冒険記録日誌
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2009年07月02日(木) ウォーロック 第37号 1990年1月

 ロールプレイ・メールという、ウォーロック読者参加型のTRPG企画がメインの号。
 「2つの川の物語」という、ゆったり感のある雰囲気が良さげなファンタジーシナリオが元になっていて、参加者のハガキによってシナリオに肉付けがされている感じ。ルールがわかりにくいですが、なんとなく読んでいるだけでも結構楽しめます。

 もう一つの特集記事は、「テーブルトークのコンピュータRPG」。
コンピュータゲームでTRPG的なものを楽しむことについて、その長所と短所やらを書いているわけですが、T&Tのコンピュータゲーム版なんてものも存在したのですね。パソコン(日本ではPC98シリーズ)でしか遊べなかったようなのであまり一般には普及しなかったでしょうけど。
 あと参考例として登場しているゲームが、アメリカで発売されたばかりの「ウィザードリィ5」と、日本で発売された「ドラゴンクエスト4」だったと書けば、この号が発売されたあたりの時代が実感できるかな?

 ゲームブック関連の記事は、安田均の連載コラム「ファイティング・ファンタジーの楽しみ方」(この号はアメリカのスティーブ・ジャクソンについて書かれてた)と、ファイティング・ファンタジーシリーズの最新刊「悪霊の洞窟」のレビューくらい。ここのレビューでも「悪霊の洞窟」はあんまり褒められてないですねぇ。


山口プリン |HomePage

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