冒険記録日誌
DiaryINDEX|past|will
| 2009年07月28日(火) |
ウォーロック 第63号 1992年3月 |
最終号。 ゲームブック関連の記事は絶滅。結局ウォーロック最後のゲームブック記事は、61号の「タケヤの名作ゲームパイプライン」にあったペパーミントゲームブックシリーズと「送り雛は瑠璃色の」の話題だったようです。 近藤功司さんの編集後記を読むと、休刊の挨拶から始まり、ゲームブックのサポート誌として創刊して以降、ウォーロック誌がゲームの世界で果たした役割も大きかったこと。ゲームブックの流行が終わって、時代がTRPGに変わったことに合わせ、T&T、AFF、HT&Tをサポートしてきたこと。その甲斐あって、TRPGが新しいブームになり、究極のTRPG「ウォーハンマー」にすべてのページを投入して頑張った。というようなことが書いてありました。 最後の文は、「お別れするのは残念ですが、ウォーハンマーが遊ばれる限り、ウォーロックが廃刊になるわけではありません。だからさよならは言いません。これからもウォーロックをよろしくお願いします。しばらくの休刊を前に、たぶん最後の挨拶………を。」と結ばれています。終盤はえらく、ウォーハンマーに惚れこんでいたのですね。「ウォーハンマーが遊ばれる限り」というならウォーロックは社会思想社の倒産前から、とっくに廃刊になっていたんだな。と、身も蓋もない感想がでてしまいました。(汗)
私にとってウォーロック誌は、リアルタイムでほとんど触れることのなかった、あまり思い入れのない雑誌ではありました。しかし、ゲームブックの定着していた時代を駆け抜けた雑誌。創刊号から読み返すことで、その時代の雰囲気を追体験させてもらったことには感謝しています。 今回は軽く読み飛ばした記事や、まだ挑戦していない収録ゲームブックが、まだまだ残っていますので、ウォーロックをまだ楽しみつくしたとは言えません。ぼちぼちと読み返して長く長く楽しんでいきます。そうゆう意味では私の中でウォーロックは現役雑誌です。
|