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みんみん



 大牧温泉

行ってきました。
船でしか行かれないのかと思っていたら陸路もありました(もりママ情報のとおり)。もっともこの道路は許可車のみ通行可能ということで、一般の観光客は船に揺られて向かいます。
たぶん三半規管が強くない私ですが、川を走る船は大丈夫だということがわかりました。海は揺れますから。
行きは小牧発15:50の最終便(!)に乗り、帰りは大牧発9:40の1便に乗りました。小牧〜大牧間の所要時間は30分です。

●たてもの
温泉は何年か前にリニューアルしたらしく、普通にこぎれいな旅館になっています。古い時代の痕跡がほぼ残っていないのがりー氏には不満な模様。唯一、大牧の船着き場だけは往時の面影を残しているようで、そちらをもっぱら探検していました。

●おんせん
お湯はほんのり硫黄臭がしました。硫黄泉(ではないのですが。好きずきのある泉質ですね)好きの私には、気分の高まるいいお湯です。男女とも館内・露天の風呂があります。

●おりょうり
事前情報によると期待しない方がいいということだったのですが、まあいわゆる旅館のごはんです。今日は宴会場に団体さんが入っていたからか、部屋食ではなくて囲炉裏のあるお座敷で、部屋ごとに囲炉裏を囲んで食べました。
りー氏には夕食のボリュームがちょっと足りなかった模様。もう一品、揚げ物あたり欲しかったようです。中に海老が入った長いもの蒸し物が美味しかったです。
朝食では囲炉裏にあじの開きを載せて焼きました。これは楽しい趣向ですね。7時20分くらいに仲居さんが起こしにくるのが旅館ならではですな。まあ実際することがないので早寝になるわけです。

●おみやげ
週末は予約で一杯だったので、りー氏には1日会社を休んでもらいました。会社の皆さんに何かお土産を、と思うのですが、気の利いた品はほぼ期待できません。りー氏は「あんたならどれが食べたいか」と言われたものの、どう見ても富山じゃない場所で作られているらしいお菓子を持たせるのも少し残念です。「土産」と書くからには。
結局、宿でお茶請けに出されているというおせんべい(小矢部のお菓子屋さんが作っている模様。もっとも私たちの部屋にあったのは別の名入りせんべいでした)を、いちばん地元っぽい感じがしたので1箱買い求めました。

船は関西電力が運行しています。先日りー氏は黒部湖で、甥のためにトロリーバスのおもちゃを買ってきてくれたのですが、同じシリーズで私たちが乗った船のおもちゃがあります。それをおみやげに買いました。また明日会う予定の友人に、地元庄川名産の柚子を使った柚子味噌のびんづめを。


基本的に船でしか行かれないので、秘湯であることは間違いないですが、いまやバスツアーの団体さんもあたりまえのように入っているようです。お忍び旅の行き先としてはもはや人目に付きすぎる場所かも。

2004年06月19日(土)
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