冒険記録日誌
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| 2005年02月05日(土) |
ドラゴンクエスト5 幼年時代(安藤夏・小橋啓/エニックス文庫) |
いわずとしれた超有名RPGゲーム、ドラゴンクエストのゲームブック版の感想です。 そして、エニックス文庫のドラゴンクエストゲームブックは六作目まで作られていたのですが、今回は5作目に挑戦してみました。 え、なんで5作目なのかって?それは電車の中で読んでいたからルールの凝っている1〜3作目は遊べないし、4作目は原作を遊んでいないので思い入れがないし、6作目は原作がク○ゲーだったし(夢の世界を描くなら、ウォーターフィールドを見習えってんだい!)・・・おっとっと、不穏なことを書いてしまいました。いや、5作目は原作でも最もストーリーが良いと評判ですからね。
それでは本題に入りましょう。さすがに超有名タイトルだけあって、ドラゴンクエスト5のゲームブックは「幼年時代」「青年時代前半1」「青年時代前半2」「青年時代後半」の4冊にもわたる大作となっています。無理矢理1冊にまとめられた「天地創造」とはエライ違いです。 とりあえず幼年時代から読み始めましたが、お父さんに連れられてある町にやってきた主人公の子供が、ビアンカと幽霊屋敷を探索しています。そして妖精の国の冒険。わがまま王子ヘンリーに振り回される主人公。そんな感じで原作のエピソードが余すところなく再現されていたので、原作を知っていても違和感はありませんでした。 ただどんな選択誌を選んでも、アイテム入手の有無くらいでストーリー進行が変わらないような・・・?そして戦闘でそのアイテムが無くても「傷を負い苦戦しながらも倒した」か「あっけなく倒した」の文章の違いしかないような・・・?、それ以前にゲームオーバーが存在しないような・・・? つまり、小説を読むのとほとんど変わらないような簡単さなのです。 私、いわゆる「死んで覚える洋ゲー」とかは嫌いなんですが、それ以上に「なんにも考えなくてもクリアできますよー」というヌルイ和ゲーもいただけません。 果たしてこんな調子で最後まで楽しめるのでしょうか。
続く
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