冒険記録日誌
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2005年04月02日(土) |
注文の怖い料理店 その1 |
(はじめに) これは「火吹山の魔法使い」や「ソーサリー」のルールを知っている人へ向けた実験ゲームブックです。 よく企画倒れになりますが多分今度は大丈夫です。気にしないで下さい。 読み始める前に、以下の説明に目をとおして下さい。
1.サイコロ2つと紙とエンピツを用意して下さい。
2.主人公の能力値を以下の方法で決めておいて下さい。 技術点 (6+サイコロ1個) 体力点 (12+サイコロ2個) 運点 (6+サイコロ1個)
3.戦闘ルールや運試しなどの方法は、ファイティングファンタジーシリーズのルールに準じます。体力点が0になったらゲームオーバーです。 所持品の管理などは覚え書き程度で結構です。
4.ゲームの流れ 毎日1シーンずつ物語は進行し、最後には必ず選択肢があります。そのたびに読者は一つ選んでおいて下さい。 翌日にそれぞれの選択肢の結果が、書いてありますので指示どおりに処理して、再びその日の選択肢を選びます。
5.このゲームの特殊ルールとして、体力値は半分(端数切り捨て)の値から始めてください。目的は体力を原点まで増やすことです。
では、“注文の怖い料理店”いよいよスタートです。
(シーン1:食前酒) はじめまして。私、この料理店の給仕をしております、たけたろうと申します。 本日はこのゲームブック料理店へ、ようこそいらっしゃいました。 これからお客様には、当店のコース料理を食していただきます。もちろんゲームブック料理店ですから、いくつかの選択肢からメニューを選ぶ事が可能です。 当店には薬効の強い料理が多くございます。うまくすれば超人的な力を身につけられると評判です。尚、食事によってお客様の身になにかあったとしても、当店はいっさい感知したしません。 (と、ここで彼は、レストラン中心部の中庭でガラス越しに見世物のようになっているトカゲ人間を目で差した) あちらはゲロトラックスを召し上がったお客様ですが、人間のときの記憶がなくなってしまったようで、当店でご面倒を見て差し上げているのです。歴戦のゲームブック勇者のお客様なら、このようなこと問題ないですよね。 さあ、まずは食前酒からお選びください──。
君はメニューを見た。何を注文するか。 ・ドラマー伯爵家のワイン倉に秘蔵されていた白ワイン ・魔界のニュール地方名産、ニュール三割酒 ・クラースの地下迷宮でハッグ達が蒸留した無色の美酒 ・タイタンに名高いグアーシュ
続く
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