冒険記録日誌
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2002年05月21日(火) レッツ ゴースト探偵団(双葉文庫) その3

 桃子の身が気がかりな航は、地獄行きに臆する様子もない。
 そりゃ私も桃子の事心配だけど、そんな航を見てちょっぴり複雑。
 へんな気持ちなの。
 こんな文章を書いている私もだけど。(山口プリンの感想)
 ううん。こんな事考えてないで地獄に向かいましょう。

 意外にも地獄の門番や住民はとっても愛想がいいの。
 おかげで地獄に向かった私たちは、こわいくらいすんなり桃子に会えたわ。
 でも、霊界に戻ろうとすると地獄住まいの人達の態度が豹変。
「お前ら、地獄からは出られないのだ。絶対逃がさんぞ!」
 キャァァァ。怖いよー。皆が追いかけてくるよー。
「ヤーッ!エィッ!!」
 桃子が追いすがる敵を吹き飛ばす。トドメに航のパンチ!
 さすが桃子。合気道の達人なだけはあるわね。
 すっかり私は守られっぱなし。桃子がまたヤァァ!!と敵を倒す。航は軽傷を負っていた。
「大丈夫。佐久間(航)くん?」
「ああ、五十嵐(桃子)は気にするなって」
 ううっ。両端に二人がいるのに私だけ疎外感を感じるぅ。
 それにしても、「ヤーッ!エィッ!!」のセリフだけで戦闘シーンが終わるなんて、女の子が気合のない演技をしながら暴漢を倒してる昔のアイドルドラマ並みの手抜きだわ。(山口プリンの感想)

 それからは集めておいたアイテムを使って、地獄の門番の前を無事通過。
何とか霊界へ、そして霊界から現世へ戻ってこれた。
 さぁ、お話も本筋に戻ったし、今度は私の活躍する番よ。

続く


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