冒険記録日誌
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| 2003年06月28日(土) |
ロストワールドからの脱出(山本弘/社会思想社) その2 |
「ああ〜〜アァァァァァァァ!墜落するぅぅぅ」
というわけで、冒険が始まったとたんにピンチが訪れます。 目的地の巨大高地の上空で、突然ヘリコプターが故障してしまったのです。 一瞬失った気を取り戻したときは、地面に叩きつけられたヘリの中。幸いにも軽傷ですんだよう。 しかししかし、ヘリは今にも爆発炎上しそうな様子。おまけにパイロットはぐったりしています。 パイロットを助けるか?取れるだけの装備品を持ち出すか? うわぁ。いきなり厳しい選択肢からゲームが始まるなぁ。 そう思いながらも一瞬の躊躇の後、パイロットの体をヘリから引きずり出ました。 その直後に、ヘリは爆発!危機一髪です。
だけど、かわいそうにパイロットはすでに死んでいました。 パイロットが装備していた拳銃を手にとって、これからどうするか考えます。 断崖絶壁のうえに位置する巨大高地から、ヘリなしで脱出ができるのでしょうか。 しかも、この巨大高地にはなんと!太古の昔に滅んだはずの恐竜達がウヨウヨいたのです。 しばらくあてもなく、あたりを探索する。時々、恐竜が襲ってくるが拳銃で大ダメージを与えられるのでそう怖くはない。もっとも弾丸がつきると、恐竜を相手にナイフを使って(通常の戦闘ルールで)戦うはめになるので油断は禁物だったりします。 登場する恐竜によっては、倒した後に肉を切り取って食料にできる。残り食料を気にしながら一晩、二晩と野宿するのはまさにサバイバル。 うーむ。コテコテな古典的SFのような設定のゲームブックだけど、この食うか食われるかの感覚は新鮮な面白さがあるぞ。
続く
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