冒険記録日誌
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| 2004年06月23日(水) |
猫といじめっ子反撃大作戦(スーパー頭脳集団アイデアファクトリー/桐原文庫) その5 |
(ネタバレ注意だニャー。プレイする予定があったら、読まない方がいいニャヨ)
日が暮れて、君はタツロウ君の家の前に立った。 タツロウ君の家は豪邸といっても間違いない建物と広い庭で、番犬や使用人までいるようだ。どこから侵入しようか迷ったけど、裏手の塀を乗り越えて庭に入ることにした。 タツロウ君の部屋はどこかなー、と探していると、エメラルド色の瞳をしたかわいいメス猫がこちらを見つめているのに気がついた。 「お散歩しませんこと?」 彼女は甘い声で君に囁く。思わずフラフラ・・・っとついていったら、針山つきの落とし穴に落ちて串刺しになってしまった。
おしまい
<嫌だ、こんな終わり方は認めないぞ。2回目に挑戦しよう>
神様に姿を変えられた僕は、お母さんから食事をもらうのを諦めて、飼い猫のニャン太に相談してみることにした。 ところが、ニャン太。むしゃむしゃ、ご飯を食べているだけで、君のことをまるで無視。こいつ、結構嫌な奴だったんだな。 辛抱強くニャン太の機嫌を伺っていると、ニャン太も気分よく残飯あさりが出来るお店を紹介してくれた。おかけでお腹は満たされたけど、飼い主のプライドはズタズタだよ。トホホ。 「おりこうそうで、かわいい猫ねぇ。家で飼っちゃおうかな」 商店街で僕は、保健室のマユミ先生に拾われた。 前から憧れていた美人のマユミ先生に拾われて天にも上る心地だ。このまま、猫として一生過ごすのもいいかなぁ。どうしようかなぁ。 君は辛かった人間時代を思い出して、どうしていいかわからなくなる。
サイコロを振って運試し。
「一生、猫でいいや!」 君は猫として幸せな余生をおくることになった。
おしまい
(猫にも誘惑は多いものだニャー、と思いながら) 続く
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