白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2006年01月30日(月) 試訳・梅の歌 (歴代地白虎風)

  
井上さんに詠んで欲しい友則萌え歌二首。


君ならで誰にか見せむ梅の花
色をも香をも知る人ぞ知る



超意訳:

君でない、一体誰にこの梅を見せようか。

この色も香も、本当にわかるのは君だけなのだよ…



「我が宿の梅が咲いたよ」、なんて云い、
友雅か翡翠にぜひ天白虎に贈って欲しい歌です。


もう一首。ねやの歌。(え?)


よひよひにぬぎてわがぬるかり衣
かけておもはぬ時のまもなし



超意訳:

夜毎に脱いでは衣桁に掛けて寝る狩衣のように。

君に思いを掛けないときは片時もないのだよ…



ちなみに、「衣桁」を「体」と解釈しているものもまれにあり、
そうなるともっとえっちです(↓)

超意訳:

夜毎に脱いでは身に掛けて寝る狩衣のように。

君に思いを掛けないときは片時もないのだよ…



ちなみに上の歌、友則集では

宵宵におきて別るる唐衣
かけて思はぬときの間ぞなき


となっています。

ちょっとの差ではありますが、よりフェロモン度が高いのは先の
古今集版かなあと思います。


そして梅といえば思い出す3の景時さん。

彼なら同じ友則でもこの歌がいいかなあと思います。


雪ふれば木ごとに花ぞ咲きにける
いづれを梅とわきて折らまし



超意訳:

わぁ〜!

雪が降ったから、どの木にも花が咲いたように見えるね!

どれが本当の白梅かな〜。

区別して折るのがたいへんだね〜。



…なんて(笑)


なお、上の「木ごと」は「木毎」で、二字足すと「梅」になります。

もとは漢詩の技法のようですが、
王朝びとの遊びは本当に心ニクイですねえ。
 
 
 
 
 



2006年01月29日(日) 人柄(印象)バトン

 
昨年頂いておりました、
「人柄(印象)バトン」にうきうき回答させていただきますv
 

■回してくれた方に対しての印象をドゾ☆

一ノ瀬紗玖夜さま

天白虎さん達さながらに、
本当にお美しい紗玖夜さんは、
無条件に可愛い方、いとおしい方でいらっしゃいます。

将来のこと、ご友人のこと、恋愛のこと、作品のこと、
ありとあらゆることにいつも本当に真摯でいらっしゃるので、
遠くから「がんばってがんばって」とこの方の幸せを願わずにいられない、
そんな関わる誰からも愛され、大切にされる方でいらっしゃると思います。

紗玖夜さんご自身が、いつも周りの方を愛され大切になさっていらっしゃるように。

 
■周りから見た自分はどんな子だと思われていますか?5つ述べてください。

1.何でもない顔をして歩いているので一見気づかないが、
よく見るといつも失敗ばかりしている。

…実は昨日、喫茶店でうっかりカップを落として
割ってしまいました……

その店を出たあと、別のある店の軒先で、
木瓜(ぼけ)の花が赤く愛らしく花咲いているのを見、
同じぼけでもなんという差だろうとわが身を振り返り思いました……
(本当にごめんなさい某店さま…)


2.うけねらい。

話していて間(ま)があくと、
「お前、また今しょうもないこと言おうと考えてたやろ…」
と言われます。


…ばれたか……


(…そしてごめんなさい。5つ浮かびませんでした……)


■自分の好きな人間性について、5つ述べてください。
 
 
1.心で接してくれる人に、心でこたえられる方。

2.陰をきちんと見ながらも、光の嬉しさだけをひとには語ろうとする方。

3.いつもアンテナを張り、新しいよいものを吸収なさる方。

(それにより今知っているよいものを一層知ろうとなさる方。

また、すでに持っているよいものを一層伸ばそうとなさる方。)

4.一番苦しいとき、そこから逃げず、ふんばって耐える方。

5.良いことも、悪いことも、自分自身の行いのせいと考えられる方。



■では反対に嫌いなタイプは? 5つ述べてください。


「そんな欠点は小さなこと」、と思える素敵な長所を、
きっと誰もが持っているのだろうと思います。

その、きらきら光る長所をたまたま自分が見つけられないとき、
苦手のように思ってしまうのかも知れません。


■自分がこうなりたいと思う理想像とかありますか?

 
茨木のり子先生
丹生谷真美先生


■自分のことを慕ってくれる人に叫んでください。



……い、いらっしゃるのだろうか……

もしもそのような方がいらっしゃいましたら、
貴女様をできればあまりいつも、
がっかりさせない自分になりたいと願わずにおられません……


■そんな大好きな人にバトンタッチ15名!(印象付で)
 
おお!15名!
大好きな方、いっぱいいらっしゃるのですが、
時期が遅くなってしまいましたので…

ぜひ、お会いできた際には大好きーとぎゅむぎゅむさせてやってくださいv


殿方にも女性方にもモテモテでいらっしゃる、
優しい素敵な紗玖夜さんv
貴女様にバトンをいただけてとても嬉しく幸せでした。

紗玖夜さんの日々が、
どうか笑顔と幸せに満ちたものでありますよう。
 
 
 

 
 



2006年01月28日(土) メッセージ御礼(小ネタ付き)

 
先の「ふぃさかたの」の日記に、
とっても楽しい素敵なお言葉を頂戴しましたv

以下、御礼と小ネタですv


> 1/28 21時台に日記「ふぃさかたの」にお言葉をくださった貴女様v

こんばんは、貴女様v
立春は近づいておりますが、冷え込む日々ですね。
お寒い中、拙宅にいらしてくださりありがとうございますv

さて、先の「ふぃさかたの」の日記では、
『「柔らかくて綺麗な音だなぁ〜」とほっこり』してくださったとのことv 私も、
本でこの読みを知ったとき、ふわあんほわあんゆたあんと、
春を先取りできたような幸せな気持ちになりました。

貴女様にも和んでいただけたようで、とても嬉しかったですv

そして、
『ならば翡翠は「ふぃすい」と発音するのだなと思い、
そう発音する某検非違使別当殿が頭に浮かんで楽しかったですv』

こちらの素晴らしすぎますお言葉に、
こちらこそ一読、爆笑させていただきました…!



「お待ちなさい!!ふぃすい〜!!


ふぃすい〜〜〜〜!!」



――。

…待っちゃうもう!あなたに捕まっちゃう!


なんてかわいい追捕の様子であるでしょう…!v


さらば追われる立場のふぃすい氏も、


「ふぁふぁ、幸鷹殿。

私を捕まえられるかな?」


なんて好々爺のよう、笑って幸鷹を挑発するのですね!


ううん想像するたび「うくく」と微笑って幸せになれそうですv


とても楽しいお言葉で和ませていただきありがとうございましたvv
 
 
 
 
 



2006年01月27日(金) ふぃさかたの

 
先の友則の歌、「は音」の頭韻が美しい

ひさかたの光のどけき春の日に
しづ心なく花のちるらむ


は、詠まれたその時代、

「ふぃさかたのふぃかりのどけきふぁるのふぃに
しづこころなくふぁなのちるらむ」


『あなたが花になる美しい日本語』 p100 丹生谷真美 p/b主婦と生活社)

のよう、「は音」の部分が「f音」で発音されていたそうです。

桜がはらはらと舞い散るそのさまが、
いっそう柔らかに優しいイメージとなって浮かびます。


上掲の本の筆者、丹生谷先生(とお呼びしたい方)はまた、

「今、活字で書かれたこの歌を目にするだけでも、
心が穏やかになります。
水が低きに流れ、器にかたちを沿わせるように、
素直な自分に帰りつかせてくれる言葉。
「光のどけき春の日」は私にとって美しい日本語の原点です。」

のように仰っておられます。


友則の歌には「萌えのときめき」から入った自分でありますが、
それでも春が近づけば近頃は、
この歌をそっと心で口ずさまずにはいられない、
そんなひそやかな楽しみを自分の生活に
引き寄せられたのは、
これは幸せなことだったなあと思います。
 
 
なお、「は音」は「f音」の前には、
「ぱ音」であったともいいます。


ぷじわらのたかみち


のよう?



なんだか頭を撫でてあげたい可愛さでございます。


 
 
 
 



2006年01月26日(木) かの店の




画像が大変ぼけぼけしまして申し訳ございません。
家族の誕生日祝いに、ベル○メールでチョコケーキを買いました。

名前は……ええと、難しくて忘れたのですが(…;)、
さすがはチョコ専門店のチョコケーキ、外の薄板チョコも、
中のムースも大変おいしゅうございました。

チョコケーキというと、自由が丘にパティスリーパリセヴェイユという
ケーキ屋さんがありまして、三年前はそちらでクリスマスチョコケーキを購入したのですが、
そちらのチョコケーキも、「なにこれ。…なにこれ!!??」と
口に運んだフォークも止まってしまう美味しさでございました。
 
ううん今年のバレンタインはどうしよう…
舌の記憶と相談してみる一月末でした。

 
  
 



2006年01月25日(水) かわらけに恋歌 (『芸術新潮』感想)

        
今月の「芸術新潮」の特集、「古今和歌集1100年 ひらがなの謎を解く」が、
大変ヒットで萌え沢山。

65ページにも及ぶ特集の、ようやく半分を読んだまでですが、

・内裏を守る左兵衛府の跡地で、
内側に恋歌の書かれた土器が出土したが、
杯の内側に歌を書くことは、
心情を内に秘めていますよ、という意味であったこと

・遣唐使が廃されたから、国風文化が栄えたのではなく。
ひらがなで和歌や和文を記す目処が立ったから、
遣唐使が廃止されたこと

等々。

昔覚えた知識が刷新され、
持っていた言葉の疑問が解消され、
そしてもし自分が京ものの二次創作書きなら、
この特集をもとに色々短編を書いてみたくなるような、
萌えられる小話があちらこちらに散らされておりました。

また、数年来ひっそり萌えている、
古今和歌集の編集委員の二人、
紀貫之といとこの紀友則(「ひさかたの 光のどけき」の人。三十六歌仙。)の、
深夜の編集作業のひとこまも紹介され、
恐れ多くもまたも彼ら二人への熱が燃え上がりました。

(私が彼ら二人にはまったきっかけは、
『絢爛たる暗号―百人一首の謎を解く』
『『古今和歌集』の謎を解く』の二書でした。

これら二書により、紀貫之が十ほど年上の友則を、
どれほど敬い慕い想いの証を後世に残したのか。

それを知ることになり、遙か昔の教科書上の人物が、
血肉の通う、温かい存在へと変わったのでした。


なお、遙かのコミックスのあれは二巻であったでしょうか。
友則のある美しい歌が、左四分の一スペースの友雅欄に
載っております。
大好きな歌です。ご興味があればちょっとお暇なときに
覗いてみてください。)
 
  
 



2006年01月24日(火) 生○の鷹通さん (La○a感想)

    
今月号の鷹通は、まるで生保会社の優秀な営業の方のよう…(笑)

おっとり柔らかな物腰と語りで顧客の警戒心を解き。

過去データに基づくコンサルティングで相手を説得し。

プロのトリッキーな話術も取り入れて、
気づけば大事な判子入れのふたを開けさせてしまっている……

神子ちゃん、契約書類はとっくと検分しましょうねv



2006年01月23日(月) うきうき譲バトン

La○aひとこと所感(24日夜追記)。


いとしの鷹通が金太郎飴状態にv
もうなめつくしております。
口のまわりがべたべたです。
水○先生ありがとう…!!




お元気ですか?
今日は、昨年頂戴しておりました、譲バトンにうきうき回答させていただきますv


■譲に感じる(または譲で目覚めた)萌え属性を正直に告白せよ


欲求不満属性。


景時さんの場合は欲求放棄属性に萌えます。


■譲の萌え衣装を答えよ(着て欲しい服とか)


ぜひ着て欲しい、新選組隊士隊服。


譲くんが新選組に居たならば。
きっと源さんのごとくみんなの世話を焼いているでしょう。

景時さんは血まみれの(号泣)隊士服を洗っているでしょう。

そんな怖い組を取り仕切る鬼副長には泰衡さんを希望。
(→土方歳三の位置。)

そして銀には沖田かお庭番をやらせたいなと思います。


なお、京都守護職・松平容保公は、経正兄上で。

坂本竜馬は将臣で。


……ううん「遙かなる時○の中で10」ぐらいで見てみたいものです。


(個人的に泰衡が文机に向かい眉間に皺寄せ句をひねっていたら
むっちゃかわいいと思います。
いかなる名句ができるやら!)


■譲の萌え小道具を答えよ(持って欲しいものとか)


味もそっけもない優等生シャープペンシル。

を、先輩を想い、ため息をつき、浪○回しして欲しい。

(※この時期にご法度な言葉を申し訳ございません。。)


■譲の萌え仕種を答えよ


ゲームの、両手をバン!!なあれ。

あと想像ですが、眼鏡を外し、丁寧に拭く図などは、
かわいかろうと思います。


■譲との萌えシチュエーションを答えよ


芋の皮を一緒にむきながら世間話したいです。


桂子「ねえ最近、先輩が先輩がってあんまり言わなくなったよねえ」

譲「…え、そんなことないですよ…?」

桂子「そんなことあるよー。このごろはいつもあの人のほうを
譲くん、目で追ってるもんねー」

譲「…ちょっと待ってくださいよ桂子さん。
あの人ってどの人です?
俺は別に誰も…」


いじめてかわいがる喜び。私は弟持ち。


■譲バトンを回す人(居なければ遠くに放り投げてください)


ううんお聞きしたい方はいらっしゃるのですが、
とてもお忙しそう…
しゅみません;;、三日神棚に飾った上、
タンスに家宝として大事にしまわせていただきますね。

上をご覧いただきましたよう、
もうそれは楽しく(笑)、ノリノリで答えさせていただきました。
お世話になっております某さま、楽しいバトンをくださいましてありがとうございましたvv
 
 
 



2006年01月21日(土) 著作権は難しいですね


こんばんは。昨夜、少し雑記を上げていたのですが、
引用方法があっているかちょっとあいまいなため、
一度下げさせていただきました。
お詫びまで…

(ううん本のかたちでないものって、どのように表記したら
あっているのかな…)
 

 



2006年01月20日(金) 幸鷹殿と私(1) (お祝いにかえて)

 
追記:勇気を出してウルトラバイオレンスSF・『時○じかけのオレ○ジ』を観ました。
5分で電源を切りかけたほど怖かったですが、
うおおおさすがは『200○年宇宙の旅』の監督!
30年前に今の世界の先を行ってます。天才!!!

(ところでイギリス英語の下降調の「イエス、サー」っていつも
ゾクゾクいたします。上下(関係)萌えツボにヒットなのかしら。) 




幸ちゃんお誕生日おめでとう!(ございました!)

ということで、
今年は白虎のみなさんに彼の印象を語ってもらおうと思います。
(全員は無理そうなのですが…)

まずは鷹通さんから。どうぞー。








…幸鷹殿の印象…ですか?

そうですね、とても尊敬をできる方だと。


今の私では到底背負えない、
大きなもの、
大切なものをあの方は引き受けておられる。

迷える幾千の凡夫を束ねられ、
明るいほうへ、正しいほうへ、導く光を。


強い輝きをお心のうちにあの方は持っておられる。



そんなあの方であるのに。


対の翡翠殿へは人らしいさまざまなお顔をお見せに…



…いえ、何もありません。


よく、ご存知のはずでしょう?



そんな一面も含めあの方をとても好きでいますよ。




ええ、神子殿と同じに。



                     
                     」

 



2006年01月19日(木) 映画バトンその3

 
映画バトンのラストラン、行かせていただきますv
 

4)よく観る、または特別思い入れのある映画5本(続き)

2.『スティング』

いわゆるコン・ゲームものにして娯楽映画の傑作。
というか大傑作。
昔の映画のため、ビデオを借りて家で観たのですが…
観終わったとき、テレビに向かってスタンディング・オベーションでした。

三谷幸喜氏のファンの方はこれはおツボに
はまるかも知れません。

(…本作で、天真や勝真のごとき可愛いさであったロバート・レッドフォードも、
素敵なおじさまになりました〜。)


3.『恋人たちのディスタンス(原題“Before Sunrise”)』

大好きなこの映画の続編を、九年後の去年観られたときの
幸せと言ったら…(涙)

続編の舞台となったパリの某書店に行き、
しおりに記念スタンプを押してもらった恥ずかしい
わたしでありました…(笑)
 
 
なお4位以下、決められませんでした。
しゅ、しゅみません〜;;

(…衝撃の映画、とかテーマを絞ると選べるのですが…
>『カ○コーの巣の上で』、『突然炎のごとく』、『モーリス』、
『めまい』などなど…)


ちなみに番外。

「買ったり録ったまま長く置いてしまっている映画DVD;」は、

『時計じかけのオレ○ジ』と『死刑台のエレベ○ター』です。


ううんタイトルからしてドキドキ。
勇気が出たら観てみます…
 
 
5)バトンをわたす5人

うう、これはあの方この方にお回ししたかったあああ(涙)
ですが握りすぎてバトンは気化。
インビジブルになっております(…)
い、いつもすみません…><

回してくださった某さまv
とてもとても楽しかったですv
素敵な機会をくださいましてありがとうございました…!!
 
 
 



2006年01月18日(水) 数日振りですね

 
こんばんは。数日ネット落ちいたしまして申し訳ございません。
熱は下がりましたが別件で(笑)ちょことやまいだれで
おりました。

先日お医者様にゆき、様子を見ましょうとのお言葉を
いただき、いますぐにどうのという状態ではないそうなので
とりあえずほっとしたのですが、
もしまた、数日など落ちることがあったら、
ああ、大事をとってゆっくり休んでいるのだなあとぐらいに
思ってやってくださいませ…


さて、一月も半ばを過ぎ、ようやく通常の更新が
かないました。
あわせて、ちょこっとした更新のほうもかけております。
 

昨年は、更新の数の面で静の年であったので、
今年はもう少し動な感じでゆきたいなあと思います。
こう、覗いていただく甲斐のあるサイトにできたらと…


がんばりますので、今年もお付き合いいただけたら幸せです。
どうぞよろしくお願いいたします。

バトンの続き、幸ちゃんへの思いはまたあらためて。
幸ちゃん、愛してるv
 
 
 
 



2006年01月12日(木) 映画バトンその2

 
映画バトンの続き、まいりますv

3)最後に買ったDVD

映画バトン…なのでこちらは映画限定なのかにゃ?

映画では「ラブストーリー」、大好きな韓国映画です。
初めて日比谷の映画館でこれを観た夜。
泣き過ぎて顔がぐちゃぐちゃになり(笑)、
下を向いたままたたーっと地下鉄の入り口に走った記憶が。


映画に限定しないなら、
「遙かなる時空の中で ~八葉抄~ 心の行方 天」でございます。


4)よく観る、または特別思い入れのある映画5本

1.『ニュー・シネマ・パラダイス』(劇場版)

観たその日、一番大好きな映画に躍り出た最愛の作品。

生きるっていいな、
人間っていいな、
恋って本当にいいな…

思い出すだけで胸がつまり幸せになれます。


昔、『シネマのように』という拙作で。
友雅が鷹通を無理やり呼び出し(笑)、
一緒に連れて観に行ったのがこちらのリバイバル。


実は、前掲の『ヴェニスの商人』を観た劇場で、
本当にこちらのリバイバル上映のチラシを発見。

公開後十数年を経て、未だ大きなスクリーンで上映される。

なんて素敵なことだろう…


感動し、
チラシを一枚持ち帰りました。


(続きます)




2006年01月11日(水) 映画バトンその1

 
では、La○a友雅萌えに続きまして…
昨年頂戴していました映画バトンにつき、
大変遅ればせながら熱く楽しく書かせていただきますv


1)初めて観た映画

映画館に観に行った、という意味では多分、
『さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅』。

「今一度、万感の想いを込めて汽笛が鳴る」、
のナレーションが今も忘れられません。

これは、原作の漫画もアニメも本当に素晴らしかった…

(歌も、映画、アニメそれぞれにとてもよかった…)


メーテルと鉄郎があまりにも好きなせいか。
自分の書く友鷹はちょっと彼らのようであるかもと思います。
(昔の医者もの、『いつかあなたに届くまで』とか特に…)
 
 
2)最後に観た映画

映画館で観たのは『ヴェニスの商人』。
(12月の日記に記事あり。)

日記に書く機会を逸していたのですが、
その後シェイクスピアの翻訳を買って読み返し、
ヒロインの幸ちゃんぶりに萌えまくった12月でした…(告白)

と幸ちゃん方面に沸きつつも、このお話には「音楽」についての
とてもいい台詞があって感動したので、
機会があればまたいつか、ご紹介したいです。


そして、機内で観たのを含めてならば『Mr. & Mrs. スミス』が最新。

これも、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが、
ひす幸ばりのドメスディック・バイオレンスならぬバトルを、
ハリウッドスケールで繰り広げ、
もう、こうした企画が通り、かつ面白く仕上げられるあの国が
本当にすごいなと!(笑)

二時間ほどでしょうか、とても楽しく観ることができました。


途中の二人の、バトルに至る前の静かな陰険漫才(?)がまた、
そのままひす幸仕立てにできてしまいそうな
おかしさとかわいさでなかなかツボでしたv
 

あぁ、ひす幸っていいなあ…(って締め方が違うでしょう〜(笑)。ぺし(裏拳))
 
(後日付けに続きます)
 
 
 
 



2006年01月10日(火) やってくれるか友雅殿(LaL○2月号所感)

 
遙かファンサイトらしく…
遅ればせながらLaL○2月号について書かせてくださいまし。

(すでに次号が近い時期ですが、
ネタバレですので未読の方はご注意くださいませ。)


…おおっ、びっくりするほど反応が早いぞ(耳も)
橘少将さん!

そして「私から○任を持って」。

ここまで、言葉にはっきりと出すとまでは
思いませんでした。


…そして、そちらの台詞が殊勝なだけに、
そのあとすぐのモノローグには
笑ってしまいました……


…友雅殿。本当はきみ、
女性陣にもててないんと違いますやろか…


とりあえず私が神子ちゃんでしたらば。
「やってくれたなこの友雅」。

そのモノローグをうねうね髪にべしっと返します。


にしても、水野さんの友雅さんは、
ゲームのほうとはまた違い、
結構地雷に自ら踏み込むし、
あんまり「あははっ」って笑ってくれないし、
(ゲームではあの顔が好きでした。
でも漫画だともう想像がちょっと…)
余裕は巻を追うごとになくしているし、
とっても人間くさくておもろい人だよなあと思います。


見ていて本当に飽きません。


これから、彼がどう落とし前をつけるのか。
さらにどう変化を遂げるのか。

こんなにけなしていても(?)、友雅ファーストが
依然変わらない自分を笑いつつ、
次号もわくわくかぶりつきで待っていたいと思います。


 
 



2006年01月09日(月) わたくしと旅(こぼれ話)

 
(…ああっ、早々に二日空いてしまった…
もったいないので過去から埋めてまいります…
…埋めきれるかしら……)


旅の間に。
メモとして撮った写真が二千数百枚。
同じく撮った動画が数十件。

一日、朝から晩まで11時間出歩いておりました。
(最初、13時間歩いていたら4日でダウンしたので
減らしたものです。(…))

そして最終日の前日。
わたくしの足は壊れました。

そのさらに前の日、足をうっかりぐねんとねじったせいも
きっとあったでしょう、
ひと足ごとに「ぎりっ、ぎりっ」と激痛が足首の内側に走ります。


「ああ、帰ったらまたお医者さんに行かなあかんかも…」


以前、自転車に轢かれて(はい、自転車です。)
医者に通った日々が走馬灯。

ちょいとうなだれつつも連れに借りたサポーターをして
また外に出ました。


『きみは行くのかそんなにしてまで』


あの、有名な歌が頭上にちらりとかすめたことでした。
 

 
ちなみに、自分の連れは旅の前に
某靴メーカーA社の「歩人館」にて
ウォーキングに最適な靴を購入。

最終日まで至って元気に歩いておりました。


ううん旅は靴から…


次、もしもいつか長い旅が出来る時には。

歩きよい靴、そして足をうっかりとねじらない
上手な歩き方。

これを身につけ元気はつらつ臨みたいものです。
 
 
 



2006年01月08日(日) 初○に

 
日曜朝、頭が重いなぁ〜と思ったら、
うっかりぽぽっと熱を出しておりました。

これぞ初熱。
いえ発熱。


…新年初苦笑をいただきそうなわたくしです…
(きっと新作ラビリンスご発表の報に
脳がびっくりヒートアップしたのでしょう…)


冬よ
僕に来い、僕に来い
僕は冬の力、冬は僕の餌食だ

と云ったのは詩人・高村光太郎さんでしたが、
冬生まれなのに寒さに弱い自分は、
ともするとこうして冬の餌食になっております。
 
それでも、冬来たりなば春遠からじ。

すでに冬は本番ですし、
冬ゆえの楽しみもありますし。

お互い体に気をつけて、
楽しく元気に春(と発売)を待てたらいいですね。
 
 
 



2006年01月07日(土) 初春に

 
 
…そんな小さな事件もありまして^^、
(前日の小話をご参照くださいませ…)
少しだけ帰国が後ろ倒しになった桂子です。

一週遅れとなりましたが、
初春をめでたくお祝い申し上げます。


…にしても、昨日の小話、某様との合同誌準備号を
過日ご覧くださった方々には、
あるいは「あれ?これは?」とお感じになられたかもしれません。

はい、私も某国空港に到着し、
「Narita delayed」
の掲示を見たとき。


「ああ、これはたたりだ…
あの本で○○さんを○に閉じ込めたそのたたりで
私が本当に缶詰になったのだ…」

恐るべし○白虎よ。

とか一瞬考えてしまいました…


誰がどこに閉じ込められたかその内容は、
この新しい年に出せたら嬉しい本誌のほうで、
機会がありましたらどうぞご覧になってくださいませ。


それから、不在でご挨拶を失礼したにも関わらず、
あたたかいメールやメッセージ、
お年賀状をお贈りくださいました方々には、
もったいないお心遣いを本当にありがとうございました。

日本語の聴こえない地方から帰って来た身には、
迎えてくださったお帰りなさいのお言葉、
新年を祝うお言葉、
柔らかな優しい日本語から伝わってくる、
あたたかいお気持ちが一層に沁みるようでした。
(バトンも戴いておりました。ありがとうございますv)

5日までにひとことメッセージより頂戴したお言葉には、
御礼とご挨拶をすべてご返信させていただきました。
もし、未着の方がいらっしゃいましたら、
お手数をおかけし恐縮ですが、
お知らせいただけましたら幸いです。

お年賀状、また長めのメールのほうへの御礼は、
これからゆっくり綴らせていただければと思います。
 
 
それでは、今年もきっと変わらない、
不器用丸出しな自分とサイトであると思いますが、
こんな場所でもよろしければ、
時々遊びにいらしていただけたら幸せです。


本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

貴女様にとり、微笑みに溢れたこの新しい年でありますよう。
 
 
 



2006年01月06日(金) Happy New Year, Takamichi.


  
 
 
「…うん、そうなんだ。

機内の放送装置の故障でね、離陸が出来なくて。

今、他機から機材を取り寄せて、直しているらしい。


きみが、日本で待ってはいないなら。
半日だって、一日だって、構わないのだけど…

心がせいてしまって、仕方ない。

きみにまだ、おめでとうとすら云えてはいないのに――…」




くだんの航空会社の社員らが、チェックインをする乗客たちに、謝罪をして回る。


こういう時。鷹通きみならば、笑って云うのだろう。



『恐らく天の、計らいなのでしょう。

ここで、ひと息つきなさい。ゆっくりしなさいと…』


頭に浮かぶ、きみの声。

きみの柔らかなまなざし。


きみは、この空港には居ないけど。私の中に居て。

そうしていつだって、私をそっと、助けてくれるんだ。




遅れた便の搭乗時間まで、九時間五十分。



『うちに帰ったら、温かいお湯につかってくださいね』。


さっき、電話口でそう云っていた、きみには悪いけど。


湯船のお湯よりも、あたたかなきみにつかって休みたい。



そうして夢でなく、いとしいきみに、直接云いたいよ。



新年おめでとう鷹通。


きみにいつも惜しみない幸せが、注いでいるように。









 
 


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