白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2005年07月31日(日) アンジェリーナもお勧め/コクトー展雑感



銀座プランタンのサロン ド テ アンジェリーナの一角。
見える景色も素敵なのですが…
今なら限定メニュー「ゆずのグリーンティー」を
いただくことができます…!
(はい、実はこっちが本題でした…)




こちらはコクトー展のチケット。
めずらしいラウンド型。


こんばんは。コクトー展についてはあまり自分の中に
まだ落とし込めていないのですが、
あとでトリガーになるように雑感は今
残しておこうかと思います。

こちらの展覧会、絵、作品を見に行ったというよりも、
彼を知りに行った、という感じが強かったです。

センスがいい、というのはああ、こういうことを言うのだなと…

デッサン一枚、線の一本、色選びひとつとっても
恐るべきセンスのよさが滲み出ているというか…
どこにもまったく隙がないというか…

他者との共同作品であっても、きっと彼が
完璧なクオリティコントロールをしたのだろうなあと
思われました。
妥協できる人ではないなと…


表現者としての彼へのよい入門になりました。


また、映画についてのインタビュー映像がものすごく
面白くて、彼の映画を見てみたいと思いました。

…そう、絵もいいんですが触れた彼の言葉のほうに
より惹かれるものがありました。
拾い物がいっぱい…

彼の本は文庫を一冊読んだきりだったのですが
ちゃんともっと読んでみようと思いました。
 
 



2005年07月30日(土) 更新:「UBIQUITOUS  ユビキタス (32)」


更新後、うっかり日付変更線を二度跨いでしまいました…

いつも後追いで申し訳ございません。

「UBIQUITOUS  ユビキタス (32)」をアップいたしました。
よろしければどうぞご覧くださいませ…


ユビキタス、の途中で書いていた光景、
ITを駆使した子どもの追跡サービスなどが事業化
されていっています。
(某さまが話題に出しておられた「R25」で以前に
紹介されたりも。)

自分の、遅々とした物語の歩みよりもそんな現実の
進化のほうが速く感じて。

終わる頃には次世代のインテリジェントビルが
幾つも建築ラッシュかも知れないと思います。


ビルというと、「電○男」に出ていたLOVEの場所は確かに
新宿副都心・新宿アイランドタワーでした。

アイランドタワーの二階の郵便局は外から見つけにくいため、
すいていて穴場で知り合いに会うこともなく、
通販の為替を買うのにもってこいでございます…(こそこそ)
 
 
日曜の日記はまたあらためて。
コクトー展に行ってまいりました。
 
 
 



2005年07月29日(金) あてられて

土曜に追記:
下記の更新をいたしました。
お時間がございましたらご覧いただければ幸せです。

とりいそぎお知らせまで…




こんばんは。公式の景時さん、譲くんのお似合いさんぶりに
あてられて帰ってきた桂子です。

十六夜記、衣装など全体にしっとりとした雰囲気が
漂っていますね。秋の夜長に楽しんで欲しい、という
作り手の方の想いが伝わってくるような…

さあ、素敵な二人を拝見できてうきうき、と
なったところで更新の準備をがんばろう…


(ごめんなさい、話題をふったかげゆずではなく、
更新は友○になるのですが…
白虎さんsはそれぞれに本当にいいですね。
愛が湧き水のようにこんこんと自然に出てきます…v)


 



2005年07月28日(木) 神戸から (DEPAPEPE)


神戸発、アコースティックギター・デュオの
DEPAPEPEのデビューアルバムを買いました。

山野楽器の特集棚で見かけ、
「へえ、アコギのデュオって珍しい」と視聴して。
6曲目の「風見鶏」というのを聴いたとき。
「ああ、ただこの曲のために買ってしまえるな…」と思い。

風見鶏、と聴くと神戸方面の方はあの風見鶏を
自然に浮かべられるかも知れないと思います。
私も、曲名を見たときにあの異人館の鶏を浮かべました。


振り返ってみると、「ここで あなたの手を握り」、「十七歳」と
自分の大切な二つのお話の舞台が神戸。
(「十七歳」はそうとはっきり書いてはいないのですが…)
ということはあの彼らを、あの風見鶏は見ていてくれたのだと。

そんなことを思いながら聴きました。

すると、二本のアコギが奏でる音楽が、
友雅と鷹通、景時と譲の声に聴こえてくるから不思議です。

歌詞はないのに、メロディに言葉が乗っているような
気がするから不思議です。


クレジットの「Special Thanks to」欄に、
神戸では有名なライブハウス
「チキン・ジョージ」の名があったのも
郷愁を誘われました。


(チキン・ジョージは生田神社と目と鼻の先にあります。)



ときに、最初のデートで異人館に行くと、
そのカップルは別れるというジンクスが
小学校のときにあった(流行った)のですが、
それは西宮の一部地域だけでしょうか。
 
 
 



2005年07月27日(水) ゼブラちゃんに続き…




ここ三ヶ月ほど、我が家でブームとなっております、
Sim○ne Lia という作家の絵本「Fluffy」の表紙です。

こちらは仏語版で、本家は英語版なのですが、
日本語にはまだ翻訳輸入されていない模様です。

…はい、旅先で「異国」の資料を求め、建築関係が充実している
本屋さんに立ち入ったところ、
このFluffyちゃんの笑顔にひとめ惚れし、購入しました…

というか、正確にはこのFluffyちゃん、本の中で
いろいろと横のパパに迷惑をかけ、その様子が自分に
そっくりということで(…)、これを読んで反省させるために家人が
自分に買い与えてくれたものでした…(…)


…それはさておき。

このFluffyちゃん、読みを書くと「フラッフィー」になるのですが、
英語でごはんを食べている家人にその意味を聴くと、
「ふわふわちゃんじゃない?」とのことでした。

ふわふわちゃん→ふわちゃん。

略して毎日めでております。


しかし問題が。私は仏語がだめなので、絵本の訳を
自分で読めないのでした…

ふわちゃんの名前を除き…


密林で英語版を買おうか、
家人に全訳を依頼しようか(←鬼;)
ちょっぴり悩むこのごろです…


こちらにふわちゃんのかわいい絵がすこし。
最初に出てくる「hi」のスタンドもひざかっくんに和みます。

→ ttp://cabanonpress.com/simonesshed/1.lamp.htm
 
 
 
 
○メッセージ御礼とり急ぎ:
景時さんらくがきについて楽しいメッセージをありがとうございますvなKさまv、
やはり景時さんとユビキタスへの嬉しいメッセージをありがとうございますv
なCさまv(お仕事そうでいらっしゃるのですね!)、
ありがとうございましたv
とりいそぎ御礼まで…vv
 






2005年07月26日(火) キャッチされるとき


久方ぶりに街でキャッチセールスさんに遭遇。


私はひとりで歩いているときは結構さかさか速いので、
勧誘さんに捕まることはほぼまれなのですが、
その歩く速さを上回る速さでだだっと前にお姉さんが
回り込まれました。

「…わ、すっごい果敢だあ!(笑)」

内心でうけながら、
「○○はいかがですか?」とにっこり微笑むお姉さんに、
「すみません、別の店で予約していて、
今度そちらで買うんです…」と、私もにっこりお返事しました。


…身長165センチプラス、サンダルのヒールがありましたため、
気持ち上から見下ろす格好になったわたくしはちょっぴり威圧感も
あったのかもしれません…

「…そうですか…」

ちょっと目に動揺を走らせ、彼女は去りました…


…ご、ごめんなさい…。勧誘に乗ったことはないのだよ…
(なぜか地白虎口調…)



そしてそのあととあるお洋服屋さんに入りましたら。

そこでは初めてお見かけした、女性の店員さんが、
「これも、これも」と次々に服を薦めてくださいます。


…うん、それも、いい、けど、あの、今、
これを見ているのでちょっと待ってください〜〜(笑)


トークは楽しかったのですが肝心の服をゆっくり見られず、
何も買わずに店を出ました…(あう…;;)



Webサイトを訪問するときには、
自分ひとりで好きなだけ、好きな作品をゆっくりとどこまでも
味わうことができる。

服でも雑貨でも、最初はそんな風に一対一で出会って、
手にとって眺めすがめして、
それを着てみる自分、使う自分、いろんなシーンを
想像して、買わなくても何かの肥やしをもらって
帰れたらと思うので。


自分がアクションを起こすまで、
または自分が手助けを欲しいそのときまでは自分だけで、
作品、服を見させてもらえたら嬉しいなあと思います。


逆に、アクションを起こしたい、ヘルプが欲しいまさにそのとき、
さっと感知してそばに来てくださる店員さんには
心がほだされお財布のひもが緩んでしまいます。


自分には背伸びなコートも時にはえいっと買ってしまうのです…


(幸鷹がある拙作でセーターを見ていた店で…
買ってしまった春でした…)




2005年07月25日(月) 待てど暮らせど来ぬ人を




「宵待草のやるせなさ」

「こないかな、こないかな、」と恋人を待っていたゼブラちゃん、
あるとき、外を歩く人ごみの中にそれらしき人を
見つけたのでしょう。
「あ!」とガラス窓に飛びつきました。

…結果、勢いあまってガラス窓にお顔が激突…

左目の上にばんそうこうを貼ってもらっていました。

大丈夫。きっと来るから…



○メッセージ御礼とり急ぎ:
同盟ご加入ありがとうございます(笑)なK〜さまv、
舞台から速攻でありがとうございますvなTさまv、
景時さんについてメッセージをありがとうございます〜vv
あらためてご返信させていただきますvv





2005年07月24日(日) 『江戸』を歩かせてくれた人

  
日曜日分の日記を、と思い午後にIEを立ち上げると、
私のPCはまずヤフーに繋がる設定なのですが、

「杉浦日向子さんが死去」。

…うそっ…

信じられなくて「嘘でしょう…?」と画面につぶやいて
しまいました…


(呆然としてしまい、一旦PCの前を離れ、
外出後にまた戻ってきました…)


先の、中尊寺ゆっこさんの訃報を知ったときもそうだった。
学生時代、特に一・二年頃はJJ、CanCamあたりをおおよそ
交互に買っていたので、彼女のはつらつとした小気味いい記事、
お顔にはいくらでもお目にかかることができた。

(購入雑誌は学年が進むと周りの影響でヴァンテーヌに鞍替え。
写真や色使いが綺麗で毎月楽しみで仕方なかった。
雑誌の服を買いに恵比寿や渋谷や銀座に行った…
その後CLASSYをしばらく買ったあと、
毎月買う雑誌はなくなり、特集買いメインの今に至る…)


杉浦日向子さん。
最初に読んだのは何だったのか…
漫画は全部読んだと思うのですが、
『ゑひもせす』、『合葬』が衝撃的だったような気がします。

江戸の、小さな恋のお話なんかもすごい好きだった。


『江戸アルキ帖』みたいなエッセイも楽しくて。
日本史も日本文学も専攻しなかった私は
杉浦日向子さんの本で粋と野暮を知った。


隠居され、漫画はもうお描きにならない、と知ってからも、
まだお若いし、いつかまた、もあるかも知れないし、
そんなことを思ったりした。


杉浦日向子さんをわくわく読んでいたあの頃が
また遠くなってしまった。
  
 



2005年07月23日(土) 居合わせました


遅ればせながら日曜日にラ○をゲットいたしました。
様々なサイトさまで噂を目にしていたのですが、
ああっ……ご本家公式様が○○喪失をテーマに……
(とはっきりはございませんでしたがでもでも状況証拠と
いいますか…)

ただただ幸いだったのは、喪失されたのは○○さんでは
なかったもようで。

逆に云うと、「ご都合設定なのかも知れないけれど…」
と少しばかりの不安はありつつ、でもとても書きたくて始めた、
いつも続きを書きたくてしょうがない「戦場の灯」、
「こういうこともありうるのだ」、とお墨付き(違います;)を
いただいたつもりになっておこう……と思います。。

ちゃんとした日記はあらためて…



こんばんは。関東地方の皆様、地震のほう大丈夫でしたでしょうか…

土曜日、昼から夜まで外に居たのですが、夕方地震は体感したものの、
詳しいニュースは知らずに電車で渋谷に出、
そこで初めて「目的地に行くのが限りなく無理」、
なほどの大きな地震であったのを知りました。

山手線、メトロともに全面ストップ…


しばし、お茶をしたりして渋谷で時間を過ごし、
ふたたび駅に向かったのですが。

ちょうど、駅の建物に入って行ったとき、
「山手線、運転を再開しました〜」の
アナウンスが。

安堵とざわめきのかたまりの音が一瞬聴こえたような
気がしました…


と、この「居合わせ」体験をさかのぼること一週前の日曜。


東急東横線で横浜に向かっていたところ、
途中で電車が緊急停車。

外を見ると踏み切りがございます。


「なんだろな?」と思っておりますと、
オーバーランでした。

ものすごいオーバーランでした。


満員の普通電車に走るひそやかな緊張。


「遅れてもいい。遅れてもいい。
回復運転しないで…(どきどき…;;)」


果たして数分後、車内放送が流れてきました。


「ただ今、元住吉駅構内で停止位置を訂正しました。

お急ぎのところお客様にご迷惑をおかけしましたことを
お詫びいたします。

この先、より安全に注意して運行をいたします」


ほっ…


車内いっぱいに安堵の空気が満ちてゆきました。



地震の影響、起こりうるミス、
列車の運行というものは本当に大変だと知ります。
  
 
 



2005年07月21日(木) 赤いLOVE 重い言葉

<はちゃけた追記になります>

景時さん、景時さん、きゃー!きゃー!

すみません更新された公式・十六夜の「システム」コーナーの彼に
びっくり萌えいたしました。
以下反転でネタバレしますので未見の方は
先に公式をご覧くださいませ…。



うおーそこらへんにいそうなふつうのイケ○ン!
つかお兄ちゃん!
この顔でまた「なんだよね…」とか
寂しげに笑われたら私そのヘイ○ズですか?;な
Tシャツ(違います違います;)にすがってずりずり伸ばしてしまいそうです〜〜っ


すみません、このビジュアルは賛否両論かもですが
初見では萌えてしまいました…






「電○男」を見ていたら、
ロバート・インディアナの代表作、赤いLOVEのアートが。

あの赤は画面に映えるなあと思いました。
ああいうものは、創作に取り入れたくても文字にするのが
結構難しい気がします。

以前、「光の塔」のお話のとき、自分が昇った記憶、そして本物の写真、
照らし合わせて書いたのですが、
ああ、映像だったらそのままにお伝えできるのに…
と思ったことでした。


(幸いにも、塔をご存知の方に、
「また出かけて昇りたくなりました」と仰っていただけて、
また、現地においでにはなったことはない幾人かの
方々にも、出かけてみたいとお声をいただけて、
本当にほっとしたことでした…)


赤いLOVEが出てきた、ということは、
撮影場所は新宿副都心だったのでしょうか…
東京にはほかにも置かれているのかも知れませんが、
私は一箇所しか知らなくて。
そして風景からそこかどうかは判じられませんでした。

次週の冒頭に繋がっているシーンのため、
次回、わかるのかも知れません。


(もし新宿だとしたら…
昔のオフィスが傍だったので、よく抜け出して
あのアートの横の本屋に「ラ○」を買いに行っていたのです…

昔の話ですが、
そこは早売りをしていたのです…こそこそ…)


そしてドラマを見たあとで、ニュースを知ったのですが…


ロンドンでまた爆発がありました。

比較的小さなものではあったようですが、
住んでいる友人に連絡すると、本人も周りの人々も無事で、
街はわりと平静だよ、とのことでした。


この友人は、来年アメリカに引っ越すのですが、
旦那様の都合で海外を転々としているので、
また生活も仕事も友人も変わる、と愚痴ともいえない
静かな言葉を発していました。


今後はずっと長く居る予定なので、引越ししたら、
自分のしたいことを見つけたい、と言っていました。


もっと子どもだった時代より、
その言葉はとても重く聴こえました。
 
 
 



2005年07月20日(水) リンク更新のお知らせ

 
こんばんは。改めまして、リンクの更新のお知らせです。

 
1.「KaleidoScope World」様(オーナー:千早麻弓様)の
メインURLご移転に伴い、アドレスを修正いたしました。
これからも、どうぞよろしくお願いいたしますv


2.「銀の時」様(オーナー:みながわ様)、「飛魚座ノ見エル地」様(オーナー:南空いたり様)のご閉鎖に伴い、リンクを解除し、改めてお二方の合同サイト「二条藤」様をご案内いたしました。
それぞれに雰囲気のある素敵な作品をお書きになるお二人様、今後のコラボなども楽しみにしておりますv
これからも、どうぞよろしくお願いいたしますv

(そしてみなっちさん〜!リンクのほう、色々とお手数をおかけして本当にごめんなさいでした…(涙)
優しいメールもありがとう…。。
あちらの件は手にマーク携えて待っておりますよvイラストも本当に大好きなんですもの!
旧サイトのイラスト、ばっちり目に焼き付けて覚えているのですよ。
そして旧サイトいつか数日だけでも復活しませんか?(笑)
常連客として、こう、机とかね、椅子とかね、(→喩えだけども)
あのおうちにあったものを、こう手でさすって、
マスターと一緒に名残など惜しませてほしかったのだよ〜(笑)。
きっとそう思っておいでの方もいらっしゃるかと思うのでええい、書いちゃうぞ!(笑)
いやもうお二人の仕掛けには見事にやられましたよー(笑))

 
 
3.「楽園のイデア」様(オーナー:麻斗琉架様)をお迎えいたしました。
「ああ、今日はちょっと疲れたなあ…体に心に優しい美味しい糖分を
補給したいなあ…」…そんなときには、
こちらのかげゆずのお話がうってつけだと思います。
あたたかい言葉で綴られたお話は読むアロマテラピー。
もう、自分などがご案内せずとも皆様大好きなサイト様で
いらっしゃるかと思いますが…v

そして、上の南空いたり様・麻斗琉架様の合同企画サイト様が
同じくお迎えいたしましたこちらのお宅です。

4.「白虎タウン」様(オーナー:南空いたり様&麻斗琉架様)
いろんな素敵白虎さんがお住まいの街ですv
(私も本当にお世話になっております、
某企画ゲーム様を元ネタにされていらっしゃいます。)
おうちを建てられたり、作品を拝見できたり、
遊び方はさまざま…v
どうぞ奮ってお出掛けくださいませ。
 
 
 



2005年07月19日(火) giveとかkissとかtouchとか


昨日のことでございます。

好きな喫茶店に立ち寄りまして、好きな雑誌を読み読みし、
ネタもちゃっかり取り込みし、そしてふと、
「あ、今書ける〜」なモードになりました。

駄菓子菓子(→元ネタ忘れ)。
隣席との距離がちこうございます。

書きたいのは、そっち系な描写です。

でも今を逃したらあとですごい悔やむ気がする…


考えました。で、結論、「わからない言葉で書こう」。

レオナルド・ダ・ヴィンチかどなたか昔の偉人で、
機密保持に良いよう、鏡面文字を書ける人がいましたが、
もちろんそんな技はないですので、
「中学生レベルの英単語で書く」、これでございます。


と、これが意外と進みます。
ぶっちゃけ日本語より進みます。


それもそのはず、知っている語彙が少ないから、
チョイスの幅が狭すぎて、悩むことがないのです(…)。
日本語で書いていたら、「てにをは」の助詞に悩むとか、
和語か漢語か悩むとか、いろいろあるのですが、
そのレベルの英語力はないですため、
茨の道を怪我も気にせず裸足でつっきる感じです。

わからない思いつかない動詞は悩まずローマ字で書いときます。


ダーッゴゴゴゴゴッ


そして書いてみて知りました。英語は普通に書いていても
リズムが自然に整う言語なので、(冠詞とかつけてると
自然に綺麗になる)
書いていて快感なのですね。
こんなにかたこと英語でもそれなりに気持ちいい…

He gave me back the ○○, with his ...

な感じです。

あと、「I」、を使う友雅はちょっといい感じかも知れないと
思いました。
 
 

 
……はっ!今気がつきました。

英語でなくてもローマ字で書いたらよかったのか……


…だいたいわたくしの日常はこのように無駄にぐるぐるな感じです…

 



2005年07月18日(月) 更新:「UBIQUITOUS  ユビキタス (31)」

下記に記しました新しいリンクページができまして、
えいっと転送いたしました。

モニターの前で「おおっ壮観……」とか思いました。
もとのリンクページも併置しております。

リンク先サイトさまの修正・新規・削除のお知らせがございますので、
今の時点でページはご閲覧いただけるのですが、
あらためて更新のご連絡をさせていただきます。
(ミスなどありましたら土下座でお詫びいたします;;
お伝えいただければ幸いです…)



こんにちは。陽が長い毎日です。

黄昏の時間が好きなのですが、
昼が長いだけにそれがやっと終わりを迎える、
そんなこの頃の黄昏に普段以上に余韻を覚えます。

さて、18日付けで、「UBIQUITOUS  ユビキタス (31)」を
アップいたしました。
こちらもやっと夜に…

「十七歳」といいこちらといい、たったひと晩の出来事に
何話も費やされております…。

本当にいつも流れがスローなお話で申し訳ありません…

ここ数年来の流行、「スロー」云々に則っていいますと、
スローラブな拙宅と云えそうです。
スローサイトといいますか…

二人の夜、お見守りいただけたら本当に幸せです。


サイト、で思い出しました。
現在、リンクページの改装を海面下で進めております。

ずっと、何ページにもわかれているため、
サーフィンにご利用いただきにくいページだなあと
思っていたのですが、どういう風に変えようか
結論が出せず。

色々考え、昨今の他サイトさまのリンクページの流れを
参考にさせていただいた末、
そこからジャンプしていただきやすい、
ごくごくシンプルなページに変えたいと思います。

ただ、現状の(拙文でのご紹介つき)ページは、
開設時以来の思い入れがいっぱいのため、
ご参照用として当面残しておきたいと思います。


そういえばサイトTOPのデザインも、開設以来変えておりませんね。
そもそものセンスがないため、
テキストだけのシンプルなものにしていたのですが、
色はこの先も変えないにしても、
字体くらいいじってみようかな…

では、デザイン的にお手本にしたい大好きな雑誌を
買ってきたので読み読みいたします。
 
 



2005年07月17日(日) 越えてゆけ ――有川譲へ

 
 
譲くんのお誕生日の十七日、
譲くんのふるさとに近い場所で過ごしました。

海の近くでした。


自分の実家も海にわりと近く、
自転車に10分も乗れば小さな浜に辿り着きます。


何か胸にたまっているなあと感じたとき、
昼でも夜でも浜まで行けば、
海の大きな音や風が、
心の風通しをよくしてくれました。


譲くんも、ふと家を抜け出ては、
海の音を聴きに行ったのかも知れません。


何かを流し、大切なものは流さず、
強い気持ちを取り戻し、
まっすぐに前を見、夜空を見、
星が綺麗だな、なんて思い…
帰ったことかも知れません。



多くの波を越え、
彼は、そうして少年期を終えて。


そうしてこの先も越え、
大人の男になってゆくのでしょう。
 
 
 
越えてゆく君の後姿。

きっと見ている人が居る。
 
  

 
  
 
 
 



2005年07月15日(金) 異国より、サプライズプレゼント



先のロンドン在住の友人より、
WHITTARDのお茶が送られてきました。
左より、Morning Reviver, Blueberry and Yoghurt, Summer Strawberry.
それぞれすっごいいい香りです。
パッケージもとてもかわいくて。
封筒を開封前からポストで芳香を放っておりました。
ありがとう友よ!創作のリフレッシュに頂くよ…!


…と、ここまで日記を書いてはっとなりました。
こここのプレゼント、そしてカードに添えてあったメッセージ、
某創作の続編で書きました、
某さんから某さんたちへのこの台詞にぴったり重なっています…(驚愕)



  それと、ついでにこれは…

  ロンドンの或る、デパートで、求めた紅茶です。
  
  多分、あなたの好みに合うと、思い、添えました。
  

  あの人と。どうぞ、二人で召し上がってください。
                                」



…贈り主の友人は、絵はとても上手い子ですが、同人暦はなく、
私が今遙か創作をしていることも知りません。


…知りませんはずです…


…み、見ていない…よね…?

(どきどきどきどき…)
 
 






2005年07月14日(木) A little by little.

 
最近拾った言葉より。

「どうすれば、この本は深いとか深くないとかわかるようになるのですか」
 ふぉっふぉっふぉっと彼女は笑った。そして編物をやめて、私の片手を綿入れのようにふくよかな自分の両手ではさんで、言った。
「いい音楽をきいたり、本をたくさん読んだり、いい絵をみたり。そのうちにだんだん」A little by little. というのを、彼女は、ア リーテル バイ リーテルとつよいドイツなまりで発音した。


須賀敦子 文春文庫「ヴェネツィアの宿」 p65 p/b文藝春秋


ぎっしりと中身の詰まった、美しい文を書く、須賀さんの本を読んでいて、出会った言葉です。
こういうことを、教えてくれる、先生に会えたらその後が随分変わるのだと思う。

以前、アイドルの女の子が、詩の盗作をしたという話がありましたが、そのとき、
「言葉が出ないならあせらなくてもいいよ〜。
詩のことは一度忘れて普通にのびのび楽しく暮らしたらいいんじゃないかなあ」と思ったことでした。

あと、もっと前の段階で出す側も気づかないといけなかろうと。
有名な方の詩であったのはもちろん、
普段、彼女が語る言葉などを聞いていれば、その詩が本当に彼女から出るのか、気づく部分はあっただろうと思うので…


そしてビリー・ジョエルが云っていた言葉。

「『ミュージシャンになりたいけれど迷っているんです。
先に大学を出たほうがいいかも知れないし、
就職も心配だし…』
そういう学生が多くいるけれど。
そんな風に迷っているなら、なることはお勧めしない。
本当のミュージシャンなら、もう曲を書かずにはいられないものだから」
 
 
 
 



2005年07月13日(水) 更新 「優しさの」(景時×譲)/メッセージ御礼(とり急ぎ)



雑貨屋さんで、かわいいタスクメモを見つけました。
ひのふのみ…、7本まで原稿を並行で進められる作りです。
試しに書き込んだら、今持っている6本の進行管理にぴったり…
一番下には「There is always tomorrow.」という
頼もしい励ましの言葉も入ってます。
♪あしーたがある、あしーたがある…
歌いながら楽しく使ってみようかと思います。

こんにちは。遅ればせながらのご連絡で申し訳ありません、
13日付けで、『続・戦場の小さな灯「優しさの」』をアップいたしました。

「遙かなる 時の向こうで― 景時・譲編 ―」の続編にあたるお話です。
お時間が空かれたときにでもご覧いただければ幸せです。
どうぞよろしくお願いいたします。

ああ、嬉しい…やっとアップが叶いました…
景譲のお話は、今のところ思い浮かんだらなんとかかんとかながら
全部形にしていっております。
不思議なのですが、彼らふたりの話は、思いついたら
時間が掛かっても形にせずにはいられない、
こう、「絶対に絶対に書くんだ…」という強い思いに駆られます。

半年で6編、かげゆずを扱っておりますと掲げるにはけして
多くはない拙宅なのですが、
でも、一編一編、鈍行列車ながらふたりの先を見て進んでおりますので、
長い目といいますか遠い目といいますか、
そんな感じで見守っていただけたならほんとうに幸せです。

…電車というと今日は電車男の第二回でした。
エルメスちゃん、原作は結構ちゃっきちゃきな感じがありましたが、
ドラマ版はもっと天然よりですね。これはこれでかわいいv
アスキーアート職人の小栗旬もかっこかわいいv

> メッセージ御礼とりいそぎv
14日午前0時台にかげゆず・ユビキタスへの
嬉しい感激なメッセージをくださった某様〜vv

ご覧くだり嬉しい嬉しいメッセージをありがとうございます!!
かげゆずといえばもう、な貴女様に
「きゅんきゅん」していただけてこちらこそきゅんと胸がつまりました…;;v
あらためて御礼のレスをお届けさせてくださいvv
景時さんラブですよね。本当に、いとしくてきらきらとして
こう、気持ち的に手が伸ばせないほど眩しく思えてしまい…
譲くんと化して立ち尽くしてしまいます…
貴宅のご更新もいつも鼻息荒く楽しみに待ち、いつも
萌えと幸せをいただいておりますvv
これからも絶賛ストーカーさせてください…v



2005年07月11日(月) 更新の予定/メッセージ御礼

こんにちは〜。桂子です。

本屋でふと目にしたフィ○ル・ヤングという雑誌に、
西村しのぶの「下山手ドレス」(コミックエッセイ)の付録が
付いておりました。
…速攻買いました。(このあとで読みます。しあわせ…)

私は結構長い西村さんファンでいるのですが、恥ずかしい告白をすれば、
代表作「サード・ガール」を読み始めた当初、
まだ今よりは多少純真だったかも知れない学生時代、
大人になったら美也さんみたいになりたい…と
すごくすごく憧れておりました。
(はい、憧れるのだけはただですから…;▽;)
より坊のごとく猫っ毛のわたしはなので、
美也さんのさらさらストレートな髪型にあこがれ、
シャンプー後、毎朝髪にストレートアイロンをあてまくっておりました。
(はい、やがて枝毛が出来て断念いたしました…)

…さてさて。
次回更新は景譲、「続・戦場の小さな灯」シリーズの一編になる予定です。
問題がなければ一両日中くらいに…と思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

その後の更新は…
また近々にユビ、ひす鷹、異国、またユビ、な感じに
なってゆくかと思います。かげゆずも頭の中にめっちゃ書きたい
お話(続編)があるのでひゅっと一矢入ってくるかも知れません。
遙か3もプレイした今年は、いつの年にも増して
お馬さんレースな状態です。

パドック内が萌え馬が群れて遊んでおります…

出来たものから随時あげてゆきたいと思います。

○メッセージをありがとうございますv
> 11日23時台にユビキタスへのメッセージをくださった貴女様v

こんばんは、優しい貴女様v
ご無沙汰…だなんてとんでもないですvとてもお忙しくお過ごしかと
思われます中、連載を気にかけてくださり、見守ってくださり、そして
嬉しい、嬉しいメッセージをいただき本当にありがとうございます…!!
メールのほうで…と仰ってくださいました。
はい;;v、はい;;v、もうもう本当に、いつでも、
お時間がおありのときにでも、もちろんメッセージのほうででもどちらでも、
ご都合のよいときによろしければお言葉をお聞かせくださいませ…v

近頃、本当に蒸してまいりましたので、
どうかお体のほう、一層のご自愛をなさってくださいね。



2005年07月10日(日) ひとりバトントワラー



海の近くでランチをしてきました。
潮風が気持ちよかったです。
しかしテラス席に長くいたので
首や胸元がほかほかに赤く…
…V字に残ったらどうしよう…


こんにちは。お元気ですか?

今日は誰かに回すためでない一人遊び用バトンを作り、
くるくるしたいと思います。
ひとりバトントワラー。
(…バトン違いです…)


○あなたの愛に涙、な漫画男性キャラ5人


1.『日出処の天子』の厩戸皇子
 
2.『バナナフィッシュ』のアッシュ・リンクス

3.『摩利と真吾』の摩利

4.『エースをねらえ』の宗方仁

5.『カリフォルニア物語』のイーヴ


ほか、青江冬星さん(大好きv)、アンドレ、アルバートさん、エドガー、セツ、背高さんあたりも入れたいところです…


私信:K〜さんへ メールに入れ忘れたのですが、
教授はYMO時代ではあと「TONG POO 東風」もすごくかっこいいですよね!

 



2005年07月09日(土) 下半身はあるか/メッセージ御礼


<追記>
○メッセージをありがとうございますv

> 7月9日午後11時台にお祝いメッセージをくださった貴女様v
こんにちは、またはこんばんはv
(初めまして…の方でいらっしゃいますか?それとも…?v)

このたびは80000Hitのお祝いをいただきましてありがとうございますvv
こんな数字を見られるまで続けられたのも、貴女様をはじめ
拙い創作をあたたかくお見守りくださっている皆様のお蔭です…;;v
カウンターがかた、かたと回っているのを見ると、
「まだ、続けていていいんだ…;;」「まだ、書いていていいんだ…;;」と
本当にほっとします…。勇気を頂いております。

また、昨夜は80000ジャストを狙ってくださったのですね、わあいv
私もなるべく一日に一度TOPから入るようにしているのですが、
キリのいい数字やゾロ目とかに近いと「う、惜しかった〜」とか思ってます(笑)

ジャストは踏んでいただけなかったようなのですが、
拙い友雅さん絵で良しとしていただけて嬉しいですv
(そしてこちらのお言葉がツボに入ってうけまくっておりました…(笑))

また、「素敵な…」とのこちらももったいないお言葉に、
涙腺がうるっと緩みました…
いつも…、と仰ってくださったので、ではきっと長く拙宅に
いらしてくださっているのですよね。
ありがとうございます。

これからも、いつも、とそう思っていただけるよう、
このサイトが終わるその日まで、下手だからこそ一作一作、
みんな丁寧に、想いを入れて、書いていきたいと思います。
はい、頑張りますね!これからも…
あたたかいお祝いのお言葉を本当にありがとうございましたvv

 
 
大好きな詩人さんが、
ある対談の本でこんなことを
話していました。

「詩でも何でも、下半身のない作品は
魅力がないよね」


下半身、それはきっと性的な何かを
喚起する、性に訴えるもののことで。

けれど彼が言いたいのは単に即物的な描写とは
きっと違うのだろうと思い。

でもじゃあどういうものなのかなあと。
詩や小説、漫画や映画や音楽、
さまざまな媒体の作品に触れるとき、
それを思うようになりました。


そして上の彼は、
上半身があることを前提に話を
していたようなので。

同じく上半身ってなんだろうとも
思うようになりました。



とか、ぐるぐると脳内で考えるうちに。

私がこれまでに一番衝撃を受けた、
何度もこちらで触れました『カラマーゾフの兄弟』を
ふと思い出しました。

このお話は、これを読んでから、小説というものへの
認識が自分の中でどこか変わってしまった
作品で。


一般刊行物で、「小説」と分類されるものは、
文庫本一冊の数分の一の長さが
あるものを指すことが多いかと思うのですが、
『カラマーゾフ』はそうした長さの点で
「小説」である以上に、
ただこの一編だけで、
「哲学、宗教、ミステリー、恋愛、
法廷もの、家族愛」、その他もろもろの
あらゆる小説のジャンルを包含し、
そしてどのジャンルに分類されても
そのジャンルでトップランクに位置づけされるであろう、
その内容の凄まじい濃さに、
「こここれが小説なんだ…」と
叩きのめされたようになったことでした。


同時代の小説家は、この作品を読んだとき、
「これを読んだあとで自分の作品を
小説と呼べるか」と自問自答したのではないか、
そんな風に思われたほどの作品でした。


そしてこの作品には、登場人物の全員に
生々しい肉体を感じました。
怒涛のように、何ページもまたがって吐露される
キャラたちの台詞からは、唾が飛んでいる
情景すら見えるようでした。

誰もが人間的。生身の匂いがある。


下半身、と呼ばれるものが何かは
まだわからないのですが。
たぶんこういう人間の匂いを伴って
あらわされるものなのだろうなあと思います。


 



2005年07月07日(木) ロンドンが…

 
下のロンドンの件で思い出しました。

英国で、「無人島に一冊だけ持ってゆく本は?」
という話題を出すとき、
除外されるものが二点があるそうです。

「聖書」と「シェークスピア全集」、だそうで。

英国では「この二点以外なら何?」という質問に
なるのだとか…


ただこの話、恐ろしく教養のある方がお書きでしたので、
どこまで普遍的であるのかはわからないのですが…

(「シェークピア全集は人間なら必ず持っているものです」
と仰っていましたので……(あう…すみません;))


そして巷に行き交うさまざまなバトンを仰ぎつつ、
無人島に持ってゆくベスト5の本なら
何かしらと考えるのでした。
 
 
 



米国の男性と国際結婚をした友人がロンドンに
住んでいるのですが、事件のあった地下鉄をいつも使っている
その旦那様が、その朝発熱して会社を休んだそうで、
無事だったということがわかりました。

自分の弟もこの春までロンドンに居たため、
いかにテロ対策が徹底されているか話だけは
聞いていたのですが、
それでも穴をくぐりテロは行われる…

(ロンドンの駅などで持ち主不明の落し物があったら、
まず爆破物と思われる、だれも遺失物として
どこかに届けてあげたりしないそうです。)


どんなに自分に正義があると信じ、
正当性はあるのだと信じても、
拳を下ろした瞬間にそれは霧散する気がします。


 
 
 
 




2005年07月06日(水) とりいそぎ

 
こんばんは。七夕の今日、外では雷が鳴っています。

でも、雲の上は晴れ。


「UBIQUITOUS  ユビキタス (30)」をアップいたしました。
このごろ特に、好き、と仰っていただけることが多くて、
嬉しくて嬉しくて。

メールもお便りもメッセージも直接のお言葉もみんなみんな
ありがとうございます。

幸せをかみ締めて今、(32)を書いています。
 
 
 
 
 






2005年07月04日(月) ありあけに (2) 気持ちいい日本語

 
直前の音楽バトンの回答中に思い出したことがあったため、
「ありあけの歌」にもちょこっとからめ、
綴らせていただきたいと思います。

(※歌詞のネタバレがありますのでご注意ください。)


日本語で発音するのに俗に読みやすく美しいと言われる
二つの音があります。

それは「ア段」と「オ段」なのですが。

それをふと思い出し、
先の景時さんの歌を読んでみると、
サビにこの「ア段」と「オ段」が多めに配されておりました。

君に 花飾りかけながら
背中には 銃を隠すのさ
(作詞:田久保真美 「道化者の哀しき嘘は」)

この全26音節中、
過半数以上の15音節が「ア段」と「オ段」。


もっと顕著な例は、有名な
カール・ブッセ作、上田敏訳の
「やまのあなた」。

タイトルはすべて「ア段」と「オ段」。

1行目の
「やまのあなたのそらとおく」は、
全12音節中、
実に11音節が「ア段」と「オ段」。


そういえば、和歌でよく出る

「あまのはら」
「あまのかは」
「たまのを」
「からころも」
「わがやどの」

といった美しい語も、
「ア段」と「オ段」のみで作られています。
(昔と今で読みは違うかもですが…)


「言葉」、そうして「ことのは」も、
「ア段」と「オ段」でできていますね。



ちなみに…


「遙かなる時空の中で」
は全11音節中、7音節が「ア段」と「オ段」でした。

一見地味なタイトルながら、読むと意外に
気持ちいいのはこの音韻のせいもあるかも知れません。


皆様のお好きな詩や、
歌うと気持ちいい持ち歌も、
実はよく読むと「ア段」と「オ段」が
多用されていたりするかも知れないですね。
 
 
 



2005年07月03日(日) 音楽バトン、キャッチ&リリース

  
こんばんは。FF好きなお仲間さんがいっぱいで
びっくり嬉しい桂子です。
(某さま方、お忙しい中本当にありがとうございます…;;v)

そして今日は新たなバトンをぎゅっと握り締め、わたくし燃えております(笑)
今回は、けいさま(メゾン橘)に音楽バトンをいただきましたので、
また嬉々として綴らせていただきたいと思いますv

(ものすごく長いですためお時間のある方だけさくっと
読み流してやってくださいませ…)
では、走ります〜。

バトンURL:http://d.hatena.ne.jp/keyword/Musical%20Baton

1.コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量
 
パソにはございませんで…ゼロになります。

2.今聞いている曲

こちらを書くために出してきた、
ビリー・ジョエルのCDより「Scenes From An Italian Restaurant」。

3.最後に買ったCD
 
曽我部恵一「sketch of shimokitazawa」(アルバム)
元サニーデイ・サービスの曽我部さんのできたてほやほやの新譜。
下北沢のまったり感が全編に。
心の凝りがほぐれます。
雨音のように音が降っています。

4.よく聞く、または特別な思い入れのある5曲

1)「愛のことば」 スピッツ

アルバム「ハチミツ」に収録。発売前に渋谷のタワレコに行った際、
店内に先行で流れていた。

タイトルもわからない初聴きの曲に、
涙がこぼれそうになった。(実は少しこぼれた)

アルバム購入後、タイトルを知り、かみ締めるように
何十回も聴いた。

後日、コンサートで生で聴き、体も心も優しい光に
包まれる心地がした。

歌に神様が宿る、ということはあるのだと思った。


2)「Every Breath You Take (見つめていたい)」 ポリス

スティングの居たバンド、ポリスの傑作アルバム「シンクロニシティー」
に収録。愛の歌。
多くの人に愛されカバーされ、もはや古典の趣きも。


――「君の呼吸のひとつひとつまで見つめていたい」

昔は、美しい切ない恋の歌だと思って聴いていた。

今は、美しさ以上に、
美しくはない、のがれられない恋のエゴがあるから、
より胸に来るのだと思い聴いている。


スティング自身は、愛したら自由にさせてあげたいとその後
歌っているのだけど…


このプロモ映像も本当に美しい。


(余談:彼のチケットをゲットした大阪城公演、彼の
喉の風邪により払い戻しとなりました落涙の過去が…(しくしく…))


3)「ACHILLES LAST STAND(アキレス最後の戦い)」 レッド・ツェッペリン

アルバム「プレゼンス」に収録。
同じツェッペリンの名曲「天国への階段」すら
存在感が薄く感じられる傑作。王者の曲。

これにはりあえるのはクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」
くらいしか自分は思い浮びません…

機会がありましたら一度お聴きになってください。…も、すごいですから!
呆然とします。王様翡翠のテーマ曲にはぜひこれを。


4)「初恋」 村下孝蔵

洋楽ばかりになってしまう〜と、日本の恋の歌を思い描いて
一番始めに浮かんだのがこれ。
詩がとても美しいのです。
旋律も素晴らしいのです。

村下孝蔵の歌う声は井上さんみたいに優しいな。


5)「Scenes From An Italian Restaurant」 ビリー・ジョエル

アルバム「ストレンジャー」に収録。

異国がいつか終わったら語らせてください。





…おおっ、長々と申し訳ございません…
好きな名曲、というときりがないので
個人的ななんらかの思い出と結びつく曲を
ひっかけてみました。

本当は邦楽のほうがよく聴くのですが…
洋楽ばかりですみません;
しかもマイナーで…

では最後にこちらにお答えを。

5.バトンを渡す5人

……うおう、どういたしましょう〜〜

●…か、か、かまあ〜さま… (-man-万化-ge-)
お忙しい中ふりふりしてごめんなさい…;;
個人的に聴いてみたくなり…の意味でそっと
ふりふりいたします。
ですのでよろしければ原稿後、お会いしたときにでも口頭ででも…v

●弥生さま(みぎのてぶくろ)
今PC故障中でいらっしゃるようですが…
好きな映画がかぶっておりましたので、またお会いできた際にでも
お話しできたらと…


そして以下は、ずるっこしますねごめんなさい〜。

単にファンなのです(笑)そっとリンクを貼るのに似た感じ…?

●里○守さま (某さま、私もこの方の御本にはまりましたひとりですv)
●羽○野チカさま (おいおいおい(笑))
●イズ○カワソラさま (ほんとにお伺いしてみたい)

……遠い北極星に向かってバトンをふる感じでしょうか。
(見えません見えません)

また、実は個人的に大変お伺いしたいテリトリーの似た方も
いらっしゃるのですが、…ひっそりよくしていただいているのを
内緒にしておきたいので(笑)
いつも楽しみにお伺いしていますv

…と、最後、逃げてしまいましたが
でもでも回答すごく楽しかったです…v
けいさま、素敵なバトンをありがとうございましたv
 
 
 



2005年07月02日(土) ゲームなバトン、キャッチ&リリース

ああっ、気づけば休日が終わっておりました。
一週間あまり更新があき、申し訳ございません…
もう直さないつもりなのが二編ありますので
今週平日に一度は更新いたします。


こんばんは。
エビ子さまに楽しいバトンを頂戴しました友幸好き子です(笑)
では、走ります〜。
(エビ子さん〜v夏バテに気をつけて原稿がんばってください〜!)

1. Total volume of the game files on my computer(コンピュータに入ってるゲームファイルの容量)

…旧PCには遙か2が入ってたんですが昇天しまして今のPCにはない…
…とそれでは回答として不足かもと思い、追記にあった
「1.はNumber of your game(持っているゲームの本数)のこともあるようです。」
にしますね。

えーと今の家にあるものだけですが…
東京魔人学園剣風帖、東京魔人学園朧綺譚、
東京魔人学園外法帖、
FF7、FF8、FE、ときメモ、ポップンミュージック、
遙か1〜3、八葉抄、盤上、
…あれ?これだけか…?(なんか忘れている気が…)

回答:以上、13本です。

2. The game(s) playing right now(今進行中のテレビゲーム)

…今の今はないです。八葉抄をまだプレイできていないので(涙)
次にプレイするのはこれか十六夜記かと。

3. The last video game(s) I bought(最後に買ったテレビゲーム)

八葉抄です。

4. Five video games I play to a lot, or that mean a lot to me(よく遊ぶ、または特別な思い入れのある 5 作)

1) 東京魔人学園剣風帖…!

オープニングよし!キャラよし!ストーリーよし!
100点満点以上に大満足した傑作ゲームでした。
母校の校歌もあやういわたくしですが魔人学園の校歌は
ちょっと歌えます…。

このゲームシリーズの大好きなポイントは、
画面のキャラに向かって「感情入力」ができることです。
「喜・愛・友・悩・怒・悲」などがあるのですが、
例えば仮に友雅さんが「やあ、神子殿。ご機嫌はいかがかな?」
と言ってくれたなら、迷わず「愛」ボタンを連打するのです!
会話がかみ合っていなくても無問題。
きっと友雅さんは「何を言っているのかな君は」と苦笑しつつ
最後にはあなたを受け入れてくれるでしょう。

このゲームには、本当に男らしい男、
女が惚れる女性、少女がわんさかといます…!

蓬莱寺京一最高…!!

2) FF7

プレイ中、実世界の色彩が薄く見えたほどに
しばらくミッドガルの住人でした。
セフィロス〜〜っ(涙)と泣きながら
しっかりたこなぐりにしてました…(鬼)

このゲームにちなみ、どこかの同人で出ていた
神羅手ぬぐいが欲しかった記憶があります。
「技術と魔晄で明日を拓く神羅製作所」
…ううん違ったか……

3) 聖剣伝説

懐かしいゲームボーイでちまちまプレイしていたかと
思うのですが、クリアしたとき感動しました。
じんと、静かに熱いものが胸に広がってゆきました。

4) ファイアー・エムブレム

ナバールとオグマとマリクが好きでした。女性陣も素敵で。
シリーズを何作かプレイしたのですが、
「よく遊んだ」という意味では
これほど何時間もがんばったゲームはない気が…
シューターがこわい。とにかくこわい。

5) 遙かなる時空の中で

プレイして。遙かな場所までやってまいりました(笑)

たとえ逆鱗をもらっても。

きっと懲りずにプレイして、友雅にはまるでしょう。

「何故この運命を選んだ…」

運命と書いて、「遙か」「白虎」とルビをふれそうです(笑)


5. Five people to whom I'm passing the baton(バトンを渡す5名)

おおっどうしよう〜。うーんうーんどなたに…
…えとえと、最近に何らかのやりとりをさせていただいた方に、
バトンを小さくひらひらしてみたいと思います。
(お忙しかったりご体調があれでしたりご事情おありかと思います。
その際はお気になさらずスルーなさってください…!)
五十音順に…

Kさま (Cartiera di Lapislazzuliさま)
一太さま&英生さま (天鵞絨さま)
けいさま (メゾン橘さま)
時無さま (ラム・レーズンside遙かさま)
みながわさま (銀の時さま)

……あああみなさまお忙しい方ばかり;;;;
バトンのURL:http://d.hatena.ne.jp/keyword/VIDEOGAME%20BATON
です。
お時間に余裕がおありでしたらよろしくお願いいたします…(ぺこり)
 
 
 


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