冒険記録日誌
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2021年02月19日(金) ラビリンス・オブ・スクワット その2

(ネタバレ注意。プレイ予定の人は読まないでください。)

 えーと、東の扉を開けて見事に罠にかかった私ですが、あれからもう4年たっちゃったので、前のプレイがかなりうろ覚えだ。(笑)
 なんかアイスクリームを口いっぱいにもぐもぐ食べながらお婆ちゃんに包まれたシーンの記憶だけ残ってるーっ。(暗い地下迷宮を冒険していて、どんな状況だよって気がするけど、ブレナンだからねぇ。)
 まあ、改めて仕切り直し。東の扉で罠にかかって、「やっぱり罠が仕掛けてあるよ」と書いてある扉もくぐると、罠はなかった。
 今度は「飲んでみて」と書かれた噴水。
 ここは迷わず飲む!毒でもOK!ゲームブックの冒険は死ぬことと見つけたり!
 飲んでみると安酒とニトログリセリンを混ぜたような効果らしいが、体力が満タンに戻った。
 つまりこの迷宮の回復ポイントというわけで、今後お世話になりそうである。

 とりあえず、かえる像がいる部屋に戻って、次は北の扉を開けてみる。
 それからでっかい蜘蛛を倒したり、悪魔スクワットの幻影みたいな奴と戦って護符を手に入れたり、宇宙の存続と滅亡をかけて、狂った数学者の出した算数問題を解いたり、変なモンスターを倒したあげくに、イリノイ州ピッツバーク製の鍵を探し出した。
 それからまた蜘蛛との再戦やらして、(あ〜ダメージの決定は掛け算を使うし、この戦闘ルールは沢山サイコロ振っていると、だんだん混乱してくるな!)まあ、そんなこんなでスタート地点のかえる像の部屋にもどって、イリノイ州ピッツバーク製の鍵で南の扉を開けた。
 そこにはドラゴンが座ってるが、護符を見せて突破。
 そして次なる間には悪魔スクワットが待ち構えていた。おし、クリア直前。

 しかし、そんなに甘くなかった。スクワットはのろのろと手をあげたかと思うと、必ず命中して生命点200点を奪うという、2回は輪廻転生ができる程の威力の火の玉を放ってきた。
 どうやら火の玉から防御する呪文が必要らしい。
 持っていない私は「13で心地良さを味わうまでだ」との事だそうだ。


13
 気が付くと、つやつやに磨いた松の木にぴかぴかの真鍮の飾りをつけ、ベルベットで内張りされた棺に横たわっていた。
 友達や親戚が列を作って自分を見ては、涙をあふれさせる。
 どこからかオルガンの音色が厳粛に奏でられていた。

 葬式はいらないんだよ!もう一回再挑戦だ!とぅ!

 「棺から飛び起き、友人や親戚の恐怖の悲鳴なんか無視して生き返り、生命点100を持って再び1からスタートするのだ。(原文まま)」


 死のパラグラフは13だったけど、その中身は変わらずの14でした。
 というわけで、2度目の冒険でスクワット退治に成功して見事クリア!
 もっとも、あの戦闘をもう一度繰り返すのは辛いので、「1度目に倒した敵は2度目にはもう出現しない」と扱う事にしたのだが。
 ブレナンの他の作品で、そんな救済処置があったような気もするし、いいんじゃないかね。
 この作品、基本的に全部寄り道、探索して、敵は全部倒す、というゲームブックの定番みたいな内容だったりする。
 でも、リプレイだと良く伝わらないけど、こんなミニ作品でもブレナン節があちこち出て面白い作品でありました。


完 
 
 

 


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