ESLで雑誌の記事から「野菜クイズ」を読んだ。
いろいろな薀蓄からその野菜をずばり当てるものだが、
その中で1つ印象に残ったのが、
スラングでドル札を意味するという野菜で、
答えはレタス。
別にレタスがデザインされているというわけではなく、
多分アメリカの紙幣が緑がかった印刷だからだろう。
一応辞書にも載っていたが、一体どれくらい使われるものなのだろう？

今日は私なりの挑戦を2つした。

1つは美容院。
アメリカでは3度目で、
最初はちょっとお洒落で高そうなところに行き（実際高かった）、
2度目は早くて安いがウリ（？）のチェーン店に行き、
3度目の今日は建物の2階にある、安いがスタイリストがいそうな店にした。
今回は初めて髪型を変えたいと思ったので、
予めインターネットでヘアスタイルの見本を探しておいた。
さて入ってみるとアジア人男性が髪を刈ってもらっていて、
もう一人の美容師さんはおばちゃん。
まずったか？と思いつつ、おばちゃんにプリントアウトしておいた写真を見せ、
言われたとおり座った。
無造作系のショートスタイルだが、おばちゃんはなぜか「Interesting!」と。
その割りには勢いよくザリザリと鋏ではなく剃刀に櫛がついたみたいな器具で切り、
あっという間に終わり。
心配していたよりはまともに出来上がってて一安心。
それでも耳のところで左右の長さが違うけど。
というより長さを揃えようという発想すらなかったような。
最後に「アナタの髪を切るの、楽しかったわ〜」だって。
そうかもね。
何しろ肩を越すロングだったんだから。
私も頭が軽くなってウキウキ。

そしてもう1つはテニス。
テニスのどこが挑戦？と思われるかもしれないが、
私はほとんどスポーツらしいスポーツをせず、
テニスも体育の授業以外は2,3回しかやったことがない。
ところが先日ディスカウントストアに行ったとき、
ついつい安いラケットを買ってしまったのだ。
買ったからにはやらねば、ということで、
今日30分ほど、オットに教わりながら軽く打った。
しかし終わった直後から右手が軽く震え、いまや両腿がだるい…
明日は筋肉痛必至だ。

ESLで笑える記事を読んだ。
簡単に言ってしまえば友達同士での競争について。
無論誰が早く結婚するかは言うに及ばず、
きらびやかな招待状やコーディネイトされたナプキンとテーブルクロスや、
はてはブライズ・メイドの数まで。
まあ女性心理はいずこも同じといったところか。
その中で一つ、趣旨からずれたところで気になった点。
招待状の返信に肉か魚かベジタリアンか選ばせることがあるのだそう。
日本でもお年より向けとか子供向け、などは気を使うことがあるが、
全員に好みを聞くなんて、まさにレストラン。
もちろんシニカルなその記事では
2ヶ月も前に何が食べたいかなんて答えられるわけがない
と書いてあった。

スクラブルというゲームをご存知だろうか。
与えられたアルファベットで単語を並べてポイントを競うゲームだ。
これのPC版を家庭内ネットワークでオットと対戦してみた。
私は初めての挑戦（？）で、語彙不足はもちろんのこと、
単語を思いついても盤上のほかの単語とつなげなければならないので、
難しい、難しい。
考えている時間が累積表示されるのだが、私はオットの2倍以上の時間をかけて負けた。
おかげで今日の夕飯も遅れた。
2回戦はあるや否や？

今日はついにハリーポッターを見た。
やはり英語字幕が助かる。
本を読んだ後に見てもシーンが目まぐるしく変わるので気が抜けない。
「雰囲気を壊さず映像化されている喜び」になってしまうのは致し方ないか。
続編が楽しみだ。

次に昔のアニメ映画「指輪物語」を見た。
これは日本語字幕を選択できた。
子供の頃に映画館に連れて行ってもらったのだが、
絵は覚えているものの内容は未消化だった。
そして今見ても難しかった。
しかもラストがいきなりぶった切られたようで
未消化なのは当たり前だったという感じ。
この前の実写版はどのようにまとめられているのだろう。

DVDを物色していて「メトロポリス」というアニメを発見した。
手塚治虫原作、大友克洋脚本、りんたろう監督というそうそうたる布陣なのに
聞いたことがなかったのだが、よく見ると渡米後の公開だった。
見た印象は横浜の「ラーメン博物館」。
CGを多用した映像も音楽も美しかったがとってもレトロだった。
登場人物のうちの一人がどうにも理解できなかったのだが、
あとでメイキングを見ると原作にはいないキャラだそうだ。
かなり主要キャラなのでビックリ。
でも違和感の説明がついた気がした。
50年も前という原作の漫画のほうを読んでみたい。

サンドイッチなどを注文するときに野菜は何を入れるかと訊かれ、
面倒なので「全部」と答えると「タマネギも？」と確認されることがよくある。

そういえば映画「シュレック」で怪物のシュレックがおしゃべりドンキーに
自分をタマネギに例えて気持ちを説明しようとするシーンがある。
ドンキーはすかさず「臭うの？」とボケるが、
そのあとも「タマネギは皆に嫌われてるよ」というようなことを言っている。
確かに口の中に臭いが残るけど、そこまで嫌わなくても…

南米出身の男性が同じESLのクラスをとっているのだが、
彼の息子も別のクラスに来ている。
そして二人はファーストネームが同じだ。
なんとも紛らわしいが、セカンドネームが違うそうだ。
子供に同じ名前をつけるのは日本ではあまり考えられないが、
キリスト教徒にはあることらしい。
日本ではどうかと訊かれたので、
同じ名前を付けることはないが、同じ漢字を使うことはあると答えておいた。
多分上手く伝わっていないと思うが。

フットボールといえばアメリカではサッカーのことではなくアメフトを指す。
その「フットボール」を題材にした古い映画を見た。
刑務所の看守たちのチームの練習相手として囚人たちのチームを作り、
試合をするというストーリー。
70年代の作品だからか、看守たちの囚人に対する暴力や
人種差別などがあからさまだが、
この映画ではそれらを逆にエネルギー源としているようだ。
アメフトのルールはさっぱりわからないが、
激しいスポーツだということはよくわかった。
所長が悪役に徹しているところはあっぱれ。
その分最後が…ね。

タイの友人とお昼を一緒に食べたとき、
日本では2月に放映されたドラマ「フレンズ」の話を彼女が持ち出した。
これは日韓共同制作のドラマで基本はラブストーリーなのだが、
日本と韓国の現状を織り交ぜた文化交流も目指したものとなっている。
たまたま日本からビデオを送ってもらっていたので私は知っていたのだが、
彼女の話ではタイでも放映され、今人気なのだとか。
もちろん彼女もタイにいる友人から伝え聞いた話だと思うが、
そのためタイ（のおそらく若者の間）では韓国や日本の文化に対する興味も高まり、
言葉を勉強したいと言うところまで盛り上がっているそうだ。
ごく一部の動きなのかもしれないが、ドラマ制作者でもないのにちょっと嬉しかった。

コムサ・デ・モードのTシャツを着ていたら、
「それフランス語ね」と言われた。
アメリカで買ったのか日本から持ってきたのか聞かれたので、
「日本からだけど、ブランドはフランスのですよ」と答えたら、
「そういえば日本ではフランスとかのデザイナーの商品を作れるんだったわね」
と納得された。
逆を返せばアメリカではそういうことはあまり行われていないのか。
日本でよく目にするデザイナーズ・ブランドをアメリカでは見ないということに
あらためて驚いた。

Mooseさんと森イチローとでマイクロミニオフをした。
そのときFour Corners Monumentの話が出た。
そこはアメリカで唯一4つの州境が交わっている点。
直線の境界が多いのだが、十字になっているのはここだけなのだ。
そもそも直線というだけでなんだか投げやりな気がする。
山や川があればそれに沿って線を引くのだろうが、
何もなくだだっ広い土地ではそうしてしまうものなのだろうか。
とりあえず私もミーハーなので、両手両足で4つの州をまたいで写真を撮りたいな。

家で鼻血が出てもティッシュを詰めておけばそのうち止まるので
大出血でない限りさほど気にしないが、
外出先で出ると非常に焦る。
この1週間来客があり、あちこち出かけていたのだが、
お昼をカフェで食べてそろそろ出ようと思った矢先に
鼻の奥からつーっと流れる感覚が…。
まさかと思ったら鼻血だったのだ。
一体何に興奮したんだか。
人前でティッシュを詰めるのは恥ずかしいので押さえていたのだが、
ほどなく止まり一安心。
でもなんで鼻血って恥ずかしいんだろう？

今日PCを起ち上げたら、なぜかキャッシュが消えていた。
そうなってみると、いかに日頃キャッシュに頼っているかがよくわかる。
面倒この上ない。
その割りにこの目で中身を確かめたことがないので、恐ろしい気もする。
どんな情報をばら撒いているのだろうか。

昨夜は明け方近くまで雷が続き、
今日は雨が降ったり止んだり。
6月に雨が降ると気分は梅雨だ。
もちろん今が雨季というわけではないが。

そもそも単なる雨季ではなく、6月は梅雨、9月は長雨、と呼ぶのは
日本の情緒だと思う。
桜の開花予報も独特だろうなあ。
紅葉の見頃なら、ここニューイングランドでも
大まかに予想されているようだが。

本日のスープが冷製キャロット・ジンジャー・スープと言うものだった。
試しに注文した。
失敗した。
ほとんどニンジンのすりおろしがてんこもり状態。
なぜこれがスープ？（涙）
最初の何口かは食べられたが、すぐに飽きてしまい、
店員に「すごく小さいけどいいの？」と聞かれたカップの
3分の1くらい残してしまった。

サッカーについては語れるほど詳しくないのだが、
1つだけ印象に残ったことを。
同じESLのクラスをとっている韓国の友人が遅れて来た。
理由を聞くと別の韓国人宅で一緒に試合を見てきたとのこと。
大いに盛り上がったそうだ。
韓国はこれがワールドカップでの初勝利なのだと興奮している彼女に
私も幸せな気分をお裾分けしてもらった。

ESLの生徒が「眼鏡をどこかでなくしてしまって見つからない」と言ったら、
眼鏡をかけている先生が「眼鏡は二つ作っておきなさいよ」と言っていた。
同時に二つ眼鏡を作る人はそれほど多いのだろうか。
アメリカでの価格は知らないが、日本で言えばさほど安い買い物ではない。
度が合わなくなって作り替えたあとは、
合わないながらも前の眼鏡が予備と言えるが、
初めから作っておくというのはずいぶんと用意がいいものだ。
もしかしたらアメリカでは安く作れるのだろうか。
他に理由として考えられるのは車が必需品という場合か。
どうせ作るならデザインを変えて気分によってかけ替えるとか。

本体Webサーバの長期メンテナンスに嫌気が差し、
以前サーバがダウンしたときに考えていたお引越しを敢行しようと思ったが、
なんとその引っ越し先サーバも同時期メンテナンスということが判明した。
推測するに、ハード周りの管理は同じ会社が面倒見ているのではないだろうか。
ということでお引越しは断念。

ところで現サーバのサポートについてのお知らせで
「ほとんど日本人スタッフが対応しておりますが、標準的な日本語でお問い合わせくださいますようお願いします。流行の言葉や特殊な文法でご質問頂きますと、理解できなかったり、間違ったサポートをしてしまう可能性があります。」
と書かれているのだが、一体どんな問い合わせが過去にあったのか、興味津々。

昨晩は雷と雨が激しかったが、
今日は打って変わってよく晴れた。
外の空気がすっかり夏の香りで、蒸し暑い。
そんな中近所の住宅街を歩いていると、
歩道にソファやら大きな荷物が出ているのが目に付く。
アメリカは今が引っ越しシーズンなのだ。
ちょっと湿度が高いけど日も長いし、
引越しにはいい季節だろう。

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