冒険記録日誌
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| 2004年08月29日(日) |
コミック版 アルゴスの戦士外伝 −聖戦士誕生−(原田力男・ほしのちあき/勁文社) |
全編が漫画で構成されたゲームブック。それ以外の内容は不もなく可もなくオーソドックスな作品かな。 ストーリーも、一人の戦士が冒険を繰り広げて悪を滅ぼすというお約束のものだし、さいとうたかを作品のように漫画の出来だけで楽しめる程でもない。 原作のTVゲームを知っていたらまた違う感想だったと思うのですが、低年齢向けの内容だからなのかなぁ。昔、一度クリアしたにもかかわらず、あまり印象に残らない作品でした。あえていえばゲームオーバーのパラグラフにある墓石のシーンで、怪物の騎士がノミで主人公の名を刻みながら勝ち誇っているシーンくらいかな。覚えているのは。
本書に限らず、勁文社のゲームブックって昔からあんまり印象がないのだよね。TVゲームを原作としたゲームブックなら、双葉文庫と双璧をなす出版社だったと思うのになんでだろう? 双葉には及ばないものの、勁文社のゲームブックも結構発売されていたはずなのだけど、双葉ゲームブックに比べると名作駄作以前に評判すらあまり聞かない気がする。もし勁文社の作品でお勧めのゲームブックを知っている人がいたら私に教えて下さいな。
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