こぺろの日記
こぺろ



 旅へと

窮屈

今私は窮屈なのかもしれない



旅にでようかと考えてみる

旅にでたら、新しい事が
思いつくかもしれないし

あの人の事も
あの子の事も
あの話も
あの考えも
忘れてしまうことができるかも
しれない。

どんどん沈んでいけば
底はあるのか
止まる事が
できるのか
私に聞こえてくる声は
小さくて
声にもならない

ただ泣きたくなるのはなんでだろう
泣いてしまうのをやめれないのは
なぜなんだろう












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君に会いたいと考えては
心をギュっとむすんで
君をわすれようとする

君に会わなければと考えては
君への気持ちに嘘をつく

今こうしてる間にも、私を忘れるべく
いろんな事をしてるかもしれない
私以外のだれかを愛しているかもしれない

私は独占欲の固まりで
嘘も偽りもたまらなく嫌で
私の心の感じるかぎりのすべてで

ただ、そばにいて欲しいだけ

あなたにそのただ一つの願いが
どうしても伝わらない









2003年11月30日(日)



 南天

目が覚めた時

外は雨で

冷え冷えとした庭には

赤く赤くぎっしり実をつけた

南天の木

雨露に濡れて

いっそう重たそうに枝をもたげて

小さく小さくきしんでいる


私はもう果てることのない
夜明けをむかえている場合ではないのです。

ただ、何となくという言葉はもう
考えないのです。

あの子もあの人も
皆が心地よく生きて行きたいだけなんです。

でも、私は私のやりたいように
生きて行きたいのです。
それは多くの事を失う事のなるのでしょうか?
それは私の価値を下げるのでしょうか?

私は
私は

途方もなく悩める渦の中に吸い込まれようとして
いるのでしょうか?



2003年11月29日(土)



 ガタカタ

膨らんでいるご様子の私
そりゃぁもうパンパンに
だれとも話をしたくないし
誰にも会いたくない。

こうゆうときがたまにある
働きたくないし
動きたくない

何も考えたくないし
何も言いたくない

けどホントはやること山積みで
ホントは言いたいどころか
叫びたいくらいの勢いで
誰でもいいから、この気持ちのすべてを
ぶちまけたい気分

私を見つけて欲しい





私の心をのぞいて欲しい
心のすべてをさらって欲しい


きっとこの寒さでカチンコチンに
脳みそが凍っている間に
何とかなるもんかな

とにかく窮屈で苦しい
圧迫感

2003年11月28日(金)



 無音

川の水が退いていって
サラサラの石が顔をだしていた

こんな雨の日は湿った冷たい空気が
気持ち良い。

嗚呼、こうしてゆっくり流れる時間に
小さく身をゆだねて、そのままでいたい

あの薄明かりの中
どうやって、私を見つける事が
できるのだろうか




2003年11月24日(月)



 妄想の行方

言ってはいけない言葉や、思ってはいけない
感情は、私を流れ出させた
歪んだ気持ちは窮屈そうな音をたて
次から次へと飛び出してきた
私の吐いた毒で部屋中いっぱいになった頃
震える肩でいまにも壊れてしまいそうに
なった彼を見つけた

こんなにも忘れる事ができない事が
あるなんて。




2003年11月23日(日)



 乾いた心

私 25歳 資格ナシ 職歴ナシ お金ナシ

今をガンバル。
そう決めたあの日から
少しだけがんばれた気がする。





2003年11月12日(水)
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