ちょうど一週間前、長寿蔵オフを開催した。
そもそも開催が決まったのは実に一年近く前のことだった。
最初に店が決まるって珍しいケースだと思う。
そのおかげで今だ外していないオフのお知らせでは
日程を明記できなかったわけだが。
そして今、オフレポについて悩んでいる。
日記でちょこちょこと書くか、きちんとコンテンツ化するか。
あ、どっちを選ぶ？！の問題にしようかな。

私を不憫に思ったのか毎日PCを持ちかえることを避けるためか
外付けのCDドライブをオットが借りてきてくれた。
おかげでVAIOを繋ぐことができ、ようやく常時接続できるようになった。
明日から思う存分巡回できるぞー。
ってなんか間違っているような…。

せっかくADSLが開通したのに使えるPCがない。
正確にはオットが仕事で使っているノートPCが使えるのだが
（今もそれで書いている）
仕事用なので昼間は家にない。
手荷物で持ち帰ったVAIOにはCD-ROMドライブがなく、
どうやらクロスケーブルも船に乗せてしまったらしく、
ADSL用の接続ツールがインストールできない。
日本に残してあったおんぼろデスクトップを何とか繋ごうとしたが
テストはうまくいくようになったのにプロバイダに繋がらない。
これじゃあ常時接続が泣くよ。
いや、泣いているのは私か。

帰国前日に借家を引き払い、ホテルに移動した。
手荷物はオットと私それぞれスーツケースとボストンバッグとリュックサック、
さらにもう一つスキーケース（2本入り）があった。
移動はなかなか大変だが、ホテルから空港まではタクシーだし、
チェックインしてしまえば成田までは楽だ。
用意周到にパッキングをした我々はチェックに引っかかることもなく、
乗り継ぎ便の機内で1時間待たされたことと、
そのフライトがまたもやパーソナルディスプレイもなく退屈で、
やけに長く感じられたことを除けば、ごく順調に成田に到着した。
ついに入国を果たし、スキーケースだけ宅配を頼み、
30分後の成田エクスプレスの切符を買った。
そして売店で食い入るように陳列された雑誌類を眺め、それぞれ購入。
えっちらおっちらとホームに下りてベンチにどっかり腰を下ろし、
雑誌を読み始めた。
……
「電車乗り過ごしたんじゃない？」
オットの言葉にハッと時計に目をやると、過ぎてる〜！
そういえば車内清掃の放送は耳にしたけど、その後の記憶がない。
でもいくら背中を向けて座っていたからって、
二人して電車が発車したのにも気づかないなんて…。
もちろん発車に気づいても遅いんだけど。
しかたなく駅員さんに事情を話したら、親切な窓口のおじさんが
「ホントは指定だから出来ないんだけどね」と言いながら
次の電車の指定に換えてくれた。
ありがとう〜〜。
便宜を図ってくれたことへの感謝と
事情を日本語で説明できる喜びに打ち震えました。（ちょっと大げさ）
普段はうるさいくらいの発車のアナウンス、
成田エクスプレスではやらないのね。
外国人向けなのかしら。
ちなみに次の電車には清掃員が出てくるのを待ってすぐに乗り込んだ。
これが本来の乗り方なんだろうな。

先週無事帰国を果たし、
帰省中に帰国早々のオフ会を行った。
（参加者の皆さん、感謝です）
そして本日はADSL無事開通！
ネットライフへの完全復活も間近である。

日本に着いて思ったこと。
人が多い。

昨日の日記が書けなかったが、
書こうと思っていたことはオットに書かれてしまったので、
こちらを参照。

何もない部屋で何をしているかと言うと、
2年分の汚れ落とし…。
ゴム手袋嫌いな私の手は見る間にボロボロ。
いかに普段何もしていないかという証明。

今日は引越し業者に荷物を引き渡したので、
既に家の中にはほとんどものが残っていない。
渡米直後をしみじみと思い出す。
実は引越し業者が忙しくてちょっと早めなので、
このまま数日過ごすのだ。
一番痛いのは、ケーブルモデムを外してしまったので
家で気ままにネットが出来ないこと、って、
そっちの方が痛すぎ？

ちょっとした行き違いで、私の健康保険が切られてしまった。
それで保険会社に電話をする羽目になった。
オットは最後の追い込みで忙しく、頼ることはできない。
朝電話して、調べるから午後に折り返し電話すると言われ、
夕方まで待ってこちらから再度電話したら、
すぐに朝の担当者に変わってウダウダと話し、粘り、
なんとか保険続行の確認が取れた。
本心ではあと1週間もないし、もういいやという感じだったのだが。
とりあえず、クレーム電話も経験したぞ！

ムービングセールで大物の家具をまとめて引き取ってくださる方がおり、
今日はその引渡しだった。
家一軒分の引越しに近いので、
その人はトラックをレンタルしてきた。
いざ運び出そうとすると大きなソファーがドアを通らない。
実際運び入れたときもプロが苦労していたのだ。
縦横斜めと試して、もうだめかと思われたがなんとか通った。
トラックに積み込むときもスペースが無駄にならないよう
うまく組み合わせて積む。
空間パズルのようだった。
解いたのは私じゃないけど。

あと少しだというのに、暖房と給湯をつかさどる
セントラルヒーティングが今日は何度も止まってしまう。
オイルはまだ半分ほど残っているのに。
朝寒くて止まっていることに気づいたのだが、
その後も何度も止まるのでなかなか部屋が暖まらず、
活動係数が下がりまくり。
ウダウダしている場合じゃないのに〜。

お世話になりました、ということで
オットの職場の人たちを招いてホームパーティーをした。
総勢14名。
大人数だと下ごしらえにえらく時間がかかることがわかった。
なんだかひたすら野菜を切っていた気がする。
なんとかつつがなく終了し、ホッとした。
さあ、明日からは荷造りだ。

ESLで親しくさせていただいた方とランチに出かけた。
その方は私のひと月ほどあとに渡米してきたのだが、
あと最低半年は滞在予定ということで、私はちょっと羨ましくもあったが、
本人は最近里心がついているそうだ。
確かに知り合った人が次々と帰国すると取り残された気分にもなる。
それに加えて年末に用事があって一時帰国したことも影響しているらしい。
日本に帰るとはじめは違和感があっても
あっという間に馴染んでしまうのに対して、
せっかく慣れたアメリカ生活に戻るのにはやはり時間がかかるという。
私も帰国したら、アメリカでの生活が夢か幻のように感じられるかも。

最近はどこへ行っても、ここに来るのはこれが最後だなあと考える。
日本でも何回か引越しを経験したが、こういう感覚はなかった。
帰国してしまったら観光地でもないこの街の普通の店に入ることなど、
やはり考えにくい。
ちょっぴり帰国ブルー？

一日遅れで歩道の雪かきをしたら、足跡クッキリの氷が姿をあらわした。
踏みしめて一瞬融けた部分が凍り、さらにその上に雪が積もったようだ。
いくつもいくつも現れる氷の足跡を見たら、
なんだか推理小説のトリックにありそうな気がしてきた。

たくさんの足跡を見た。
吹雪ではないけれど、朝から深々と雪が降り続いた。
足跡の上にも雪が積もってうっすらとしてくる。
大きな靴、先のとがった靴、自転車の轍。
大抵は私よりも歩幅が広い。
めったに人の足跡なんて見ないから、ちょっと想像が広がる。
私の足跡は…やっぱり子どものものと思われるんだろうな。

1週間後にビデオデッキを引き渡すことが決まった。
さあ、その前にビデオにとっておきたい映画を録画しとかなくちゃ。
書き出したラインナップをみてみると、コメディばかり。
一度見て面白かったのでもう一度見たいもの、ということで、
良い映画だけど、もう一度は見ない、というものは除かれる。
Webでスケジュールをチェックして予定を組む。
これも引越し準備の一環（？）

私の写真が効を奏したのか、
ムービングセールはなかなか好調な滑り出しだ。
かなり肩の荷が下りた感じ。
捨てちゃうのはもったいないし。
このまま順調にことが運びますように！

ムービングセールで売りに出す家具や家電の写真を撮った。
単に品名と価格のリストでもいいのだが、
どうせなら買う側も事前に見れたほうがいいだろうし、
こちらとしても購買意欲を高めたいと言う下心。
しかし結構な労力を要した。
周りにヘンなものが写らないように、見栄えよく、
と考えると大掛かりになってしまうのだ。
歪んでしまうのはやはり距離が近すぎるからだろうな。
なかなかプロのように撮れるものではなかった。
売れるといいな。

全部かどうかはわからないが、
私が行ったレストランではバターナイフがない。
ないと言うと語弊があるが、
あの小さないわゆるバターナイフが出てこないのだ。
ではバターを塗るときどうするかというと、
普通のナイフを使うしかない。
大きいからちょっと扱いにくいけど、ことは足りる。
これってアメリカだけに見られることなんだろうか。
ヨーロッパはどうなんだろう？

あけましておめでとうございます。

アメリカでは元旦の今日が休暇の最後。
明日からは通常営業だ。
そんなラストをどう過ごしたかというと、寝正月。
お餅など、お正月らしいものを一切用意していなかったので、
まったく実感は湧かない。
車の故障でまだ買い物もしてないし。
なんだかしまらない2003年の幕開けだった。

ぷう猫 ｜HomePage

My追加