しゃぼん暮らし
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海で遊ぶ日
この日にみちるちゃんに渡そうと 手紙をかいていた たいせつに そして抽出にしまいこみ しまった事を忘れないように ひきだしまでの地図をかいていた 地図をずっと貼っていた
潮干狩りの道具と お弁当と水筒 手紙 レイはバスに乗り込む
わたしは子供を見送ってから まだ台所に貼ってある 見取り図のような間取り図のような迷路のような図面を見上げながら 食器を洗ったり野菜をきざんだりしていた
ずっと
夕刻
おおきな公園 灯籠の下で待つ
むこうからプール帰りの父さんと姉妹がやってくる 水をおいてきた 家族はぬるい塊のようで ときおり散っては戻ってくる 砂場で遊んだり手に棒のついた食べ物やラムネの瓶 灯りがともると灯りにさわりたがる ゆさらゆさらと戻ってくる なにか家族のようなものも いっしょに
そよかぜの家 風の店にて
いくつかの団体がひっきりなしに訪れる 車椅子のなめらかな走り 首があらぬ方向へ曲がるひと おのずと視線も
しろいマイクロバスの唄をうたっている
強風
レイはなぎ倒される鉢を何度も並べかえる
日傘ごと焼かれる
真昼
(すいようえき 夏に素足をひたしていたら そんな駅にたどりつけますか)
木の枠から 一枚一枚 紙をぬきとって 紙芝居
ふたりで かわるがわる読みあう
ここ、素朴なかんじの紙芝居そろってるんだ、知らなかった
お姉ちゃんを迎えにいって 帰り道
夕立がきた
涼しい
三人で坂道をかけおりる 吸いこまれるようだ
横浜稽古場に集結
のえみちゃん、静ちゃん、そして久野はすみさん
思いがけない陣中見舞いに 驚き嬉しいことであった
山下公園路上
浴衣のまま眠り込むひと
火の雫あびて
夏休みはじまり
子供達と南大沢へ 東直子さんの新作ミュージカル 「ロビンソン・ロビンソン」
ロボットのロビンソンと少女リリーのせつなく優しい物語
舞台のうえで唄い踊る子供達
の
ゆびさす方向を 客席のレイは首をかたむけて見つめている
虚空を
カーテン・コール
ロビンソン ちいさいリリー、ちゅうくらいのリリー、おおきくなったリリー、
暑中お見舞い申し上げます。
洗濯機が壊れ ひとつひとつ手で濯いでしぼっています。
そのあまった水で吹き掃除をしています。
パソも不調で いまネット・カフェでこれをかいています。
夏雲のように
かきたいことはあるのですが しばらく日記おやすみしますね。
どうぞ皆さんお元気で。
8月 あついあつい日に お会いできるかた
宜しく。
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