酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
DiaryINDEXpastwill


2005年02月25日(金) 『東京タワー』 江國香織

 透(21歳)は母の友人の詩史(41歳)と密やかな恋に落ちていた。詩史には仕事も家庭もあったので、透はいつも詩史の連絡を待っていた。透の友人・耕二(21歳)は要領のいいプレイ・ボーイ。彼女がいながら主婦の喜美子(35歳)と逢瀬を繰り返していた。ふたりの青年とふたりの大人の女、ふたつの恋の行く末は・・・

 友人が映画を観て「うっとり」していたけど、詩史が透の母親に水をぶっかけられたところで我に帰ったと聞いていました。どうも原作にはそのシーンはなく、しかもエンディングも全く違うようですね。私は映画を観ていないけれど、聞いた限りでは原作の方が好きだなぁ。友人曰く映画のハッピーエンド(?)は<おばちゃんのおとぎ話>だそうで言いえて妙かも(苦笑)。
 基本的に恋愛モノは読まない。観ない。なぜなら恋愛は自分でやるものだからvなんちゃって。あまりラブストーリーに感動する性質ではないのでしょう。でも、江國香織さんの描く恋愛モノはキライじゃない。すっと心に沁みこんで来るから不思議。
 透より耕二の方が好きで、タイプで言うと私は喜美子だろうな。喜美子のぎらぎらした感じが暑苦しくてとっても同族嫌悪だったわ(苦笑)v

「でも時間はつくるよ。必要なものには時間をつくる」

『東京タワー』 2001.12.7. 江國香織 マガジンハウス



酔子へろり |酔陽亭酔客BAR
enpitu