冒険記録日誌
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2016年12月31日(土) 今年はゲームブックを遊んだなぁ

 あいかわらず、日付の扱いがいい加減な冒険記録日誌(実際に書いている今はクリスマスイブ)ですが、12月31日ということで年内最後の日記です。
 ゲームブックの事に限って、今年を振り返ると、今年はゲームブックを遊んだなぁと思います。冒険記録日誌も今年は珍しく、最後まで中断することなく続けられたしね。
 ここ10年くらいの中で一番ゲームブックを遊んだんじゃないだろうか。
 きっかけは、新年の肩慣らしとして遊んだ「奥義大全書特別篇 キム皇のファミコン神拳110番」のミニゲームブックです。(2016年1月1〜3日の冒険記録日誌を参照)
 ここ近年は息をするのも面倒くさがっていた山口プリンは、ゲームブックをプレイするのも、メモを取らず暗記だけとか、ページに印刷されたサイコロを使ってのプレイばかりだったのです。
 それが、このミニゲームブックで、久しぶりに本物のサイコロを振りまくって遊んだのですね。すると「ああ、サイコロふってちゃんとメモして遊ぶのもやっぱりいいものだな」とふっきれて、今年は昔のようにゲームブックを遊ぶスタイルが戻ってきたのです。
 あとはプレイ時間が確保できれば、来年は「ドルアーガの塔」を始めとして、何年も前からいつか遊ぼう遊ぼうと思っていた大作ゲームブックに取り掛かれるかもしれません。


 続いてゲームブック新刊の話題です。
 今年の年末はゲームブックの新刊がなくて寂しいのぅ、とボヤきながらドロシーさんのブログを見に行ったら、知らない間に 「たったひとりのサバイバル・ゲーム! 極寒の雪山を脱出せよ」がつい最近に出た事が判明。慌てて購入しました。
 感想は来年の日記に書くとして、ドロシーさんのゲームブック発売情報は、いつも参考になるなぁ。ここで初めて存在を知ったゲームブックとかもありますし。

パラグラフの狭間で
http://parahaza.seesaa.net/

 なお、市内の本屋には置いてあったりなかったりで、このたったひとりのサバイバル・ゲームシリーズの全国的な書店での取り扱いは、果たして良いのか悪いのかイマイチわからないところ。
 ゲームブック倉庫番サイトで、過去に発売された数々のゲームブックレーベルを見てもわかる事ですが、えてして短命レーベルというものは第三弾で終わることが多いので、是非のりこえて次も出るくらい売れてほしいところです。


 最後に前回のクラシックミニ ゲームブックの日記に反応した方が、オリジナルの30冊セレクトをメールで送ってくださいました。
 最近、いろんなゲームブックサイトの掲示板等でも活発なコメントをお見掛けするマイケル村田さん考案のリストです。

1.オーディーン 光子帆船スターライト(西崎義展、愛沢ひろし 学習研究社)
2.ルパン三世 ダークシティの戦い(飯野文彦 双葉社)
3.鉄人28号 東京原爆作戦(樋口明雄 光文社)
4.機動戦士ガンダム 最後の赤い彗星(山口宏 ケイブンシャ/バンダイ出版)
5.機動戦士ガンダム 灼熱の追撃(山口宏 ケイブンシャ/バンダイ出版)
6.スーパーマリオブラザーズVol.2 大魔王ネオ・クッパの挑戦(池田美佐 双葉社)
7.スーパーマリオブラザーズVol.3 マリオ軍団出撃(池田美佐 双葉社)
8.グラディウス 未知との戦い(飯野文彦、吉川剛史、大出秀明(伊吹秀明) 双葉社)
9.デビルマン誕生編(大出光貴(伊吹秀明) 講談社)
10.ウルトラマン 東京救出作戦(滝沢一穂 講談社)
11.ディーヴァ 女戦士ミリスの挑戦(刀堂光貴(伊吹秀明)、草野直樹 ケイブンシャ)
12.終末の惑星 遥かなる西の帝国(塩田信之 双葉社)
13.超時空パイレーツ おみそれ三人組の冒険(樋口明雄 双葉社)
14.熱核姉妹ツインノヴァ 惑星ディクターの陰謀(草野直樹 バンダイ出版)
15.スパイラルゾーン 脱出!悪夢の時空域(上泉信綱、剛須戸雷太、不動哲也、江原まち子 バンダイ出版)
16.ガンヘッド コンピュータクライシス(鎌田秀美、吉田正彦 バンダイ出版)
17.コナミワイワイワールド(塩田信之 コナミ出版)
18.スペースハリアー ホワイトドラゴンの勇者(塩田信之 双葉社)
19.ファンタジーゾーン 異星からの侵略(塩田信之 双葉社)
20.ファンタジーゾーン2 異星への旅立ち(塩田信之 双葉社)
21.ルパン三世 戒厳令のトルネイド(富沢義彦 双葉社)
22.銀河の三人 復活のヴィザーン(滝沢一穂 双葉社)
23.禁断の黙示録 クリスタル・トライアングル(草野直樹、黒トレス ケイブンシャ)
24.装甲騎兵ボトムズ 復讐の惑星シド(スタジオ・ハード(上原尚子、草野直樹) ケイブンシャ)
25.聖戦士ダンバイン 妖魔城塞ザーウェル(山口宏 ケイブンシャ)
26.オリーブたちのアブない放課後 トラブルくらぶ事件ファイル(沙籐いつき 双葉社)
27.死神くんは恋のジャマ(樹かりん 双葉社)
28.放課後のキス泥棒 トラブルくらぶ事件ファイル2(沙籐いつき 双葉社)
29.メタルギア(一本橋わたる(伊吹秀明)、望月雄太郎、日高誠之 コナミ出版)
30.アシュギーネ 爬人の邪都(滝沢一穂、木川明彦 ケイブンシャ)

 ふーむ。
 山口プリンが一冊も入れなかったケイブンシャからの出典も多いです、というかマイケル村田さんはスタジオハード作品のファンなのですね。
 ガンダムものとかアニメ系ゲームブックをガンガン入れています。アニメの知識のない山口プリンには弱点分野なので、新鮮だ。
 そして、一般向けゲーマーやアニメファン向けのセレクトかなと思わせつつ、「アシュギーネ 爬人の邪都」とか「熱核姉妹ツインノヴァ 惑星ディクターの陰謀」のマニアックぶりが凄い。「オーディーン 光子帆船スターライト」にいたっては、学研ゲームブックでは唯一のアニメ原作ものだそうですが、恥ずかしながら存在すら知りませんでした。
 マリオやペパーミントシリーズのセレクト、そして樋口明雄作品に「超時空パイレーツ」を持ってくるセンスは、実は山口プリン好み。
 ペパーミントシリーズの中からなら、トラブルくらぶ事件ファイルシリーズと「死神くんは恋のジャマ」を入れるのは大正解ですよ!(*´∇`)

 他にも、こんなセレクトはどう?というゲームブックファンの方がいたら、是非おたよりをくださいな。
 俺は洋物ゲームブックだけだぜ!と、ボビージャパンのゲームブックを大量にぶっこむリストとか、熱い想いが伝わる奴を待っています。


 さて、次回はもう正月の更新です。
 来年は大作ゲームブックのリプレイや、以前のウォーロック特集みたいな長めのネタもやりたいと思っていますが、更新ペースは、今年くらいが丁度良い感じなのでこのまま行きたいと思っています。
 では、良い年越しを!


山口プリン |HomePage

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