冒険記録日誌
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| 2003年12月09日(火) |
雪投げ大合戦(奥谷道草/白夜書房) |
いつのまにか今月の冒険記録日誌は、奥谷道草特集のようになっていますが、今日もまたクロスワードランドに掲載されたはみ出しゲームの紹介です。 雪投げ大合戦は、2001年4月号に掲載されたちょっと昔の作品。赤帽、白帽をかぶった2チームに分かれて、広い原っぱで雪合戦大会をするという設定なのです。 主人公は白帽チームの一人なので、赤帽チームの大将に雪玉をぶつけたら勝ち。逆に雪玉を3回ぶつけられたらゲームオーバー。原っぱに点在する雪の小山に隠れたり、林の中を抜けたりしながら相手の陣地を目指すのですが、危険と警告された方角に進むと、ほぼ間違いなく雪玉が当たります。参加者はみんないい歳をした大人達で、雪合戦といえども、まるで戦場にいるかのようにピリピリした雰囲気です。 そして今回の最大の面白さは、簡単ながらも戦闘システムが存在すること。緊張感がアップしますね。 (どんな戦闘システムというと障害物のカゲに潜んでいる赤帽の敵に出会ったら、戦う前に適当な数字を頭に思い浮かべて、次のページに進む。そして次のページに表示された番号に当てはまなければ、相手に雪玉をぶつけることができるというもの。番号が一致していたら相打ちで、相手の雪玉が一発当たってしまいます) 他にも敵の大将の戦いの癖を発見したり、隠し通路を探したり、白帽チームの仲間に疑われて質問されたりと、イベントが多くて飽きさせません。40パラグラフの中によくもこれだけの要素を詰め込めたものです。 大将との戦いもワクワク。なんだか童心にかえって、本物の雪合戦をしたくなるような楽しさでした。 でも、私の地元では近年は雪が降らないのだよな〜。
<今回のバク報告コーナー♪> ちゃんとマッピングしながらプレイしなかったせいか、「雪投げ大合戦」ではバグを発見できませんでした。 残念だ、悔しいぞ。(?)
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