冒険記録日誌
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| 2009年09月10日(木) |
ゼビウス(古川尚美/創元推理文庫) その7 |
(ネタバレ注意!プレイ予定の方は読まないで下さい)
[3人目のP.J]
戦力点 11 体力点 21 超能力 透視力 所持品 食料(1食分)
今回は能力的になかなかの実力者だ。うまくいけばこれでクリアできるかもしれない。 ゼビウス星に送られた俺は、また神殿の捜索を始める。 神殿泥棒のいる部屋では、今まで泥棒に話しかけるだけで服がもらえたのだが、今回は自分の戦闘力の高さにちょっと魔がさして「戦う」を選択してみる。負け。(体力ポイントを1減らしてから逃亡) 意外と泥棒が強かったせいもあるが、一発勝負の戦闘ルールだからこんなこともあるのだ。おかげで地球の服装のまま、冒険を続けることになった。この姿では東の町へは入れないということだけは、過去の冒険でわかっている。どこか他の場所で、軍服か民間服を手に入れなくてはいけない。
とりあえず、まだ一度も行ったことがない北の山岳地帯を捜索することにした。 北へずっと歩き続けるが、森が続くばかりで何も見つからない。山をひたすら登って、一度崖下に転落し(体力ポイントを4減らす)、迷子になりかけたところで見覚えのある道まで戻ってくる。 今回は様子見ということで、そろそろ引き揚げるか。
西の町へ行き、乞食のいた場所を南下すると、いきなり誰かに銃撃され慌てて身を隠した。前回とは違う場所であり襲ってきたのは違う人物。しかも女性だ。次々に撃ってきやがる。何者だ!と怒鳴ると声でこちらの場所が特定されてしまったとかで、ますます危険になってしまう。 ふと、目の前に井戸があるのに気づき、とっさにその中に飛び込む。すると、井戸は思ったより深く、脱出不可能状態になってしまった。女兵士は井戸上からこちらを見下ろすと、鼻で笑って俺を一人井戸の中に残したまま去っていく。 これでゲームオーバーらしい。なんとも間抜けな最後だ。 うーむ。考えてみれば逃げ場のない井戸に飛び込むなんて、無謀きわまりない選択肢だったなぁ。つい、井戸の底に横に伸びる隠しトンネルを発見するとか、ゲーム的な展開を期待してしまった俺が馬鹿だったようだ。
END
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