冒険記録日誌
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| 2002年05月11日(土) |
光神話パルテナの鏡 神殿の悪魔を倒せ(双葉文庫) その2 |
主人公は普通の中学ニ年生、鏡光夫。 勉強は駄目だし、運動オンチだといじけています。 古本屋で「パルテナの鏡」を見つけた僕。 本に書いてあるとおりに午前0時に鏡を立て掛けると、意識がスゥーーーーと遠くなってフィクション世界と言う場所に飛び込んでしまいました。 茫然とする僕に、いきなり老人があらわれます。 老人は悪魔メデューサを倒して女神パルテナを救ってくれと一方的に言うと、弓矢を僕に渡して消えてしまいます。 とぼとぼとぼとぼとぼと歩いていると神話の神々が僕の前に現れてきました。 女の子にナンパしているゼウス。 浮気調査中のヘラ。 「なーるほど。ザ、神話!」とか言いながらクイズをだすヘルメス。 酒の神バッカスの為にロックを歌ったら彼は一緒に踊ってくれました。 神々はなかなか陽気で楽しいひとときをすごしながら旅を続けます。 でも、僕は何を目指しているのでしょうか。いささか不安になってきます。
そうこうするうち、唐突に兵士があらわれました。 地獄につれていってくれるそうです。僕は地獄なんか嫌いだけど他にあてがないので素直についていきます。 地獄はこわいこわいところです。 コビル君という肥満悪魔が襲ってきます。応戦しようとすると彼はころんで起き上がれなくなりました。 死神の誘いにも、新しいファミコンのカセットの誘惑の罠にも騙されることなく、無事僕は地獄を脱出します。と言うか、地獄に何の為に行ったのでしょう。 地上をでてしばらく行くと、ゼウスが待っていました。勇者の資格があるか審査する関門らしいです。ガードクリスタルとやらがいるそうでしたが、もってないので浮気をヘラにばらすよ。と言って通してもらいます。 さてその先には次の世界に行く扉が3つありました。ヒントはないとゼウスも言っていたので適当に選んでみます。 すると「間違いじゃ」と最初に登場した老人の声が聞こえました。
気が付くとアイテムと能力値を減らして最初のあたりからやり直しです。 助けて下さい。まるで無限地獄です。
ここまで来るまでの各ゲームオーバー。 1回目.能力値が足りず戦闘で死亡。 2回目.アイテムが足りずに戦闘で死亡。 3回目.地獄で鏡への道を選んで進み続けると、現実の世界に強制送還。 4回目.君はいい男かチェックに全問そうだと答えると、ヘレーネに気に入られて月にさらわれた。 5回目.ヘルメスのクイズに答えて選んだ景品の箱を開けて、そこから出た箱を開けて、そこから出た箱を開けて、そこから出た箱を開けて、そこから出た箱を開けて・・・永遠に開けつづける事になる。
続く
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