冒険記録日誌
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2003年04月22日(火) 輝け!ゲームブック魔法使いコンテスト 「T&Tソロシナリオシリーズ」

たけたろう「エントリーナンバー17番。T&Tソロシナリオシリーズで、職業が魔法使いの主人公さん」
山口プリン「T&Tかぁ。元々バランスの悪いTRPGを、そのままゲームブックに移植しちゃったシリーズですな。ゲームブックの方は更にとんでもない内容で、もうため息しかでないような内容です」
たけたろう「しょっぱなから、厳しいコメントですね。採点にいってみましょうか」

名声点:★★★
芸術点:★
呪文数:★★★★(レベルによる)
戦闘力:★★★★
便利度:★★★★★

たけたろう「それなりに点数は取りましたね」
山口プリン「腐ってもTRPGの魔法をそのまま使ったシリーズですから、それなりに呪文の数とバリエーションは豊富です。レベルによって力も違いますが、強力な攻撃呪文の“これでもくらえ!”なんかは最初から使用できますし、少なくとも弱くはないと思いますよ」
たけたろう「ふむふむ。ただ、芸術点は最低ですが」
山口プリン「そりゃもう、このゲームブックの主人公ときたら、家の呼び鈴を鳴らしただけでドラゴンに襲われたり、嵐の中立っているとカミナリに打たれたり、得体の知れないものを拾い食いして死んだり、唐突に魔法の実験中をしてる魔女の大鍋に落ちたり、依頼を断るとゲームマスターから罰として全身を真っ赤に染められたりと、ろくな目にあわないですから。もう“トムとジェリー”のようなギャクとして見るしかないって感じです」
たけたろう「そんなもんですか」
山口プリン「どうもコミカル重視というか、この手の路線が私は苦手でして。ついでに言うと私は同じ理由で、あの人気ゲームブックシリーズもあまり愛着がなかったですね。ほらあのピッ・・・」
たけたろう「うおぉう!!そんな大半のゲームブッカーを敵にまわすような発言は止めて下さいよ!」
山口プリン「いや、あちらは嫌いというわけではないですよ(汗)」


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