冒険記録日誌
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2022年03月29日(火) ドラゴンクエストII 悪霊の神々[下巻] (樋口 明雄/双葉文庫)その11

(ネタバレ注意。プレイ予定の方は読まないでください。)

 航海に戻ると、次はある海岸に上陸してしばらく歩く。ポツンと出現した一軒家の金の扉をあけると、そこは地下に広がるペルポイの町だった。
 家の外で泣き言言っていた男も大喜びで入っていくが、これは原作にはなかった描写なので、ほっこりする。
 HPが減っていたので宿屋に行ってみると、宿賃は120ゴールドでこの世界では最も高かった。田舎の宿屋だから、と主人公は話していたが、こんな地下に立派な居住区があるなんて、むしろハイテク都市だと思う。
 道具屋で牢の鍵を購入後、それから町にある牢屋の奥に隠れていた脱走犯のラゴスから水門の鍵をいただいた。
 あと、ここの武器屋は驚くべきことにドラクエ2では最強武器の破壊の剣を持っていた。非売品で店主曰く「稲妻の剣となら交換してやる」との事だそうだ。なんだかお手軽すぎて、逆に罠ではないかと疑いそうだが、実はゲームブック版では破壊の剣は呪われておらず、破壊の剣を装備してないと最終戦で負けてしまうのだ。昔のプレイでも印象的だったので、このことは覚えていた。

 続いて、ムーンペタの町にあった金の扉と牢の扉を開ける。牢の中から襲ってきたベビルを倒して、水の紋章を手に入れる。これで紋章は3つ全部そろったわけだ。

 さらに続いて、テパの村で水門の鍵を使って、水門を開ける。これで干上がって川が元通りになり、後で船で川を上って満月の塔に向かう事ができる。
 ついでに水の羽衣を作ることが出来る織物職人のドン・モハメに会ったが、には、聖なる織機と天つゆの糸と愛情の3つがいるそうだ。天つゆの糸が見つからないので、ゲームブック版なら聖なる織機だけでも作ってくれるかもと期待したのだが甘かったようだ。愛情?肩たたきすればいいらしいのでこれはOK。Lv4以上にするのに必要な装備なので、満月の塔や海底洞窟に行く前までには手に入れたいところだったが、一旦あきらめるしかないようだ。

 水門を開けたので、さっそく川に向かったが、前に見つけたはずの川が見つからずに難儀した。ザハンの町のように、一定方向からの移動でしか見つからない可能性が高いので、完成した海図を見直しながら、検証を続けて行くと、ある地点を一度上陸して再び船に乗った直後に北上することで、川を発見できることが判明した。なんじゃ、それは。
 川を上って満月の塔に入ると、パペットマン3体が襲ってきた。ここでバトルポイント制の戦闘に負けて、パペットマンのザラキで全滅してしまった!
 下巻初のゲームオーバーである。上巻で死にまくりだったことを考えれば、むしろここまでゲームオーバーにならなかった事が凄いのだが、それにしてもパペットマンって、ザラキ使えたっけ?

続く


山口プリン |HomePage

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