冒険記録日誌
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2009年01月01日(木) 新春七牛神めぐり(奥谷道草/白夜書房)

 みなさま、あけましておめでとーございます!
 今年もまったりペースで更新していきますので、よろしくお願いいたします。いや、もう少しくらいは更新回数を増やしたいとは思っているのですけど。

 さてさて、新年最初のゲームブックは、久しぶりにはみだしゲームを取り上げます。
 はみ出しゲームとは、パズル月刊誌(去年から隔月間になった)クロスワードランドのページ欄外のスペースを使用して、奥谷道草ことフーゴハル氏が連載している、ミニゲームブックのことです。21世紀にゲームブックの連載が楽しめるなんて、実は凄いことですよねぇ。
 そして最新の2月号に載っているのは「新春七牛神めぐり」です。丑年の新春にふさわしく、七牛神が祭られている神社に初詣をするというお話です。
 ゲームの目的は入り組んだ境内を歩き回って、七体ある七牛神の社の全てを巡ること。
 ようはチェックポイントを通過する迷路ゲームなわけです。さらに境内は初詣客で混雑津して人の流れが激しいため何箇所は一方通行になっているという仕掛けや、他の箇所でなんらかのヒントを得ていないと入れない社などがあるため、少々ややこしくなっています。
 実際に遊んでみたところ謎解きそのものは複雑ではないので、丁寧にマッピングをしながら遊んでいけば確実に七牛神の全てを拝むことができると思います。
 ただし、ある社を参拝すると人の流れに押されて強制的に出口まで向かってしまいゲーム終了になる仕掛けがあるため、最初の挑戦でクリアは難しいかもしれません。
 それから、七牛神の社とは別に神社の本殿があるのですが、これが意味がありそうで結局ゲームクリアとは無関係だったような。ここの神主の祝詞が思わせぶりで暗号にでもなっているような気もしたのですが、実際のところはどうなんでしょ?
 さらに財福や学問をつかさどる社は参拝客が多いのに、長寿をつかさどる社が閑散としているのは今の世相なんでしょうか?
 などなど気になるところはあったけれども、とりあえず2度目の挑戦で無事に社の全てを参拝した私は、幸運が猛牛のごとく突進してくる年になるそうです。いや、めでたい!




山口プリン |HomePage

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