冒険記録日誌
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2002年08月13日(火) 名も知れぬゲームブック

1990年前のゲームブックブームには、実にいろんなゲームブックが出てきました。
流行とは恐いもので、この前読んだ“アイドル歌手MOMOKOの冒険”みたいに、必要も無くゲームブックの形態をとった作品なんかも当時は少なからずありました。
雑誌の世界でも例外ではありません。ウォーロックに限らず、一般の雑誌でもゲームブックを載せている事はそう珍しくなかったです。
当時小学生だった私の印象に残っている作品は以下のとおり。

1.コロコロコミックに、特別付録と題したゲームブックの漫画。
福引きかなにかでラジコンが当たった少年が主人公。
ラジコン屋の親父にいろいろ教えてもらいながら、最終的にラジコンレースの優勝を目指す内容。
まずい選択をしてレースから脱落したりと、何度も挑戦しているうちにラジコンの豆知識がわかる優れもの。
しかし初めは、ゲームブックのしくみが良く分からず、普通にページ順に読んでしまい、意味がわからん漫画だと思った記憶がある。
同じ意見が多かったせいか、この企画はこのときだけだった。

2.「学研のおばちゃん」で有名な学研の雑誌にも、一項目毎にイラストと文章がついたゲームブックがありました。パラグラフ30前後。
ストーリーなどは忘れましたが、ファンタジーが舞台でつねに片方が即デットエンドの2択制。すごくシンプルです。

3.その学研の別冊付録で、ファミコン特集をしていた冊子。
その中にパラグラフ40くらいのミニゲームブックがありました。
騎士となって、王国を脅かすドラゴンを退治するという話しだった気がする。
けっこう理不尽な展開も多かったがそれが不思議な冒険に思えて、当時は割と気に入っていた。

4.これも学研と思うが、雑誌のページを切り取って四つ切りにしてホッチキスで止めて、小さなゲームブックを作った記憶がある。
タイムトラベルができる少年が主人公で、歴史を改ざんしようとする時間犯を捕まえるという冒険。
一回の選択ミスで、バットエンド確定になる内容だが、手軽に楽しめたとは思う。

こうやって見ると、つくづく当時のゲームブックは世の中に浸透していたのだなーと思いますね。


山口プリン |HomePage

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