冒険記録日誌
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| 2011年06月19日(日) |
マイ・ベスト・ゲームブック? |
実は7月に引っ越しをする予定です。 この機会にようやくネット環境が自宅に導入されるわけで、そうすればもう少しは、ここも更新できるはずなんですがどうなるやら。
ところで引っ越し準備で最も困っているのが、新居のスペースの都合により、現在3つ使っている本棚のうち1つしか持っていけない、ということです。 幸い残りの本棚は実家に置いておけるので、本を捨てる必要はないのですが、それでも手元に置ける本が減るのは非常に残念。 子どもの頃は大量の本を買うことが贅沢でしたが、大人になると大量の本を置くということの方が、それだけ広い居住空間に住む必要があるということで、これも一種の贅沢なんだな、と実感するようになりましたね。
とりあえず、唯一持っていける本棚は、所有する3つの中で一番お気に入りの、刑務所製の頑丈ででかい本棚にします。さらにホームセンターで板を切って、棚板を制作して収納能力を増強しました。(もっとも棚板を増やすと、文庫本サイズの本が沢山入るようになる分、絵本や四コマ漫画本などの大型本を入れるスペースがなくなるので一長一短ですが) その本棚の中に、ゲームブックとその他の本を半々のスペースに収納することにします。 一般本を入れる棚は何度も読みかえすことのある本を中心に残し、今後も本を買っていくつもりなのでスペースに余裕を持たせます。これは漫画本や2年前のマイブームで買ったライトノベルの多くを除けることで、なんとか入りました。
次にゲームブック。これは難しい問題なのです。 ゲームブックはどの作品もそうそう読み返すものじゃないので、愛着の問題になってしまいます。ずらっと並んだ背表紙を眺めて安心するというか、コレクター的な感覚になるのかもしれません。 これは散々悩みましたが、基本的には出版社別にゲームブックを整理しました。 まずは創元推理文庫の全てと、社会思想社のT&T系を除く作品と、双葉文庫の7割くらいの作品は持っていきます。これは自分にとってゲームブックの原点ですから、この3社は外せません。 次に富士見、二見書房、ボビージャパンも、なるべく持って行くことにしました。もちろん近年出版されたラノベFFもボビージャパン枠に入ってます。 最後にその他の出版社から、鳥井加南子の悪夢シリーズ、騎士と魔法使いシリーズ、ハーレクイーンゲームブックシリーズのような、名作だったりネタだったりでお気に入りな作品群と、ファミ通文庫やエニックス文庫の一部などこれから読むつもりの作品を持っていきます。 後は、西東社は“さいとうたかを”作品だけとか、朝日ソノラマはシリーズ後半だけとか、桐原書店は飛びぬけて変な作品だけとかそんな感じで抜いて持っていくリストに加えました。 ハヤカワ文庫や講談社のシリーズなど、さほど好みでない作品は置いていきます。JICC出版局と勁文社もそうなのですが、これは食わず嫌いに近いので未読の数作品は抜いていくか。 最後に雑誌ウォーロックと創土社作品は、かなり悩みましたが置いていくことにしました。内容の問題というよりは、サイズが大きいのでスペースがとりにくいのが一番の原因です。処分するわけではないので、読みたくなったら1・2冊ずつ持ってくればいいということで割り切ります。 これで図らずも暫定的なマイ・ベスト・ゲームブック集が完成したことになりますね。
ゲーム機やDVD類は全て実家に置いていくので、インドアの娯楽は本当にこの本棚だけになってしまいます。 量こそさみしくなりますが、その分自分の趣味が濃縮された本棚になったと考えれば、悪くないのかもしれません。 そういえば今年は全国的に節電と言われているわけですし、ゲームブックはその意味で理想的にエコな一人遊びなのですよね。引っ越しが完了したら、ルールの凝ったタイプのゲームブックなんかにも久しぶりに挑戦してみたいと思います。
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