冒険記録日誌
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| 2005年06月13日(月) |
続・悪夢のマンダラ郷奇譚 その10 |
(ネタバレ注意。プレイ予定の方は読まないで下さい)
意識がだんだん戻ってくる。すっかり見飽きた、草でできた動物の巣のような場所で私は真っ裸で寝ていた。傍らにはゴリラが幸せそうに寝ている。 バナナをムシャムシャと食べてから巣から抜け出し、原住民らしい男達にトーテムはヘビと答えて、男達に酒やら蒸した芋やら豚肉を振る舞われ、勇者の剣とついでに腰蓑をもらった私は、魔女ランダのところへ行った。勇者の剣で脅して媚薬を剥ぎ取ると、意気揚揚と森を抜け、霧につつまれた墨絵のような山岳地帯に入りこみ、行商の太ったおばさんを無視してどんどん進み、仙人ところでご機嫌をとって浮遊の術を教えてもらい、別れて山を下って、草原地帯で羊飼いの少年に媚薬を渡し、毛皮の服を手に入れ、氷の海をわたって、海の女神にゴールドサーモンをもらう。 ここまでは前回と同じでいいだろうが。 氷の割れる危険を冒しながら違うルートを通って凍った海を渡ったが、同じパラグラフの陸上に帰ってきてしまった。いったいどうやったら神殿とやらにたどりつくのだろうか。 歩いていくといつものアラブ風の町にたどり着いた。毛皮を金貨2枚で売って、羊を金貨1枚で購入して、草原地帯を抜けだした。 古代遺跡の発掘現場のような場所でディッグ博士にヒントをもらったあと、ドラゴンに出会う。ゴールドサーモンを欲しがるので、素直にあげて金貨11枚をもらう。 スフィンクスの所までもどったが、今回も無視をして先に進む。砂漠の行商人も金貨が足りないので無視して進もうとすると。 「待ってくれ、お客さん。金貨10枚にまけておくから、商品くらい見てよ」 こうして私は金貨10枚で、潜水服を手に入れることができた。最新鋭の潜水服といっていたくせに、潜水服はドラム缶のような形をしていた。 さらに進むと珊瑚礁の美しい南の海へ出た。白い砂浜にやさしく波が打ち寄せている。海の向こうに椰子の実がぽつんと一本立っている小島が見える。 潜水服を着て、海に入ることにする。潜水服を着て見ると、気味が悪いほど私の体にぴったりらしく、金貨1枚の所持品も入れるスペースがないらしい。ドラム缶型の潜水服のくせに。(汗) 砂浜を見渡すと、「手荷物預り所、品物1つにつき金貨1枚」と看板の入った東屋があった。顔にベールをつけた無口な男が店番をしていたので、金貨を払って、勇者の剣を預けておく。これで準備完了。 海に飛び込むと、青い珊瑚礁が視界に広がって、美しい光景が広がった。重い潜水服なので泳ぐと言うより、海中散歩といった感じだ。 海には沢山のサメがゆったりと気持ちよさそうに泳いでいる。って、サメかい。 時々、サメが鼻先でこちらをつつくが、ドラム缶型潜水服だけあって、そう簡単には壊れない。なるべく急ごうと足を速めたところへ、サメがタックルをかまして私は見事に海底に転んで起き上がれなくなった。 ジタバタしている私にサメ達が群がり、呼吸用ホースを噛み切り、潜水服をちぎって、私をムシャムシャバクバクゴックンと食べてしまう。235へ進む。
235
「あーあ、やられてしまったのか。やれやれ、時間を巻き戻さねばならん。そなたは、まったく救いがたい奴じゃのう」 意識を取り戻すと、暗闇の中で、あのゴミ捨て場で出会った阿弥陀様がぼやいていた。 阿弥陀様の指示どおり、もう一度パラグラフ1へと進んでやり直す。
続く
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