冒険記録日誌
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| 2004年06月07日(月) |
つゆ時洗濯タイム(奥谷道草/白夜書房) |
パズル雑誌クロスワードランドの2004年7月号に載っているはみ出しゲームです。 今月は、電車も止まるほどの大雨の中、洗濯物を乾かしにコインランドリーを探して迷路みたいな町を彷徨う話しで、牛丼探しや焼き芋屋探しのように、はみ出しゲームとしてはオーソドックスな内容ですな。
そう思ってプレイしたら甘かった。今回は地図作成なしでは、全然クリアできそうにない。 途中からマッピングをはじめて、この迷路の町は大雨の為に視界が悪く、進行方向によっては脇道を見逃して突き当りまで行ってしまう罠があることが判明。 やはり奥谷氏。油断させておいて、意地が悪い仕掛けを作るなぁ。おかげで距離感がつかめないから、キレイに地図が作成できない。地図を書くというより、パラグラフ番号のつながりを書いたフローチャートを作る気分でメモをとっていく。集中しないと頭がグチャグチャになりそうだ。
最後はヘロヘロな気分で、目指すコインランドリーに到着。 洗濯物を突っ込んでホッとひと息をついた。
他にもバグとか、同じ内容のパラグラフが二つあるとか発見したけど、今確認したらMANATさんのサイトに既に全部書いてあったので報告は省略。 あと個人的に気にいった小技は、パラグラフ69番。 ここは迷路の北端で、北は水位が上がった川があって進めないのだが、普通なら「北へは通れない」と書けばすむところを、
「北へ進む→橋が壊れ、なんとか手すりにつかまって助かるが、洗濯カゴが川に流れてしまいEND」
という、わざとすっ呆けた選択誌をつけているのだ。思わずニヤニヤ笑ってしまった。 はみ出しゲームの最大の魅力は、実はこんなユーモア部分にあったりするかもしれない。
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