diary…?
さわね



 

esの次回企画用の台本を書き上げ、メール受け取りのメンバーに送付しました。

先々月にメロープラザで上演した短編の一本なのですが、ほとんど手を入れる予定はなく、先週の稽古でもそのように皆に伝えたのですが、ずいぶん変えてしまいました。
配役もほとんど変えないので、役者さんは「台詞覚えてるし良かったわぁ」って感じでしたので、今日の稽古で「は?」って感じにならないといいなぁと思っています。(笑)

以前の職場のときは、仕事前の一時間、モスバーガーで物を書くって決めて続けていたのですが、一年ちょっと前に来た今の職場ではいろいろ難しく、ほとんど物を書くことに時間を使えない日々でした。

それでも一念発起して、二ヶ月前から昼休みに近くのマクドナルドで物を書くようにしました。
仕事の間に何かするということに最初は気持ちも重かったのですが、やってみると、悪くありません。
頭の切り替えが思ったよりもすんなりできますし、終わりがはっきりしていて、集中できます。

この年齢でこんなことを書くのは恥ずかしいのですが、ここ暫く仕事でしんどいことが続いています。
ふさぎこんで、思い詰めもしました。

それでも、救われているのは、物を書くことであり、劇団であり、家族です。

不思議なもので、物書きを再開すると、脚本の使用依頼を続けていたいただり、奥本監督から「ピースの神様」のリメイクの話をいただいたり、動きが出てきました。

劇団では、マクドナルドで書いた新作のしっとりした作品を退屈だと言うことなく良い脚本だと言ってもらえ、喜劇作品は呆れながらもゲラゲラ笑ってもらえて。年齢背景違うメンバーたちがわいわいといつも賑やかで、それを見るのは気持ちがいい。

家に帰れば、もうすぐ六ヶ月を迎える息子は元気に笑い、泣き、離乳食をツバメの赤ちゃんみたいに食べて、パンパースを飛ぶように消費している。妻は初めての子育てに苦戦しているのに、いつも穏やかで、優しい。

なんだ、なんだ。大丈夫じゃないか、まだまだやれるって思います。

仕事ってやはり重いに決まってます。
素晴らしい人たちに囲まれて働けるなんて奇跡でしょう。

幸いうちの会社は必ず定期的に異動があります。
待つことが必要なときもあるかもしれません。

頑張ろう。

と、思ったよりも脚本を変えてしまったことを劇団メンバーに遠回りに謝ろうと思って書いていたのが、途中からずれてしまいました。
稽古場で謝るのはイヤなので、今日はやっぱりこちらも「は?」って感じで対応したいと思います。(笑)

2017年06月24日(土)
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