冒険記録日誌
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2005年04月22日(金) 悪夢のマンダラ郷奇譚 その7

(ネタバレ注意。プレイ予定の方は読まないで下さい)

 意識がだんだん戻ってくる。もはやお馴染みの、草でできた動物の巣のような場所で私は真っ裸で寝ていた。あいかわらず傍らにはゴリラが幸せそうに寝ている。
 今度もバナナを食べるのを我慢してさっさと巣から抜け出す。すると手ごろな武器になる棍棒を発見した。
 巨大な木々のそびえる熱帯ジャングルをあてもなくさまよう。
 前方から数人の原住民らしい男達がやってきた。トーテムは何かと聞かれるので、まだ選ばれていない選択肢のワシと答えてみる。嫌な予感はしていたのだが、やはりというか男達は眉をひそめた。
「ワシだと。ワシのトーテムとは我らと同じだぞ。怪しい奴め」
 この答えは失敗だったようだ。男達の1人が槍をかまえて、私に向かい合った。他の男達はじっと見守っている。どうやら戦うしかないらしい。
 私は棍棒で力任せに相手の頭を叩こうとしたが、あっさりかわされる。逆に相手の槍が私の心臓につき刺ささった。235へ進む。

235

「あーあ、やられてしまったのか。やれやれ、時間を巻き戻さねばならん。そなたは、まったく救いがたい奴じゃのう」
 意識を取り戻すと、暗闇の中で、あのゴミ捨て場で出会った阿弥陀様がぼやいていた。
 阿弥陀様の指示どおり、もう一度パラグラフ1へと進んでやり直す。


(なんとか原住民に勝ちたいなぁと思いながら)続く


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