白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2006年10月31日(火) 20th Century Design History

 
 
 
先週末に買った本、
「20世紀 デザインヒストリー」を、
楽しく見ています。


1900年から2000年まで、
時代を代表するような、
あらゆる分野の「デザイン」を、
写真と文で編年順に、紹介した本で。


1900年 パリ万博、
1916年 Coca-Colaの瓶、
1925年 バウハウス、ライカ・モデルA、
1926年 Metropolis (映画)、
1935年 カッサンドルのポスター、等々、


これまで個々に目に入れた、
「あぁあれかあ」なデザインが、
ページを一枚めくるたび、
目を楽しませます。



個人的には「ユニバース」(書体)が、
ちらっと見たらあったのが、嬉しかったことです…




スタルクの椅子の掲載は、1984年。


まだ100ページも先ですが、
秋の夜長に少しずつ、
ちびりちびりと楽しんで、
味わいたい本です。

















 



2006年10月29日(日) ドー○で逢いましょう



 

↑この裏話はまたいずれ。

(肝心の、○○さんが、見えなくなりました…>Yさま)




 
10月も、気付けばもう、終わりになりますね。



ちょうど、今からひと月後、
20年来のファンでいる、
あるアーティストが来日し、コンサートがあります。


拙作中でも取り上げた、或る方なのですが…



先日ふっと、気付いたのは、
私はお話を書く時、
どんなにへたな文章でも、
誰か、既存の小説家の、
文章に似たりしないよう、
気を付けるのですが。


SSを書く、遥か前、
出会ったそちらのアーティストの、
色んな曲の影響を、
創作に、受けているのにはっと気付きました。

 
 
英語の曲でありますので、
文章や、語用自体は、似ていないのですが…



全体の、ざっくりした、運び方がどこか…




そうか、愛するこの方を、
お師匠さまにしていたかと、
その影響を自覚した、
今年の秋でした。







(当日、同じ会場に、
お出かけの方がいらしたら、
お会いはせずともご一緒に、
盛り上がりましょうね…!)

 









 

 




 
 



2006年10月24日(火) 「東京」





曽我部さんにゆかりの街、
シモキタの窓から――


   
前出のCD「東京」は、
かのアマゾンのレビューでは、
どんな、評判かと思い、
検索しましたら…


次から次へ、嬉しくなる、
レビューが画面に現れて、
「うん、ほんとにそうだよね」と、
じん…となりました。



レビューのタイトルだけ見ても、
他の方も、同じよう、
どんなに愛し、聴いたかが、心に伝わって。



「1996年最高のアルバム」
「涙が出ます。」
「金が無くても買うべき」



そして、とりわけに。


「落ち着きます…」のタイトルで、
静かに語っている方の、
優しい言葉の推薦に、ほんとうに共感…



もし、ご覧のどなたかが、
ふるさとから、上京し、
根っこをなくしてしまったような、
あの寂しさを知ったなら、
ただそっと、このアルバムを、贈りたいと思う。



きっと、私と同じよう、
この「東京」のジャケットで、
こぼれるように咲いている、
東京の、桜の花が、いとしくなってきて。


ふるさとを、好きなよう、
この街を、東京を、
好きに、なってきて。


少しずつ、根を張って、ゆけると思うから…












「東京」 収録曲



1. 東京

2. 恋におちたら

3. 会いたかった少女

4. もういいかい

5. あじさい

6. 青春狂走曲

7. 恋色の街角

8. 真赤な太陽

9. いろんなことに夢中になったり飽きたり

10. きれいだね

11. ダーリン

12. コーヒーと恋愛





















2006年10月23日(月) なめたけと卵もいけますよ

 
 
 
吹き当たる雨の冷たさに、
今日はキムチで何かをと、
お店に行ったらば…


いつものサイズ、500gの
パックが見事に完売で、
1キロサイズのバケツのような、
パックを買いました。

(持ち手が付いているのがまた、
バケツ感が漂い…)



私はお料理下手なので、
あまり書いてはいませんが、
下手ながら、意外なコンビを
見つけるのが好きで。


先日、小ネギと豚肉さん、
油揚げさんを炒めたら、
なんともこう、三位一体の
素敵なお味と食感で、
屋台のメニューも思わせる、
味わいににんまり。


次は、卵も入れようかと、
うきうきしています。(…)
 
 
 
 
 

  


 

 
 
 
 



2006年10月22日(日) 10年目の贈りもの

  
 
 
…と題された、
曽我部恵一の「東京コンサート」、
サニーデイ・サービス時代の名盤「東京」の、
全曲再演ライブCDを、
今、聴いています。



一曲ずつ、始まるたび、
涙がこみ上げて。


そして、涙ぐんだあとで、
幸せになります。



来る春も、来る春も、聴いてきた曲たち。


数え切れない、戻らない、
懐かしい日々が胸の中、
溢れ、止まりません…





10年前、「東京」に会え、
ほんとうによかった。



曽我部さん、ありがとう。
10年前に、これを出し、
今も、歌ってくれていて、ほんとにありがとう。




その頃も、この今も、
私はあなたの居る世代が、
やっぱり大好きだ。



私がいつも、友雅や、翡翠を書く時は。


憧れの、あなたの世代をえがいているんだよ。


















 



2006年10月19日(木) メルフォ不具合のお詫び(19日拝領分につき)






飲むか、見ているか。

それが、問題だ…





○メルフォ不具合のお詫び (19日1時台拝領分につき) 

(*19日2時台のF様よりのメッセージは拝受できております)

> 10/19 午前1時台に、メルフォよりメッセージをお送りくださった貴方様へ

こんばんは、貴方様^^
拙宅へメッセージをお送りいただきましてありがとうございます。
実は、お詫びなのですが、
お送りくださったメッセージが、
うちのメルフォの不具合で、化け文字に変換されておりました…(涙)


こちらの不具合により、
せっかくお時間を取ってお贈りくださったお言葉を、
ふいにいたしまして、本当に申し訳ございません…


もし、お手元にお送りくださった元の、
メッセージがございましたなら、
また、ご迷惑でなければで結構ですので、
よろしければ、
  (☆→@)まで、
ご再送いただけますでしょうか…


または、匿名でお寄せくださった方で
いらっしゃいましたなら、
下の「webclap」ボタンを押していただくと、
「ひとこと欄」が下に現れますので、
よろしければ、こちらよりご再送くださいませ…





いつでもお手すきのときに、
また、お気が向かれたらで結構ですので、
あれでしたら、お気になさらないでくださいね。


ふつつかなサイト管理人でございますが、
また、機会がございましたなら、
お気軽にどうぞ、お声をお聞かせくださいませ^^
 
  
 


 


 








 



2006年10月17日(火) ネクタイから機体まで

 


 

晩夏の頃、カフェで見つけた
こちらのフライヤー。

あまりにかっこよかったので、
持ち帰り、中を見て、この人かと納得…。


 

ロボット・デザイナーにして、
スターフライヤーの黒い機体を創り、
ネクタイのデザインも手がけちゃう、
マルチな人、松井龍哉の
言葉が面白い。




「黒い飛行機はこれまで存在しなかったですね。
(略)
見分けやすいというのは、公共の交通機関として
大事な要素です。

そして空港には様々な光が
反射していますので、
光の反射を得た黒なら
独特な個性と美しさを
発揮するのではと思いました。

僕は普段、黒いスーツやネクタイを好みます。
黒は何者にも染まらない、非常に独創的なのに、
謙虚さもある色です。
自分の仕事はそうありたいという希望もあるかもしれないですね。
(略)

僕たちはベーシックなデザインを作って、
使う人がそれぞれに、
思い出という記憶や色をつけていってほしいと考えています。」


(giraffeフライヤーより)




ネクタイブランド「giraffe」のサイトの、
「about giraffe」に掲載の、
詩文のようなコンセプトも、
読むと、やられます。


(giraffe: http://giraffe-tie.com/)



















2006年10月16日(月) 「ボスの日」にちなんで…

 

 
「ボスの日」にちなみ、
ちょい恥ずかしい、萌え話をひとつ。



先月のCEO(パラレル編(?))で、
鷹通が今、仕えるボスは、
心の広い、あの人がいいなと考えていました。



リズヴァーン先生。




静かな存在感ながら、
圧倒的なカリスマで、
部下を魅了し、数字を右肩上がりにする先生…




出向中の役員ながら
(会社はやはり外資系)、
ファー○トリテーリングの柳○氏にも、
負けない「時の人」。



けれど、そういう人ながら、
彼は、誰にも隔てなく、
フェアで、あたたかで。



んでもって、鷹通の、
生真面目さ、無器用さを、
理解して、そっと優しく見守る人なのです。





上司として、部下として、
二人が話す風景は、
それだけで、あたたかで、
好みでありますが…



リズ先生が、鷹通に、
密かに恋をしちゃっても、
それはそれで、かわいいなぁと打ち明けて逃げます。

 
 
 
 










 

 


 



2006年10月13日(金) おいしいコーヒーの飲み方

 




(…昔に読んだ、文庫の題を、もじってみたりして…。)





例えば写真の場所のよう、
季節の風が、吹く店で、
ちょっと、背伸びな本を開け、
飲むのもいいですが。



男女を問わず、好きな人と、
時間も忘れ、おしゃべりし、
飲むコーヒーは、最高の、
フレーバーであります。
 




 
 
 
 

 

 
 
 
 



2006年10月11日(水) オルセー美術館展

 
 

先日、神戸で開催中の、
「オルセー美術館展」を、
観てまいりました。



大好きな画家、ベルト・モリゾを、
マネがえがいた絵を前に、
近づいたり、離れたり、
ゆっくり見ていたら。


見るほどに、画面の中の、
さまざまな美に気がついて、
いつか、ほとんど涙さえ、
浮べておりました。




展覧会は、この冬に、
都美術館にも来ますので、
また冬に、逢えるのが、うれしく楽しみです。










(サイトカラーも美しい、
「オルセー美術館展」公式サイトは、
こちらになります → http://www.orsay3.com/ )

 



















2006年10月10日(火) CEOを機としたとても幸せなお知らせ



こんばんは。日があきまして、申し訳ございません…



今日は、嬉しいお知らせを、
とても幸せなお知らせを、
うきうきと、お伝えさせてくださいませ…



過日、私の憧れの、
地白虎サイトの作家様が、
拙作「CEO」に寄せ、
切なく素敵なお話を、
その作家様のサイトでお贈りくださいました。



きっかけとなった一編は、
先に、日記に上げました、
『前略 CEO殿』 (もうひとつのその後;
9月17日付け)で、あったのですが。


ご覧くださったその方が、
ご自身は、ノーマルカプの、
大人気作家様でいらっしゃるのに、
それには何もこだわらず、
彼ら二人を想ってくださり、
友鷹のお話を綴ってくださったのです…。



自分があの日、書きましたのは、
鷹通サイドの小さなシーンでございましたが。


その、素敵な作家様は、
それとは別のある視点で、
より優しく、
より切なく、
そして、より深く。


胸が、打たれるお話を、
二人の大事な風景を、
もったいなくも、そっとお綴りくださったのです。




その方は、本当に、
ゆかしい方でいらっしゃり、
ご自身のファンの皆様へは、
そのお話が友鷹で、
自分へお贈りくださったのは、
それとはわからないように、
伏せてくださって。


でも、素敵なお話が、
それではあまりにもったいなく、
私が無理にお願いし、
せめて拙宅をご存知で、
お運びくださっている皆様に、
そちらをぜひ、ご紹介を、させてくださいと…



そのように、お願いし、
とても優しく、ご許可を先月頂戴したのです。



どうぞ、
私がそうですよう、
ノーマルカプのサイト様へも、
普段通っていらっしゃいます神子様方にも。


また、普段はご覧ではない、
神子様方にも。



お気が、向かわれましたなら、
私がとても敬愛する、
その作家様のお宅をぜひ、
お訪ねくださいませ。



そして、賜ったお話はもちろん、
その方がお心細やかに、
とても優しく創られている、
読めば一読、ファンになる、
素敵なお話を。


心がそらに浮くような、
魔力さえ匂う文章を、
どうぞぜひ、何時間でも、ご堪能ください――



素敵な素敵なwebmaster様: キンカン様

キンカン様のサイト:
『ときの彼方』 http://www9.ocn.ne.jp/~faraway/

(「遙かなる時空の中でシリーズ」地白虎×神子サイト様で、
(友雅×あかね、翡翠×花梨)を現在メインに扱っておられます。)


CEOへ寄せたお話を書いてくださいましたブログ
(上のサイト様のdiaryです):
『紡ぎ唄』 http://kinkan2.blog60.fc2.com/

(2006/09/26付け、『突発オマージュ』の記事に、
あたたかで切ない一編を書いて下さっています。)






キンカン様、このたびは本当にありがとうございます。

そして、いつもあたたかな、
お心遣いを本当に、ありがとうございます。



キンカン様のような方に、
カップリングの隔てなく、
こんなにも受け止めていただけて、
私はなんて幸せだと、
いつも、思います。



キンカン様のお書きになる、
地白虎さんsの魅力に、
そのお話のぬくもりに、
そして、こちらも大好きな、
素敵な日々のお話に、
これからも、うきうきひたらせてやってくださいませ。





















2006年10月04日(水) メッセージ御礼

 
 
 
○あたたかいお言葉を賜りましてありがとうございます

(異国最新話の件に触れますため、
未読の方は、よろしければ、
そちらをご高覧の上、
以下のレスをご覧いただけましたら幸いです。)


> 28日に、匿名で優しいお言葉を掛けて下さった貴女様へ

こんばんは、貴女様^^
嬉しいお言葉を頂きながら、御礼が遅くなりまして本当に申し訳ございません…
先には、早速のご覧を頂き、
また優しいお言葉を賜りまして、ありがとうございました。


> 先程、久々に異国の彼に出会いました。

あぁ、本当に久々の更新となり、申し訳ございません…

ですのに、更新後すぐ、お読みくださり、
彼らに会ってくださいまして、深謝いたします。


更新のほうは、ご覧のとおり、久方振りでありましたが、
自分自身はその間も、
毎日異国のいずれかの、
草稿中の話に向かい、
「これではだめ、出せない」と、
ダメ出しをしてはファイルを閉じる、
そういう日々を送っており、
彼らとご無沙汰することは、ありませんでした。


更新までは、もう連日、
なんて自分は、書くことに、向いてないのだろう…
ただ一話に、いったいどれだけ、掛かっているのだろう…と、
自分のおつむの不出来さに、
打ちのめされる日々ですが、
けれど、時間が掛かっても、
終わりがないよう思えても、
そういう日々も本当は、ちっとも苦ではなく。

「彼らを書けて幸せ〜…

ダメ出しばかりの日々だけど、
この自分さえあきらめなければ、
いつかはこれも上げられる。
そして、この先も…」


そういう風に幸せに、
苦しんでおります(笑)。



そんなこんなでやっとこと出した、
力不足で下手ながら、
愛情をこめたものでしたので、
優しいお言葉で貴女様に、
こうして受け止めていただけて、
本当に、本当に、嬉しかったです。


> まだ何も見えなくて

そうかも知れません。

起こることは決まっていて、
今回のこともそれらのひとつで
あったのですけれど。

「じゃあ、それについてどう出るか?」
そこのところはその場でないと、
自分にも、見えず…


けれど、そうして見えないから、
見えない先を知りたくて、
何年間でも飽きもせず、
書き綴れるのでしょう。



> 新たな光が差し込むことを祈っています。


彼らに優しいお言葉を、ありがとうございます。


この世に悲しみがなかったら、
幸せというものも、
人はまた知らなかっただろう。


そんな、言葉がありましたが、
異国の中の人々は、
闇の暗さを知る人だから、
いつかもし、それぞれの、
光を見つけられたなら、
それは、どんなに嬉しいものであろうと思います。


この今望む光には、
例えば辿り着けなくても、
今の、彼らの経験が、
いつかの光の糧になる、
そういう風であったらと、
いつも、願います。


> 呼吸のひとつひとつが


大変もったいないお言葉、ありがとうございます。


詩の中にある、
時間の流れ、語りの速さが好きなので、
それに、近づけられたらと、願い、書いています。


学生時代、ディベートでは、
8分、4分と限られた中、
相手の議論に反駁し、
自分の議論を立ててゆく、
そういうことをしましたが、
手持ちの時間が短いため、
つい早口になってゆき、
言葉がジャッジの耳をすべる、
失敗もしました。


必要なのは、速さでなく、
言葉を削り、なおかつ意図を、
クリアにすることだったのに、
当時は頭で分かっていても、
全然できなくて。


詩に、あの頃目覚めていたら、
ほんの少しはディベートに、
生かせていたかもと…


拙い話を書きながら、思い出しています^^




> 少し暑さが盛り返してはきていますが、朝晩は涼しいですね。


お言葉を頂いた頃より、
少しのまにも、確実に、季節が動いています。


三日前、実はこの秋、お初の熱を出しまして、
ああ、風の季節はまた、風邪の季節じゃと…


医者の友雅先生を、思い出しました。(…)



貴女様にも、お体のほう、いかがでいらっしゃいますか。

雨も冷たいことですので、
どうぞ夜はぬくぬくにして、ご自愛くださいね。


あたたかいお言葉、お心遣い、
とても嬉しかったです。

優しい貴女様にとり、あたたかい「素敵」がいっぱいの、秋でありますよう。
















 
 


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