冒険記録日誌
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| 2003年06月29日(日) |
ロストワールドからの脱出(山本弘/社会思想社) その3 |
調査を続けるとこの太古の世界に不似合いな小型飛行機を発見。 飛行機は痛みが激しく相当昔に墜落したもののようだ。 コクピットにまわるとパイロットの人骨を2体発見。引き続く調査のすえ、彼らは探検家の夫婦だったらしいことが判明した。両親と幼い女の子の3人で写っている写真を見つけ、なんとも物悲しい気持ちになる。 と、そのとき。 いきなりあらわれた十四・五歳くらいの女の子に驚く。 ターザンのような毛皮をして身のこなしは軽く、そのくせ顔は現在人のようだ。 もしかしてあの、写真の娘か? 女の子はこちらを警戒するそぶりを見せた後、逃げていく。 待って、待ってくれ!
<中略>
時間は経過したが苦労の末に、女の子の警戒を解くことができた。 恐竜や猿人に襲われたりといろいろあったが、女の子と協力のすえ、最後には謎の古代文明が生み出した飛行艇で巨大高地を脱出することに成功した。 めでたし、めでたし・・・・・・じゃない。 恐竜が住んでいたという証拠を何一つ持ち帰らなかった私の報告は、学会からまるで信用されず、さりとて再びあの巨大高地に向かう資金もなく、探検家として笑いものになったのだ。おまけにあの女の子は現代の生活に馴染めず毎日寂しそうにしている。 生きて帰れこそしたものの、今回の冒険は失敗だったようだ・・・・・・。
完
******************************************* というわけで、まだこのゲームブックはクリアしておりません。 食料にしていた恐竜の肉は証拠にならないのかなぁ。 きっと主人公が必死に訴えても、ト学会あたりのネタ話しにされるのでしょうね。 これはつらいだろうなぁ。(笑)
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