白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2005年06月30日(木) ありあけに (1)

 
「ありあけの歌」所感。

景時語りはあとにおき、軽いところから。

今回、ニュージャズ風から小室風、それからダンサブルな逸品まで、
それぞれに違う楽曲に、アルバムとして一枚楽しませて
いただきました。

目下のお気に入りは弁慶の曲、朔ちゃんの曲、別格に景時さんの曲(涙)。
九郎さんの曲もTM世代には懐かしいものが…(笑)
(カモーンレッツダンス♪とか
ドラゴン・ザ・フェスティヴァルとか
うつさんの声が聴こえる〜(笑))
大谷さんの表現力にもひれ伏す感じです。

将臣もナイスでしたが、弁慶があそこまで行ったなら…
次は彼ならレゲエかスカまで行ってもOKでないかと思います(笑)


また、「ぴーろろろ」、なフルート(?)がクラブジャズぽい
朔ちゃんの一曲は。
気に入って二、三回聴くうちにサビの、

「あせびの花の ひと房たおり〜♪」が、

ルパン三世のEDだった「ラヴ・スコール」(下)に
少し似ている気がしてきました。

「だけど あなたの 心は風

いつの間にか すりぬける」


この曲もとっても好きでした。
久しぶりにルパンたちに会いたくなりました…

(…あ、似ている似ていないは主観のもので
それに関係なく朔ちゃんの曲はとてもいいと
思います。)



…そして、景時さん…


やられました。見事に。
メイトで聴いたときにすでにやられておりましたが、
寝る前に目を閉じて聞いたとき、
思わずぼろりと落涙…


これは歌だけれども、自分は詩としてもSSとしても
聴ける曲だと思いました。

井上さんの歌声を追うように
一文ごと、ひと言ごとに情景が立ちのぼる。

木漏れ陽が見え、川が見え、
かざす手のひらを、陽が透けてこぼれ、
指の肉の赤いところ、彼のあたたかい血の色が
見える気がする。


高く透き通る空、綺麗な綺麗な空に、
溶けられずただ見上げ立っている、
寂しい背が見える。


歌に付く詞は、時に無理にメロディに寄せたんだなあと
思うこともありますが。


この曲は詞全体が曲に自然に乗っかっている、
詞だけを読んでも破綻がない。


そして実は、歌詞の言葉、これだけですでに
音が美しいのがわかる。


「君に花飾りかけながら」以下、
歌詞だけを読んでも充分にじんと胸に沁みてくる。


だから詩やSSのよう、
この曲は「読めた」のでないかと思います。


また、作詞家の方は、他の曲の歌詞も書いていますが、
この曲に限っては、装飾的な言葉、難しい単語、
難解な読みを一切排し、
日常使いの飾らない言葉だけで歌詞を書いてくれている。

それがまた、飾らない景時さんの心を示すには、
とてもよかったのだろうと思います。


易しい、優しい言葉ばかりの歌だから、
虚飾がないからより届く。




…と、長々とすみません…

まだ、中身についても井上さんの声についても
全然書けていないのですが、
すでに長いですので機会を改めたいと思います。
 
 
 



2005年06月29日(水) 渋谷に日参中


「ありあけの歌」を聴きながら、こんにちは。桂子です。

昨夜は可憐な遙かスキーのお嬢さんにデートして
いただいておりました。

気分は地白虎友雅です。

ああ、女の子ってかわいい〜!
お洒落さんな彼女の素足のペディキュアに
悩殺されておりました。(…)


渋谷の素敵なお店で(自分は今禁酒中のため)
ソフトドリンクと軽いものをいただいて
おしゃべりしていたのですが、
まったり楽しく過ごすうちにいつのまにか
5時間近く過ぎ。

「ああ、私が友雅さんだったらこのまま
お持ち帰りか道玄坂に消えるのに〜」
などと思ってしまいました。(……;)


世代の少し離れた方とお話しするのも
楽しくよいですね。
離れてはいたのですが、聴いてきた音楽に
わりと通じるものがあったり、
また互いに関西出身ということで、
「ナイトスクープ」とか「らくごのご」とか
地元の話題、懐かしいネタで盛り上がったりもして
楽しかったです。
(途中より携帯にて参加された某さまとの
やりとりも爆笑でした。学校がんばってくださいね!)


そして、帰りに二人で寄ったTSU○AYAでは
見つけられなかった「ありあけの歌」を買いに
今日もとことこと渋谷へ。

最近月参中のメイトにてCDを発見し、
ちょっと○○誌コーナーを見ていたら、
聴きなれたあの方の声が。


「か、か、景時さん……(涙)」


感想はあらためて次の日付けで
綴らせていただこうと思います。

(井上さんの高めの声にも弱いのですよ〜。
「世紀末ダ○リン」っていうめっちゃかわいい
漫画があるのですが、
そのCDの「恋は世紀末」っていう歌の
井上さんの声がもう優しくて大好きで。)




2005年06月27日(月) 掛け声あげて

 
…よし、よし、よし…


頷きながら、こんばんは。
お元気でお過ごしでしょうか。

よく、重い荷物を持ち上げるとき、
「せーのっ」などと人は掛け声をあげますが、
「掛け声」というのは、発することで
脳によい刺激を与え、
それにより必要な力がふっと出てくれる
効果があるそうです。


昔、陸上部時代、毎日ウォーミングアップに
1キロくらい?みんなで走っていたのですが、
その間、
「ファーイトファイト、(ファイト、ファイト、)
ファーイーット、(オッケー)」
と先輩後輩で分かれ、ずっと掛け声をあげておりました。


これもきっと、出すことでなんらかのパワーが
引き出されていたのかも知れません。


…てなわけで。

何かを推敲するとき、
いい言葉などが浮かんだとき、
または浮かべたいとき、
掛け声をあげてみようかと思います(笑)



冒頭の「よし」は、
5月に書きかけていたかかげゆずが今日、
進んだからでした。


嬉しいなあ…そして。


かげゆずを書くとこうぴっと、
背筋が伸びる気がします。


個人的に、3白虎には、
大正昭和あたりの文学の、
匂いがある気がします。


彼らを書く前のスターター的に、
梶井基次郎の文章によく触れます。



 



2005年06月26日(日) ラ○ねたばれ感想 「遊び人。 というよりも」

 
こんばんは。ララの○なつみさんの漫画の忍くんが
幸ちゃんに見えて仕方ない桂子です。
(先ごろ美形の兄に襲われかけていたのがまた…)



さて、今月の友雅殿。

…なるほどあなたのお好みは…

黒目がちの瞳、まっすぐな黒髪、
ぷっくりと品よくふくらんだ唇を持ち、
気の利いた会話のキャッチボール(蹴鞠?)のできる、
聡明な美人であるのですね。


……かわいい鷹通のような……

(そっと涙をぬぐう…)


実は、わたくし寝そべる友雅をあやす女性、
最初髪を解いた鷹通……というか○体化鷹通さんに
うっかり見えてしまいました…

(……ご、ごめんなさい某さま……)


そしてその直前のこの、

「居ても居なくてもあまり変わらないからな」
の、台詞のそのあとに。


「…それが本当に欲しい者でないなら…」

と、心の台詞を勝手に付け足してしまいました…


…あー、友雅殿ふびん…


というか、女房さんたち、友雅殿が寂しくて
甘えにきているのを知っていて、
「しょうがないわねえ」と許してあげて
いるように見えちゃいます。


…そう、遊び人というよりも…


「甘えん坊な弟くん」。


最近の友雅は、この位置に居るんじゃないかと
ふと思ってしまうのです…



……美人のお姉さん方、
どうぞ友雅の背中をにっこり鷹通のほうへ
蹴飛ばしてさしあげてください……(祈念)
 
 

 


メール・メッセージのご返信につきまして:
金曜日までに頂戴しましたメールとメッセージにつき、
日曜日までにご返信をさしあげました。
万一未着の方がいらっしゃいましたらお伝えいただければ幸いです。
いつもあたたかいお言葉を本当にありがとうございます。



2005年06月24日(金) 更新:「UBIQUITOUS  ユビキタス (29)」




こんばんは。25日付けで「UBIQUITOUS  ユビキタス (29)」を
アップいたしました。

お時間がございましたらご覧いただければ幸せです。
 





2005年06月23日(木) 夏の嬉しい予定たち

 
こんにちは。全サの白虎なカードたち、
本日申し込みセットをうきうき投函しました桂子です。

…あの、鷹通はたまりません…
昔のタペストリーの鷹通にはる、美人さんぶりです。

本誌の連載にもきゃー!と萌えたのですが、
そのほうはまた、あらためてこちらで叫ばせていただきます。
(○○○、ナイス突っ込みだ!)


全サのような楽しみに加え、
夏の楽しい予定がぽつぽつと、入りつつあります。

春に、大きな旅行をしたので夏はおとなしく…と
言っていた矢先、
相方の旅の心がぼむっといきなりファイヤーしたようで、
一昨日長野方面のとあるお宿に予約を入れました。

(うちはきっと一生蓄えが貯まらないことでしょう)

…自分もたいがいフットワークは軽めですが、
相方はこの比ではありません。人の三倍四倍
出歩くのが好きで、散歩おたく夜景おたくドライブおたくなお人です…

今あまり脂っこいものは食べられないのですが、
安曇野あたりを通ったら、おそばでも食べてこようかと思います。


夏の祭典の切符も近く拝受させていただけるようで、
こちらもとってもとってもとっても(ポイント極大)、
今から楽しみにしております。

新作をご発行になる皆様、どうぞお体に気をつけて
がんばってくださいませ。
こそーりスペースを徘徊させていただければと思います。


そして夏の終わりには…
クラシックのリサイタルに行ってまいります。
こちらもチケットをいただいて…


クラシック、大昔ピアノを習っていたわりには
詳しくはないのですが、
今は内田光子さんという海外に居るピアニストの、
最新のアルバムをずっと聴いています。

モーツァルトの、ピアノとバイオリンのためのソナタで、
目が疲れたとき、アイマスクをしてこちらを聴いていると、
ふうっと身体の奥の疲れまでほぐれてくるのです。


内田光子さんは、あるインタビュー記事をきっかけに
知った方ですが、
「こんなにこんなにかっこいい女性が居たんだ…!」
と、塩野七生さん以来の衝撃で私をとりこにして
しまったのでした。


「演奏会は毎回、昨日がなかったように生きるわけです。
明日もない。
今日しかない。」


刹那のために積み上げられる無限の鍛錬の美しさ。






2005年06月22日(水) 画家ルオー、そして哀しき我らの道化者

 
先週末、お誘いいただき「ルオー展」を見に
行ってまいりました。

ルオーは、19世紀末から20世紀半ば頃まで
「人間」を描き続けた画家で。
中でも、「道化師」と「キリスト」をモチーフに、
何枚も何十枚もの絵を残した人です。

「道化師」。
かつて自分は景時の中にそうした姿を見、
それにひかれ、
「ピエロ」というポエムを作ったのですが。


パンフレットによれば、この画家は、
「化粧の下に疲れた顔を隠し、
人を笑わせ続けなくてはならない
道化師の姿に、ルオーは社会の中で
生きる人間が引き受けねばならない悲哀を
重ねています」とあり。

そしてルオー自身が生前、
「われわれは皆、多かれ少なかれ道化師なのです」
と言い、自らを道化師の帽子をかぶった
姿で描いていました。


「われわれは皆――」という、
こちらの言葉を初めて読んだとき。

私は、
「ああ、そうか、『ピエロ』を
書いた自分自身も、多かれ少なかれ道化師であるのだ。

だから景時の弱さや哀しさに、
あれほど感情移入をし、
愛をこめ、『へたれ』と彼を呼ぶことが出来たんだ。

『へたれ』、『へたれ』と言い、
けれどどこか言葉の響きほど突き放せない、
言葉ほど『だらしないわね』とも思っていない、
そんな気持ちで呼んでしまうんだ」


そう、思ったことでした。


偶然ながら、近く発売される景時の歌のタイトルは、
「道化者の哀しき嘘は」。


ルオー独特の力ある線でえがかれた、
内の感情が見えるような道化師の絵と。

新しいその歌は景時という人を自分の中で
掘り下げるための何かをくれる、
そんな予感をいだかせます。



2005年06月21日(火) お知らせとお詫び

こんばんは。ちょろっと出現、懲りない桂子です(笑)

おユビさんがものすごく進みます。嬉しい…
(皮肉なことなのですが、モニターに長時間
迎えない分、自分の創作が進んでしまうのです…)
今、(31)をレター用紙に書き付けています。

そして次の更新は「ユビキタス(29)」になる予定です。
たぶんもうなおさないので、あと少しだけ手元で
読み込みさせてください。

離れていた彼らなのでいっぱいお話ししてしまう。


22日付けの日記はまたあらためて。



 
こんにちは、桂子です。
今日は非常にプライベートなことで
恐縮なのですが、自分の身体のことなどお話させてください。


突然ですが、私は緑内障という、
今の医学では治らない眼病を持っています。
最初の発症は6年前でしょうか。
コンタクトを作りに行った眼科が、
とても丁寧に検査をしてくれるいいお医者さんだったのです。

日本では、40歳以上の30人に1人は罹っているといわれる
この病気。
次第に視野が欠損し、失明してゆくのですが。
ほとんどの場合、自覚症状のないままに数年から十年もかけて
ゆるやかに進行し、医者に行ったときには手遅れ、
ということが多いそうです。

自分は、コンタクトの用事がなければ眼科には
いかなかったと思うので、
ああ、偶然、早期に見つけていただけてよかったなあ…
と思ったことでした。

もちろん早期に発見されても、これは治らない病気で、
治療をしても進んではゆくわけですが。

今すぐに失明ということはよほどの急な進行が
ない限りなく、
人によっては一生充分な視野を確保できることも
あるそうで。

だから顔にしわが増え、心臓が弱っていくように、
加齢現象のひとつなのだと自分の中で
納得させるようにしたことでした。


また、治療法の進歩は日進月歩。
10年後、20年後には新薬の開発も
あるかもしれない。
新しい治療法も見つかるかも知れない。

こう思い、ちょっと幸ちゃんの姿を
思い浮かべたりもときどきしています。


医学界の幸ちゃん、
いつか世界からまたひとつ、不治と言われる難病を
消してください。

いつか新聞の見出し、ニュースでそんな
発表が見られるのを、楽しみに待っています。




そしてお詫びといいますか…

先週あたりから、一時的かも知れないのですが
目の調子がよくありません。
モニターや、テレビに、連続1時間も向かうと
目の奥が痛む状態で、
昨日ちゃんと検査をし、それ用の薬をいただいてきました。


そうした事情に伴い、
メッセージへのお礼はさしあげられたのですが、
メールへのご返信が少し滞っております。


少しずつ打ってお返しさせていただきたく、
せっかくいただいたあたたかいメールに、
すぐにお礼申し上げられないのが心苦しく、
申し訳なく思うのですが、
今までよりもお日にちを見ていただければ幸いです。


また、今後ご返信のほう自体、全体に
これまでよりもゆっくり、返させていただくことを
お許しいただければと思います。


それから、チャット、お絵かきチャットなどにも、
今後参加は難しいかも知れません。
(…短時間でも参加したいのですが…
そうして途中で抜けるのも失礼なことですし…)
そうした場所に現れなくなっても、
どうか無沙汰をお許しいただければ幸いです。


更新は。生活している限り、何かを見ているわけで。
モニター以外のものはそれほど疲れないので(本だととか)、
紙ベースに書いてはあげて、な感じで、
おユビさんも異国も最後まで書くつもりでおります。

というか、ここ数日目をいたわり、
サーフィンを自粛し早く休んでいたので、
おふとんでぼーっとしている間にひす鷹の…ひす鷹の続きが
2年くらいかかりそうなくらいできてしまいました
(脳内で)。


ひす鷹は、去年冬あたりだったでしょうか、素敵な品を
多くお見かけしました際、
(もうもう本当にごちそうになりました…v)
「ああ、あんなに素敵なひす鷹を拝見したあとで
練りの足りないものは書けないなあ〜」
と思っていたのですが。

これならきっと、ちゃんとリアリティ、
そしてオリジナリティのあるものになる、
きっと私だけのお話にできる、
(こう思えなければひとさまに
お見せしてはいけないでしょうから…)、
そんな続きが、
正しくはもともとあった「続き」のさらに「続き」が、
出来あがってくれて…


……眼病以上に私の妄想病につける薬は
ないことだと笑ってしまいました…(笑)


と、さすがに上のものは完成を見ないかも
知れませんが。

今までよりいろいろぼちぼちになりつつも、
楽しんで書いてゆけたらと思います。


今後も、おつきあいいただけたら本当に幸せに思います。



なお…
この日記で(特にこの病気にお詳しい方には)
ご心配をお掛けしてしまったかも知れません、
申し訳ございません。
一度はお話ししておくべきなのかなあと思いつつ、
これまでは幸いにもその必要を感じることがありませんでしたため、
どなたにもお話しておりませんでした。


今後、断続的に、メールのご返信や更新の拝見が遅くなる、
感想やメッセージもこれまでのようには
お届けできないなど、不義理な人になりそうなため
暗い話になってしまいましたが事情をお話させていただきました。
どうぞお許しくださいませ。


そしてお見舞いメッセージなどを一瞬でも
考えてくださった方がもしもいらっしゃるとしたら、
どうぞその類のお気遣いは一切なさらないでくださいませ。
いつもサイトや日記を覗いていただいている、
そのクリックひとおしが充分に自分をいつも
励ましてくれていますので。


大丈夫です。私は元気です。

「いつか失明するかも知れない」じゃなくて、
「今はまだ普通の人と変わらないくらいに
視野が広く見えている。いつかがすぐに来ても
後悔しないよう、いっぱい絵も本も見るぞー!
旅行にもいくぞー!
大好きな人の顔をいっぱい見ておくぞー!」
と、元気にいつも、にこにこ笑い、
日々を生きています。
 
 
 
 



2005年06月20日(月) 翡翠さん色の贈り物

夜追記:
すみません、肝心な説明を失念しておりました。
下のアクセサリーはSさまの手作りのお品なのです!
(プロの方の作品のようですよねv
伊○丹やプラ○タン銀座で売っていそう…!)

センス抜群のSさまは、ご自身のためには同じデザインで
紫のセットをお作りになったとかv
(そしてご本人さまもこの美しいアクセサリーがとても素敵に
お似合いになるに違いない、
大人な雰囲気の美人さんでいらっしゃるのでした…v)


拙宅に以前、素晴らしい作品をくださった
Sさまに、とても素敵なアクセサリーを、
あるご縁があり拝領しました…!




こちらはネックレスのトップ付近です。
お箱を開いて見たとたん、
翡翠さんのイメージが広がったことでした。
繊細で、シックかつ、ゴージャスなのです。







こちらはイヤリングのアップです。
揺れるたび、石たちが違う形をつくり、
違う輝きを見せます。







全体です。
このように綺麗にディスプレイをいただき、
お贈りくださったのです。

もったいなくてこの写真を日記に掲載するまでは、
と外していなかったのですが、
青のワンピでお出掛けをするときに、
ドキドキと着けさせていただく予定です。



Sさま、素敵すぎるアクセサリーのセットを
ありがとうございました…!



2005年06月17日(金) とりいそぎ…



丸の内カフェの店先
心地よい、ゆるい時間が流れています


こんばんは。18日付けで、
「UBIQUITOUS ユビキタス (28)」をアップいたしました。
お時間がございましたらご覧いただければ幸せです。
どうぞよろしくお願いいたします。





2005年06月16日(木) すべてはまだこれから/頭が冴える4つの場所

 
恐らくこのひと月で一番がつんと脳にきた言葉。


「まだ何も完成していない。
すべては、これから行われるのを待っているところだ。

絵画の最高傑作は、まだ描かれていない。
戯曲の最高傑作は、まだ書かれていない。
最も美しい歌は、まだ歌われていない。

この世界のどこにも、完全な政府、優れた政府、
賢明な法律は存在していない」

 
ジャーナリスト・政治評論家 リンカーン・ステファンの言葉。
(『IDEBOK スウェーデン式アイデア・ブック』
フレドリック・へレーン著 p84 P/B ダイヤモンド社)


まあなんてかわいい本!とにっこり手に取ったこの本、
内容はぎっしり、コペルニクス的なんたらの嵐のような本でした…
 




くじけそうな時、自分に限界を引きそうになったとき、
上の言葉はきっと天白虎の灯のように暗闇を照らして
くれるのだろうと思います。



また、先日、らくがきダイアリー(白虎夫婦漫才(仮))にて
下のようなクイズを載せ、お二方に答えのほうをリク
いただいたのですが、このネタの元も実は上掲の
本でありました…。


「今日、ある本で、
『頭が冴える』4つのBはじまりの場所があるという文を読みました。
バーの中、バスの中、
さてあとの二つはどこでしょう…?」


…正解は、
「バスルームの中」、そして「ベッドの中」で
ございました。(…むふv)


そしてこの本では、それらに加え、
「退屈な会議(Boring meeting)」も上げたいと書かれておりました。

…確かに2時間くらい続く長い朝礼の中でふと
白虎さんが歩き出すことはありましたが…(ごめんなさい…)


そういう、「じっくり考えられる場所」に居る時間を
なるべく長くすると、自然、
創造の生産性はあがるでしょうというお話でした。


そういえば新人の頃、先輩に、
「残業をして、企画を考えようとパソコンの前に向かっていたら、
『何やってんの(笑)、企画なんてモニターの前で
考えるものじゃないわよ。
モニターに向かう前に考えてくるのよ』と上司に笑われた」、
という話を聞いたのですが、
なるほどもっと頭が柔軟になる場所があるでしょうと
いうことであったのですね…。


…創造はもちろん政治も、
もっと頭が柔らかくなる場所で行われるほうが
いい政策が出るのかも知れません。
 
 
 



2005年06月15日(水) なすときゅうりとわたくし


男友だちから。

「昨夜○○さん(わたくしの本名)が、
なすときゅうりを持って満面の笑みで
夢にでてきたよー。
なのでメールしてみたー。」


…と、携帯にメールがありました。


…この場合正しい返信は。


1.「ふふ。美味しかったかい…?」

2.「なんやそれー、夢に出てくるってことは
きみ、わたしのこと好きなんちゃうん!」
(※相手は美人の奥さんもちである)

3.なすときゅうりをお届けする。


関西人としてはどれを選ぶべきでしょう…。


にしても、その夢に立つ人は私よりむしろ
かの譲くんがふさわしい気がします。


「昨日譲くんが夢に出てきたんだよ〜
なすときゅうりを持ってね〜」

「はいはい、じゃあ今日は…
夏野菜のラタトウユでも作ってみましょうか」



…た、食べたい食べたいな…


(きゅうりはどろどろになるので
ズッキーニでもいいよ譲くん〜!)
 
 
 



2005年06月14日(火) 毎日が祝祭 アール・デコ展


 
 
 
先日読んだアール・デコの本の帯に、
「1920年代 毎日が祝祭だ!」
というあおりがあったのですが。

昨日、まさにその祝祭を追体験するような、
大きな美術展、「アール・デコ展」に行ってまいりました。

上野・東京都美術館は、昨年の催しマルモッタン展も
素晴らしかったのですが、今回は絵画にとどまらず、
家具、ドレス、宝飾品、電化製品、ポスターに絨毯、
シガレットケースやグラス、
果てはホテルのエントランスそのものまで。

身の回りのあらゆるものが「アール・デコ」というスタイルを
反映し、すべてでひとつをなしていたことがわかる、
見ごたえの大きなものでした。


(大きすぎて昨日は帰宅後もぼうっとしてしまい…
いつも追い追いの日記がさらにここまで
ひっぱられました…;)


全体でひとつを表している、時代を見せてくれている、
そんな印象がとても強いので、個々の展示に踏み込んで記すのは
わき道に逸れるという気もするのですが…


それでも特に心に残ったことを取り出すと。

まずはマリー・ローランサン。
これまで、幾つかの美術館でこの画家の絵は見てきたのですが。
「ああ、綺麗だなあ、お洒落だなあ」とただそういう、
好印象を持っていただけでした。

けれど、アール・デコで統一された室内に、
この画家の絵がはめこまれたその時。
ああ、こういう室内の中でこそこの人の絵は活きるのだと。
この室内に、ほかの絵ははまらない、イカールやミュシャでは
違うんだ、と初めてそんな風に絵を眺めました。


そしてその絵に続き現れた、ガラスケースの白い衣装。
一瞬、クー・○ラックス・○ランを連想させ、ドキっと
心臓がはねたのですが、
恐る恐る近づくと、言いようの無い胸のつまりを覚える。

木綿の白布に、黒い三角布がぽつんぽつんと付けられた、
その衣装は見れば見るほどに、崇高な感じが伝わってくる。

ふと、横のプレートに目を遣れば、
『「ナイチンゲールの歌」の哀悼者のための衣装
アンリ・マティス』と
書いてありました。


マティス……またも私の胸をつまらせる……


アール・デコとマティス、というのは不勉強な自分は
特に強く結びつけて把握はしていなかったのですが、
単純な直線と曲線で、子どもが描いたようなデザインで、
強いものを見る者に与える、
光のようなものを見せてくれる、
アール・デコのスタイルを踏襲しつつ、
それ以上の何かを表現している、
そんな芸術家・デザイナーでも彼はあったのか…と、
今回の展示でまた、彼に大きく惹かれることになりました。


(そういえば後年の彼の代表作のひとつの名前は
「ジャズ」。まさにこの20年代に花開いた音楽でありました…)



また、上の写真の右下に出ているのは、
「ストランド・パレス・ホテルのエントランス」、
会場内に、原寸大の大きさでどんと大きく建っていて、
「ああ、私もその扉の中に入ってゆきたい…」と、
きらきらと光る扉をまぶしく見つめたことでした。

(そしてこの迫力には多くの人が魂を抜かれ、
ひととき扉の向こうの20年代にタイムスリップ
なさっておられました…)


翡翠のペンダントなどもたんとあり、
白虎萌えもあったのですが、
自分が最も印象に残った展示は上あたりでした。


機会がありましたら、あじさい見がてら
ご堪能くださいませ。
 
 
 



2005年06月13日(月) 胸が痛むから



美しいから胸が痛むんじゃない
胸が痛むから美しいんだ


家の横の道をまっすぐ北にあがると、
丘の上に大きな白い図書館があります。

そこに咲いていたあじさいの向こうに傾き始めた陽の
光を見たとき、
言葉は何も浮かばないのに胸がとても痛みました。


そして思い出したこのこと。

『「ひとは泣くから悲しいのであり、
物を打ちつけるから怒るのであり、
震えるから怖い」のであって、逆ではない。』

「ことばの顔」鷲田清一 p29 P/B中央公論新社


人は、何かを知覚しても、それに「身体の裏打ち」がないと
味気ない、感情の熱を欠くのだとこの哲学者は、
ジェイムズという心理学者の研究を踏まえて言っていました。


「身体の裏打ち」、それはたとえば
美しい旋律に鳥肌が立つこと、
恐ろしい光景に冷やりとすること。
居心地のわるい空間にいると耳鳴りがすること。

つまり身体は心より遙かに敏感で、
いつも先に美もダメージも受け止めている。


だからこそ自分はあじさいと、その向こうの光に、
言葉を浮かべる前に胸が痛んだのだろうと思います。


きっと絵も音楽もお話も、
何か言葉にする前に胸やどこかが痛むような、
身体が受け止めるような、
そんなものが本当の本物と言えるものなのでしょう。



ご返信につきお知らせ:
日曜日(12日)中までに拝受しました
メール・メッセージへのご返信を月曜夜までにさしあげました。
もしも未着の方がいらっしゃいましたらお伝えいただければ幸いです。

月曜日以後に頂戴しました分へは申し訳ございませんが
もう少々お時間くださいませ…

あたたかいお言葉、楽しいお言葉、
お心のこもったお言葉、いつも本当に嬉しく拝読しています。



2005年06月11日(土) おめでとう、幸せに。更新:「二人の旅、冬 (十五)日だまりの」

(友雅さんおめでとう日記を下に追記しました)



こんばんは。
11日夜に、異国シリーズ 「二人の旅、冬 (十五)日だまりの」を
アップいたしました。
よろしければご覧くださいませ。

今日、関東は少し蒸してはいましたが穏やかな天気で、
夕方、下北沢をぶらぶらしたらとても気持ちよかったです。
(写真は大好きな或る喫茶店。今日ものんびり楽しく幸せに、
過ごさせていただきました。
店を出たらあじさいが綺麗でぱしゃり。
この2分ほどあと、本屋に行く道でスピッツの「あじさい通り」が
スニーカー屋さんから流れてきて偶然の共鳴にびっくり。)

友雅さんの誕生日、ということで
あとでちょこっとお祝い日記を下に追記いたします。



追記になります。
きのうの友雅さんのBD、ひっそり色々嬉しいことが
あって過ぎてゆきました。
(某さまご旅行先からのメールをありがとうございますv
めでたく眩しくインパクトがありました(笑))

そして気づけば「おめでとう」と書く前に
ひっそり当日が過ぎておりました…
(ぱたぱたと羽を生やして…)


遅ればせながら友雅さんお誕生日おめでとう。
31歳のあなたももう少し上の(丘の上とかの)あなたも
それぞれに重ねられる年が大切な素敵な
年となりますよう。



…ときに。長く通って下さっている方はご存知で
いらっしゃるかも知れません、
私はそれぞれに愛する白虎さんsの中でもとりわけ
友雅さんを愛しく思っております。

(…と、正面きって書くと
急に恥ずかしくなるのはなぜでしょう〜。あう。)


もう、あの美貌がしわくちゃになるくらいに
笑わせてあげたい、
「この幸せボケが」と後ろからとび蹴りをあげたくなるくらい、
いっぱいに幸せにしてあげたい、
いつも何を書くときもそれが究極の願い、
変わらない祈りです。


かなり厳しい状況の友雅さんには、
それなりの努力を強要することになり(涙)、
ある場合には100パーセントの幸せには
届かないのかも知れません…


けれど友雅さんを見つめ、書く自分も、
昨日より今日のほうがもっと広い視野を、
もっと強い心を、そういう前を目指す気持ちを
忘れないようにし、彼と二人三脚な気持ちで
この先も書いてゆけたらと思います。
彼を、彼らを幸せにするために…。


そう、彼を書く、白虎を書くというのは
それ自体ハードルが高いことで、
彼らならこれくらいの努力はいとわないだろう、
これくらいのことで負けはしないだろう、と
思うと、ついだらけてしまう身もぴしり引き締まり、
生来、自堕落で駄目子な自分も少しは鍛えられる…
そんな気がします。


鍛えてくれてありがとう白虎さん、友雅さん。
共にがんばり幸せに笑いましょう。
 
 



2005年06月09日(木) そしてこの先どの子たちも愛されますように

 
最近繰り返し読む言葉。

「自分のためと励ますちからなんてたかがしれている。
自分の益を捨て、とにかくどうしたら他人の役に立てるだろうか。
喜んでもらえるだろうか。
他人に益が生まれるだろうかと、
考え抜いて正直に働くことが仕事であろう。」

「そして一番のよろこびは自分の仕事によって
人に笑顔が生まれ仕合わせになっていくことであろう。
働いてもらえるお金はその笑顔と仕合わせの量でしかない。
どれだけ自分が苦労したかの量ではないことを
決して忘れてはならない」

松浦弥太郎「くちぶえカタログ」P/Bブルース・インターアクションズ


仕事でも、創作でも、
モノが出来た、ついに成ったときの喜びはとても大きい。
時間を掛けて作ったものほどその嬉しさは増す。

けれどそのあとにいただく愛読者はがきの嬉しいお言葉、
頂戴するメールやメッセージでの嬉しいお言葉に、
出来た、という満足感はかなうものでない。


今日、「十七歳」を読んでくださり泣いてくださったというメールを
いただいて、胸がつまりまた上の言葉を読み返しました。
実は異国よりいただく反響は大きい「十七歳」。

話数が多いので何度もリライト・圧縮しようかと思ったのですが、
このひと月に二度、あのままで、出したときのままで、
泣いてくださり、愛しいと仰ってくださった方がいらしたので…
もうリライトはしないことに決めました…。

おユビさんのミチたちも愛していただけて嬉しいです。
おユビさんは今、二話分を推敲しながら
三つ先のお話を大切に書いていますので
あと少しお待ちいただければ幸いです。

ここ最近、小さな更新ばかり続きまして申し訳ございません。
この先は連載もののアップが続くかと思います。
おつきあいいただければ嬉しく思います。


あ、この週末は聖地に神々がご光臨されるのでした。
皆様お気をつけてよい旅を…!
後日の萌えなご成果のお土産を楽しみにしておりますv
 
 
 



2005年06月08日(水) 臨時メッセージフォーム設置/REAR WINDOW -裏窓- 設置

【臨時メッセージフォームについてお知らせ】

前回と前々回、サーバー工事時に1週間ほどひとことメッセージの
フォームからの送信が遅延することがありましたため、
現在一時的に別のフォームを設置しております。
よろしければどうぞお気軽にご利用くださいませ。


続きまして更新のお知らせです。
天井裏部屋(仮称)改め、「REAR WINDOW -裏窓- 」を
TOPに設置いたしました。

…いえ、実は週末に、映画や音楽を手がける某社に勤める
知人にヒッチコックの「めまい」のDVDを頂き、
それを面白く見ていたのですが。(固唾を呑みますすごい…)

終わってから、そういえばヒッチコックは「裏窓」も
よかったよなあ〜。
あのグレース・ケリーは幸ちゃんと鷹通を足して割ったような
可憐さと知性と茶目っ気があったよな〜と、
つらつら思い出し。

…そういえば「裏窓」の主人公のジェームズ・スチュワート。
彼は美男だけれどどこかへたれなのは
友雅さんや景時さんに似ている…
拙宅限定でひーさんにもどこか似ている…

…とかぐるぐる思ううち…


…拙宅の第二の裏のお部屋の名前が決まったわけでした…


ちなみに「裏窓」の主人公は「覗き」がもとで事件に巻き込まれる、
好奇心が猫をなんたらする〜の典型なのですが。

拙宅の裏窓は覗いていただいても危険やダメージは
もちろんありません。

…ただ、どっとお疲れになることはときにあるかも知れません……
 
 
 



2005年06月07日(火) 君の名は

日本、W杯出場おめでとう〜!!
後半戦の盛り上がりに汗ばんでしまいました…
いいぞ大黒〜!あいかわらずナイスセーブにナイス顔だぞ川口〜!




何読んでるの?ゼブラちゃん
 
何飲んでるの?ゼブラちゃん

 
昨日頂いた御文で、ゼブラちゃんは元気ですか?と
気にかけていただいたので、日ごろ激写している
スナップから、お気に入りの一枚を掲載(笑)。

実は、少し以前に勇気を奮い、
「すみません、このぬいぐるみさんには何か決まった
呼び名がありますか?」
とお店の方に訊きました。

と、
「はい、実は彼はこの映画の主人公で…」

カフェ・エプロンがとてもお似合いのお姉さん、
映画のチラシを一枚出して、にっこり仰います。

「この、ストライプスくんっていうのが
彼の名前なんですv」


その笑顔には、彼がかわいくて仕方ないとそう、
書いてありました。


その、チラシは記念に持ち帰り、拙宅にありますが…

未だ、彼のことをつい「ゼブラちゃんv」と
呼んでしまいます…


たぶん、他の隠れファンの皆様も、
それぞれ内心で彼をお好きに呼んでいるのでしょう(笑)









2005年06月06日(月) 行ったらきっと、無性に続きを書きたくなるんだろう

 
拙宅にいらしてくださり、日ごろ御文などのやりとりを
させていただいている方に、
不思議と学校や教育のお仕事に関わられている方が多く
いらっしゃいます。

自分自身、一時期頻繁に仕事で中学や高校に
出入りさせていただいていたので、
偶然以上のものを感じるなあとよく思っていたのですが。


元来「遙か」、という世界が歴史に着想を得たもので、
また創作サイトにいらしてくださるのは、
もとより本や言葉がお好きな方と考えますと、
なるほどそういう世界に日々よく
関わっておられるのが学校・教育関係の
方々でいらっしゃるからかなあと感じます。


そうした方々にはご存知かも知れない教育系のサイト、
チャイ○ド・リサーチ・ネットにて、
興味深い催しの案内がありました。

9月に東京で開催される「第2回子ど○学会議」と
いうもので、テーマが
「言葉の獲得・言葉の喪失」。

ああ、まさに約一年前にある拙作のために
調べていたそれがテーマに…!
(はい、あのちょっとSF入った友鷹でございます…)

とても面白そうなのですが、非学会員は5000円、
ううんちょっと高いですね…

たとえ創作に直接は一文字も反映されないと
しても、調べられるだけは調べた、
ちゃんとこの場所を肌で知っている、という事実は、
お話に見えない根拠、もっともらしさを与えて
くれるのではないかと思うので、
ちょっとお高くてもこういう案内を見ると、
投資すべきかなあとうずうずいたします…


ちなみに「ユビキタス」では、かの竹村健一さん、
開発者の坂村健さんの本がとても参考になりました。

その開発史は、創作のことはさておいても、
「プロジ○クトX」の番組のようで、
本当に面白かったです。
 
 



2005年06月05日(日) 古本屋さんの新しい



明日の朝ごはん(朝パン?)

 
中目黒駅から徒歩数分。
目黒川沿いに、小さな趣味よい古本屋があって。

昔、そのあたりでよく遊んだ頃、
立ち寄って本の背表紙を眺め、
買わずとも何か素敵なものをもらい、
気分よく出てきたことだった。


先週末、渋谷のこれもお気に入りの本屋・
ナディフでとてもたたずまいのよい
新しいエッセイを見つけ。

一編読んで気に入り、
いそいそと抱えてレジまで持ってゆき。


以後、出かける時には携え、
数編ずつを読んでいる。


そのエッセイの作者は目黒川にある、
先の古本屋、
随筆を専門とするその古書店の、
支配人の方で。


本の中ほどの写真を見て気づき、
とても驚いたことだった。


こんなに素敵なエッセイを書かれる方が、
その目で選んだ本ならば。

きっと素晴らしい本たちだろうから。

背表紙ばかりでなく、ちゃあんと中身も
じっくり見なければ…


目黒のその本屋の名はCOW BOOKS。
店主は松浦弥太郎さん。


お近くを通られた際にはぜひ。

春には桜も綺麗です。




サイトがまた素敵なのでついでに。

→ttp://www.cowbooks.jp/

(「VOICE」に並んだ書影をクリックすると、
素敵な言葉が次々と…)


 



2005年06月04日(土) 水曜の朝、午前3時/メッセージ御礼

●Contents● 1.水曜の朝、午前3時 2.メッセージ御礼(6/4拝受分)

1.水曜の朝、午前3時

昨日取り上げました「水曜の朝、午前3時」。

このアルバムには静かなアコースティック版、
オリジナル版の「サウンド・オブ・サイレンス」が入っており、
それもなかなかいい曲なのですが。

それ以上にプッシュしたいのは、このアルバムでは
「水曜の朝、午前3時」、それから、
「霧のブリーカー街」。

いずれも3分に満たない短い曲ですが。
詞といいメロディといい、
沁みる切ない優しさにみちていて。

その歌声もまた、淡々として、
ささやき程度の声なのに、
しんと心に沁みてゆくのです。
歌の場面が浮かぶのです。

街が見える、部屋が見える、
ベッドが映り、人が見える。

出だし数秒で好きになった、
いずれも切ない優しい曲たちです。


サイモン&ガーファンクルは、
ほかにも名曲佳曲が多く、
こちらをご覧の方にもお好きなナンバーが
おありかも知れません。

冬の散歩道、
ボクサー、
セシリア、
I Am A Rock...

特に有名な曲では、
「Bridge Over Troubled Water」、
邦題「明日に架ける橋」はやはり
大好きな一曲で。

ここ数回のユビキタスの展開から、
某さまがあるときミー○ャの「Everything」を浮かべて
くださり、それを伺ってから私もその曲を
よく口ずさむのですが。

「明日に架ける橋」の下のくだりも、
眩しい者を見つめる視線がちょっと友雅のようだと
思います。

Sail on silvergirl,
Sail on by.
Your time has come to shine.
All your dreams are on their way.
(by P.Simon)


サイモン&ガーファンクルをこれからお聴きになる方には
どのアルバムもベスト盤もいいですが、
ライブ盤「The Concert in Central Park」もとても
よいかと思います。



2.メッセージをありがとうございますv

> 6月4日にメッセージを下さった先日素敵サイトさまご主催のお絵チャで
お会いできました貴女様v


こんばんは〜v先日はご一緒できたお時間こそ少なかったですが、
お会いできて楽しかったですねvとても嬉しかったです。
また、ご一緒させていただける機会がありましたら、
どうぞよろしくお願いいたしますv

そして、毎日…とのこと、とても感激です。
お忙しい中お訪ねくださり本当にありがとうございます。
異国のほうも、楽しみにと仰っていただけてとても嬉しくて…

自分自身、異国はお話を書いているとき、「次はどうなるんだろう、
どんな時間を彼らは過ごすんだろう、どんな会話を
することだろう」と、まだ現れていない次の一行に
耳を澄ませる気持ちです。

おおまかな、「こうなるのだろう」という筋はあるのですが、
実際の場面にならないと、彼らの声は聞こえない、
その場に落ちる光は見えない、そんな感じなのです。

貴女様の嬉しいお言葉を励みに、自身楽しみながら、
この先も綴っていければと思います。

えっちらおっちらな進みですが、今後とも、彼らのことを
見守っていただければ幸せです。
四人ともども、どうぞよろしくお願いいたします。

また、素敵な場所で、楽しくお話できたらいいですねv



2005年06月03日(金) 更新 「日曜の朝 午前十時」



こんにちは。更新のお知らせです。
異国シリーズ過去編「日曜の朝 午前十時」を
アップいたしました。

(目次にも今度は忘れないように入れておきました…)

旧稿とかなり違えたため、
全体の雰囲気がやや変わってしまうのかも知れません。

よろしければどうぞご覧くださいませ。


更新繋がりで。

写真はサイモン&ガーファンクルのデビューアルバムです。
邦題は「水曜の朝、午前三時」。

これに入っている「サウンド・オブ・サイレンス」は
その後大ヒットしたアレンジ・バージョンとは違う、
アコースティックなバージョンで…

と語り出したところで涙のタイムアップ…
ちょっとお出掛けしてきます。







2005年06月01日(水) 飛んでみた/創作の書き方

お絵ちゃでの萌え効果でしょうか、
ひょっとするとおユビさんが先?くらいに
進みました。嬉しい(涙)
しばらくこまめに更新ができそうです。


昨夜、某素敵白虎サイトさまのお絵描きチャットに初めて
お邪魔してみました。

入室前に扉のふたつ前の画面でしり込みターンをすること一度。
扉の前でもまた一度。
三度目の正直でやっとままよとバンジーいたしました…

ああ、飛んでみてよかった…(涙)

絵は素晴らしく、皆様お優しく、とっても楽しかったです。
ただ、自分はタッチタイピングも反応も遅いので、
反応やレスをしたかったのに間に合わなかった場合も
多く、それが心残りです。
至らぬ自分のせいでご不快な思いをされた方がもしいらしたら
申し訳なく……き、きらわないでやってください……(;;)

でも、反応が間に合わないほど盛り上がる場に、
ちょこんとなごんで居られたのは、
とても幸せなことでした。

ご主催のIさまv、とても素敵なお絵かきをなさりながらの、
ご配慮のゆきとどいたご運営を本当にお疲れ様でございました。
(お絵ちゃのご主催があんなにお忙しい大変なものと
参加して初めて知り、びっくりいたしました…
まさに獅子奮迅のお働き…)
楽しいひとときに心よりお礼申し上げますv

そしてそのひとときをご一緒させてくださった、
やはり素敵な皆様方にも心より感謝申し上げますv




そのお絵チャで、某素敵作家さまが話題に出しておられたお話が
とても興味深くて、「おお、皆様はそうでいらっしゃるのだあ」と
拝見していました。

「創作をどんな風に書かれますか、下書きはされますか?」と、確か
そんな風なお話だったのですが、
実はその場では、(もうログが本当に速くて…(笑))
私自身は考えをようやくまとめた頃にはもうそのお話は
終わっていて(涙)、お話に加われなかったのですが;;、
自分の場合、
「その場にあるものに書いたり打ったりする」という
書き方かなあと思いました。

外にいるときに浮かんだら、
例えば自分ひとりだけだったら、次に入った
喫茶店などでちょこちょことメモ帳(モールスキンの
無地のものを相変わらず持ち歩いてます)に書き付ける。

やはり外で手紙を書いているときに、「言葉を考えて書く」
という流れから、ふと何かフレーズが浮かんだら、
便箋を一枚ちぎってそれに書く。
(手紙を外で書くのが好きで…)

あるいは電車の中で、何かふと頭をよぎる言葉があったら、
携帯を取り出してキーの言葉を入力しておく。


どうも、歩く、という行動は脳によい刺激を
与えてくれるようで、とっかかりの一文が外で
浮かぶことが多く、なしくずし的にそんな風な
ばらばらな方法になってきたようです。

(…このため、「あの下書きはどこ…?」と
行方知れずになる子なんかもときにいたりします…;)


もちろん、PCの前に座って下書きはなしで
一から入力してゆくことも多いです。


こちらをご覧の創作をお書きになる方、
貴方様はいかがでしょうか。
 
 


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