冒険記録日誌
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2016年11月26日(土) たけたろうの冒険 ──FF25・ナイトメアキャッスル編 その15──

──感動のエンディングの後日談──

「ともみぃ、ともみぃ」
 トールダー男爵と旧交を温めあっていると、近くで声が聞こえた。
 振り向くと、たけたろう兄貴じゃない!?
「今頃きて、どうしたのよ。空飛ぶガレーキープの船長になったんじゃないの?」
「私は集団生活は苦手なんですよ。やっぱり孤独な冒険稼業の方がいいみたいです。それでもどってきたら、今回の冒険はともみが代わりに解決しているからため息ですよ。このシリーズは私が主人公なのに!」
「わかったわかったわよ、ゴメンネ、兄貴」
 実は私も今回の活躍のおかげで、トールダー男爵の跡継ぎに任命されそうなんだけど、豪華な食事や柔らかいベットもすぐに飽きて、また次の冒険にあこがれるだろうな。兄貴の気持ちはわかるわ。
 私が、次の冒険は横取りしないって約束すると、兄貴は安心した様子で、男爵の用意してくれた豪華な寝室に足取りも軽く、召使に案内されていった。

 ふっ。
 兄貴は忘れているようだけど、順番で言うと、次の冒険はリビングストン作品、しかも最高難易度の「蘇る妖術使い」だからね。さすがの私も遠慮しておくわ。
 頑張ってね、ア・ニ・キ。


これにて本当の完(FF26・蘇る妖術使い編に続く?)


山口プリン |HomePage

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