for want of a better word
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2004年12月27日(月) うず

四ヶ月ぶりに合う仲良し四人組。
塾で生徒に授業をすることでマンネリ化した大学生活の中でも活力をみいだしてる子。今年は勉強しなかったと後悔し来年は何かすると決心する子。美容師の専門で忙しく毎日過ごしてる奴。僕はようやく受験に手応えを感じつつある。

1年の浪人は決して無駄ではなかったように思う。ここで今僕がデザインとは違う道へ、例えば文章に携わる道に進んだとしても、1年間で磨かれた感性はずっとずっと消えていかないだろうし、何かに本気で取り組むということも浪人しなければなかっただろう。

デザインが好きになった。漠然と「クリエイティブな仕事で生活」=「デザインが食えるし確実」とこの道を選んだ僕は、いまはデザインで「人を幸せにしたい」とはっきり言い切れるし、デザインに携わっていきたいと思う。

それでも僕が「文の道」や「映画の道」に魅力を感じるのは、「幸せ」を伝える手段になり得るからだ。受験に追われ、しばらく小説という物から遠ざかっていたが久々に小説を手に取ると、心躍りのめり込む。そんなときに文も良い、なんて思う。

昔から自分の思い描く憧れの像がある。喫茶店でいつの間にか一冊読み終えてしまう、そんな青年に憧れる。そんな友人はもちろんいるし、自分だってやろうと思えば出来る。ただ「今」はそんなふうに使う時間はないし、やろうと思ってやってもべつにかっこよくはない。



4人でお好み焼きを食べた。近況を話して、これからのことを話したり、僕の受験を応援してくれた。

大学生になった友達達は大抵は今マンネリの渦の中でもがいている。僕自身来年そうなるのかもしれない。日々の繰り返しに辟易しているなら、そこから脱出するために自分が動くべきだ。僕ら四人はそのことにちゃんと気がついている。

渦の外はもう少し明るいのだから、せめてそこまで泳いでみるべきだ。


2004年12月16日(木) 散歩

高校に行く用事があったので渋谷へ。

高校のクラスメイトとお昼を食べた。痩せたねーっていわれた。ショック。
太りたいのに減る一方。
友達は元気そうだった。

本屋でデザイン書に目を通してから、青山三丁目で行われてる展示を見に歩いた。
見終わったあと、六本木ヒルズのビルが結構近くに見えた。歩いてみることにした。

青山霊園の中を通過しながら、今年の春もここを歩きながら桜を眺めたなと思い出した。もう季節が巡って冬だ。早い。

霊園を抜けたところに米陸軍居住区があった。こんな所に居住区があるんだな、と。
警備は入り口に一人。囲いは2mほどの金網。きっとテロリストが占拠しようと思えば出来るんだろうな。日本は平和だ。

30分ほどでついた。お目当ての展示を見て、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIで2時間以上デザイン書に目を通した。ここはスターバックスが入ってて、コーヒーを飲みながらソファーに座って、膨大にあるデザイン書をただで見れるからたまに来る。夜中もずっとやってるし、こんな快適な空間はない。

一日良く歩いて、デザインづくしな一日だった。デザインが好きなんだなぁ。


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