Leonna's Anahori Journal
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2005年06月27日(月) サッカーファン失格

いまさらなのだけど、コンフェデ杯、ブラジルと引き分けた試合がなかなか素晴らしかった!興奮した!、と、皆して明るく盛り上がっているみたいなのだ。

これまでここで日本代表に対して皮肉っぽい物言いばかりしてきた私としては居心地の悪いことこの上ない。今さらヨカッタよねーでもなし、…というよりも、観てさえいないのだ、試合を。もう日本代表云々ではなくて、サッカーファンの風上にも置けない奴に、完全に成り下がりましたね。

それでも、遅ればせでもいいからブラジル戦、内緒でチェックしてやろう、ひとりでソーッと盛り上がろうと、スカパーの再放送をコソコソ予約録画したのですが。再生してみたところ、まっ暗な画面の中に「受信できません」のメッセージが一行浮かび上がるのみ。えーっ。

そうなの?スカパーまでもがそうなの?もう何年も、毎月サッカーキングダムセットにお金払い続けてきた私に対して何故そんな態度を?手ひどく拒絶された気分(ダスーン)

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いやいや、まだまだ。なんのこれしき。カルチョ魂は死なず、です。めげずにチマリス、7月28日、国立へマンU×鹿島アントラーズを観に行きますよ。

どうします。ライアン・ギグスが、ポール・スコールズが、クリスティアノ・ロナウドが、そしてリオ・ファーディナンドが(リオ!リオ!)、さらにファン・ニステルロォォーイが来ちゃうんですよ、ニッポンに。あと、パク・チソンも…(あわわ、ここから先は危ない領域)

ところがですね、先ほどネットでチケット買おうと思っていつものサイトへ入ったら、「ただいま大変混雑いたしております」とか「少ししたら再度アクセスしてください」というメッセージが出てなかなか申し込み画面まで行き着けません。何かが変。サッカーファン以外のひとが慌てて動いている気配が…

どうして先月プレオーダーの案内がきたときに申し込まず、一般発売からもだいぶ時間のたった今になって急にチケット買ったのよチマリス、なんて訊かないでほしい。そんなこと訊かれたって、ただ愛ゆえにとしか答えられませんわ、ええ、もちろんカルチョへの愛。

とにかく当日は仕事早出して、6時まえには霞ヶ丘へ行かないと。ああ楽しみだわ、マンUとアントラーズの試合。はやく7月になーれ。
(しかし先ほどから舌の付け根あたりにしつこい鈍痛が…)







2005年06月26日(日) ハリウッド・ピラティス

  
きのう。英会話の後、デパートへ寄って、本屋へ寄って、横浜(父の家)へ行って、帰ってきた。

デパートでは一週遅れだけど、父の日のプレゼントにステッキを買った。本屋では二冊購入。購入したのは…

 「ステファン・メルモンのハリウッド・ピラティス」 (講談社)
 「K generation K-POPのすべて」 古家正亨(DHC)

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ピラティスというのはヨガを取り入れたエクササイズの一種で、身体の表面ではなく内側の筋肉を鍛えるというもの。少し前から気にはなっていたのだ。なぜなら、特にコアと呼ばれるおなかまわりの部分に重点を置いているので、私にはうってつけのトレーニングではないかと思われ…。

ところで、この本の帯に付いている文句が凄い。“ピラティスのカリスマが、1時間12万円のレッスンを完全再現!!”って書いてある。私は最初「1時間」のところを「1日」と勘違いして読んでいた。(いずれにしても、とんでもないことではある)

著者のステファン・メルモンという人は元々シンクロナイズドスイミングをやっていた人で、フランス人だけれども、今はピラティス指導の第一人者となってアメリカに住んでいる。セリーヌ・ディオンだのジョニー・デップだの多くのセレブリティを顧客に持っていて、それで本のタイトルが“ハリウッド”ピラティスなのだ。いろいろな意味で、昔の私なら絶対に買わなかった本だと思う。

でも昔は昔、今は今ですよ。今の私はね、「お願いステファン、あたしに心身のバランスを取り戻させて!」、って感じかしら(ハハハハ…)
ちなみに観賞魚の名前みたいな“ピラティス”という名称は、このエクササイズの創始者であるドイツ人男性の名前だそうです。

さてさて、1時間12万円のレッスンを独習して、どんなことが我身に起こるのか?
 
 
 
 


2005年06月20日(月) MIGOのクッキー

 
脂肪の付き方が気になりだして、少し食べ物に気をつけようと決めた途端に、畳みかけるように甘いものの誘惑が。要するに、「食べない」という形で強く意識したがために今まで以上に甘いもの、美味しいものを気にするようになってしまったようなのだ。

職場環境が変わって、近くで美味しいものが簡単に手に入るようになったということもある。事務所のすぐそばには老舗の創作和菓子の店があって、ここのミルクかりんとうは“買ってはいけない”候補のナンバーワン。食べ始めたら絶対に止まらなくなる。まさにむさぼり喰う、という感じ。
 
お昼御飯を買いに出ても、近くにデパ地下があるのでそこそこおいしいものが手に入る。特に困ってしまうのが甘いパンの誘惑で、三越へ行けばダロワイヨ、高島屋ならばフォションで、お気に入りのペストリーを買わずにいられない。某店のおばさんには顔を覚えられてしまったようで、この頃では小さなパンひとつでも嫌な顔ひとつせずに袋に入れてくれるようになった。

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さらに本日は嬉し過ぎる到来物が。
先週の水曜日から韓国へ出かけていた社長、部長、他一名が帰国。チエちゃんから預かってきたというお土産を渡される。これがなんと、私の大好物、MIGOのクッキー。きれいな赤い缶に詰めて、紺色のリボンを結んである。

2月に初めて韓国へ行ったときに、朝御飯を食べに通ったパンとケーキの店、MIGO。大きなバゲットサンドとコーヒーで朝食をすませたあと、会計するときに「あ、アレください!」と言っては買っていた一枚売りのクッキー。中でも一番好きだったまん中にアーモンドの入ったやつを中心に、数種類のクッキーを選んで詰めてくれていた。

思えばあのとき、韓国で日々食べ続けた肉とアーモンドクッキーが今の“脂肪問題”の原因に違いないのだ。でも、チエちゃんのこの好意を、無視することなんかできるだろうか?、できません!(即答)。で、会社のニンゲンには一枚も分け与えることなく、そっくり家へ持ち帰りました。

強欲すぎる?いいえ、いいんです。生産者さがしから値段交渉から、なにからなにまでやらせておいて、契約調印式となると肩書持った男性だけで出かけて行くという、ああいうこすっからい連中に食べさせるクッキー(なかんずくMIGOの)なんかありません(冷然)。

持ち帰ったクッキーは、ヤケ食いにならぬよう、気をつけながら大切に食べますねー。カムサムニダ、チエちゃん。





2005年06月17日(金) 私の頭の中のごちゃごちゃ

RAINのファンは総じて雨の日を歓迎するようだ。まことか。あたしは嫌だけどな。

“子供の頃はおとなしい子で小雨の降る音を感じているのが好きだった。だからピ(雨)という名前にしたのだ”とかなんとか。そういう如何にもなエピソードを聞くのは嫌じゃないけれど。現実の雨降りは鬱陶しい。傘をさすのすら、めんどうくさい。

ところで、ここ数日、夜になると煙草を吸う。食事の後に1本か2本。それで、8年間もやめていた煙草がどうしても吸いたくなって、吸って、美味しいかと言うとべつに美味しくもない。むしろ後頭部が痛くなったりして、やっぱりやめておけばよかったと思うくらいだ。なのに、吸う。

これは悪い兆候だと思う。私は中毒気質(体質というより気質というべきだろうやはり)だから気をつけなければいけない。そういう気質に制限付きでも許可を与えてしまうと、そこからガタガタッと崩れるような気がしてこわい。

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iPodではやっぱりRAINばかり聴いている。マーク・ボランもブライアン・フェリーもスティングも、トライセラもジュリアン・クレールも入れてあるのに、結局聴くのは同じアルバムばかり。RAINの2集と3集。あとは、『サンドゥ』と『オオカミの誘惑』のOSTくらいか。(だからさ、ほんとにほんとに中毒気質なんだってば)

それで、以前、RAINの3集はやっぱり一番かっこいい、一頭地抜けていると書いた私なのだけれど、こうしてあらためて聴いてみると2集の『太陽を避ける方法』もなかなかいい。ネットで調べてみたら歌詞も意外によかった。(発売当時から「捨て曲のひとつもない傑作」等と言われて、評価は高かったようなのだけれど)

わかりやすいシチュエーションに、技巧に走りすぎないストレートな言葉。これだけでもけっこう泣かせるのに、そこに控えめにちりばめられた繊細さの演出。アイドル系の歌手に作家が楽曲提供して作ったアルバムも、こういうのだったら全然悪くない。個人的には、パク・チニョンのRAINへの愛情をずっしりと感じるアルバム。

降りしきる雨のサァーッという音から始まって、これ以上陰鬱な音はないというくらい聴くものを沈潜させる、しかし美しい短い旋律で終わるこのアルバムを聴いていると、最終曲のところできまって、自分を死にかけた小動物みたいに感じてしまう。

iPodのイヤホンを耳につっこんだままヨロヨロと帰宅して、靴を脱ぐなり二階の寝室へ直行し、弱ったヤマネかオコジョみたいにベッドの上に丸まってしばらく(一日か、一年か)何も考えずにむさぼり寝たい。そんなネガティブな夢を抱きつつ、湿気で重たくなった手足を動かして、のそのそと服を着替えるのだ。ああ雨のせいで、今日もこんなにダルい。
 




2005年06月14日(火) 宿命のバチェラー

たまに「和田唱」のキーワードで検索して此処へ飛んでくる方がいらっしゃいます。
つい最近は「和田唱 結婚」のキーワードでいらした方があって、それを見た私は情報を与えるどころか、逆に、えっ、ケッコン?!と慌てふためいてしまった。

余計なお世話をはるかに超えた単なる暴言だと、自分でもわかっていて言うのですが、

和田唱と小沢健二は“宿命のバチェラー”としてあと数十年はさすらいの日々を暮らさなければならない。


と、そういうことになっております。チマリスの掟では。で、その呪縛が解かれるのは還暦を迎えたその日なのだ。(なのだ、ってオイ!)
 
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リファを見るとかなり頻繁にこういうことが起こる。それで結局私自身も検索の旅にでることになるのだが、しかし、なぁ。インターネットと付き合い始めて約7年、情報収集と言えば聞こえはいいが、われながら、すっかりこういうバーチャルストーキング行為(←たまにこう思うのよ)が身についてしまって。もう簡単には元に戻れない。悲しいサガだ。

とはいえ、和田唱情報を求めてウェブ上を小旅行している間には、うん、良いこと言うねぇ!とうれしくなってしまうようなテキストにも、いくつか巡り合うことができた。

その1: 『和田唱の鼻に掛かったヴォーカルはやっぱり苦手なんだが、ここまで愛くるしいメロディーを演られちゃグウの音も出ない』というところが出色。和田唱モテる気が無い説もウガッテいる。

その2: めっちゃおもろい、在大阪のファンの叫び。前髪、ユカリバングス風やねんて、何(笑)。しかし大阪ではマイノリティなのだろうか、トライセラファンて。

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これら同好の士の文章を読むうちに、たまらなくトライセラのギグに行きたくなってしまったチマリス。
次はいつ、どこでやるの、和田くん。そろそろあの素敵なギターリフで、いろーんなぐちゃぐちゃを、パーッと蹴散らしちゃってほしいんだけどな。






2005年06月12日(日) ジュスティーヌ・エナン・アルデンヌ

久々(この頃では出るたび毎回久々だ)、テニス、2レッスン。

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全仏オープンでのジュスティーヌ・エナン・アルデンヌ(ベルギー)の勝ち上がりとその結果の優勝は、少なからず胸に来るものがあった。
ひざの故障のみならず、ウィルス性の疾病で一時期は起き上がることすらできなかったといういうエナンだが、カムバックを賭けたパリ、ローランギャロスでの戦いぶりは、とにかく小気味よくて、スポーツの試合に特有の爽快感に溢れたものだった。

その彼女の優勝杯授与式での言葉。

夫のピエールに:「私をサポートするのは簡単じゃないと思うけど、25歳でこんなにすべてをこなすあなたに、感謝を捧げたい」

コーチのカルロス氏に:「あなたは私を見捨てなかった珍しい人よ。あともう少しがんばって、行けるところまで行きましょう」
 
 
なんとなく、この人の人生、平坦じゃなさそうな感じがするなあ。病気云々だけではなくて。シャラポワやマリー・ピアースみたいないわゆる長身のテニス美女というのでは全然ないのだけれど、なぜか根拠もなく、いい女じゃないかエナンって、などと思ったりもする。

ちなみに私は、ファミリーボックスから見つめる長身で金髪のピエールというダンナ様のことを、ずっとエナンの弟かと思っていた。満面の笑顔とそうではない普通の顔以外の表情を見せず、陰影にとぼしい、ただただ若い男の子という印象しかなかった。コーチのカルロス氏は、つとめて普通に振る舞いつつも、エナンからのメッセージには、かぶっていたアディダスのキャップをとって小さく一礼した。

さて。私がレッスンを受けているコーチ(身体は小さく声は大きい、芸風は林家だけどテニスはピカイチ)の使用ラケットは数年前からエナンモデルだ。初めてそのラケットを見せてもらったときは、私はエナンという選手が男子か女子かも知らなかったのだが。

そのコーチに今日「全仏のエナン、強かったですね!」と声をかけると、「本当に強いです、エナンは」と言いながらウン、ウンとうれしそうに二度頷いた。女子のテニス界、決してシャラポワ人気だけで保っているわけではないのです。
  
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エナンも小柄だけれど、もうひとつの“小さな人気者”の話を。

買ったばかりのiPod mini、どこへ行っても凄い人気だ。テニスのロッカールームでも美容院へ行っても、あ、iPodだ、かわいい!どうですか使ってみて、と皆さん次々に声をかけてくる。美容院のシャンプー係の男の子は特に興味津々で、機能的なことをあれこれ訊かれるので困ってしまった。(そのわりには間違えてソニー製品だと思ってたみたいなんだけど、ハハ)

iPod miniの良いところは、とにかく小さくて音飛びしないこと。あとは、別売りの記憶媒体なしに曲がたくさん入ること。4GBの小さい方のやつでも1,000曲位入るらしい。あとは勿論、デザインも色も完成されているし、miniなら価格も本家のiPodほど高くない。

現在私のminiは、別名「Portable RAIN」となって、毎日例の必殺ボイスをダイレクトに脳髄へ響かせてくれている。まったくもって愛い奴であります。
 
 
 
 


2005年06月11日(土) Porsche Cayenne

朝。英会話のクラスに出る。午前中にはそれも終わって、休日の日本橋を銀座方面へ向かってブラブラ。

曇天の広い空。東京の、それも日本橋あたりの空が広いわけもないのだけれど、人もクルマも少ないのでそんな風に感じたのかな。そのクルマの通らないメインストリートの端に綺麗なポルシェのカブリオレが停めてあった。

特注色なんだろう、カッパーというほど赤くなく、ゴールドでもなく、落ち着いた、でも可愛らしい茶系のメタリックカラーに黒い幌。う〜ん、やっぱり完成度が違うな、Carrera4は。

そのまま有楽町まで歩いて、映画「スカーレットレター」の上映時間を確認。次の回までちょうど小一時間あったので、ガード下のデリでお昼ご飯にタコライスのプレートをたのむ。

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ポルシェといえば、面白いことがわかった。このまえVMAJの授賞式でRAINがレッドカーペットへ乗り付けたクルマ、なぜリムジンじゃなくて普通のクルマなの?!とファンが不満を漏らしたあのクルマ。あれは、実はポルシェのカイエンといって、今セレブに最も人気のある超高級車なのだそうな。

だからスターを自認するミュージシャンの中には、オイラもリムジンじゃなくてカイエンが良かったんだがなぁ、と言う人が結構いたらしい。でもあのクルマ、ちょっと見じゃあそのあたりの事情が分かりにくかったよね、私らみたいなオーディナリーピープルにはね。

でね、この情報の出所なんだけれど、これがRAINの日本のオフィシャルサイトなんだな。ファンがあまりにも「なんでウリジフニはリムジンじゃないの」「リムジンが良かった」と唇とがらせて言うものだから、いや、そうじゃあないんですよ、実はアレはね…という釈明文をサイト内に掲載したらしい。大変だ、オフィシャルも(笑)

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VMAJのレッドカーペットといえば、いまさらなんだけれど、私どうしても嫌だったことが(クルマではなしに)ありまして。それはカーペット上でインタビュアーのひとり、髷を結って力士の格好してインタビューしてた太った男性が、話し終わってさがろうとするRAINを呼び止めて、胸板に触らせて(!)って言って、さわったでしょう。

あれがねぇ、もぅ、嫌ー!嫌ー!、絶対にゆるせなぁい。まったく失礼もはなはだしいわ。これが女性のインタビュアーだったら「あーあーしようがないなあ」位でジェラシー未満なんだけれど、あの太った着流しのひとは何か、変にいやらしい感じで。触ったあとで「うわぁ、すっごい胸板…!」とかって…、うううー、うううううう。

それで、隣にいた女性インタビュアーの人もですね、触ったあとからたしなめてどうするの。さわるまえに止めなくちゃ意味ないじゃないか。阻止してほしかったー、ううう…。
以上、ほぼ一週間にわたり、ずぅーっとわだかまっていたことを吐き出させていただきました。ぶう〜。

(ハン・ソッキュ+イ・ウンジェの問題作「スカーレットレター」については後日アップいたします)
 
 
 
 


2005年06月10日(金) iPod mini

6/1以降のジャーナル、大量にあと出ししてマス。
下へスクロールするか、こちらのタイトルでご確認くださいマセ。
 
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さて。宮本選手のコメントによると、きのう例の監督サンは試合後の選手たちに向かって、「このチームで世界を驚かせよう」、と語ったそうな。

・・・たしかに驚かれるかもしれませんよ、ええ。というより監督サンのこういう言葉に、わたくし、ズーッと驚かされっ放しだったわけですよ。たった今も、今までも。
で、そこへ冷水を浴びせるようなヒデの言葉。やはり試合後のインタビューに答えて、
 
 
 「このチームに、正直、本大会を戦って勝ち抜ける力はないと思う。」
 
 
仕方ないんだよね、他に言う人いないんだから。あーあー、もう、こういうこと選手に言わせるなっての!ちなみにスポナビに載った川渕サンのコメントでは、試合の間中「ヒデは不満タラタラだった。“指示の声が少ない”って」だ、そうだ。

あーあ。せっかく水に流したのに、もう新たなる堆積が始まっちゃってる。


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仕事の買い物で秋葉原へ行ったついでにiPod miniを買ってきた。ここしばらく悩んでいたのだ。MDにするかiPodにするかで。

買ったのはグリーンで、一緒にicewareというシリコンでできた半透明のケースも買っちゃった。グリーンにしたのは、半透明のケースに入れたときの色(シャーベットトーンになります)を計算に入れたうえのこと。(かわいいんだゼ!)

ところで、iPod用のアクセサリ売り場にいた青年が、私がグリーンのminiを購入したと知るや「このゴールド、ついこの前廃版になちゃったんですけど知ってますか」と、今は売っていない色のminiを見せてくれた。知らない。知らないけど、なかなかシックではないか。売ってたら、コレ欲しかったわ。

すると青年、わが意を得たりとばかりに「これはオフレコなんですけれど、ベッカムが日本へ来たときどうしてもこのゴールドのが欲しくて、そのときはもうレアだったんですけど、自分が探してきてあげたんです」。はぁ〜そういう話ですか。でもベッカムには似合うだろうね、この色。「そうなんですよ、やっぱアレじゃないすか、英雄ですから金色を好むんですよ」。

それを言うなら英雄色を好む、だろう。英雄金色を好む、なんて初めて聞いたよ(笑)。ま、言いたいことは何となくわかるけれどね。「こんど彼に会ったら、そろそろ英国へ戻るように言って。もういい加減、気が済んだだろって」、そう伝言を頼んで店を後にしたチマリスだった。

さて、うまく使いこなせるのだろうかな。
 
 
 


2005年06月09日(木) 本当なんだね?


本当に行かれるんだね?
 
これでヒデは、本当にドイツへ行かれるんだね?

(なら、いいや。いままでのことは水に流そう)


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ヤナギの一点目が入った瞬間、
お、お、マジで?入ったよ!の顔を、チョン・ジフンバージョンで。

(これ以上無理ってくらい目を見開いている点に注目)
 
 
 
 


2005年06月06日(月) ピ(RAIN) アジア人 実力


このジャーナルには簡単なアクセス解析の機能がついていて、閲覧した人がどこからどんなキーワードでここへ飛んで来たか、つまり、どんな情報を求めてここを訪れたのかがわかるようになっている。

最近では、アジア予選の影響なのか「ザンディ」(イランナショナルチームのイケメンMF)のキーワードで来る人が多い。「イラン ザンディ」「ザンディ 画像」等々、一生懸命情報を探している様子が伝わってくる。

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他に多いのが、やはり韓国がらみのキーワード。

「ソウル 戦利品」
「イテウォン 革」
「漢江 夜景」
「チョンダムドン ホテル」
「韓国の住宅事情」…etc.etc.
 
 
さらに、ここから一歩入ると面白いことに。

「オオカミの誘惑 妄想」
「クォンサンウ 整形」
「江南 焼肉屋 ピ」

なんか、わかる、わかるぞ〜(笑)

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さて。今週に入って目にしたキーワード。

「ピ(RAIN) アジア人 実力」
「ピ(RAIN) MTV 迫力」

…イラッシャイマセ(笑)。うん、うん。私もやっと観ましたよ、VMAJの様子、4日にスカパーで。

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手術後、アメリカへ行ったりして休んだあとのステージだったし、鼻も通るようになったし、RAINも期するものがあったのでしょう。迫力があって、オーディエンスを楽しませる余裕もあったし、充実した良いステージでした。彼、MTVアジアのグランドスラムを狙うと言ったそうだけれど、これはあと中国を獲ればいいのだから、きっと達成するのではないかしら。

ところで彼、鼻の手術前の一時期、すごく体が重たそうに見えたのだけれど、少し絞って、さらに日に焼けたせいもあってか、かなりタテ長になってる印象を受けました。実際、NKホールへ見に行ったファンの中には「今日のジフニは確実に9.5頭身はあった」って言い張ってるひともいるらしいから…(笑)。なにはともあれ、ウェルカムバックRAIN、ですね。

ところで、私が驚いたのは、あれだけこじれた(ドタキャン後訴訟問題になりそうだった)MBCのドラマに出演承諾して、夏から撮影に入ると日本の記者会見場であきらかにしたこと。きっと凄く出たがってたのね、RAINではなくて、チョン・ジフンが。というわけでドラマ『悪い愛』、共演コ・ソヨンで出演決定だそうです。(ああ考えただけでドキドキする。また感情的にゆさぶられるのかと思うと堪りませんワ)

でもさ、日本ではまだ『フルハウス』すらオンエアになっていないわけで。あとがつかえちゃう、というか、息つく暇も無くヨンジェシーだの、年上の人妻だのが続いてくるってのは、体力的にかなりキツイ。
とにかく『フルハウス』のオンエアを止めている権利の問題ってのを早くはっきりさせて、毎日でもいいから流してほしいんだな。フジの深夜帯で月〜金とかさ。急がないとあのひと、どんどんどんどん仕事しちゃうから、なっかなか追いつけないのよ。ハァハァ。
 
 
 


2005年06月04日(土) 雨と雷

 
どもども、横柄で威張る男が大嫌い、特にそれが地位や立場のあるヒトの場合には、容赦なく噛み付いてしつこく喰い下がる、チマリスです。(リプリーズ)

でもって、オーララ、やっちまったわ、おっかさん。
本当に噛み付いちゃったの、ボスに。完全にリミッターはずれてたわね、今日のあたし。

「このやり方を続けるのであれば私は降ります」「それとこれとは別です。話をすり替えるのはやめてください」えとせとら、えとせとら…。
激昂してボスに食い下がるうちに夕刻の空をさらに厚い雲が暗くして、大粒の雨が窓ガラスをバチバチと打ち始めた。さらに、しばらくすると雷鳴までもがゴロゴロと…。なんという相乗効果。まるで計算したかのように(笑)。
 
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いつもの私なら、あとから一生懸命ハンセイする、必ずする。どんな場合でも遣っていい言葉とそうじゃない言葉がある、とか、いい歳した女が感情的になって得することなんか何もないし見てくれも悪い、本当にこれが最良の方法だったのか?、とか。

でも、なぜか今日はハンセイする気まったくなし。カマワーン!て感じ。
いまの私、もとより失うものなんて何もないし、何か制限があるとすれば父親より先に死なないって自分で決めてることくらい。
それに、よしんば生きてたって、大事なところで自分を殺して生きてるんじゃ死んでるのと大差ないんじゃない。そういうの、父親だって悲しむと思うワ。

だから、かまわないの、今回のことは。
クビになったらなったで、今までできなかったことをする、チャンス到来。私、今してる仕事のほかにも死ぬまでにやりたいことがあるんだー。
クビにしないんだったら、少しやり方考えて頂くってことで。
ただし、ここからは神経研ぎ澄ましていくわよ。簡単に感情むき出しにはしない。詰め将棋。

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とはいうものの、さすがに話し終わってボスが帰ったあと少しだけ不安定になった。誰かと話がしたかった。じゃないと本当に自分が100%正気かどうかイマイチ確信が持てない気がして。

それで、文明の利器片手に階段の踊り場へ出てクルミちゃんに電話した。持っててよかった、携帯電話イエー。
電話に出たクルミちゃん、「エエー」なんてびっくりしてたけど久しぶりに元気な声を聞かせてくれたし、私も世界の淵から落っこちてなんかいないってことを確認できた。エブリシングイズオールライト!と自分に檄を飛ばして本日の業務を終了し、大粒の雨の中を家へ帰った。
 
 
 


2005年06月03日(金) 茨城組

 
バーレーン戦。

良かったじゃないですか。ドイツ大会には、辛うじてまだつながってるわけで。(なぜか、必要以上に斜に構えるチマリス)

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久々に茨城組の面子の揃った試合でした。小笠原、柳沢(どこの国の人かと思った)、中田コージ。

私は特に中田コージの出場がうれしかったんですけれども。
しかし、もともと大柄な人ではありましたが、輪をかけて大きくなってませんでしたか、コージ。よほどフランスの食べ物が体に合うのかなぁ、とまじめにそう考えた(笑)。

(あ、監督サンも元茨城かと今気付いたけど、この方は選手ではないので除外!)
 
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とにかくポイントはドイツに行くってことですよ。いまさらチームの戦術がとかなんとか言ったって2年遅いんだから。この体制でここまで来ちゃったんだからね。

行ったら行ったあとから考えるの、ドイツで。とにかく次、北朝鮮やっつけちゃって。要らないでしょ、北朝鮮相手なら中田ヒデも中村も。はい、がんばっていってみよー
 
 
 


2005年06月02日(木) サンドゥ到着

 
5月27日に発売になった『サンドゥ、学校へ行こう!』のDVDーBOX(1)。予約してあったのに発売日を3日過ぎても届かない。これなら発売してから買ったって同じじゃあないか。大人げない行動に走ってしまいそうな、でも駄目駄目ガマンしなくちゃという、非常に危うい精神状態に陥ったチマリス。

アマゾンへ問い合せたところ、手違いがあったようです、誠に申し訳ない、手配しましたというメールが来て、ムムン!てな心持ちでいたところ、来た、やっと来ました。日通のペリカン便で、サンドゥ到着。

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こういうとき一番に見たいのは、やはり特典映像。で、さっそく見てみたのですけど、素の見え隠れするこの手の映像って、知らないうちに一生懸命に見過ぎちゃうみたいで、本当に疲れるの。

とにかくRAINて、ショービジネスの世界に“激しく適合”していることだけは確か。(「良く」とか「凄く」という言葉では不十分。あくまで「激しく」適合)

彼が適合しているのは、表面的な可愛らしさや礼儀正しさといった部分ではなくて、あまり表面に表れてこない、頑固さ、プライドの高さ、孤独に対する耐性といった部分(だと思った)。
…ま、特典映像を見ている間中、こんなことばかり考えているのだから、そりゃあ疲れもしますわね。

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肝心のサンドゥー本編はというと。やっぱりサンドゥは字幕(地声)じゃないと!と、これに尽きます。これ見ちゃうと吹替え版(現在LaLATVで毎週土曜夜オンエア)は見られなくなっちゃうよなぁ。

ストーリーと演出では特に第4話あたりが前半の白眉になるのではないだろうか。もうチマリスは胸が一杯で、苦しくて、目から何か出してしまいました。(結局、特典でも本編でもクタクタになってる)
 
 
 
 


2005年06月01日(水) 人生を超越しているもの


少しまえに銀座の福家書店でヘンリー・ミラー(山羊座生まれの雄!)の『南回帰線』をみつけて買った。本当は『北回帰線』をさがしていたのだけど、ヘンリー・ミラーの文庫本なんて、それが何であろうと稀少なものだからオッてな感じで、即購入。

いつもの習慣で、まずあとがき(解説)に目を通すと、ミラーは自分のことを“クリスマスに生まれるべきところ、母親の手違いで12月26日に生まれてしまった《遅れてきたキリスト》”と認識していたらしい。
このあたり、同じ山羊座生まれでも“年も押し迫った師走の、しかも給料日前に生まれてきてゴメンナサイ”という認識(12月23日生まれです)で生きてきた私とはずいぶん違うなと感心する。しかしねぇ、キリスト、ねぇ…(さすがだ)

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さてその『南回帰線』、まださわりの部分をほんの少し読んだだけなのだが、なかなか凄いことが書いてある。たとえば、以下のような部分。
 
 
『考えてみれば、ぼくはこれまで生きることに感心を抱いたことはなく、ぼくの関心はただ現在の行動に、人生にも匹敵し、人生の一部分であると同時に人生を超越しているものにしかないことを悟ったのだ。』
 
 
ヘンリー・ミラーが“人生すら超越している”とみなした“現在の行動”とは、おのれを表現すること(恐らくは、小説をものすことの意)で、もし他の人間たちのやっていることが“生きること”であるならば、自分はそんなものに関心を抱いたことはない、と言っているのだ。

しかし。ミラーのように“現在の行動”を“表現すること”と限定しなくても、すべての現在の行動は、人生にも匹敵するのみならず、人生すらも超越しているのではないだろうか。つまり、現在というこの一点を通らずして自分の人生は成立せず、人間は自分の死後を知ることはできないことになっているのだから、たったいまこの瞬間の行動(と、書いている間にも飛び去って行くこの今)のリアリティ、ヴィヴィッドさは、人生という過ぎ去った時間の集積物(完成しているけれど死んでいる)を超越しているとは言えまいか。

けれども勿論、だからこの瞬間を大切に生きなければ、とかなんとかいう話では全然ないのだ。なんというか…前述のミラーの文章を読んでから、私は“たったいま”という時間に対する感覚がにわかに変わってしまった。未来も将来もなく、いまがそれらも含めたすべての時間なのだと、極めてリアルに感じるようになった。

そして、今という時間に対する感覚が変化すると同時に、世間が規定(らしきことを)する「幸せ」とか「愛情」とかいう言葉から完全にリアリティが失われた。なんかもう、関係ないのだ。そんなリアリティのない、意味もわからず想像もつかないものを追い求めて生きることは、できない、興味がない。そもそも世間などという実態のつかめないオバケのようなものの言うことを真に受けるわけには行かない。これが私の(今まで自分でも気付かなかったが)本心だったのだろう。
 
 
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ほんの14、5ページ読んだだけでこんなだから、最後まで読んだらどんな面白いことがあるんだろう、『南回帰線』。
でも、いまほとんどまともな読書時間がとれない状況。気長に、その一瞬を爆発させながら、ミラー本とつきあって行きます。
 
 
 
 
 


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