冒険記録日誌
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| 2003年12月05日(金) |
酔っぱらってゴー!(奥谷道草/白夜書房) その3 |
迎い酒なんて言い訳・・・・・・ってなことで、さらに酒を飲んだ私は意識不明となり、気がついたらスタート地点に立っていました。ふり出しに戻った私は再び家を目指して歩き始めます。 ふらふらふらふら 「だめだよー、ここは工事中だよー。出口はあっちを真っ直ぐに進むのだよ」 ───それが出来ればいいんだけどね。 ふらふらふらふら 「お客さん、占ってしんぜよう。キエエエエ!お客さん、ズバリあなたは酔っていますよ」 ───知ってるよ。 ふらふらふらふら それにしても夜でもいろんな人が起きているもんだ。 調べていない道はあと一箇所。地図をジグザグにたどっていくと───飲屋街の入り口にあるアーチ型の看板が、見えてきました。ゴールです。 看板のそばでたむろしていた、酔っ払った学生の集団が少々やっかいだったものの、それも無事通り抜けることができました。 飲屋街の外はタクシーの乗り場。こうして私はタクシーに乗って帰宅することに成功したのでした。
完
*おまけ* 「酔っぱらってゴー!」は一言でいって、直進できない迷路ゲームという、割と単純な内容なのですけど、主人公が酔っ払いという設定だけで一気に面白い雰囲気になっていました。この作品に限った話ではないのですが、こういう身近なネタをゲームブックにできる、奥谷氏の想像力はスゴイですね。 最後に、はみ出しゲームには定番の、バグ報告をしておきます。(こっちはスゴクない) ・25ページの「西へ進む」は「南へ進む」が正しい。 ・栄養ドリンクを飲んだ時に「北へ進む」を選ぶと、「ウォー!と北へ真っ直ぐ走る」はずなのに、なぜか北北東あたりの場所に移動してしまう。(一度右折したのだろうか)
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