしてても気分が晴れない

こんな気分の時は一人で居たくないけど、
側には誰も居ない……。
こんな時間で連絡取れる友人も無し……。

松岡英明のアルバム「EYES OF THE EINSTEIN ZOO」より
「KISS KISS」を聴きながら……

2002年02月19日(火)



 彼女からのメッセージ

彼女が記憶を無くす前に、彼女の母上に託し
ていた言葉があった。それを聞いた時、僕は
すごく悲しかた。

『嫌いになって憎んで何時か忘れて下さい』

彼女の母上がそして僕にこう言った。

『忘れなければもう貴方は後にも先にも進め
ないでしょう』

嫌いになれる訳が無い、ましてや憎める訳が
無い、だけど忘れなきゃいけない。

松岡英明のアルバム「EYES OF THE EINSTEIN ZOO」より
「すべてはきみの瞳の中に」を聴きながら……


2002年02月18日(月)



 全ての引き金を引いたのは僕

だとすれば、僕はもう彼女を求めるべきでは
ないのだろうか?
だけど、そこから逃げることは許されざる事。
もう一度『大好き』と言ってもらうだめに、
自分にできることをするだけ。
そう心が闇に囚われないように……。

2002年02月17日(日)



 失ったものは大きい……

彼女の記憶が無くなった。
僕への想いと共に……。
彼女が消えてしまうよりもマシだけど、
辛いことには違いない……。
ゼロから再び始めよう。
彼女のはまだこの世界に在るのだから。

2002年02月16日(土)



 なんか落ち着かない

彼女はいつまで存在できるんだろうなんて考える。
本当は毎日でも逢ってお喋りとかしたいんだけど
そうは行かないし、だからといって電話でのお喋
りも難しいんだよね。
実際、彼女と話したくて電話してても恋人でない
彼女と話をすることになる事が多いから……。
先程も電話があって、恋人ではない彼女と会話し
ていた。その会話の中で彼女が起きていられる時
間が多くなったと聞いた時、本当に嬉しかった。

明日一緒に居る間に、彼女が目を覚ましてくれる
といいな。


2002年02月15日(金)



 今日は暇してる

彼女からは何も連絡はない。
まあ16日に逢える予定だから、
その時を待つか。
だけど、彼女と逢えるとは限らないんだよな。

2002年02月14日(木)



 1月末の話

彼女の友人たちに面通しされる。
その時一緒に居たのは恋人ではない彼女。
その娘に普段呼ばれてる「流さん」ではなく本名
の方で呼ばれて微妙な気分だった。
友人の方々は「惚気話」を所望していたのだが、
その娘との間にはそんな話は存在しないので適当
にはぐらかしておいた。

恋人である彼女が目を覚ましたのは飲み屋を
出る少しばかり前。一緒に居られた時間は数十分
ほどだったけど、『逢えて嬉しかった』と言われ
たことが嬉しかった。


2002年02月12日(火)



 先日、元彼女から

『これからも仲の良い友達としてお付き合いしたい』
といった内容のメールが届いた。
僕自身はすでに元彼女に対しての恋愛感情はさっぱり
無くしているので、すでに友達であると認識していた。
そのことをメールで返信すると、『そ、そーなのか?』
などと驚いてた。そうでなければ、メールに返信した
りはしてない。

一時は確かに辛かったけど、今は別の娘と想いを育て
てる最中だし、彼女は彼女で付き合ってる男がいるの
で、下手に交友を切ってしまうよりも、友達として居
てあげても問題ないだろう。

2002年02月11日(月)



 新たに記し始める

以前使っていた無料日記CGIから乗り換えて最初の日記。

ずっと彼女の側に居た。
だけど彼女は出ては来なかった。
途中途中は目覚めていたらしいのだが……。

帰宅途中の電話で彼女と話をできたことは素直に嬉しかった。


2002年02月10日(日)
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